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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


あ、ほれHard day's Night 2004年01月13日(火)

 愛宕城陥落のため、我々は落ち武者と女子供をさらいに出張ったのである。野武士かよ。

 城主に「なにか欲しいものはあるか」と聞くと「丸々と肥えたペットボトルが欲しい」というので、しかたなく−4にてお買い物の末、城下町をそぞろ歩く。でも、マジで遠いよな城まで。おりしも暖かな日であったので、うっすら汗をかきながら登城。

「すみませーん、落ち武者がりでーす」
「やぁどうも、よろしくおねがいいたします」
「じゃあ、戦意高揚のために新橋でも。」
 (※ 上のリンク、いきなり始まります)
「わはははは」
「わはははは」
「新!」
「新!」
「さて、じゃあ、棚の本から詰めてください」
「はーい」
 まぁ、同じ穴の狢というか、書籍だけでダンボール12箱、その他家財道具、酒二箱、などなど。途中でキティさんの知り合いである引越し会社のプロヘッショナルの人も助太刀にー、って、アンタ、あたしなんぞは途中の時点ですでに腕に力が入らずに。もー、あれだよね、あとになって風呂のヘリにかける腕にも力が入らない、という。で、腰をメリメリ、腕の腱を完全に伸ばしきりながら、なんとか、大して戦力にもならずにヘロヘロと。仕事場に戻ってからも色々やることはあったのだけれども、でも、そのまま力尽きて10時就寝でした。
 いや、これから三日の筋肉痛、多分辛い。

 え、落ち武者? 女子供? ま、それなりに。

そうか! 2004年01月12日(月)

 直前だったのか! 道理で……て、タイトル使うほどの私信か。こんばんは、MAOことながしろです。参考にします。>私信

 世間では成人の日らしいですが、そんなこと知ったこっちゃありません。もりもり原稿を書いたりお歳暮でもらったカステラをもりもり食べたりしておりました。チーン。

 でも、これはどうよ。いや、見出しだけでも。あれ、記事がないので、メモより。

 ズボンを脱ぎ、花を食べる

 たしかYahooニュースだと思ったけれども、この見出しだけで考えると、もう、なんだかわからんわいな。どーなんだろうねぇ。そんなに高揚するものかね。この元気があったら革命でも何でも起こしたらいいに。
 などと、騒ぎの後ヘコヘコ謝っている新成人を見ながら考えるのです。ばーか。謝るくらいなら、最初からやるんじゃないっ。けっ。

マサニ雑記 2004年01月11日(日)

 やべぇ! うっかり寝ちまったよ!
 四時半出発、車でフラフラと成田方面。ねむー。やはり、前日飲み会での朝は、つらーい。飲み会の延長上みたいなかんじで、明らかにテンションは逆転している。つらーい。これはすごーい。げふげふ。

 まぁ、特に面白い話は無いので、キャツアイ。

 午後ほどポックリ倒れて、夜は六〇〇懺悔室でチャット。恐怖の空飛ぶアルテッツアから生還して、看護婦の目を盗んでネットに興じる柳。と人間の生命について語りつつ、六〇〇新年会のはなし。よくよく考えたら、今の六〇〇は東京勢よりも、横浜近辺の人間が多いんだよな。ので、横浜中華街でなんかする、ということにする。

 作業のほうは難航中。胃と腰が痛い。

Qなオフ 2004年01月10日(土)

 いや、それよりもだ。

平成12−14年の1円玉が500円。

 ……ただまぁ、アサリの中のちっちゃい蟹を探すとか、シジミで出来る真珠を探せ、みたいな感じなので、まぁ、いいか。でも、500円か。

 逆に、稼げるのは今だけな気もするし。

 三鷹→中野→飯田橋→銀座一丁目。知り合いの画家である宇山たみの抽象画展示。地下一階の壁面、白く塗りたくりの会場で、作品十数点、「どうも円が内に籠もるようになったんじゃないか」というと、呵呵大笑されて「そんなん、わかんない」と。タハー、これは、かなわない。
 銀座一丁目から有楽町、千代田線乗換えで代々木上原、町田。QBOOKSの新年オフであるが、6時待ち合わせでうっかり4時半到着。でも、一見新宿並のデパート群とそこに連なる本屋、あと喫茶店などでなんとか時間を潰す。
 魔矢峰央『アスタロト』(2)など。

 オフ会には詠理、越冬こあらさん楓さん、主宰Qさん、木葉一刀さん、ごんぱちさん、佐藤yuupopicさん、三月さん、日向さっちんなど。(誰か抜けていないだろうね)。小奇麗なよろしいお店→カラオケ、という手順を踏んで、なんとか1時半ぐらいに家に帰りつく。
 次の起床は3時間後なので、このままおきているべか。

おまえはほほえむ 2004年01月09日(金)

 そろそろ五段に積まれた文庫群が、小生の身長(172cm)を越えようとしております。多分、確実に、今年中には。作業椅子に座ってると丈が変わらない、そんな今。とふふふ。8割は読んでるんだろうな。残りの2割は何を買ったのか覚えていない。(←駄目じゃん)でも、インド思想史を電車の中で読めッたって、大変ですよ。ええ。

 思い切りと覚悟が足りないといわれても、小説よりも「詩」ってのは己の人格が出ちまうんだろうな。そゆ意味で、ある種の割りきりやらボジティプな読者には、実に鬱陶しく感じてしまうのだろう、と。
 CoC公開推敲なんていう不思議な企画を数日前までやっていたわけですが、いくらいじっても、己の本質に嘘をつかない限り、やはり、その人の素性は、出てしまう。もっと言えば、「自分探し」小説しか書けないような輩は「もっと人間、磨いてこんかい」ということなんじゃろうな、と。
 さて、反駁のある諸氏は三田誠広『僕って何』あたりを読んでもらおうか。ちゃんとストーリーものの小説です。べつに自己啓発本じゃありません。まー、タイトル的にどうか、というのはよくわかるけれども。BOOKOFFちゃんで100円で、あるんじゃないかい。

+++
 床屋に行ってそのまま吉祥寺、はなまるうどんでかまたま380円なりを啜って古本屋を物色、快調。校正臭い原稿2本、はふはふ終わらせていると、

 久しぶりの黒いものが、どずーん、と。

 重い重い、最近調子がいいからそろそろ來るんじゃないかとは思っていたが。ぱくぱくと情けない感じでウロウロして、なんとか夕方ごろに息を吹き返す。

 いいじゃねぇか、何にもなくて不安に駆られるより、ずっといい。
 で、これを書きながら「在広東少年」が頭の中でぐるぐる回っているところ。とりとめもなく、以上。

忙中閑在 2004年01月08日(木)

 昼休みちう。校正の仕事でしぼしびの目で居ると、小骨さんとこの日記に読書速度判定、なんてのがあつたのでやつてみることにした。琴錦。

 987文字/分。

 大丈夫、小説において、速読なんていいコトは、ない。
 今道さんという東大の哲学のせんせえがいてはりましたが、ヴィトゲンシュタインと友人だったといわはる。まぁ、そういう方でしたが、インターネットで情報を得ずとも、まだ読んでいない文献や資料がゴマンとあるんだから要らん、と。
 そうだよなぁ。生まれ来る情報は天文学的な数字で跳ね上がったと思うけれども、でも、だからといっていままでのログを埋もれさせる必要は、ない。

 オイラは近隣の小説書きに古典を読むことをバンバン推奨するのですが、アレなんですよ。過去に答えの出ているものを、わざわざ自力で見つけんでもいいだろう、と。過去の偉人が積み重ねなら、それを踏み台になんか考えたらどやねん、と。
 あれだよな。徳育云々言う前に、オモロイ古典を読ませたらいいのに、と思う昨今。こういうと語弊があるけど、古典から現代に焼直したら、ある種の文芸文盲ども(具体的にどの辺か、は伏せます)は面白がるんじゃないかね。まぁ、同じことを考える人は必ず居て、こういうのはおおむね先にやられてるんだろうけど。

対CoC・公開作品推敲(7・最終回) 2004年01月05日(月)

いままでのあらすじ
:詩の推敲ちう露出狂まがいのことを、やっている。

+++
ぼくは 鉄塔の下で
後藤を待っている
より子だなんて、呼べないものだから
後藤
さんを待っている

ニットキャップの下は汗ばんで
一月の空の下で汗ばんで
指先はすっかり凍えているのに
やかんな頭は 湯気、噴いて

鉄塔の遠く、遠くはるかまで
鎮守の森の神太鼓 宇宙の広さを震わせて
早く、初詣に行かないと
後藤さんは、じつは鳥目なのだ

丘の下の、二つ先の鉄塔の下
真っ赤に立ち尽くす後藤さんに気が付いた
待ち合わせ場所をまちがえたのだ
どちらが悪い、とはいわないが
目を合わせないように(石になってしまう)
頭のオレンジの触手を見ないように(だって臭いんだもん)
早く行かなければ、行かなければ、
怒られる。
後藤……さんに。

(↑セーブポイント)
・よし、一度シェイプアップを図ろう。無駄な形容を年はずす。取捨のポイントは、読者に余計な疑問を与えないか、どうか。

 ↓よし、これで二時間ぐらいおいてみよう。
 醗酵するかもしれない。

・二時間たった。やかん→薬鑵にしよう。
・鎮守の森の神太鼓 宇宙の広さを震わせて
 流れ、悪い。なんかもっとすっきりと。
 うーん。

 くそう! 最後の方の間延びがゆるせん!
 これでひとまず筆をおく。もう一回見て、違和感がなかったら送ることにする。まぁ、省いたところも含めて、こんなもので。所詮、実験室詩人。

 1月12日、最終改稿。

 後藤を待ちながら

ぼくは 鉄塔の下で
後藤を待っている
より子、だなんて呼べないものだから
後藤
さんを待っている

ニットキャップの下は汗ばんで
一月の空の下で、汗ばんで
指先はすっかり凍えているのに
やかんな頭は 湯気、噴いて。

鉄塔の遠く 遠く遥かまで
太鼓の音高く低く 送電線を震わせて
はやく初詣に行かないと
後藤さんは、じつは鳥目なのだ。


丘の上 向こうの鉄塔の下に
真っ赤に熟れた後藤さんがいて
(なんだ、どっちが間違えたんだ)
怒られる、と真っ青になる。

慌ててぼくはびっこの足で
全速ひいこら脱兎でよろけ
石だらけの丘をかけのぼる
後藤

さんに待たれながら。

対CoC・公開作品推敲(6) 2004年01月03日(土)

 〆切が11日なので、いいかげんに決めてしまおう。

 後藤を待ちながら

ぼくは 鉄塔の下で
後藤を待っている
みよ子なんて、呼べないもんだから
後藤
さんを待っている

ニットキャップの下は汗ばんで
一月の空の下で汗ばんで
指先はすっかり凍っているのに
頬の火照りは、おさまらなくて

鉄塔の遠く、遠くはるかまで
いっせいに、いっせいに鐘がこだまする
早く、初詣に行かないと
後藤さんは、じつは鳥目なのだ

丘の下の、二つ先の鉄塔の
赤いフードの後藤さんに気が付いた
あ、
待ち合わせ場所をまちがえた
怒られる
後藤……さんに。


 前回より。今回、詩のフォームとしての言葉の排除と、それっぽさで埋めている部分を削り取って、なんとか開通させようと。それっぽさに逃げていれば、やはり陳腐に見えてしまう。灰汁を取って、味の素を使わないような。(ワカリニクイ)

 ・みよ子って、どうかな。名前に全く意図がないので、ここでなんか思い入れのある名前でも入れてみるか。「由美子」だと六〇〇の由美子しかおもいうかばないし、「ある」だと怒った感じが出ない。
 怒らせると怖い女性。で、時間に厳しい。

 ……より子? ああ。(ポン)

 ・<もんだから/ものだから>、「ぼく」の性格として、どっちか。どかな、知久寿焼風だと「ものだから」「呼べなくて」「もんだから」うーん。まぁいいや。

 ・<指先はすっかり凍っているのに>ふむ。へんに喩にしないほうがいいかな。あくまでも、素朴に。

 ・<頬の火照り>嘘臭いね。うそ臭くてもいいけど、さらっと流せる嘘がほしい。どうすっかな。<凍える>の対照が欲しいわけだが。
  ・頭からの湯気は、たなびいて
  ・やかんみたいな頭は、湯気噴いて。
 やかんはいい。形容詞にする。
  ・やかんな頭は 湯気、噴いて

 ・<いっせいに、いっせいに鐘がこだまする>
 こだまがいっせいに出るかよ。順繰り、は重い。
……太鼓にしちまうか。いま、知久さんの「ロシヤのパン」を思い出した。あ、「ジャバラの夜」?

 ・ここで秘書に見せると「より子さんが怒ってらしたらええんちゃいますでしょうかけえのう」と乱れた日本語で話すので(ナゲカワシイ!)ハイハイとイウトオリニする。えーと、具体的にはどうしようかな。

丘の下の、二つ先の鉄塔の下
真っ赤な真っ赤な後藤さんに気が付いた
待ち合わせ場所をまちがえたのだ
どちらが悪い、とはいわないが
早く行かなければ、
後藤さんに、怒られる。


 説明臭いなー。真っ赤な真っ赤な、は「学校に間にあわない」だし、もっとすっぽりはまる言葉が、ほしい。


ぼくは 鉄塔の下で
後藤を待っている
より子だなんて、呼べないものだから
後藤
さんを待っている

ニットキャップの下は汗ばんで
一月の空の下で汗ばんで
指先はすっかり凍えているのに
やかんな頭は 湯気、噴いて

鉄塔の遠く、遠くはるかまで
神明様の大太鼓 宇宙の広さで震わせて
早く、初詣に行かないと
後藤さんは、じつは鳥目なのだ

丘の下の、二つ先の鉄塔の下
真っ赤に立ち尽くす後藤さんに気が付いた
待ち合わせ場所をまちがえたのだ
どちらが悪い、とはいわないが
目を合わせないように(石になってしまう)
頭のオレンジの触手を見ないように(だって臭いんだもん)
早く行かなければ、行かなければ、
怒られる。
後藤……さんに。


 最後で台無しな感じです。
 長くなってしまったので、次回、最終回。

およ 2004年01月03日(土)

 外でた。100円ショップでヘッドホンが売っているので購入。年末壊れてたし。で、結構使えるのですごいな100円ショップ。おもわずデカいのこぎりを買いそうになって、使いどころがないので、断念。

 今日のリファラ
 こういう検索をかける人は、何を探しているのだろう。いや、ものすごくいい趣味の人だと思うし、これでひっかかる電マルもお友達である。

 なかよくしましょうや。のう?

初夢 2004年01月02日(金)

 は、見なかった。昨日から飲み続けの色々なアルカホルで目の前を鈍色にして眠ってしまったので、朝はすっきり目覚めたが、いかんせん、熟睡しすぎた。

 で、まぁ酒呑んでテレビで漫才見ながらグヘヘヘって今年はバラエティーしか出来なくなったかもしれない漫才コンビがいやにゾクゾク出てきませんか。海砂利水魚(現・くりいむしちゅー)とよゐこの漫才なんて何年ぶりだ。家人の話だとホンジャマカの漫才もあったらしくて、あー! それみたかったー! などと。

 いい加減にこの癖は直さなくては。あまりにもやるべきことリストが多いと、「多いなあ」とおもって全思考がストップしちゃうんですな。で、今日もうららかな新春の日差しの中でしばらく固まっていましたが。まぁ、何もしないのが一番よくないわな。進展しないし。
 今年は、なんとか起動時間を早くしよう、と思うた。

 それにしてもあれだよな。元旦、二日から働いている皆様、心底オツカレサマです。でも、なんだろうね。そこまで労働に突き動かす何かって、金かね。
 考えろ雇用者。このぉ。(←酔っ払い)

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