日 記

(2015年4月)


<今野順夫の部屋>

◇ 29日(水)は、昔の天皇記念日。現在は、昭和の日かな。休日である。そろそろ連休に入った人も多いかな。
 東北新幹線は、郡山駅構内の架線事故で停電。東北新幹線全線がストップ。大きな混乱。確実な鉄道も、こういうことがあると大変。
 30日(木)。ユーコープ(静岡)の方々が被災地視察で福島入り。いわきまでバスでくるので、常務と二人いわき市まで出る。
 いわき市で組合員理事と担当職員と会い、ユーコープのバスと合流。朝4時起き、7時台には出発したのでしょうか。18人バスで直行してきました。まずは、富岡へ向けて、進行。二枚橋から第二原発を見る。富岡の駅、夜の森の桜並木(葉桜ですが)を視察し、ホテルへ。ホテルでは常務理事から、パワーポイントを使用して、詳し被災の状況と復興のへの取組の説明。夕食後には、それぞれが自己紹介をしながら、交流と感想を述べ合いました。
 温泉に入り、二次会の部屋でも交流。福島をわがことのごとく、心配してくれる全国の仲間の存在は嬉しい。
 慌ただしいなかで、4月は過ぎた。(4/30)<28208>


◇ 今日もいい天気。真夏日、30度超え。
 コープふくしまで計画している「コープ・カレッジ」の相談打ち合わせ。当面の課題だけでなく、基盤になる学習をしようということか。「コープみらい」の取組みに刺激を受けての取組みだが、最初から、あまり大きなことを考えないで、堅実にやりながら、発展の方向を探ってはいかがかと思う。
 福島県は、高等教育機関が少ないので、公開講座で努力してみたが、むずかしい。ドイツ・ミュンヘンに滞在したときに、フォルクス・シューレがあり、何か市民の多くを巻き込む大学習運動のようで、羨ましかった。慎ましやかに生活している外国人などは、その語学研修を受けていた。福島も、各大学・短大での講座はあるが、どうもバラバラ。もう少し行政が音頭を取って、まとめるべきとは思うのだが。コープ・カレッジも、組合員はもとより、市民の学習運動の推進力になればいいが。
 冬タイヤを夏タイヤに替えた。もう、まさか雪が降ることもあるまい。(4/28)<28178>


◇ 月曜日の今日は、仙台での会議。東北北海道の人事委員会委員長と事務局長の会議。事務局長と主幹と3人で出かける。駅前の駐車場、運よく空いていたのですが、軽自動車用。まあ、いいかと思って入ろうとしたら、親切なお兄さんが来て、軽自動車ように入れると車止めで、車に傷がつくかもというので、有難うと他の駐車場に。本当かどうか分からないが、若者の忠告は素直に聞いた。
 宮城県庁での会議、30分ほど余裕があったので主幹と最上階へ。景色はいい。それとともに、震災と復興などの展示場があり、こうした企画はいいなと思う。主幹も初めてらしいが、他の県庁の様子を貪欲に学ぶ必要があるのかも。
 会議は、総務省担当官の講演、制度解説の後、議事に入る。形式的なことが多いが、その後2つのテーマで各県の状況紹介。積極的に、議論のテーマを出すところは、そのテーマについての取組みも進んでいる。やはり、積極的な改革の姿勢が、積極的な提起になるのだろうか。自らの受動的・消極性に反省させられる。
 時間調整で仙台駅でお茶を飲んで、5時45分ごろ福島着。6時からの世界防災会議の事務局反省会(慰労会)に、急ぐ。いろいろ県内の動向について勉強になった。帰り、コープの常務から電話が入っていたことに気がつく。何か急用かと思い電話をしたが、今夕の常任役員会に来なかったので、何かあったのかと心配しての電話。朝、今日は出席できないとのメールを出そうと思っていて、失念。何かあったといえば、「認知症の前兆か」。みんなに心配かけてすまない、と同時有難い。反省!テレビは、認知症の番組。う〜ん!?(4/27)<28167>


◇ 土日が過ぎた。
 土曜日(25日)は、松川賞の運営委員会を行い、応募を促すことの相談。なかなか周知していないし、まだ準備不足かな。
 前夜の取引先の社長との話合いから、急遽、元大関の把瑠都関夫妻が、午後、コープの店を訪問してくれることになった。寂しい歓迎ではまずいと思い、私も参加。急遽集まった組合員さん家族も、偶然、来ていた方々も、大満足。短時間の話し合いも行い、またサイン会、記念撮影。みんなの顔も笑顔がいっぱい。中年のお母さんが、現役の髷はどうしたかという問い。率直な答えに爆笑。元大関の人柄がでていたようだ。
 今日は、上天気。家に閉じこもっているのも気が滅入るので、3時頃、15分ほどのあづま球場へ。BCリーグに参加した福島ホープスのホーム試合。残念ながら敗れたが、天気もいいし、清々しい感じ。外の風に吹かれて、気持ちよかった。(4/26)<28153>


◇ 木曜日は、90回目のふくしま復興支援フォーラム。ジャーナリストの中村さんから、双葉郡の学校の「ふるさと創造学」・避難校で広がる総合学習について聞く。こまめに収集した状況には頭が下がる。
 今日の金曜日、予定は4時半からのコープの取引業者の代表との会合。7月の全体会の呼びかけ人会であるが、こうした協力的な取引業者があって生協は成り立つ。あまりの天気の良さに、今朝の地元紙に載っていた「喜多方のしだれ桜」を見たくなった。10時半ごろ車に乗り、13号線・栗子峠を越えて米沢へ。米沢から大峠を越して喜多方へ。ほぼ2時間の行程。しばらくしだれ桜の道を散策。家族連れ・夫婦連れが多い。会合が心配になり、また引き返す。余裕がある帰宅だが、4時半の会合の10分前には勢ぞろい、やっぱり一番最後。でも桜見物で、会合が遅れたということでなくて良かった。そこの話で、あす大相撲を辞めた元大関把瑠都が福島に来る用事があり、その際、コープマートに寄ることになった。
 3月の沖縄訪問の際にお世話になったKさんから、航空便で黒糖と黒糖のかりん糖が届いた。サトウキビの会で作った貴重なもの。5月の中旬に、福島を訪ねてくれる。(4/24)<28138>


◇ あっという間に4日が過ぎてしまった。
 日曜日(19日)は、ショートスティからの義母の退所日。予定では2週間前だったが、施設でインフルエンザが流行し退所延期になってしまった。元気に退所できたので、まずはよし。
 月曜日(20日)。午後、コープで事務作業。年金者組合の方が逢いに来る。コープの常任役員会。帰宅後、退職者の会事務局より、名誉教授の真鍋先生の訃報が入り、退職者の会のホームページに告別式などのお知らせ。74歳のご逝去。いろいろお世話になりました。ご冥福をお祈りしています。
 火曜日(21日)。介護認定の調査や、往診があるので、車庫をあける。大学に出かけ、借用したパソコンを返却しながら、懇談。組合事務所に立ち寄り、退職者の会をお世話していただく新しい組合の書記さんに挨拶。松川運動記念会に立ち寄り、松川賞の応募・宣伝状況を聞く。5月末締切りだが、多くの方々の応募があるといいのですが、宣伝不足。
 午後3時半から、県の委員会。事務局体制もほとんど一新。新しい体制の初めての会議。夕方、委員会に同席している事務局の新メンバーの歓迎会。終了後、いつものように委員のみで喫茶店で話し込む。
 今日(水曜日)。会津若松での非常勤。1時間ほど早く出て、始まる前に鶴ヶ城の桜を見物。天気もいいのか、観光客で一杯。青空に映えて城も桜もいい。いつものSAからみる磐梯山も美しい。景色に圧倒されて、肝心の講義の方は、少々不調。帰途、睡魔に襲われ、PA五百川でしばし仮眠。少々疲れかな。まずは、十分な睡眠を。(4/22)<28111>


◇ 土曜日になった。
 木曜日(16日)の午前9時からパルセ飯坂で、JA新ふくしまの定期総代会に、コープふくしまとして参加。昨年に続いて2回目だが、菅野組合長が冒頭の挨拶の中で、コープふくしまとの協働の拡大について話してくれたのは励まされる。帰りに、乙和神社の桜と花桃をみて帰る。午後、組合員理事たちと、コープカレッジについて相談。少しまとまった勉強会をやろうということになった。夕方は、コープ顧問会議。八島前理事長や活躍した理事さん達との懇談・懇親。経営状況が良好なので、話題は明るい。
 金曜日(17日)は、正午から監事会に参加、午後の定例理事会。挨拶で、福井地裁の高浜原発3,4号機の差止め決定について話す。仮処分なので、決定は直ちに効力を持つ。原子力規制委員会の審査の合格の後だけに、新規制基準についての評価が入る。かなり圧力が強まって、今後、維持し続けるには、相当な市民的運動のバックがないと大変。再稼働に反対するハガキ運動が展開されるが、福島からの声を高めなければなるまい。
 今日(土曜日)は、仙台での社会法研究会。ある大学のアカハラで懲戒を受けた教員の訴えに対する判決だが、あまり理論的な詰めた報告ができず、不満足。もう一つの研究報告は、会社分割の報告だったが、静かな早口の報告なので、あまり聞きとれなかった。聴力が低下しているせいだが、とびとび聞こえても、何が報告されているかの予習がないと補えない。弱化した五感は、他で補うということが言われるが、やはり、人一倍の予習勉強が必要なのだろう。天気が良かったので、バスに乗らないで駅に向かって歩き始めたが、結局、川内から駅まで歩いてしまった。今回は、恩師も所用でおらず、昔からの仲間たちもおらず、寂しかった。
 仙台駅の売店で、女川の特産品(ほや生ジャーキー、さきほや、ほやせんべい、ほや煮)を購入して帰る。夕食の時に、ビールのおつまみとして食べる。美味。(4/18)<28067>


◇ 火曜日(14日)は、4週間に1回の通院。体調もいいとはいえないので、要注意の検査結果が出るかなと心配していましたが、ほとんど前月並み。「低値安定」か、それほど悪くなってはいないが、標準に戻ったわけはないので、意識的な運動不足解消をしなければならないと思っている。
 帰途、国際交流協会に先日の会議の議事録署名に寄り、今後のことで懇談。
 今日は、会津での非常勤2コマ。準備がうまくいっていなく、渡すべき資料を忘れたり、何か調子がよくない。終了後、2時半過ぎに、県の委員会でお世話になっている方のお店に立ち寄らせていただいた。ご主人とも話ができた。とても誠実な方で、私と同年生まれなので、親近感が増す。自らの力で商売をしている責任感と実力を感じる。委員の方の安定した判断は、こうした安定した家庭がバックにあるのかと納得。今朝、委員全員で、昇進された方の激励に行こうとの話から、こういうことになったが、激励の相手の都合が悪く、実現しない。
 会津若松からの帰り、ところどころ豪雨にも逢い、気をつかったが、眠気との戦いが大変。
 東北楽天は調子がいい。昨日も西武に勝ち、今日も、後藤がツーランホーランで2対0とリードして、あるいは連勝を重ねるかと思いきや、打ちのめされて14対2。うーん、どうして負ける時は弱く感ずるのかな。当たり前なのだが・・・。(4/15)<28041>


◇ 日曜日(12日)は、あまりの天気の良さに、再度、桜を見に飯坂温泉・乙和稲荷神社まで行ってきました。娘たちも塩竃神社、船岡の一目千本桜に行っていたらしく、期せずしてバラバラですが、桜を楽しんでいたようです。帰りにコープで、ノンアルコールの缶ビール、団子などを購入。花を見てから、時間差で団子を食べていました。ノンアルコールは、外で車のために飲んでいますが、何で自宅で飲まなければならないのか、すこし変な感じ。
 月曜日の今日(13日)は、朝のコープでの朝礼。挨拶をして、浪江の仮設住宅に行ってきました。先月に約束していたのですが、コープおきなわからの支援物資を頂きながら、部屋の中での花見。カラオケまで出て、楽しみました。何度も行っていると慣れてきていますが、今の時点で何が求められているのか、考えてみる必要がありそうです。自宅にいったん戻り、夕方の常任役員会へ。帰宅後は、映画「おとうと」を見ました。映画館で見ているので筋は既に分かっていますが、改めて感動します。姉というのは有難いなと珍しく思いだしました。22歳の時に生母に別れて、母代りの姉だったのですが、思いもよらぬ津波での犠牲。映画にダブらせて思い出していました。(4/13)<28018>


◇ 肌寒い日です。水曜日・木曜日と濃密で疲れてしまったので、自宅でゆったりしていました。
 金曜日は、買い物に付き合って、飯坂の乙和稲荷神社の桜を眺めて、介護施設併設の温泉に入ってきました。帰宅すると珍しくNHKテレビでの楽天の試合。辛うじて勝利。すこし調子がついてきたかな。
 土曜日は、プレインバンク(NPO)の審議委員会。土曜日は珍しいのですが、時間がとれないため、やむを得ません。今後の手続きの策定です。帰宅後、男はつらいよと、沈まぬ太陽の後半部分。2本の映画鑑賞は、きついです。東北楽天の試合の最終盤をラジオで聞きましたが、9回裏に同点に迫ったが、結局12回で引き分け。最後の詰めが必要です。セリーグはDeNAが頑張っています。福島出身の中畑監督。応援しようかな。福島ホープスの開幕戦は、雨天でグランドコンディションが悪く、中止。福島も、野球、バスケ、サッカーとプロが出てきて、それで元気を付けたいところです。
 今日は、震災4年1ヵ月(月命日)。(4/11)<27999>


◇ 忙しい2日でした。昨日、水曜日(8日)は、会津短大での非常勤講義。今年は前期のみにしてもらいました。「公的扶助論」と「社会保障論1」。東京以北で季節外れの雪なので、雪の本場・会津はさぞかしと思ったが、幸いなことに雪はほとんどなし。久し振りの3時間しゃべり。少々、疲れました。5時からのコープふくしまの管理職会に間に合うべく、真面目に帰ってきました。8日と9日に分けて行っているので、9日に会議には参加することにしましたが、勤続30年の職員の表彰状を交付する役割なので、冒頭の表彰式にのみ参加。
 夜は、第89回のふくしま復興支援フォーラム。今回は、前宮古市長・医師の熊坂義裕さんのよりそいネットの話を伺った。先日の知事選挙の候補者だが、医師として、復興の支援者として、頭が下がる。1400万件のアクセスの分析、その大切さに皆さん感動。参加者が30名前後になり、惜しいが、長く続けていると、難しいのかな。誰しも、続けるべきとは言ってくれるが、参加者が低迷していると、事実上、「もうそろそろいいんじゃない」といわれているような気もする。100回目までの会場は確保したが、9月17日の予定だが、臨時に行うこともあるので、その前に到達するかもしれない。初めて参加しましたという人がいるから、やめ難いのだが。
 今日(9日)は、コープふくしまの「浜の母ちゃんの調理教室」に協力していただいている相馬双葉漁協を訪問。組合員理事を中心に18名。組合長さんはじめ、対応していただき、試験操業等の詳しい説明を受けた。昼食後、入港してきた試験操業の水揚げ風景。時間ぎめなので、続々と船(20トンほど)が帰ってくる。出荷制限のかかっていない魚種のみなので、他の魚種は放流して還すという。水揚げの顔も明るいが、もっと取れるのに・・という残念な顔にも見える。出荷制限のかかっていない魚種は、まだ3分の1の50種だが、その漁獲高も震災前の10%〜30%。悔しい水揚げ。
 漁業の女性部の皆さんと一緒に、4月1日にオープンしたばかりの「相馬市伝承鎮魂祈念館」を見学。地元の方々も、初めてのよう。肉親の犠牲者名を見つけ、あらためて悲しみを感ずる方、震災前に元気に浜の作業している友人の写真を見つけて、大きなため息。あらためて4年前の被災を思い出す。女性同士だからか、何か別れ難いようで。消費者と生産者との交流だが、やはり、継続的に、お互いに助け合って、励まし合って行きたいものだ。
 相馬の海風の香りの心地よさ、女川や故人を思い出しながら帰途。少し、自宅で休んで、コープふくしまの2日目の管理職会に参加。短時間だが、幹部の意欲的で、真摯な態度に、こちらの気持ちも緊張する。(4/9)<27968>


◇ 新年度も、そろそろ開始。大学では入学式のはずだが、マスメディアでは見つけることができなった。あまり大学の入学式はニュースバリューはなかったかな?ふたば未来学園など、話題を集中。孫の小学入学は、明日かな。雨など降らなければいいが。
 月曜日のコープの常任役員会に出て、火曜日は水曜日から始まる非常勤講師の講義準備。なかなか身が入らない。散髪に出かけ、中学校同級会の懇親会費の送金、そしてフォーラムの会場費の納金。6回分、後の6回分はカンパ集約後。これで100回を数える。予定で行けば9月17日。
 いわさきちひろの孫娘の松本春野さんの新聞インタビュー。共感できるものあり、フェースブックでシェア。絵本を買って読んでみよう。(4/7)<27949>


◇ 昨日・今日の土日は、特に用事なし。
 今日の日曜日、孫宅が引っ越ししたので、福島からと女川からと全員、塩竃に集合。3人の孫は、平行移動的に精神的に身体的に成長著しい。保育園の卒園式のビデオを見て、歓談。引っ越しで、学校と保育園には、遠くなったが、大変なこともあろうが、体を鍛えるつもりで頑張っていって欲しい。行動力がついてきたので、交通事故などにあわないように、細心の注意をして欲しい。通学時も、自宅にいる時も。
 昼食の「塩竃のすし」は、さすがに美味。「すし街道」があるところだから、まさに本場。
 往路の高速道、今の自宅は、1982年に秋田から転勤したときに建てた家だねなどと話す。もう33年にもなる。歳とってから新築するよりも、子どもが小さいうちに広めの自宅で思い出を作った方がいいと、少々、無理をしたが、結果的によかったか。老夫婦&義母の家にしては、少々、大きすぎるようになってきたが(荷物はともかく)、孫たちもいい思い出をつくって欲しい。
 帰宅後、ビデオを見る。NHK総合テレビの「明日へ 女川復幸祭! 熱狂ももクロ 地元“お調子者” 町の再生に挑む (語り・中村雅俊)」である。先日、女川を訪ねた3月21日の「まちびらき」(=女川駅再開)の翌日の「復幸祭」の様子だ。40歳前後のまつり実行委員を動きを中心に報道しているが、見ていると、未だに涙が出る。“お調子者”は、方言で“おだづもっこ”だが、小さい頃、よく言われた言葉。“おだづな!”。うるさい子供に言うことが多いが、大人にも、“調子に乗らないで”、地道にやれということもか。津波が来てから、「オダヅナヨ! 津波!」と、何か擬人化した言い方も。友人だと思って気を許していた海が、急に「おだって」いるように感じたのかも。住民の犠牲者数が全国一(%)だから、身内に犠牲者のいない家族は少ない。
 私も5人の身内を失ったが、亡くなった実姉のシニアファッションショー(?)の時の写真を、塩竃から貰って来た。気恥ずかしく行かなかったが、今思えば、行っていれば良かったなとも後悔。昨年の冬、女川の中学校時代の同級生の泊まりの会合、「もう最後かも」といわれて、行く努力をしたが、大雪で断念。そのせいか、6月に行うという案内。今度こそ、行くよとスケジュールに組み込む。きっと、女川の復興が話題になるだろう。楽しみである。(4/5)<27924>


◇ 特に予定はなかったので、来週のフォーラムの準備のため、個人用のパソコンを大学に借りに行く。
 プロジェクターを使用するときにつなぐパソコンだが、会場に備え付けのパソコンが無いのと、安全上、個人のパソコンの持参をお願いすることにしている。以前、大学の記念集会での講演をお願いした際、パワーポイントを使用されたが、USBだけ持参して、ホテルのパソコンを借用した。持ち運びが簡単でよかったが、ホテルのパソコンにウイルスが感染していて、結局USBにも感染してしまった。帰ってから、そのUSBを媒介にして、感染を広げてしまった。幸い、それほど大きな被害はなかったが、ヒヤッとする。今回は、持参していただくパソコンがないため、こちらで用意するが、そんなことを思い出す。
 「ふくしま復興支援フォーラム」も、94回目までは企画内容が決まったが、96回までは報告者との具体化の作業に入っている。8月上旬には、福島で開かれる学術会議第1部(人文社会系)主催の公開シンポジウムの基調講演依頼が入った。肩書きが、ふくしま復興支援フォーラム代表ということだが、何か過大評価されている気もする。できることしかできないが(?)、被災地の研究者として、できることをするしかあるまい。
 夕食前、飯坂温泉で入浴。今週は3回目かな。だんだん「内風呂」になってきたかな?(4/3)<27904>


◇ 今日は、仙台市で開かれた「日本生協連・コープ共済連 2015年 北海道・東北地区 総会議案検討会議」に出席してきました。6月に開かれる日本生協連とコープ共済連の総会の各地区の代議員の事前検討会です。北海道と東北の、各生協単協の代議員が集まりました。私は、代議員ではありませんが、全国的な方針の理解のために、研修として参加しました。
 方針案の説明の後の討議では、各単協からの質問意見が活発に出されました。特に、女性(理事)の発言が半分以上でしょうか。特に組合員活動のレベルで、平和問題、消費税問題等に集中したようです。コープふくしまの地域の組合員集会で、10回ほど(?)、憲法の勉強会に出かけましたが、特に各地の活動に取り上げられるほどでもないレベルでした。憲法問題の学習を行おうという方針は提示され、議案書資料にも県連レベルの大きな集会が多いのですが、私としては草の根レベルの学習が大切だ思っています。
 平和の問題の政治性から、慎重な対応をしています。多くの組合員を結集していくために、学習会も含め一つ一つ具体的な行動の積み重ねが重要と思っています。いろいろと勉強になった検討会でした。(4/2)<27885>


◇ 4月になりました。2015年度の開始です。年の始めは1月ですが、公的機関や学校は、4月から始まります。自然、気持ちも新しくなります。
 しかし、天候の方は、昨日までの初夏のような晴天とは打って変わって、急に氷雨になりました。
 コープふくしまに4月から勤める新入職員6人の「入所式」(去年まで「入協式」と呼んでいました。生協に入るからだということです。しかし馴染み薄いことば。さりとて「入社式」ともいえない。そこで「入所式」になったようですが、定着するかどうか?)。理事長としての挨拶をしなければならないのですが、大卒3名+高卒3名ですので、どう話すか悩みましたが、私としては、生協で働くことの意義を伝えることができればと、原稿を用意していきました。(最近、物忘れがひどいので。)どんな感想か聞いてはいませんが、その後の各人の自己紹介は、大変明るく、期待が持てました。役員の紹介をして、かつ辞令を交付して、終了しました。どこの会社でも入社式がなされており、テレビで報道されています。フェースブックにアップしましたが、同じくアップされたみやぎ生協は59人の入協とか。スケールが違いますが、一人一人を大事して、将来、コープの中心になってもらいたいと期待しています。
 午後は、高校野球の決勝戦を観戦。最後まで、どちらが勝つか予測ができませんでした。やはり、決勝に行くくらいの実力ある高校は、崩れを、すぐに建て直すところがすごいと思います。企業における職員の役割を、各持ち場を明確にして確実に守る「野球型」と、自由に流動的に役割を見出す「サッカー型」がある様ですが、それぞれ、その良さがあるので、どちらともいえないのかもしれません。挨拶では、言えませんでしたが。
 4月は、二番目の孫娘の小学1年生への入学。2人は小学生、1人は保育園になります。元気に、楽しい生活に満ち溢れることを願っています。近々、お祝に行って来ることにしましょう。(4/1)<27870>



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