日 記(備忘録)

(2016年6月)


<今野順夫の部屋>

◇ 6月も今日で最終日。今年の折り返し点。明日から、今年の後半戦に向かう。
 10時からの県人事委員会関係の打ち合わせと定例会。今の時期は、定例的な会合が少ないので、委員の皆さんと久しぶりに会った気がします。12時半ころまでかかってしまい、昼食でも共にしてゆっくり懇談しようかとも思いましたが、実現できませんでした。

 自宅に戻り昼食をとり、3時ころ又市内へ。松川資料の世界遺産についての世話人の相談会。夜のニュースでは、「熊本県宇城市(旧松橋町)で1985年、男性=当時(59)=が刺殺された「松橋事件」の再審請求審で、熊本地裁(溝国禎久裁判長)は30日、「自白の重要部分が証拠と矛盾し、信用性は認められない」と判断し、殺人罪などで懲役13年が確定し服役した宮田浩喜さん(83)について再審開始を決定した。」と。松川事件の現代的意義は失われていない。

 帰りの道、参院選挙の街頭演説会に遭遇。投票日まであと10日。選挙結果は、日本の進路を方向付けることになるのだろう。18歳選挙権も、どのような効果をもたらすか。福大では、2日間の期日前投票。若者に希望を与える選挙結果であってほしい。(6/30)<34251>


◇ 水曜日。午前・午後と桜の聖母短大の非常勤。90分講義の2コマはさすが疲れます。2階から5階まで、歩いて上りましたが、元気な女子学生に追い越されて、年を感じます。やはり疲れることが多い。
 教員控室で、学長さんに逢いました。お家族のこと等、色々と話ができました。要職にあるということは、いろいろと心配事があると大変です。なかなか緊急に持ち場を離れるわけにはいかなので。どんな仕事も同じかもしれませんが。ご主人や最近結婚なさった娘さんのこと、共通の話題です。在宅医療を利用しているらしく、娘の在宅医療を話しながら、患者の立場からの在宅医療の大切さを感じました。

 先日、同窓会岩手県支部の皆さんに逢いに、いわきから来られた山口紀美子さんから著書が送られてきました。福大の永山先生の教え子で、告別式の際、弔辞を読んでいただいたということです。思いがけず、永山先生を思い出しました。本当に、古武士然とした、魅力的な先生でした。山口さんの御本は、『奪われた若き命 戦犯刑死した学徒兵、木村久夫の一生』(幻冬舎)です。読み始めたばかりですが、戦没学生の手記『きけわだつみのこえ』で木村さんを知って、その遺書を読み「戦犯刑死」の文字に強い印象を受け、そこから調査・執筆を始めたという。教師退職後、こうして目的をもって、一つの作品にし上げることに感動します。「高齢だから」と、いつも逃げ道を探して、甘やかしてる自分に大きな励ましです。

 東北楽天、今日はラジオ放送もありませんでしたが、何とか5対3でオリックスに勝ちました。(6/29)<34234>


◇ 火曜日。天気がすぐれないし、特別の用事もないので、翌日の二コマの講義の準備。
 古新聞など、コープのリサイクルへ。夜は、沖縄での楽天戦をラジオで聴きながらの講義の準備。
 楽天は、オリックスに惜敗。どうしてか、簡単にノーアウトの出塁を許してしまいます。まだまだ調子が出ないかな。(6/28)<34223>


◇ 月曜日。久しぶりの会津短大。2週間続きの学生の実習のため休講だったので、ひさしぶりです。
 いつまでも隣の学生とのおしゃべりをやめない学生がいるので、注意をしたのですが、こちらが気まずい。うるさいわけではないのですが、その他の学生が全員、真正面を見ているので、目立っただけなのかもしれません。ほぼ3分の2は終わりましたが、少し草臥れてきたのかもしれません。昨年度で最後だったのが、急遽、担当者の都合で、例外中の例外で、復活したので、エネルギーが不足しているのかもしれません。飛ぶ鳥跡を濁さないよう、心を奮い立たせて、8月1日の最後を迎えることにしましょう。
 4時からのコープ常任役員会に間に合いました。イギリスのEU離脱が、コープの事業にいかなる影響を及ぼすか予測しがたいところがありますが、アベノミクスも綻び始めているのでしょうか。一般国民の消費力、購買力が落ちているのが、コープには気がかりです。
 帰りの車のラジオは、「終活」の専門家の話。なかなか、なんでも後回しの癖が抜けず、反省。終了は不確定期限なのだが、はっきりさせることが、生き方に目的意識的になりそうだ。納得するが、なかなかそれに具体的に立ち向かう気になれないのは、癖なのか。やり残していることが多すぎて、結局、何を諦めるかということに真正面に立ち向かうのが怖いだけなのだろう。それにしても、やり残していることだらけ。(6/27)<34202>


◇ 日曜日。昨夜の温泉での語らいが楽しかったせいか、ボーッとしています。
 翌日の非常勤の準備をしながら、飯舘村の神社の狼の絵を見に、美術館に行こうかなと思いつつ、雨模様で、シュリンク。結局、隣の図書館に雑誌のコピー。退職の際、古い雑誌を整理してしまったので、大学に行くのが億劫だと県立図書館へ。結局、2ページのコピーで終わる。戸外の空気を吸うだけが今日の仕事か。
 ラジオで聴く東北楽天は、実力か敗退。あるいは勝てるのでは思う気持ちが、いつも消えないので残念。(6/26)<34192>


◇ 今日は、福島大の教育学部(人間発達文化学類)同窓会(同窓吾峰会)の岩手県支部の方々が、母校を訪ねる「福島への旅」に付き合いました。各学部の同窓会は古いのですが、私が学長の時に岩手県支部が結成され参列した縁です。奥州市(水沢市)で開催されましたが、どうして県庁所在地でないのか不思議でしたが、水沢周辺に卒業生が集中しているとのことでした。今回の参加者は17人、私の年代より高い人が4分の3でしょうか。一番若い人で定年を迎える方です。
 いわき市からお見えの卒業生2人も含め、大学生協の食堂で昼食会。改築された図書館を見学し、同窓会事務局のある旧職員会館(旧葵跡地)、附属中学校(旧教育学部等跡地)、古関裕而記念館(旧青年師範学校跡地)をめぐり、飯坂温泉へ。時間あったので、風呂に入り、夕食一次会(バイキング)、二次会と参加して、帰宅しました。皆さんの母校や学友を思う気持ちを痛く感じました。ここでも組織の高齢化問題は避けられませんが、過去に向き合うのだけでなく、今を生きるときの連帯の組織に展開出来たらいいなと感じました。そのためには、母校の大学も、卒業生が気楽に来れ、今と繋がれる工夫が必要と思います。大学にとっては、在学生と卒業生が大切にしなければならない宝物ですから。
 気がついたら東北楽天は、ソフトバンクに逆転勝ち。弱小チームが、強豪を破る。凄いですが、若い人も含め、各選手の能力や積極性をいかに発揮させる、団結させるか、いかなる組織にも通用しているような気もします。それに成功した組織が「強いチーム」になるのでしょう。優勝は難しいが、せめて3位を目指して頑張ってくれることを期待しています。(6/25)<34175>


◇ 木曜日(23日)は、午前中に「コープカレッジ」の講義。第4期目で3回にわたって「憲法のはなし」。いつも余裕なく企画するので、結局、私が一人でることになったが、いろいろ試行錯誤。生協なので、日本生協連合会で作成した憲法学習資料を使った。第1回目は、「憲法の基本原理と改定の論点」で大風呂敷を広げ、第2回で「平和主義と民主主義」、第3回で「基本的人権と緊急事態条項」の予定。朝、10時の開講前に、コープ本部で資料の印刷。日生協の資料の一部印刷もあったので、結構時間がかかる。急いで街中に。天気は良くなかったが、何とか20名近くが集まったか。あまり、現在の政策的な問題だけでなく、そもそもの憲法の話をしたいともったが、いつもだが、あまり上手くいったような気がしない。まあ、次回以降に挽回を。
 学習会の場から県議会へ。代表質問。2会派(県民連合と共産党)の代表質問。30分の質問時間だから、答弁も含め、約2時間で終了。

 金曜日の今日は、県議会の代表質問の続き。自民党の会派の代表。約1時間で終了。午前中は、銀行、ガソリンスタンド、ドコモショップを回る。ニュースは、イギリスのEU離脱に関する国民投票。僅差だが離脱派が勝利し、キャメロン首相は辞任表明。それに影響して、円高。株価が下がっている。イギリスに工場を出して、関税のないヨーロッパへの展開の拠点にしている日本の会社(1000社)に大きな不安感。イギリスは難民問題、生活困難が離脱へと向かわせているのか。大英帝国的なナショナリズムの台頭が気がかり。フランスなどの極右政党を勢いづけている。日本の経済、コープの経営にどんな影響が出てくるか、少し緊張感をもって見ていく必要がありそう。そのためにも、きちんとした経済の勉強をしないとと思う。(6/24)<34160>


◇ 火曜日(22日)は、午後から県議会の開会式に出席。教育委員長がなくなり、教育長のみになったので、私の席も右へ平行移動。4月からの新任の部局長の挨拶から始まって、多数の県職員幹部の挨拶。この際、覚えようとは思うが、なかなか難しい。知事の提案議案についての説明があり、1時間ほどの会合。翌日からの参議院選挙も気がかりなのか、少し、慌ただしい。

 水曜日の今日、市内短大での講義。レジメを印刷しようとしてインクがないので取り替えようとしたら、合わない。確か、まとめて安売りをやっていたので、購入していた。「キャノン用エコリカリサイクルインクカートリッジ」。キャノンPIXUSシリーズと、BCL-321+320を確認したのだが、合わない。急遽、もう一つの不具合のプリンターからインクをカートリッジを拝借して、何とか間に合う。慌てた。
 帰宅後、いつもの電気店で、新たに購入してきたが、どこを見間違ったのだろう。「キャノン純正品」 Pixus 321 BCL-321,320。良く眺めてみると、321、320は同じだが、「使用済みカートリッジを回収して再利用している製品です。対応プリンターメーカーの純正品ではありません」とある。
 〜ここまで書いて、再度、製品をしげしげ見たら、合わないのは純正品と異なり、がっちりカバーしてあることに気が付いた。なんだ、大騒ぎしたが、合った。多分リサイクル製品の限界はあるだろうが、大丈夫のようだ。購買店に行って、恥をかかなくて済んだ、恥ずかしい。領収書をなくして、行けないと妻に弁解したが、行かなくてよかった。もっと冷静にやるべし。
 明日のコープカレッジの準備をして、終わり。バタバタした講義前。短大の学長さんに話しかけられたが、気もそぞろ。「年のせい」にしないで、余裕のある生活を心がけよう。(6/22)<34120>


◇ 日曜日(19日)は、午後、私用で街中へ。偶然、M氏に逢ったので、コラッセ12階展望台で、福島を眺めながら雑談。高校生たちに交じって、自動販売機のコーヒーをすすりながら、高齢者の雑談。まあ、いいもんです。日向ぼっこのようです。同世代のはなし、福島の将来の話。何一つ解決の展望がないのですが、まずはつぶやくことから始まるのでしょうか。
 今年は珍しく、「父の日」の自覚。娘たちから糖質制限したケーキ。そしてウナギ。妻からも沖縄のかりゆしウェア。こんなに多くのプレゼントに囲まれたのは、人生初(笑)。当然だが、家族以外からは来ず(当たり前、きたら大変)。味わって、お腹に納めたが、かりゆしウェアは、やはり寛いだ行動でないとだめ。まさか、県議会にかりゆしでは行けない。ここは沖縄ではなく、福島。

 月曜日の今日。いつもは会津行きだが、2週間続きの学生の実習のため、休講。
 コープカレッジの準備(憲法のはなし)。3回連続だが、うまくまとまらない。そうしているうちに、元コープの監事の方から、地域での憲法の勉強会の予約。必要とされているうちが花。以前の経験だと、中高年のご婦人が多いが、大体、憲法の勉強は、中学校時代からやっていない(懐かしい)という話が出る。そうなんだろうなと思いつつ、どうして学校を卒業すると勉強する機会がないのだろうと思う。教育現場だけでなく、実社会で働いている方々が、勉強する機会が少なくなっているのでは。憲法の空洞化は、そんなところにあるのかな。
 以前、(旧)公民館主催の「憲法」の連続講義をやったが、受講生を集めるのに苦労したようだ。考古学とか、食品、趣味のコースは、すぐに満員。社会から必要とされていない自分の専攻に落胆。話す方の問題か、必要性がなかったか。ところがである、安倍さんのお陰か、急に、憲法問題が前面に。みんな慌てだした。自主的に、勉強したいとの話が出てきた。忙しいからと言っておられない状況。問題は、うまくみんなの期待にそえるかどうか、それはこちらの努力次第。責任は重い。
 夕方、コープの常任役員会。中心の専務理事が、コープおおいたの総代会などに出張。いつもの現状報告等、淡々と進み、終了。東北楽天の試合は、交流戦も終わり、なし。それにしても、若きルーキーたちが生き生きと活躍し、ベテランも負けじと活躍。投手の層が薄いが、何とか不調を脱却しつつある感じ。この勢いで、後半戦のパリーグで、せめて3位に組み込みたいところ。(6/20)<34081>


◇ 昨日の金曜日は、今日の研究会の準備など、宅勤。
 土曜日、久しぶりに仙台の研究会へ。新幹線で、偶然、元同僚の清水さんと同席。仙台駅構内で、昼食をともにし、いろいろ懇談できました。いつも、元気なので羨ましくなります。お孫さんたちの母親(息子さんの嫁さん)が、大学時代に事務で働いていたので、何か親近感が湧きます。

 研究会会場の川内までは、以前の市営バス(宮教大行)の停留所が見つからず、右往左往してましたが、地下鉄東西線の開通のためなくなった(?)と気が付き、地下鉄東西線へ。随分、サボったものです。初めての乗車、初めてですが「川内」駅まで。駅を出ると教養部の講義棟の中。驚きました。大学内のビルの一つに収まった感があります。進駐軍跡の教養の教室あたりでしょうか。すごくハイカラになってびっくりしました。
 研究会では、七十七銀行女川支店事件を報告させてもらいました。原告の主任弁護人である北見弁護士においでいただき、合わせて補足してもらいました。最高裁の上告棄却で、原告敗訴で終結した事件ですが、研究者と弁護士との研究会を前もってすべきだったと反省しています。以前は、そういう機会もありましたが、最近は、めっきりなくなりました。こちらの主体的取り組みの力がなくなったせいでしょうか。
 帰りは、地下鉄の「国際センター前」から乗車、仙台駅までスムーズな走行で快適でした。外が見えないのがちょっと残念ですが、仕方がありません。

 駅から知人の祝いの宴席に直行。25年位前だったか、草の根ネットで付き合った仲間たちです。中心のKさんの古希のお祝い。私は、随分ご無沙汰ですが、皆さん、ずっと継続していたようです。いつもの付き合いとは異なる方々ですが、気持ちのいい集まりです。草の根ネットの時代に、4万回目のアクセスに成功。商品として、温泉一泊。私のみならず、家族4人で楽しませてもらいました。本当に懐かしい方々です。こちらのバイタリティーはなくなりましたが、静かに付き合っていきたいものです。

 夜中、小学校3−4年担任のM先生からメール。昨年、お会いした5−6年生の担任K先生が、2月に倒れて病床にあるとのこと。びっくりしました。連絡いただいた先生も、最近初めて知ったらしいのですが、びっくりしました。「改めて今を生きることの重さを思い知らされました」とありました。一日も早い、ご快癒をお祈りしています。(6/18)<34052>


◇ しばらくサボってしまいました。気力が上がらなかったのでしょう。
 火曜日(14日)は、翌日の講義準備以外は、特になし。(忘れてしまった〜まさに備忘録の必要性)
 水曜日(15日)は、市内の短大の非常勤。出発が遅かったので、あたふたと出かけ。印刷の時間もあるので、早めの到着が必要なのですが、時間的余裕なし。教務の窓口で、出勤の印鑑を押し、出席簿を受け取り、2階の部屋(ロッカーなどがあるので、教員室なのかな)で、印刷。どなたか先客おりましたが、何とか印刷完了。急いで5階の教室へ。常勤の場合、前日でも可能ですが、一日のうちの勝負。昼、戻ってきて、いつもの昼食(おにぎり2個)。出席簿を直後に出すので、質問感想文で確認して記入。すぐに午後からの2コマ目の講義。準備不足で上手くいかない。

 木曜日の今日。コープふくしまの定期総代会。9時ジャストに到着したが、作業してくれる職員の皆さんが待機。朝の挨拶も遅れ気味(自覚がない?)。10時からの総代会は、順調に進行。理事長挨拶も予定時間内に終了。役員選挙後に、新たな理事による理事会の開催。理事長・専務理事・常務理事などを決める。2年間の任期で、また理事長を務めることになった。
 終了後、新旧役員の歓迎・歓送会。理事3名監事2名の交代。中座して、県国際交流協会の評議員会に出席。1時間ほどの会議。
 終了後、帰宅しようとしたら、コープの退任される理事さんたちからの連絡。専務・常務、コープおおいたの理事長さんらとカラオケボックスにいるとの連絡。久しぶりのカラオケ。50代が多いが、それでも私の分からない歌。菅原洋一の歌(「今日でお別れ」)でごまかしてきた。声も出なくなったきたなあ。夕食までに帰宅し、楽天・巨人戦を見るも、最後の逆転で惜敗。結局1勝2敗の結果。3勝してもいい雰囲気だったが。実力なのでしょうか。(6/16)<34028>


◇ 日曜日〜月曜日にかけて、女川ー南三陸へ。
 南三陸のホテル観洋での仙台の東華中学校の同期会(一泊)。1960年3月の卒業の期ですが、私は3年生の1年間だけの在籍。30名ほどの集まりでしたが、4年ごとに開催していたのを、宿泊は今回最後にしますとのメッセージに、行くことにしました。女川のほど近いところでの、仙台の中学校の同期会ですので、行かないわけにはいかないという思いと、幸い、月曜日の会津短大の講義は学校行事(実習)のため、休講。
 ホテルから眺める広々とした志津川湾は、近くに居ながら、じっくり見たのは初めて。女川と比較してその規模の大きさを感じます。1年だけの在籍で、クラスが異なると初めて会う人も多いのですが、卒後56年、楽しいひと時を過ごしました。南三陸から三陸道の桃生津山ICへ。後は三陸道、東部自動車道、南部自動車道、東北道を通って、帰宅。昨夜の宴会が響いたのか、眠くて、春日PAで、仮眠。無事、到着。
 自宅で、仮眠後4時からのコープの常任役員会。終了後、熊本の応援に行く5人の職員の歓送会・激励会。気を付けて、頑張ってきてほしい。

 昨日の日曜日の集合時間は4時半以降なので、女川に立ち寄りました。前の日に連絡した女川の同級生に会って、弟さんの作品などの話をしました。話しているうちに、小学校時代の担任の先生が全学年同じ先生。びっくりしました。私が小学校時代はいつも後ろで、同級生は一番前の方。同じ教室に居ながら遠かったのかな?。亡くなった弟さんの話、そして女川で働く娘の話と、話は尽きない。多分、何十年ぶりですが、まったく昔と変わらないねと言われると、うれしいやら、成長していないのかと考えてしまう。図書館を見学してもらって、支援者を拡大しました。心温まる再会でした。(6/13)<33974>


◇ 土曜日。昼からの退職者の会(福島大学教職員組合退職者の会)の2016年度定期総会に参加してきました。数年前から会長をさせられています。先輩が多いので、会長の任は少し重い。恒例の懇親会(昼食会)も楽しい話し合いで過ぎました。いろいろ行事が重なり、残念ながら来れない常連もいました。
 最近は、定年退職後、教員(65歳)は大学の都合で、特任教授などで勤務を継続し、職員(60歳)も、再雇用の職員として働く方が多いのですが。基本的には非正規職員。2年〜5年後に退職を迎えますが、一斉退職のような形で慰労会をなすこともないので、静かに大学を去る人が多いのでしょうか。それゆえ、退職者に入会のチャンスを失うので、新入会員が少ない。基本的には、入会して、交流し合うことの必要性と魅力がないとダメです。これは私の役目なので、少し、仕掛けてみましょう。超高齢社会のいま、高齢者が頑張る時期です。退職者の会等の役割は大きいと思うのですが。

 帰宅し、購入したDVD(震災2年後の女川町)を見て、改めて高村光太郎の歌碑を私財を投げ打って作った女川の画家・貝廣さんの映像を見ました。残念ながら貝廣さんは津波の犠牲になりましたが、以前、仮設の店舗で奥様にお話をお聞きしました。彼の作品を紹介できる仕掛けが欲しいねと言ったきりで、その後、どうなったか気がかりでした。女川に行く機会もあり、彼のお姉さん(私の同期生)と連絡を取りました。貝さんの作品や、仙台の佐藤さん(女川出身)、東京で活躍している画家の作品など、女川出身者の文化的作品等を大切にしたいという愛郷心が湧きます。私は、芸術は最も苦手、作り手にはなれなくても、観客者にはなれるでしょう。埋もれていくのは、大変、惜しい。

 テレビ放送はなかったが、ラジオとスマホで、東北楽天対広島戦。2対1で逆転勝利。新人オコエが3打数3安打の猛打賞。まぐれではない、実力を感じます。他球団とは実力の差が大きいのかもしれませんが、若いルーキーなどの活躍で、勝ち星を重ねてほしい。そんな勝ち方もあるのではないのか。それが楽天らしいのかもしれない。這い上がる力に期待したい。(6/11)<33942>


◇ 金曜日。暑い一日でした。県の委員会の関係で、東京に出かけてきました。
 新宿のホテルで開催された「第124回 全国人事委員会連合会総会」。事務局メンバーを含め3人で出席。各都道府県及び政令市などの人事委員会の年1回の集まり。総務副大臣や人事院からの挨拶ののち、ここ1年間の活動の報告や決算予算、そして総務省の講演で終了。形式的なことが多いが、長年、委員を務めてきた方々の表彰。20年、10年の委員歴の表彰だが、知人の秋田のk委員も10年の表彰。長い間、ご苦労様でした。
 隣席の方と話をすると、それぞれの県でやっていることは、いろいろと異なる。何か前例主義でいると、どこでもこういうことになっているのではないかと思っていたが、他の県等の実践例から、具体的に学ぶ必要も感ずる。
 講演では、地方公務員の給与制度の問題として、再雇用労働者の問題、同一労働同一賃金の問題等など、今後の新たな課題も提示されていた。官民問わず、個々人の能力を自由に発揮してもらえる仕組みをいかに作るか、今後にかかっている。
 東北楽天と広島の野球テレビ中継観戦をめざして、急いで帰ってきたが、6対0で敗北。しかし、今日もルーキーが頑張っていて頼もしい。きっと芽がでるだろう。(6/10)<33932>


◇ 木曜日。特に予定なし。机の周りの整頓を始めたが、なかなかできず。
 午後、岸恵子の「おとうと」の映画をテレビで見る。整骨院行って、事実上終了。何か、違和感があるときに、また通うことにした。何とか4月初めからの「病気」?は終了。年内、新しい病に襲われなければいいが。2〜3か月に1回のペースなので、年末まで2回という計算だが、そうならないよう気をつけましょう。
 夕方、東北楽天対ヤクルトのテレビ観戦。BS12だが、結構、テレビ放送もあるもんだ。仙台の球場だと、何か他人事ではない。結局3対2で、楽天の勝利。1軍に上がったばかりの内田選手がヒーローインタビュー。レギュラーメンバーが故障していることもあり、ルーキーが出てくるので、それもまた面白い。内田選手のインタビューは、東北なまり。調べてみたら福島県出身、茨城の常総学園の出身だ。まあ、ふるさと選手の活躍。1軍に定着できるよう、頑張ってほしい。(6/9)<33915>


◇ 水曜日。午前・午後と市内の短大での講義。帰りしな、短大の先生に玄関でお会いした。今回の非常勤の紹介者でもあるが、昔、私が福島に来たばかりの頃、草の根ネットで遊んだ仲間。まったく、勤務も多様だったが、ワープロで草の根ネットにつなぎ、楽しんでいた。4万回目のアクセスに当たり、大きなプレゼントをもらったのも、いい思い出。ほぼ30年近くご無沙汰しているが、付き合いは続いていたらしい。今度、中心になっている方の誕生祝いをやるらしいので、仙台での仕事が片付けば、出てみたい。
 3時ころ帰宅に向かう車の中で、コープの組合員理事から電話。コープカレッジの打ち合わせだが、帰宅しないでコープ本部に寄る。今後、どう発展させるか、持続できる方策と内容を詰めていかなければならない。悩みはあるが、折角、国際交流の仕事もあり、コープカレッジに外国文化などの勉強も組み込んでみようかなとも思う。試行錯誤、頑張りましょう。
 草の根ネットの仲間にせよ、コープにせよ、また県や公益財団等の方々との付き合いも、今までの大学一筋(?)の付き合いから、地域の活動をしている方々との交流へと広げてくれた。それ自体、新鮮な驚きの連続だが、残された期間、つきあいの幅を広げ、多様な人生に触れ、自らに吸収していきたいものだ。(6/8)<33897>


◇ 火曜日。自家用車の12カ月法定点検のために、自動車整備工場と家を往復。代車を借りて運転したが、いかに自分の車が快適か、再確認。6万5千キロだけど、大切に乗り切るかな。人生最後の自家用車を何にするかなどは考えない方がいいかも。免許証の返上(形式上にせよ、実質上にせよ)も、近いうちに考えないと。
 静岡の佐藤先生から、大学問題の論考をもらったので、ブログ「大学改革フォーラム」に張り付けました。80歳過ぎても、いつまでも若々しい、知的活動をしているのが羨ましい。
 東北楽天の試合をテレビ中継で。今年、福島県内で行われる唯一の試合。郡山の球場。5対1で勝利。FBの知り合いが、球場に駆け付けていたようだ。以前、郡山での試合を見に行って、駐車場がなくて閉口したので、行くファイトが萎えてしまった。サッカーは、残念ながら敗戦。(6/7)<33876>


◇ 月曜日。コープふくしまの本部職員の朝礼。何か挨拶を話さなければならないが、消費税10%への引き上げ再延長について。戦後初めての2年連続の個人消費のマイナス。「大企業が儲かればいずれは家計にまわる」ということで、大企業に手厚い保護を与え、社会保障を削減するというアベノミクスの結果。消費税は上げない方がいいと思うが、それで社会保障の方はどうなるかという懸念が表明されることが多い。そもそも「社会保障と消費税をリンクさせる」ことを見直し、社会保障は「消費税に頼らない別の財源」で行うべきだろうと話した。
 自宅に戻らないで、そのまま会津の短大へ。非常勤の講義。コープで4時から常任役員会があるので、間に合うようにリターン。訴訟の問題もあり、仙台の弁護士(友人)を囲んでの相談。
 ふくしま復興支援フォーラムで報告していただいたことのある、いわきの渡辺淑彦弁護士の日弁連「自由と正義」に掲載された論文がfacebookで紹介されていたが、多くの人に読んでもらいたいと思い、渡辺弁護士の了解を得て、ブログに転載させてもたらった。集まれなくても、<ふくしまの声>を発信し続けていきたい。(6/6)<33860>


◇ 日曜日。終日、宅勤。
 講義(非常勤)の準備などで過ごす。ラジオで聞いた東北楽天の対中日戦。戸村が好投するも、2対0で惜敗。味方の援護がないのも苦しい。打線も頑張っているのだが、点に結びつかない。交流戦で、セリーグのルール。投手の打撃は大変なのだろうが。コバルトーレ女川は、1対1のドロー。静かな日曜日。(6/5)<33845>


◇ 土曜日。予約通院日が火曜日から土曜日に変わった。
 いつもの検査だが、改善方向と思いきや、少々、後退。担当のお医者さんが交代した。
 午後、福島医療生協の「震災・原発事故5周年集会」のビラをもらっていたので、覗いてみる。「ふくしま復興支援フォーラム」を共に企画した斎藤紀先生の話があるので、聞きたいと思っての参加。医師としての専門から、やはり医学的問題の話に注目。甲状腺がんの問題、母子の健康問題・遺伝的問題について詳しい話があった。医療生協の取り組みの話も聞いて終了。
 夕方の山車フェスティバルも見てみたいと思ったが、体力が続かず、自宅で、映画「釣りバカ日誌」、そして長編の「レ・ミゼラブル」をみる。
 そういえば、小学校5年生か6年生の時の学芸会で、「ああ、無情」。ジャンバルジャンの役をしたことを思い出す。長い映画から見ると、教会から銀の燭台を盗んでも、司祭に助けられて、改心するシーンで終わっている。そこは前座で、もっと長いストーリーの一部。フランス革命後の王政復活などの歴史は捨象されている学芸会版。演劇などの能力もなく、眺めているだけでいいイケメン(イケ・チャリ)でもないので、思い出しただけでも冷や汗もの。ジャンバルジャンは、恥ずかしながらも数少ない少年の思い出。
 東北楽天は、中日とアウェイでの交流戦。無安打で入った1回の3点を守り切り、3対0で辛勝。ナゴヤドームで、中部地方出身の選手が、地元の家族らの応援を受けて頑張っているのも面白い。(6/4)<33836>


◇ 金曜日。10時過ぎに自宅を出て、11時からの福大松川資料室での、松川資料記憶遺産登録の共同世話人会。東京からも3人の方々に来ていただき7人の会合。来年の申請締切を見つめて、それまでの準備等についての協議。
 世界記憶遺産は、昨年、中国が申請した「南京大虐殺の記録」が登録され、昨日の新聞では、日中韓の民間団体など(「国際連帯委員会」。フィリピン、インドネシア、オランダ、台湾、東ティモールを含む計8カ国・地域にある14の団体で構成)が、旧日本軍の慰安婦に関する資料の登録を申請したとの記事があり、話題を呼んでいる。
 いずれも外交関係において微妙な問題を含むが、松川資料は、それらと世界的には競争的な関係であるが、とりわけ日本国内(2つ以内の申請に限られている)での申請での競争がきつい。松川事件を正しく継承していくためにも、登録は大きな支援になるし、冤罪事件が後を絶たない状況では、現代的意味も大きい。
 東京の方々を福島駅まで送り、帰宅。帰宅後は、日本とブルガリアのサッカーテレビ観戦。7対2と大勝。インターネットでの東北楽天対中日は、締まった試合で、3対1で勝利。まずはホッとしている。(6/3)<33820>


◇ 木曜日。昼から福島大学の松川資料室へ。明日の共同世話人の会議の準備です。松川資料のユネスコ世界記憶遺産登録を目指しての打ち合わせです。貴重な資料なのですが、肝心の現地でのスタッフが少ないのが悩みの種。特定個人に皺寄せになっています。
 大学内の現職教員に、松川事件を研究対象の一つにする方々がいないのが、最大のネック。松川事件・無罪確定運動を実体験できた方々は、70代後半以上。私より少し上。私は大学1年の時に最高裁判決(全員無罪)でした。やはり、その後の方々が、新鮮な眼で、松川事件の意義を、現代に捉えなおして、継承していくことが必要と思います。ない物ねだりをしないで、自らが能力の範囲で、伝えることが必要かとも思う。
 昔、お世話になった、松川運動家のOさんの資料の寄贈の話があり、仲介してくれた知人に電話をしました。貴重な資料を散在させないで、資料室の充実へと向かえばいいのですが。問題は、存続できる体制と資金です。記憶遺産運動が、そうした体制などの確立に寄与できればいいと思います。
 夜は、東北楽天と阪神戦。なぜか3日連続のテレビ中継。残念ながら3対0で敗北。これでホームグランドで、1勝2敗。何とかならないのかな?(6/2)<33804>


◇ 6月になりました。水曜日です。
 桜の聖母短大での非常勤講義。午前と午後と、控室でいつもの昼食(おにぎり2個)を食べ、講義を繋ぎました。
 講義終了後、連絡のあった松川資料の記憶遺産登録のための打ち合わせをし、丁度連絡のあった国際交流協会関係の相談のため、協会事務所に寄りました。
 帰宅は5時過ぎになりましたが、夜は東北楽天と阪神の交流戦のテレビ中継。5対0から盛り返して5対3まで迫りましたが、敗北。それにしても、ルーキー(新人選手)の頑張りが頼もしい。高校卒のルーキーのオコエ選手や、大学卒のルーキー茂木・吉持・足立らの活躍がうれしい。4人もルーキーなんて40何年かぶりらしいが、それだけチームの現状の困難なのだろう。活躍の場を貰った、苦労している選手たちの活躍の場が広がるといい。(6/1)<33787>



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