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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


江古田駅前樽平寄席・第拾弐夜 2006年08月08日(火)

 秋立ちぬ乳首の透けたランニング 赤胡

 というわけで樽平寄席。

初花「ろくろ首」
一之輔「菎蒻問答」
初花「三題噺・いぬかき、きゅうり、象の鼻」

 でした、初花さん初の「三題噺」。
 楽屋話をすると、初花さんはかなりロジックで話を作っているねえ。と思いました。聞いていると面白い。

バテますた 2006年08月07日(月)

 風呂槽に落ちたカナブンことながちろです。

 あー、なんだ。
 極度の疲労(自己申告)により本日は家にいることにしました。というか泳いで体力の増強に努める予定でしたが、朝三時に起きてしまって仕方無く仕事をし、八時に朝食を取るとやっぱり躰の芯がぐずぐずでしたので、アカーンということで倒れていました。頭も痛いし。
 あとは黙々と、デスクワークを。外は30ウン度だし、これでよかったのかもしれない。というか、今泳いだら沈む。リリシズム。凛々しずむ。淋漓雫。

 で、のそのそと仕事をしていたら呼び出されて吉祥寺。仕事を辞めるとかどうするとか言う話をぶちぶちと聞いている。でも結局、こういう話ってのは外野は勝手に想像して好きなことが云えるわけで、辞めるも辞めないも、次の仕事どうするも、結局は本人の決断しかないんだよなぁ。
 多くの情報を得るのはもちろん大事だけれども、疎の中から自分に必要なものを確実に選んでいくというののほうが、もっと大事なのであります。
 まぁ、当然の話なんですが。

 明日は昼に神保町のあと、江古田で取材→樽平寄席です。みなさん御用と御急ぎで無ければ足をお運びください。
 待ってます★

僕の見る夢は秘密だよ 2006年08月06日(日)

  圓朝祭、今日じゃん! ながちろです。

 や、なんというか。
 モー二ソグ娘。の「りボンの騎士・ザ・ミュージ力ル」見てきました。や、なんというか、宝塚好きな人がいて、チケットがあるからいかないか、ということでしたので、50代女性と、80代女性と、三人でした。なにごとも経験です。

 東京宝塚かと思ったら新宿コマ劇場で、このクソ暑いのに背広ぢゃなくていいじゃん、という後悔はさておき。

 前に宝塚見に行ったときはおばちゃまからおねえちゃままでドチャーーーーという感じでしたが、流石に今回はおっきいおにいちゃんはドワーーーーっといまして。いわゆるモーヲタのみなさん。もーばっちりそれぞれのご贔屓のシャツなんか着たりして、アタシの目の前の客なんぞ客席で着替えてたぞ。80の同行人が目を剥いていて面白かった。

 で、感想か。
 今回の目的は、やはりモ一二ング娘。です。ちゅても名前なんか殆どわかりませんが、でも、一応トップアイドル(だった)ぢゃん。今一世を風靡しているアイドルがどんなものか、というのを見たいのはありました。
 で。
 結論から言えば、駄目です。下手です。下手、というのは才能の問題だから仕方無いにしても、あきらかにテレビ的なモノの作り方に慣れてしまっている。
 舞台というのは、一回一回が全てだ、という考え方が無いのです。あれだけやってて、あすこまで音をはずすミュージカルなんて信じられない。あとで音だけ撮りなおしてDVDにすればいいや、とか、TVだからまずい部分は編集すればいいや、という一種の甘えが見えます。駄目だあの娘。ども。はっきり云やぁ、ぐだぐだ。箙かおるさん(宝塚)とマルシアが要所要所で締めているからまだうまいこといきますが、あれ、娘だけでやったら大変だろうなぁ。声もパンチが無いから何云ってるかわかんないし。舞台は一度限り、その場その場が大一番、という緊張感が無いのがわかってしまうのだなぁ。
 おそらく稽古のテンションもそんなものだったと思うよ。

 だからまぁ、アイドルが片手間にやるんだったら、あんなもんぢゃないすか、という感じ。でも、奴らには何の芸も無い。あんなに舞台上で一杯一杯で、余裕が無いのは落語家じゃ二つ目でも居ないよ。

 しかし、だがしかし。

 今回一番感動したのは、何を隠そうモ一二ング娘のファンの皆さんことモ一ヲタの人々だったかもしれない。
 結局、新宿コマで、宝塚のファンの人も、小さい子供もいて、といういわゆるアウェイであることをちゃんと理解っているファンばっかりで、無茶なスタンディングも無かったし、乱闘騒ぎも、派手なサイリウムも、なかったのです。あたしの心配は杞憂でした。
 で、あの下手ドル軍団を何よりも支えているのはやっぱりファンだったなぁ、という感じでした。フィナーレは二三曲ライブもやるわけですが、掛け声の方が舞台の上よりもプロっぽい。多分、懸ける情熱としては、舞台上のプロよりも、ファンの方が熱心だと思うよ。やー、「ガキさんがオレに手を振ってくれた」位のヲタの妄言くらいなんですか! アタシャファンを見直した。カーテンコールでひときわ完成が大きかったのがマルシアと箙かおるさんだったのも含め。

 まぁなんだ、ファンがあれだけがっちりと周りを支えてないと駄目なんだとしたら、モ一二ング娘。も結局B級だなあ、と思ったしだいです。ゾス!

文芸関連通達 2006年08月06日(日)

 ちょっと出かけるので読んでおいておくれやす。

QBOOKSベストセレクションの中間発表をしてみた。
 これ、自分で日常でも記憶に残る作品を一人好きなだけアップしてもらって、で、あとで編集で帳尻合わせをしようという魂胆のものです。

 ほらアータ、選ばれてるんだから気を取り直して新作をお書きッ。


・「5」なぁ。
 先日挙げた「槁木死灰」についてのコメントをいただいたので感想返礼をば。
 そう、寿司の皿はかならず「5」なのです。「4」では話が成立しないし、「6」以上では先生は寿司を買わなかっただろう。ここ、いいところです。

 結局ね、最近の涼宮ハルヒが理系に受ける、というのは結局前提があって、その前提上で数式を書き終えている感覚があるからなのです。三角形が三角形として安定するのは、以下のことによって定義づけられているから、なのです。

1:三角形とは、三本の線分によって形作られた図形のことを云う。

2:線分とは、ある二点を最短距離で結ぶ線のことである。

3:点とは、位置を指し示すが、大きさ・面積・長さをもたないもの。(ユーグリッド)

 小生数学屋では無いのでテケトーではあるが、こういった前提の元に成り立つというところに、読者は完成度を見てしまうのであります。ああ、なんて良くできた数式だろう、と。

 そうかな。
 人間は前提の元に、あるのかいな。

 一言で云えば、「槁木死灰」は「アンチラノベ」小説なんどえす。それが執筆動機だし、目的でもある。

ドキッ! 女だらけのパジャマ大会!(ポロリもあるよ) 2006年08月05日(土)

「お前のはお袋よりいいな」
「お父さんもそう言ってた」


 ですって。んがちろです。
#by家元

 まぁ、もう、いいので書いてしまいますが、うちの同居の祖母が脳梗塞で倒れやがりまして、入院して二週間たって、後遺症もほとんど無く病院のベッドの上でもそもそしています。たしょう言語にもつれはあるようですが、まぁなぁ。年とりゃどっか崩れてくるものよね。
 別に平気なので書くことにしました。それがあーた、なんだか識らないけど、ベッドの上にドライフラワーだかアゴの干物みたいなばあさんが転がってやがって、どきどき「めー」とか云ってけつかる。寝巻きなんぞはだけて、乳輪でも見えてハッとしようもんなら、鼻からチューブ出てるし。口なんかポカーンと開いていて、駄目です。それが5人も6人も並んでる。面白いんだけどさ。

 昼間は見舞いつつ、夜は阿佐ヶ谷の七夕祭に出かけました。年々飾り物のハリボテの質があがっていくのが頼もしいっちゅーかつまらないっちゅーか。
 ぐるりと回って、富士そばでざる食って帰宅。

ジャズ息子 2006年08月04日(金)

上席のインターネット落語会は、すごいぞ!
 はじめての人にこそ聞いて欲しい川柳川柳『ジャズ息子』多分、史上最強の、75歳。

 10日までだ! これは聞け! 聞くのだ!
 志ん五師匠の与太郎もすごいが、やはり川柳師匠だ。
 ホント、うん。ぜひ聞いてください。
 今の生の落語も、すてたもんじゃないから。


・あ、小説を、書きました。久々に。
 QBOOKS第68回3000字小説 ながしろばんり「槁木死灰」
 ひとことでいえば、久々に、自分の好きな世界が書けた感触です。今読み返してみたら、けっこうホラーっぽかった。いや、普段ホラーのホの字も読まない人が言っているので適当ですが、でも、なんだ、出来てるじゃん、と思いました。自分で。
 乾燥をいただければ、ぱりぱりです。

 ここ数日、暑いねえ。
 なんだか布団を干したのも半年ぶりな気がする。(大袈裟

ちょっと気になっている

1km 2006年08月03日(木)

「中学校」という駅名があるのに興奮するながちろです。

 夜仕事が多いですので、昼が結構遊んでいる時間だったりして(いや、たいていは仕事してますが)夏なので、プールいいぢゃない、と。いうわけで出かけました。いいんです、」夜遊ぶか昼遊ぶかという問題ですから。で、こういうことしてるから打ち合わせに行くと「なんで焼けてんだよ」ということになるんですが。まぁ、それも醍醐味といえば醍醐味です。

 で、1km泳ぎました。昔は水泳などやっていて、1kmなど平気の平左だった気がしますが、もう、ぐだぐだです。なんでもいいから、とにかく1km足をつかなきゃいいやって、25mプール20周ですね。やってきました。ガッコンガッコンでした。痛めなくていい首筋を痛めたりして、一時間過ぎでプールを出てしまいました。もう泳げなかったからです。
 ジュニアオリンピックがどーの、といっていたのももう10年以上前の話です。気が遠くなりました。


・ボクシングの亀田なんとか、そんなに盛り上げたいのなら見てやろうじゃねえか、ということで見ました。駄目です。八百長です。ひどいものです。どーせ擁護派などでることでしょうが、断言します。ひどい。

 だってボクシングのルールだもの、というのならばそれはボクシングのルールが観客のニーズにあっていないだけです。客呼んで金とってやっている以上、それは見世物です。見世物だったら、客が満足しなければそれまでだという大前提があるでしょう。違いますか。違わないですよね。現に金を払った客は"No"だと云っています。だから、Noです。ボクシングファンが「違う」と声を枯らしても、ああやって全国ネットで放映された以上、ボクシングファンの理屈ではないところに価値判断があるのです。だから、やはりあれは「八百長」なのです。
 だれだかどこだかでうまいことを云っていたなぁと思うのは、不動のチャンピオンを作ることが、TV番組側にとっても視聴率を上げる作戦だった、しかし、そういった感覚というのはもう旧いもので、ゆえにネットなどで、観客が不満だとそれがダイレクトに主催者側にぶつかってくるのだということであります。結局なんだかなぁ、興行主の思惑が外れて、舞台上のボクサー二人がかわいそうだ、という向きも無いわけではないのです。

 まぁ、ボクシングの世界自体が、結局コアなファン向けなんだなぁ、というのが結論であります。
 あの時間帯で放映出来るようにルールを変えなきゃ行かんと思うのだわよ。

吉村昭さんが 2006年08月02日(水)

 ノルディック腹上死。ながちろです。

 こんなフリのあとでなんですが、吉村昭さんが亡くなった記事を新聞で読んで、ああ、そうかあ、なんつて、一作品か二作品しか読んだことが無いんですが。で、高円寺で取材して、阿佐ヶ谷の七夕祭の準備を素見して(たのしみ!)、吉祥寺まで電車、で床屋まで徒歩。
 行くと、マダムの友達らしきカナダ人がうろうろ、は、いいんですが、吉村昭の本ばっかりぞろりとあって、マスターはいまだにパンチだし(元ゾク上がりなので)、あれ、吉村ファンだったのかしらん、と思って聞くと、ずっと常連だったということです。あれ、そうなんだ。アタシここの床屋20年以上通っていますが、そんなこと、聞いたこと無いわよ。俺も小説とか読まないから知らないけど、どうも有名な人だったらしい、って、そんなものかもしれません。小説家も、やはりただの、職業。

 あいかわらず坊主ですが、昨日から家の人が風邪で倒れていたり、居なかったりでなんだか家事がみんなまわってきています。今日も朝起きたら缶ゴミがすでに回収終わってたりして、がっかりですが、まぁ、そういうときもあります。

 たまには丸正で寿司でも買おうかしら。それでは。

主人がオオアリクイに 2006年07月31日(月)

 殺されて1年が過ぎました。
 というスパム(不倫系)がきたのですが、どーすんのよ。オオアリクイが人殺すかよ。MAOです。

 以下本文抜粋。

 自分のことを少し語ります。
 昨年の夏、わけあって主人を亡くしました。
 自分は…主人のことを…死ぬまで何も理解していなかったのがとても悔やまれます。
 主人はシンガポールに頻繁に旅行に向っていたのですが、それは遊びの為の旅行ではなかったのです。
 収入を得るために、私に内緒であんな危険な出稼ぎをしていたなんて。

 一年が経過して、ようやく主人の死から立ち直ってきました。ですが、お恥ずかしい話ですが、毎日の孤独な夜に、身体の火照りが止まらなくなる時間も増えてきました。


 なんかこう、想像力を試されている気がしませんかしませんよそうですか。危険な出稼ぎ、ってこの状況だとオオアリクイか蟻の乱獲(漢方薬として)くらいしか思い浮かばないのですが。蟻の漢方薬ッたらこんなのがありまして。

 今日は鶴見で柳川睨下と茶飲み話。
 ちょっと色々ヒントになった。

槁木死灰 2006年07月30日(日)

 ぷすぷす。ながちろです。

 力尽きました。
 自分の脂の脱け具合を実感せずにいられません。
 昨日、へろへろのグダグダで却って眠れず。3時過ぎから一升瓶片手に飲み、潰れたあとで7時ごろに暑くて目覚めて寝床にもぐり、10時半には立派な宿酔でした。うえっぷ。だがね、宿酔も含めて、酒だと思うんだがどうよあははんアタシって魔女かしら。もといマゾ。MAOだけに。

 槁木死灰のまましばらく倒れていて、あきらめておきあがって水分を取ると随分楽になりました。で、ふらふらと自転車に乗ってお出かけ。カナはといっしょに原宿に出かけてそのまま空輸されるはづなので、もうアタクシはお役ごめんです。ごめん早くて。どうしてもエロ入れないと気が済まず。もはや末期。

 で、あー、カナを送ってきたと拙宅でだべり、カナが「山頭火」でラーメンを食べているのを確認して、ぢゃあわしらも飯を空海、といことで近所のラーメン屋に入ったらあちきの一族が雁首そろえていたよ。あはははは。
 みぞラーメンおいしゅうございました。


>私信
 もしよかったら面倒みてやっつくんねえ。

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