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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


リチャード・ハッケイの個人的事情(第5回) 2004年06月14日(月)

                     ・:3つ〜
 やぁ、ハッケイだ。久々だったな。
                     ・:3つ〜
 この前、オレのファミリー・ネームを忘れやがったナガチロが、メッセンジャで六〇〇絵師のこはらさんに聞いたんだそうな。

ナ:そいや、リチャードの苗字って何でしたっけ?
 ……苗字ってなんだよ、ヲイ(笑)。
                     ・:3つ〜
こ:確か相撲っぽい感じだったと思いますよ。
 ……相撲? おえりゃあせんのうこの女ァ。
                     ・:3つ〜
ナ:リチャード大関?

                  ・$3つ〜
 なにか? これでオレは「ゲッツ!」とでも云えばいいのか?

+++++++++
                      ・:3つ〜
 今日、飯を食いながら東京フレンドパークを見ていたんだ。

_Y                     ・:3つ〜
 ゲストは井上和香とMEGUMI。ナガチロは食事の手を止めてじっと見入っていたようだが。
  @_Y                  ・:3つ〜
 最後のダーツのとき、画面で商品を紹介するところで、「この番組は平成16年5月24日に収録されたものです」なんてテロップが出たわけだ。
    @_Y                ・:3つ〜
 「?」ふたりで顔を見合わせたね。ホンジャマカの石塚さんが食い逃げをしたという記事を読んだ事も無いし、観客席に田代まさしがいたという様子でもない。なんなんだ。斉藤清六風にいうと、なんなんなんだ。
      @_Y              ・:3つ〜
 ……ああ、パジェロ(三菱)。
           @_Y         ・:3つ〜
「かたつむりで〜す」「ああ、見ればわかるよ」
          
 続く

prev.金原ひとみ「蛇にピアス」 2004年06月14日(月)

 ※例によって、ネタばれを気にしません。

 金原ひとみ「蛇にピアス」69点

 例えば永井龍男と金原ひとみを並べちゃイケないかというとイイわけで、志賀直哉と金原ひとみを並べちゃイケないかというと、イイのである。今回珍しく、芥川賞受賞作を二作とも読んだのですが、傾向というかなんというか、全体の一部分に血流がしっかとあれば文学賞にゃあひっかかるんだな、という印象でした。ブンゲイなんてものを長くやっているとどうも完璧主義に陥りがちで、この、小説ゆえに圧縮された感情ってものがおろそかになりがちなのですよ。そう考えると、金原にしろ綿矢にしろ小粒の作家で、我々ヘタれ文藝人は、分不相応な山を望みすぎているのでは無いだろうか、と考えてしまうのである。そりゃそーだよな。永井龍男にしろ志賀直哉にしろ、後世にまで残る大作家なのだもの。そう考えると、先ほどの各二者は、比較しちゃいけないのかもな、とも俄かに思ったりする。
 先に悪口を書いてしまうと、例えば街中でルイがチンピラ(死語)にからまれる、アナが激昴してチンピラを殴り殺しちゃう。チンピラに絡まれる、というところから殴り殺して逃げちゃうてのはいかにも突発的、ちゅか漫画的で、このあたり、もっとスマートに出来なかったもんかな、と思う。
 もともとの金原の持つ感覚てのは非常に古風で繊細なように思う。これは、わが師多岐祐介が山田詠美をもって「なんと古風な」と形容したのと同じで、たとえば描かれるアナの肖像であれ、彫り師シバがサディズムを抑え込むそのギリギリ感でさえも、実はものすごくセンシティブなところで書けている、その一方で仕掛けが大掛かり過ぎるよな。例えばアナがサディスティックに殺される、御丁寧にチンチンにゃ線香まで刺してある。ハッとする。部屋に同じ線香が、ある。じゃあ、殺したのは暴力団の復讐じゃなくて、シバ――まぁ、シバじゃない、と自分自身に言い聞かせるところで終劇なのでありんすが、ディテールの繊細に比べて、なんとも展開の仕方が大味なのが難ッちゃあ難なんである。
 繊細さについてはいいと思う。冒頭のピアッシングで イテテイテイテと本を放り出しそうになったのだけれども、それが奇を衒ったものではなくて、ピアッシングが日常の一部としてしっかり書かれているところに悪意がなくて、ああ、真面目にこういう風景なのだな、というところは好感が持てた。これで次が「アッシュベイビー」か。なんだろうな。鴎外の饅頭茶漬けのような、煎茶にアイスクリームをたたっこんだようなこの感じが、が、5年後どうなっているかな、というところに注目したい。だので、『アッシュベイビー』は不要っす。

 綿矢と金原、どっちがいいかといわれれば綿矢だけれども、5年後は金原のような、そんな気がします。

よせてあつめて・6 2004年06月13日(日)

・森永乳業の「とろけるココナツプリン」うまーい。これでココナツ臭がなければ完璧なんだが。ココナツ臭がお好きな方には超御勧めの逸品。冷蔵庫に転がっていたのでいつのものかは知らない。

ブックマーク作った
 ほぼ日参している箇所。知り合いでも更新のないところは省いてあります。結構な量で、発案実行完成に一週間を要した。別に付きっ切りだったわけではない。挙げたサイトには、少なからず面白いものが転がっていますので、新しい散歩道が皆様に見つかれば重畳です。

道化恐怖症
 この気持ちはよくわかる。アタシかて、めちゃんこ怖いのである。なんか学術的に考えるとだ、人間の代わりとして感情移入するに当たって、道化の持つモノってのは人間の一面でしかない。笑いだったり滑稽だったりというものを客に見せるにおいて、ふとしたきっかけでそれ以外の「仮面の下」が顔を覗かせるところが、やっぱり怖い。フランス人形のある家もやだし、にこやかな表情のぬいぐるみも、実は恐ろしいのである。(ぬいぐるみ自体は、万里園にもゴロゴロしていますが)
 だって、車に惹かれてもニコニコしてるんだぜ?

 ……まぁ、その裏返しとして、自分が道化になってしまおう、という感情は、あるような、気がする。

・今野緒雪『マリア様が見てる』(集英社コバルト)ようやく入手。どっかのあゆあゆに猛プッシュされたので購入しましたよ。はじめのほうざっと読んで、あ、文章うまいじゃん、という第一印象。期待しよう。

・私信
 詠理ンとこ。
 ちょうど昨日床屋で読んでいた文藝春秋にあったな。石原都知事とどこだかの坊主の対談。
「今の日本の宗教は信じるんじゃなくて、感じるんですよ」
 まぁそりゃあそうだ。そりゃあそうなんだが、どうも昨日から、奥歯に挟まったようで、釈然としない。

緋川姐ンとこ。
 うーん。今ひとつ。一箇所改行ミス。

しゃべり場……って本当に喋っているだけである。 2004年06月12日(土)

 QBOOKSのO-KAZUが10代しゃべり場という番組に出る、とBeganという人からメールを貰ったのでホイホイと見る。ホイホイットニーヒューストン。(減点7)
 あー。10代がしゃべり場っていう番組だった。大槻ケンヂさんがゲストで御題が「ランキングをぶっ飛ばせ」でしたっけか。KAZU氏が一番まともなことを言ってたよね。そーなんだよ。ランキング自体、江戸時代からあるわけでさ、KAZUはアホ自慢だのなんだの云ってたけど、吉原の花魁のアレなんつったっけ、じたばたしてもはらまないので追記するとして、あと相撲の番付だ。アレもランキングじゃねえか――。
 知り合いを見るつもりが憤りながら見ている(笑)。あんまり言及するのもアホらしいが、要はこういうことだ。お女郎の人々が居て、そこに群がる人々が居ると、「ランキング屋」という商売を思いつく人がいる。オリコンの社長さんに聞いてみるがいいや。
 それにしても、論点の混線を突っ込む人間が居ない時点で、ショウとしては駄目だと思いますがどうですかNHK教育?

 床屋に行く。延々とまたされてドボズンベガ、と思っておると文藝春秋が積んであったので、待ち時間で金原ひとみ「蛇にピアス」読破。あー。あー、やっぱり「蹴りたい背中」の方が上かな。これは別枠で書こう。

 熱風が吹き荒れてると思ったら急に風が冷たくなって真っ黒の雲。――のはずが単に蒸し暑いだけで夕方を迎えてしまった。ドナイスットヤ!

眠い 2004年06月11日(金)

 門前仲町で漫画の打ち合わせ。せっかく寺町ですので甘味処でクリームあんみつなど召し上がるMAOさん(←アンタぁ一体何者だ)。一日中雨で、帰り道に運河の方に歩いていってぼんやりとする。水面が真緑。

・:3つ〜"

 帰りの電車で爆睡。(あ、爆睡というのは認知された日本語なのか、一発で変換された)

 帰ってビール飲んでうとうとしている。ラジオで聞いていた広島−巨人戦が3−1で、まだまだひっくり返せるわい、と思って脱魂。ハッと目覚めてぼんやりした頭でいると、8−3だとか報じていて、一気に目が醒める。珍しく大負けである。結果は8−5。まぁ、ねぇ。

・:3つ〜"

 こゆニュースを見て和んでしまうのは、末期症状ですか。

うわーん 2004年06月10日(木)

 6/4のライブの様子がフランス語圏でblogになってるよっほーい。

http://www.cho-yaba.com/pinku/main.php?itemid=127

 でもフランス語が読めないのでどうしたもんやらオロローン。

ささやかな疑問 2004年06月10日(木)

 の前に、まべらさん誕生日おめでとう。

 あらためまして、細やかな疑問。


「お代官様おやめください」
「ほっほっほよいではないかよいではないか(くるくる)」
「あーれー」
「このもち肌がたまらんのうふひふひ」


 ……これで、誰も助けに来なかったとして、だ。問題はそのあとに、である。
 屋敷に住まわすのか?
 それとも、売り飛ばしちゃうのか?
 殺しちゃうのか?
 家に帰すのか?

 気になる!

なぞなぞ 2004年06月09日(水)

 たび重なる嵐で住み慣れた部屋を閉鎖され、ついにさざえさんと ますおさんは、たらちゃんを連れて磯野家から、近所の避難所に 引っ越すことにしました。ところが、波平さんは孫のたらちゃん 可愛さに引っ越しを許しません。そんなとき、お調子者のかつお が言いました。
かつお「お父さんは○○○○の○だね」
ますお「かつおくんはうまいこというなあ」
さざえ「あんたはよけいなこといわないの」
一同 「わははははは」

さて、かつおは何といったのでしょう?(10点)


 小骨姐さんとこより。色々考えて色々答えをだしてみたけれども、やっぱりまともな答えの方が面白いわ。いや、これは一本とられました。東京都中野区に要塞を持つ総帥も大層御気に召していた御様子だし。
 答えの気になる方は小骨さんとこへ。ここでは言及しません。

+++
 企画に進展アリ。いや、企画ちゅても自分のオマンマの企画ですゆえ、自分でせっせこと画像を作ったりしているのですが。三日悩んだ案件が一気に決まって天才モード。まぁ、天才モードの後は決まって鬱であります。ソーウツ持ちにとっての鬱ってのは天災だぁね。洒落だけど。企画は近日公開。
 しかし、女陰ショップしか使わないで画像関係を切り盛りしているので(イタストレーターをインストールしては、いるのです)この手の会社でバイト、というのは幾分か辛い物があるのですなしくしく。ちゅかホトショップで変換して女陰ショップてでてくるうちのパソコンはどうですか、ってほと→女陰というユーザー辞書を作ったのは俺でした、って女陰女陰困ってます。下品でゴメンナサイ。仕事くれ。

 ↑ ああ、読みにくい。
+++
 蟹ちゃンとこより。

 まぁ、突っ込むべきところはありますわな。「さざれ石の巌となりて」なんちゅのは中国の思想だし(石が成長するのです。不思議)成長する前に苔なんか生えてんじゃん、というか成長してったら苔なんか生えないじゃん。というツッコミが入らないのは天皇の御稜威(みいつ)なんざんしょう。天皇陛下漫才。じゃなかった万歳。

 国歌かぁ。割と本気でYapoosの「君の代」を推します。歌詞、いいじゃんいいじゃん。これならイギリスにもフランスにも対抗できるし。

 君の代

 火山の国に生まれし君よ 弓状の島で育ったおのこ
 だいじに想い慈しむよに どんなときでも寄りそうてくれた

 金色のオーラ 放ちて止まむ
 いとおしい人 君、わが愛よ

(後略)


 現実味がありそうなのは(笑)、……そうだねぇ。

「上を向いて歩こう」はいい。本命な気がする。
「わが人生に涙あり」(水戸黄門)も、いい気がする。
「ラジオ体操のオープニング」も元気が出る。

……なんかオチがないかな。

 ああ、笑点のテーマ、なんてどうでしょう?
 オリンピックの表彰台に、盛大に「パフ!」を響かせてほしい。

これが、癒しだ 2004年06月09日(水)

 pya!より。

http://www.h6.dion.ne.jp/~kano04/kano1/k-040608.html

 ちょっと元気になってしまう不思議。あざといとか、云うな。

第19回タイマンバトル[投票受付中] 2004年06月08日(火)

 QBOOKS主宰・蛮人Svs六〇〇主宰の拙者というタイマンバトルでやんす。
http://www.qshobou.org/taiman/kaijo.html

 3750文字小説、御題は三題ばなし「題・ファゴット・なの花」、投票締め切りは6月20日です。みなさま、投票してくださいな。

 話には黒柳徹子だの林家こん平師匠だの登場しますが、全体的なスジに関してはめずらしくオリジナルです。換骨奪胎しておりませんで、まぁー、タヌキの映像イメージは杉浦茂なんですが。でも、このどないせっちゅうねん! という御題にしてはうまくまとまったんじゃないでしょうか。でしょうか。
 ファゴット奏者である氷月そら女史にも多少色々取材したけれども、結局使わなかったものなぁー。名残はあるけれども。

 感想やツッコミをいただければ、幸甚です。

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