日 記(備忘録)

(2016年4月)


<今野順夫の部屋>

◇ 4月も今日で終わる。
 昨日の金曜日は、「昭和の日」で休日。昭和の時代では、(昭和)天皇誕生日であった。昭和時代の終わりは、1989年。読みかけの柄谷行人著『憲法の無意識』(岩波新書)には、この年が昭和の終わりだけでなく、ソ連圏の崩壊の始まり、戦後「米ソ冷戦体制」の終わりであったと。いまや、ゴールデンウィークの先頭でしかない。
 女川のT氏夫妻がわざわざ来てくれた。信夫山に関心があるらしく、妻とともに案内した。線量計も持参したが、市街地より幾分高い線量。第2展望台と最近できた資料館。そして第一展望台。除染された廃棄物のため、大きな仮置き場が作られ、自然豊かな信夫山も痛々しい。学生時代からの知り合いである。何とか、整備しつつある女川だが、将来的な地域づくりのために、協力したいものである。

 今日の土曜日、連休が続くので、午前中の医者通いが忙しい。しばらく行っていなかった眼科、白内障の進行を止める薬もなくなっており、自動車運転で視野が狭くなった気がして、訪ねる。満杯の駐車場で、混み具合を心配したが、予想どおり待合室も立見席状態。本を読んで待つが、終了まで2時間はかかっただろうか。後日、精密な検査をすることにして、薬を貰って帰る。その足で、整骨院へ。首から出ているが、とくに右肘の周りが痛い。閉院ギリギリの時間だが、何とかお願いできた。
 朝に、握り飯を持たせられているので、そのまま駅前の施設(AOZ)で開催している「松川資料ユネスコ世界記憶遺産登録をめざす学習会」に参加。開会のあいさつ中で、講演は元被告人の阿部市次さん(92歳。1審では死刑判決だった)。1枚の色紙を買ってきた。「友らみな 壁叩きあいはげましの 声かけあいぬ判決の夜 1956年8月17日 阿部市次」。25歳前後の青年労働者が、突然、逮捕され、釈放まで十数年の獄中生活。人生の大切な時期を奪われた非道さに心が痛む。
 今日で4月が終了。慌ただしい新年度の開始、そして20日にもなる腕の痛み。何とか、健康を取り戻したい。(4/30)<33313>


◇ 肌寒い日が続く。雨が降っている。木曜日の今日は、大雨注意報。

 昨日の水曜日は、10時過ぎから2時半まで、桜の聖母の非常勤講義(「労働法制と人権A」と「法学A])。大教室も少し落ち着いてきたが、大丈夫と担当の先生に言ったマイクが使えなくて、少々、声を張り上げる。終わって、調べてみたら、スピーカーの方の音量が一番下にある。天井と前と二つのスピーカーがあり、それがゼロノしてあった。ワイヤレスマイクの方の音量を操作しても、反応しない。マイクの音量とスピーカーの方と、高度な機械で、私のような田舎者は、似合わない。マイクのあるなしにかかわらず、講義内容は同じだが。声を聞こえるようにするのは、結構運動になっているのかも。2コマ目は十数人だから、疲労は少ない。学生の方が疲労と食後の満足感で眠そう。講義終了後、整骨院に立ち寄り、治療をして帰宅。珍しくBS1で、東北楽天の中継。9回表に同点に追いついたが、その裏であえなくさよならゲーム。残念。

 木曜日の今日。コープふくしまも入っている「環境保全ネットワーク県北会議」(JA、福島医療生協、きらり健康生協など)の総会があり、ミニ学習会として「憲法の学習会」に講師として呼ばれた。最近の改正動向の中でクローズアップされてきた緊急事態条項等について話したが50分ほどで、焦点がボケたかなと思う。昼食をいただき、懇談をして散会。
 午後は、三生協(コープふくしま、福島医療生協、きらり健康生協)合同の取り組み(署名)に基づく声明について記者会見。安全保障関連法を廃止する要望の署名。三生協が合同で取り組むことは珍しい。選挙との関連を聞かれたが、生協の性格(根拠法律)からの原則論で話したので、記者の関心は弱かった。三社の記者である。今後とも三生協の協同で努力することを話し合った。整骨院に寄り帰宅。腕の痛みは、ほとんどなくなったが、突如として痛くなる。もう少し、もう少しと思いつつ、我慢比べか。

 女川を題材にした映画「サンマとカタール」のプロジェクトから、招待券とパンフ、CDが届いた。運動資金としてのカンパの呼びかけへの返礼。福島では上映の機会がなく、仙台で見るしかないが、福島でも上映ができないか、フォーラムの支配人に頼んでいる。女川出身者が少ないので、関心が薄いかもしれないが、郷里に帰り始め、復興に向かう福島への応援になるのではないかとも思う。
 作詞・作曲・Vocalが幹mikiさん、しばらくパソコンで再生して聴く。「♪ ・・・過ぎた日にサヨナラを 思い出も光と共に消えて 今日私は生まれ変わるの あなたと共に飛び立つの・・・♪」(光ー女川リミックス)。映画を通じて、多くの人と共感できればいい。(4/28)<33286>


◇ 4月も最後の週だ。
 月曜日は、会津短大の「公的扶助論」の講義。まだ、左腕を庇い、労わりながらの運転は、慣れてはきたが快適ではない。4時に戻って、コープふくしまの常任役員会。大分・福岡から帰えってきた専務理事の話を聞く。支援を受けた身としても、何らかの支援をしたいものである。6時過ぎ、整骨院へ。翌日の講義の準備などがはかどらず、1時過ぎの就寝。
 火曜日の今日、仙台の美術館にいく妻を福島駅に送り、桜の聖母の非常勤。臨時的だが、1年生必修の「現代社会論」の法学の部分3コマのみ。181人全員なので、資料をマスプリするのでおたおた。新式のコピー機械は、慣れない。担当の先生に手伝ってもらって、何とか終了。
 午後、終了が迫った福島県立美術館のフェルメール・レンブラント展へ。27度近い気温の中、車をおいて歩いて行ったので、結構、大変。混雑ほどではないが、見学者の列は続く。帰途、整骨院に寄る。治りがけているような気もするが、たまに激痛が走る。付き合うしかない。翌日の2コマ分の講義準備のため、1時が過ぎた。12時に東北地方に大きな地震。福島は震度1だが、宮城は震度3。遅いから、もう休もう。(4/26)<33254>


◇ 初夏のようないい天気である。
 午後から街中に出てきたが、左腕の痛さが、たまに出てくる。
 注目の北海道5区の衆院補選。激戦だったが自民党の新人が勝利し、野党共闘の候補者は敗北。組織力の違いとの解説だが、政権側はかなりの危機感だったようである。野党側の自力不足か。支持なし層の多くを野党共闘が取り込んだようだが、投票率が57%ほど。投票に行かない層を巻き込むことが出来ていない。
 これで、ダブル選挙の可能性が強まったのか、参院選での野党共闘にいかなる影響を与えるか、政治の夏が待っている。(4/24)<33212>


◇ 取り立てて用事のない土曜日。27度予測の好天気ですが、和らいでいるものの、外に出るファイトが出ない。講義(非常勤)の後始末と準備。
 昨日行きそびれた整骨院へ。だいぶ楽になっているが、姿勢によっては、痛みが走る。炬燵に入るなど、正座もしていないので、姿勢が悪いのかな。といいつつも、炬燵で民放のBSでの野球(東北楽天⇔埼玉西武)中継観戦。2時から始まったが、テレビ中継は途中で終わり、決着がつかない。パソコンの一球速報をみてハラハラ。結局、昨日と同じシーソーゲーム。延長12回8対8で引き分け。もう少しだった思うが、負けるよりはいいか。

 最下位予測の楽天、何とか応援したい。再チャレンジの選手、2軍から上がってきた若手選手等、楽しみも多い。巨人のような重構造のチームより、面白い。いかに新しい選手がチャンスをつかむか、ハラハラとともに、楽しい。機会の均等が重要と言われるが、稀な出場のチャンスに、いかにアピールする活躍ができるか、我が反省と重複する。若いとき、与えていただいたチャンスを生かしきれなかったなと思う。努力不足・稽古不足が主因。チャンスはいつでもあるのでない。

 人事評価が話題となるが、適正な評価を受ける権利は、働く者にはあるが、機会の均等を保障しがたい環境の相違は否めない。いつがチャンスか、予め気づくのは難しい。後で、あの時が頑張り時だったなと反省するが。後に「本震」が来て、以前のものが「前震」と評価されたが、気象関係者に同情する。要は、何がチャンスか自明でなければ、小さなものも、全力で当たることが必要なのだろう。(4/23)


◇ 慌ただしい一日が終わったが、薄氷を踏む思い。
 朝、県庁での委員会の前に、少し早めの打ち合わせ。9時半からの委員会、12時からの会議があるので、何とか11時半までに終わりたいとお願いした。どうしても議題がたまって大変だったが、何とか滑り込みセーフ。
 12時からはコープふくしまの監事会。いろいろご意見をいただく重要な会。それが終わり13時半からのコープふくしまの定例理事会。これも4時前に終了して、これで今日の仕事は終わりと思い込む。左腕が痛むので、帰宅前に、整骨院に寄る。いつもだと、すぐに処置がなされ、ベットでウトウトと微睡むのが普段。ところが今日は、7分ほど待ってくださいと言われ、週刊誌を眺め、それも終わったので、何気なくスマホを眺める。変だ。5時からの会議が通知。えっ?、終わったと思ったのに。コープふくしまの方針を聞く会の世話人会の会合。5時からである。取引業者の皆さんがお出でになる外部との重要な会議。私の名前で出席をお願いしている。真っ青になって、お医者さんに、事情を話し退散。市内のホテルなので、間に合ったが、考えただけでもゾッとする。本当に失礼な話。

 何もなかったように終わったが、偶然が重なって、気が付いた。神様のご注意としか考え難い。いつも診察に待ち時間などなく、携帯も持たず、ベットに横になっているので、誰かが気が付いて電話をかけてくれても気が付かないだろう。ショックである。県の委員会などは、事前に確認してもらうことが多いのですが、それを基準にしているとおもいがけない脱落が起きる。私の脳のコンピューターの処理能力は限界か?(兼業関係をみると、私の処理能力からいうとパンクかな。有能な時間管理をしてくれる秘書が欲しいところ。財源が無くて頼めないが)。薄氷を踏む思い。背筋がゾッとする。
 帰宅後、東北楽天対西武のラジオ放送を聞いていた。逆転につぐ逆転。9回の表の逆転で東北楽天勝利。万歳!。ところが、コーヒーを飲もうと思ってやかんをかけていたのを忘れていた。自動的に止まってくれていたが、これも薄氷。う〜ん。重ねてショックである。「ショック記念日か」(4/22)<33189>


◇ 今朝はピロリ菌の検査のため、病院へ。初めての検査なので、物珍しい。最初に、自ら吐いた息を貯めて、その後、錠剤を飲み、左腹を下にして5分、座って安静に15分。その後に、また吐いた息を貯める。多分、この二つの吐いた息を比較するのだろう。胃潰瘍や十二指腸潰瘍の90%以上がピロリ菌の陽性を示すという。
 調べてみると、これは「呼気検査」で、ピロリ菌が尿素をアンモニアに帰るときに二酸化炭素が発生する性質を利用して、尿素の入ったカプセルを服用すると、服用後10〜20分に、吐く息を採取して、そこに含まれる二酸化炭素の量を調べるものらしい。その他「血液検査」、「内視鏡検査」もある。次回の定期診察の際に、その結果を知り、陽性であれば、除菌のための抗生物質の服用となるらしい。20分ほどの所要時間。いろんなものがあるんだね。いろいろ試してみないと、簡単には死ねないね。ピロリ菌検査をやるといったら、娘が「除菌後?」と返信。そういうことなんだと了解。家の周りを「除染」していたが、今度は胃袋の「除菌」かな?

 帰宅後、郵便局で学会関係費等の送金、本屋に立ち寄り、定期購読誌を受け取り、11時15分から1回のみの映画『家族をつらいよ』を見る。山田洋次監督の作品。「男はつらいよ」がなくなり、新たな形で復活したようだ。「東京物語」とそっくりのキャスト。「そうだな」と感心しつつ鑑賞。涙腺が緩んで恥ずかしい。
 映画後、整骨院通い。よくなってきているといわれるが、姿勢によって、左腕に激痛が走る。

 夜は、県の委員会事務局の歓迎会。委員会に参加している事務局メンバーと委員の10人ほどの参会者。3人の歓迎会である。それぞれ、前の部署で頑張ってこられた方々。また力を発揮してほしい。いろいろと話題が広がり楽しい会合であった。委員会にありがちな保守的な、前例踏襲の体質はないので、目的をはっきりさせながら、前向きに進みたいものである。東北楽天のナイター中継を楽しみに帰宅したが、仙台は雨でノーゲーム。残念。(4/21)<33173>


◇ 依然、左腕の痛みは続く。今は、整骨院で、機械的なマッサージ等をしており、知人からは、整形外科にみてもらったらと言われているが、そこまで行っていない。一度、病院の整形外科に電話してみたら、外来は午前中のみ、今かかっているところからの紹介状が必要とのこと。整形外科の開業医はあるが、MRI等の機械はなさそう。それに午前中に、非常勤の講義があるので、休講すると、補講の時間をとるのは大変。緩和してきたので、痛みながらも、少しここで様子を見ようとは思う。何よりも、午後7時まで開ているし、ほとんど待ち時間がないのが、助かる。

 昨日の火曜日は、桜の聖母で、1年生必修の「現代社会論」のなかの、「法学」を3回担当することを要請され、その1回目。「法とは何か」の基礎的な話をする。180名ほどいるので、大講義室。午後は、コープ本部に寄り、整骨院へ。

 今日の水曜日は、定例の非常勤科目。1年生の「労働法制と人権A」。60人ほどの出席。午後から2年生向けの「法学A」。従来、刑事法をやっていたので、その踏襲。10数名。カリキュラムの体系を、よく理解していないので、どうなのか。1年生に労働法入門、2年生に刑法入門ということになっているが、なかなか難しい。
 一旦、帰宅し、4時からのコープふくしまの顧問会議。一定期間を務めた元理事・監事の皆さんが顧問となっている。最近のコープの経営状況などを報告し、懇談。6時前に終了し、その足で整骨院へ。夜は、ネットとラジオ(TBCラジオ<仙台)で東北楽天とオリックスの試合。昨日は延長で敗北、今日も同じような展開だが、12回裏、嶋が打ちさよなら勝利。6連敗を止めた。新しい投手が1回ずつではあるが、踏ん張って楽しみもある。やっぱりダメかなと思いつつ、気になってしまう東北楽天である。(4/20)<33151>


◇ 左腕の痛みは、やわらぎながらも継続。
 月曜日(18日)、朝9時からのコープ本部職員朝礼。熊本・大分地震について、支援を提起。専務及び課長は、大分に向かう。福岡から熊本に入れるか?
 会津での非常勤講師。運転していると、たまに激痛。安全運転で走るが、左折は、どうしても左腕を使うので、その際は激痛。
 福島に戻って、コープの常任役員会。終了後、いつもの整骨院へ。おや、治ったかなと思ったが、そう甘くはない。我慢の日々が続く。大分にいる専務から、状況を聞く。避難者対応が急がれる。(4/18)<33128>


◇ 左腕の痛みは続くが、今日は整骨院も午前中。コープふくしま主催の映画「妻の病」の上映開始のため、やむなく行けません。
 9時半に映画館(フォーラム福島)に集合。10時からの上映に多くの皆さんが参加してくれました。受付に列をなすのは気分がいいですね。125席のところ144人だったとか。1週間の上映期間ですが、初日だし映画監督のトークショーもあって集まってくれたのでしょう。いつも世話になっている県の委員会事務局や国際交流協会からも来てくれました。有り難い。映画監督のトークも、地に就いた語り口で、好感が持てました。
 この映画会自体、コープカレッジ(第3期「認知症を知る」)の一コマですが、その受講生と映画監督(伊勢真一さん)と映画館支配人(阿部さん)等を含め昼食会。いろいろ歓談ができました。修了証書授与。世話人で、次回以降のコープカレッジの構想などを話し合い、散会。ちょっと疲れたのか、炬燵でウトウト。
 熊本の地震は、大分の方にまで拡大し、続いています。雨になり、地滑りも心配。原発も心配です。(4/16)<33084>


◇ 昨夜(14日)の9時半ころ、自動車でラジオを聞いて走っていたら、突然緊急放送。熊本で大地震。震度7です。この2日間、その被害状況と救援の動き。平成28年熊本地震と命名されました。住民の皆さんのご無事と一日も早い復旧を祈っています。

 14日も、左腕の痛みは消えず、また整骨院。ほぼ神経が筋肉と接触していることははっきりしているが、なかなか痛みは薄れません。整骨院で電気の按摩等で、幾分和らぐのですが、全快にはなりません。夜、土湯温泉で、被災地視察で来ていただいている「エフコープ」の皆さん(福岡の生協)二十数人の歓迎会があり、出席できるかどうか心配でしたが、温泉に入って温めるのはいいだろうということで行くことにしました。挨拶がてら、何か5年目の被災地の状況をと思って、地元紙の連載「ねじれの構図」をプリントして持っていきました。集合時間の1時間前にホテルに辿り着いて、ゆったりと入浴。入っている時点では、ずいぶん楽なのですが、上がるとまたぶり返します。まあ、我慢して歓迎会。こちらの理事長も含めての歓迎会だというので、エフコープの理事長さんも急きょ来てくれました。行ってよかった。

 交流会の前半は、おとなしかったのですが、隣の部屋のカラオケに誘発されたのか、こちらもカラオケ。炭坑節のカラオケで、福岡の皆さんが踊りだしたのにびっくり(平均年齢60代後半)。お返しと思って、「新相馬節」を選び、痛い左腕を抑えてだが、声が出ないので失敗(笑)。銀恋もうまくいかず。我ながら声の出ないのに情けない。しかし、盛り上がり楽しいひとときでした。

 福岡の理事長さんは、翌日午後からの会議があるということで、新幹線の始発で発つので、福島駅前にホテルをとっており、私が帰宅途中で送っていくことになりました。運転が大丈夫か心配でしたが、とにかく安全運転で、土湯から降りてきました。無事ホテルにどどけて、家に向かっているときに、大地震の緊急放送です。帰宅後、ホテルにいる福岡の理事長さんに電話。隣県なので心配しました。後は、テレビにくぎ付けです。外国出張中の熊本出身の卒業生Hさんのフェースブックをみつつ、また熊本出身の元同僚のNさんの情報も見て、いずれも実家の方は無事とのこと、安堵しました。

 今日(15日)は、昨日の延長ですが、午前中に整骨院へ。先週土曜日の発症ですので、もう1週間。パソコンのキーボードをたたくと、右手だけでやっても響いてしまいます。学生の感想文も、うまく打てません。次週の月火水の非常勤講義、うまく準備できるか、暗雲。年齢を考えて、気軽に引き受けたのを反省。年なんだから、みんなに迷惑をかけたり、心配させたりするのはいけないね。自分のやれる限界を知るべしだね。荷物を抱えながら、一日も早く、痛みが和らぐことを願っています。(5/15)<33071>


◇ 大分良くなりましたが、左腕の痛さは続いています。少しは良くなっているような気もするのですが。
 昨日(12日)は、陸運支局長に新たに赴任されてきたTさんが、ご挨拶においでになりました。以前の連絡で、コープの役員室でお会いすることになっていたので、朝出勤。左腕を庇いながらですから、あまり十分にお話しできませんでした。トラック労働者の労働条件改善のための協議会(労働局と陸運局のジョイントです)の座長をしているので。
 次の予定が1時間半後なので、整骨院によって、治療。だいぶ良くなりましたが。どうも神経が痛んでいるようです。痛くない右腕を強く動かすと、左腕の痛さが出現。
 午後からは、コープ東北と田村市の社会福祉協議会のフードバンク協定の締結。コープふくしまがコープ東北の構成団体なので、形式はともかく福島地方での代理です。大変丁寧な締結式をやっていただきました。実質、その提携が拡大し、広がればいいと思います。

 今日は、桜の聖母短大の初めての非常勤。初めてなので、コピー一つとるにも慣れません。10時40分からの「労働法制と人権A」。労働法の話をすればいいと思っているのですが、通常は3年生以上の科目。大学に入ったばかりの1年生ですので、気を遣います。60名ほどでしょうか。真面目に聞いてくれました。昼食は、コンビニで買った来たおにぎり2個。出欠者のチェックをしていたら、次の時間が始まります(休み50分)。
 午後のもう一コマは、「法学A」という2年生対象の科目。今までの内容を引き継いで、刑法の話です。こちらは15人ほど。受講生が少ないと疲労度は少ない。なかなか校舎も慣れません。トイレに行こうと思ったら、男子用は1階と4階のみ。ああ、ここは女子大なのだと納得。外で思われているほど、華やいだ雰囲気はありません。教員控室も、女性の教職員が、出入りしますが、静かで、黙々と、雑談もありません。私のような無駄話や冗談ばかりやっている人間にとっては、別世界。何とか、無事ではないが、左腕の痛さもカバーができ、終了。

 講義後、また整骨院に寄りました。整骨院が、医療体制上いかなる位置にあるか理解が十分ではありませんが、注射や調剤などはなく、痛みを緩和したりするにはいいのではないかと気に入っています。ほとんど待ち時間はないのも、いいです。保険は半分くらいはカバーするらしく、いつも800円から900円の範囲程度。以前、膝が痛く正座ができないときに、紹介され治りました。今回もそうなればいいなと思います。最後に、首が真っ直ぐになってきたとなってきたとほめられた。最初は、痛いところをカバーするために、首を曲げて行ったようです。本人は真っ直ぐのつもりだったのですが。痛みは残りますが、もう一歩でしょうか。明日の夜のエフコープからの視察の皆さんの歓迎会は、出ることはできそうです。夜で、土湯温泉で運転が心配ですが。(日帰りです。)(4/13)<33036>


◇ 11日は月命日。震災後5年1か月。6年目の1か月といったらいいだろうか。他の支援を受けながらも、自立できる、自力をつけなければ。そうでなければ支援も少なくなる。原発被災の深刻さ、複雑さははかり知れないし、引き起こした者の責任の大きさは変わらないが。
 前期だけと頼まれた会津短大の非常勤の初日。「公的扶助論」である。教科書を使わないで、毎回、講義レジュメのプリント配布にしたが、続くかな。
 左肩から左腕にかけての痛みは去らず、期待した痛み止めは、あまり効かない。右腕主導での運転は、少々大変だが、自動車道は何とか走り、磐梯山SAに辿り着いた。喜多方ラーメンを食べ、再出発。講義でも、右腕でホワイトボードに書こうとすると、左腕が痛む。何とか終えた。
 帰りは、順調に走り、4時からのコープの常任役員会に滑り込む。子会社関係の経営状況の報告を受け、各部門からの報告。中座して、病院の整形外科を聞いてみたら、外来の時間や紹介状が必要だということで、すぐにはできない。内臓から出ている痛みではないらしいので、以前、膝が痛くて訪れた整骨院に行ってみることにした。機械のマッサージや、温熱等、そしてテーピングで、大分楽になったが、少し通う必要があるだろう。
 4月新年度の出鼻をくじかれた感じだが、まあ、腐らず頑張りましょう。(4/11)<33006>


◇ この土日は、肩から腕が痛く、最悪。
 昨朝、起きたら背中、左の肩甲骨が痛い。手の上げ下ろしが大変。どうしたのかな?女川往復のドライブでの疲労かな。まあ、そのうちに治るだろうと思っていたが、しつこい。結局、土曜日の午後は、NHK総合の東北楽天の試合観戦。後半、ピッチャーが踏ん張れず、7対9で日本ハムに敗北。
 今日になっても痛みは続く。肩から二の腕の方に移行しているが、筋肉痛か、神経痛か。心臓疾患の前兆だと困るのだが、そうではなさそう。休日の当番病院を見たら、歯科、耳鼻科、産婦人科、一般内科、外科はあるが、整形外科はない。明日のドライブに支障があると思い、ドライブの試乗も兼ねて病院へ。日曜の(救急)診療か。内臓との関係はないだろうということで、後に整形外科に行くことにして、とりあえず痛み止めだけをもらう。運転は、あまり左手を使えないと左折が難しい。気を付けて走れば何とかなりそうだが。こんなにしつこい痛みは経験したことがない。新年度、最初の講義なので、気軽に休めまいが、痛ければ痛み止めを使用して行くしかない。雪など降らないで欲しいが。
 野球は、1対0で楽天が勝ち、また首位。サッカーは、東北社会人1部のコバルトーレ女川が7対0で初戦を飾る。J3のユナイテッド福島も、ホームで2対1で勝利。応援に行きたいが、こう肩と腕が痛いのでは・・・(涙)。(4/10)<32988>


◇ 快晴とはいえないか、花曇りの金曜日。
 「女川つながる図書館」の担当者の交代で、ご挨拶で女川までのドライブ。東北道の両端は、満開の桜が雲のごとく咲いている。
 津波で流された女川の図書室(図書館)。その再建のために、微力ながら協力した。長く世話されたM先生が退任され、新たにS先生になる。教職を退職されての就任だが、若い(私の10年下?)。住所が鷲神だというので、我が家の近く。生涯学習課長さんや、参事さんにも同席いただき、いろいろ話に花が咲く。参事さんは、親友の親戚。何とかいい図書館にしたいものだ。
 駅周辺を見学していた妻と合流。地域医療センター内に設置される「病児・病後児保育室」(じょっこおながわ)を見学。常勤となる保育士さんにもお会いできた。港を望む保育室。「じょっこ」とは?・・・その範囲はどこか分からないが、女川で使われている方言。「いい子」「可愛い子」「めごい子」・・・眼に入れてもいたくないようなかわいい子なのだろう。私はいつも、そう言われて育った思うが、記憶はない(笑)。子どもが安心して育つ、親が安心して子育てと職業を両立できる、そんなことをめざしているのだろう。ぜひ、協力したいものだ。
 女川の「岡清」(社長が同期生)の女川丼をいただき、夕食前に帰宅。BSで東北楽天対日本ハム戦を1回から9回まで完全観戦。則本の好投で5対3の快勝。ハラハラする面もあったが、何かチームのまとまりもいいようだ。監督のなせる業か。ぜひ、勝ち続けてほしい。多分、パリーグの首位かな。気分がいい。(4/8)<32968>


◇ 水曜日・木曜日と二日が過ぎた。
 昨日は、夕方、コープふくしまの管理職会。2日に分けて行うが、私は初日のみ出席。当面の情勢と課題を確認する会だが、初日には、コープの永年勤続者の表彰があり、私の出番。30年勤続者は、12名。出席できた9名に表彰状と金一封。併せて20年勤続者11名、10年勤続者38名の表彰の伝達があった。30年勤続者は、1985年〜1986年の入協(入社)。この時期は、日本に労働者派遣法が制定され、労働環境も流動化のなかで厳しくなった時期。従来の労働環境から大きな変化の時期。大変ななか、事業活動に尽力してくれた皆さんへの感謝の挨拶を述べさせてもらった。経営的に厳しい時期だったが、自己犠牲も厭わず、勤続してくれたことは有り難い。

 今日は、午後、県立図書館に出かけ、第2回の松川賞の広報をお願いした。昨年に続いて、快く引き受けていただいた。これは松川事件にかかわる研究・創作の募集で、昨年は10件ほどの応募があり、2名の授賞と、2名の特別賞(最近亡くなられた方の、最近の作品)。裁判闘争を闘った当事者も少なくなり、松川事件を風化させず、継承していくことの意義を課している。松川資料室を作り、松川事件(1949年発生、1963年最高裁で全員無罪確定)の、事件発生60周年記念集会(2009年)、無罪確定50周年記念集会(2013年)を福島大学で開催した際、学長等の管理職として協力した関係で、松川賞の運営委員会を担うことになった。昨年の応募件数を上回る応募者数が期待したい。新任の図書館長と歓談。快諾は有り難い。

 夜は、県国際交流協会の皆さんによる、新理事長の歓迎会ということで、懇親会に呼ばれた。県の担当課の国際課からも多数見えられ、楽しい会であった。前任の辻先生の突然のご逝去で、繋ぎということで引き受けることになったが、重要な仕事である。ゼミ卒業生のS君も4月から同課に配属され、今日も来てくれた。震災の風評被害が国際的にも厳しいが、外国出身県民の生活を守り、相談にのるとともに、福島の正確な実情を知ってもらう必要があると思う。やはり、福島に在住している外国出身者の生の実情把握が、出身国の国民に大きな意味を持つと思うのだが。長くはない任期だが、担っている限り、私なりに可能な限り、尽力したいものである。女性職員が多いせいか(?)、和やかな心温まる懇親会だった。(4/7)<32953>


◇ 火曜日。毎月通っている病院に定期診察。気になる血液検査は、少し改善。標準値には遠いが、うれしい。主治医が変更になり、火曜日から土曜日の予約になる。人間ドックの結果、念のため、ピロリ菌の検査をやることにした。保険がきくらしい。
 病院からの帰り道、松川賞の打ち合わせ。県立図書館にもポスター展示をお願いに行くことにした。
 あまりにも天気がいい。夕方、交通規制が切れたころ、花見山に行こうかと言っていたが、結局は、近くの嶽駒神社と松川公園・河川敷の桜の花見。近くで満開の桜が見れるには有り難い。
 午後は、リサイクルの古紙出し、灯油6缶を購入。ついでに、コープ主催の映画(「妻の病」)の券の販売が、来店した組合員にも気が付くように販売されているかどうか見学。せめてカウンターに近いところや、ここで販売している旨の注意書きでもあればいいなと思う。認知症は、700万〜800万人と予測される病気。家族、または自らも含め重視しなければならない課題。家族の義務が、最高裁の判決にまでなった。消費組合ではあるが、コープが、こうした面でも役割を果たせればいいなと思う。妻の昼食会の仲間に4人、公務で助けてもらっている方に2枚と、私には知り合いが少ないので販売が進んでいなかったが、預かっている20枚の券の8枚は買っていただいた。地味な映画だが、多くの人に見ていただき、文化と生活を守る活動のステップにしたいものである。
 東北楽天は、11対0でオリックスに大勝。殆どすべての野球解説者が、最下位の予想。何とか見事裏切ってほしい。仙台中心ではあるが、東北の復興と一体性を感ずる。福島大のスポーツ経営論で、昨年に続き、楽天の連続講義。昨年は1度のみの参加だったが、今年は少し多く出たい。来週は、球団社長の話。たまに、学生に紛れて、講義を聴くのは新鮮だし、趣味と実益を兼ねている。仙台の球場に、今年は何度行けるかな。仲間が欲しいところ。男性高齢者を含む、コープのサークル活動になるかな?(4/5)<32918>


◇ 4月の第1週。新たな仕事に就いていることでしょう。
 本宮市での午前9時からの会合。行政不服審査法の改正によって、行政処分に対する異議申し立ては審査請求になり、上級官庁のない場合には、職員の審理員の裁決案に対する第三者機関が作られた。行政不服審査会である。本宮市情報公開審査会の委員である関係から審査会の委員に委嘱された。9時に市長からの辞令交付ということですので、高速道路を使ってほぼ1時間の道のり。制度としては公正さを担保するものだが、どれほどの審査請求があるのか、わからない。30分ほどの会合で、帰宅。
 午後、映画館のフォーラムに寄り、支配人の阿部さん、コープふくしまの小沢理事と3人で、コープふくしま主催の映画について、二つの地元紙に宣伝・お知らせ。紙面で取り上げられることを期待しての訪問。予定のお一人が来なかったので、ビラを持っての写真撮影。(高齢者は気恥ずかしい)。そんなことは言ってられない。一人でも多く、認知症を取りあげた「妻の病」を見てほしい。
 コープ本部での常任役員会。年度の総括に入っているが、経営的にはほぼ順調。いつまでも続くわけではないので、困難でも打開できる実力をつけなければならないし、常に情勢に対応できるような柔軟性が必要なのだろう。(4/4)<32897>


◇ この土日は、盛岡行きでした。原発からの早期撤退を求める岩手県学識者の会と日本科学者会議岩手支部の主催の「原発ゼロ公開講演会」での講演の依頼です。「原発被災の5年、福島復興の現状と課題〜人間生活の復興をめざして〜」がテーマですが、5年経過した段階での福島の現状と課題を伝えるということと理解して行くことにしました。
 100名ほどの参加ですが、80分の持ち時間、時間配分が悪く、最後は超スピード。風評・風化と言われますが、少しでも福島の現状(私の認識ですが)が伝わったかなと思います。もっとメリハリの効いた話をしないとだめだと思います。講義に共通ですが。加齢のせいでしょうか。準備不足のせいでしょう。
 公開の講演会なので、コープ関係の人も来ていただいたようです。また、津波で亡くなった女川の姪を指導していただいていた方(雫石でペンションを経営)、福島大学の教育学部卒業生の同窓会(吾峰会)岩手県支部の方など、予想していなかった方々から声をかけていただきました。また、2103年9月に亡くなった親友・砂山君のご自宅に電話しました。奥様も少しずつ、以前からの趣味を再開しようかと前向きに頑張っているので安心しました。
 懇親会の前に、管理職時代に交流をしていた岩大の元副学長のSさんと旧交を温め、全体の懇親会、二次会と珍しくお酒をいただきました。駅前のホテルでとまり、今朝、帰福。仙台のの乗り換え時間を含め1時間20分ほど。随分近い感じです。午後、近くの学習センターで行われている、笹谷・大笹生九条の会会主催の講演会で、話を聞いてきました。蓬莱在住の那須先生(山形大名誉教授)の講演です。バイタリーある活動を展開している先生で、その行動性に脱帽です。(4/3)<32884>


◇ 4月、新年度になりました。
 朝、石巻の従姉から、女川の娘が地元紙にエッセイを書いている旨、連絡が来た。以前聴いていたが、忘れていた。女川の方が、フェースブックで紹介してくれたので読むことができた。娘なりに頑張っているんだなと感心。
 4月1日なので、コープふくしまに今年度入る(入協という)9人方々の入協式。男性5人、女性4人ですが、みな期待される新人。生協の屋台骨になってほしい。一緒に、昼食をして散会したが、月曜日から研修に入る。ぜひ、新しい血を投入してくれて、生協を発展させてほしい。
 午後、コープカレッジの事務局会議。3日間の単位を、3期終わろうとしているが、次年度の3期分の予定を設定。継続しながら、もう少し内容を充実したいものだ。私が、事務局会議に参加するのは予定していなかったが、発足時に、講師などでかかわったために、賑やかな事務局会議に参加しているが、楽しい。
 新年度、何事も、前進していきたい。(4/1)<32856>



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