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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


年賀状(死斗篇) 2004年11月23日(火)

 そういう季節です。隣町で去年使った安い印刷所があったと思うので、データを準備→入稿。

「おや、アンタ去年も来たでしょ」
「はははは、また今年もお世話になります」
「じゃ、版下をください」
「あ、な、ない。うっかりしてまして、おいてきまして、あの」
「しょうがないわねえ」
「すすすすみませんまた来ます!」


 これが――先週の金曜のことじゃった。
 翌土曜。ライブ前。今度こそ原稿もって駆け込む。休業。

 日曜日はどうせ休業だろうし。
 月曜日、打ち合わせの帰りに寄ってみる。さすが平日! やってるじゃん!

 また自宅に原稿おいてきたー。

 馬鹿にもほどがあるー。

 さて本日、旗日であるが――
 まあ、案の定。(それでも一応覗く)

――はぁ。
 ここまで来てネットで調べて、Q;driveのときに使った印刷所が、件の印刷所の30%ほどの値段でやってくれそうだ。
 去年の客を覚えているほど義理堅い印刷所にするか。
 それとも、やっぱり営業努力で安価な印刷屋にするか。

 次回、詰むや、詰まざるや。

誤答を待ちながら 2004年11月21日(日)

♪ぽんぱら〜ん、ふぁんふぁんふぁんふぁ〜♪

 はい、青の方お手つきで御起立ください、問題はまだまだ続きます、アタックちゃぁーんす!(握りこぶし)

 ああくそう間違えちまったよもう残り三枚しかパネルがないのに立ちんぼとは情けないああでもパネルにつき一枚一万円もらえるんだよなってことはひいふうみいよって四万円かよ行き帰りの新幹線代考えたらそのまま相殺しちゃうじゃんふざけんなよ冗談じゃねえよでもまてよあそこの22番取れちゃえばあそこの列がみんなひっくり返ってひいふうみいあああ三万円も儲かるじゃんよしよし七万もらって帰るから早くみんな間違えろっほらそこの白の間抜け面した大学生間違えろ間違えろ間違えろ――

 児玉清、百面相をしている青の解答者にビクビク。

欠片B vol.1 の様子 2004年11月20日(土)

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 ↑Photo by あやこ(無断転載)

 欠片B vol.1 in 江古田 樽平

 佐藤yuupopic
1、クライシェの星
2、ラブ・ジェネレイション
3、宮坂の姉さんを

guest ながちろ(g)
4、マグマの人よ

5、シンク
6、赤と黒

 ながしろばんり

1、後藤を待ちながら
2、ドンガラ
3、獏の夢
4、うさぐるみちゃん
5、面倒だね、かわいいね

guest 佐藤yuupopic
6、いまひとたびのきみとのおうせ
7、金星

8、探索鉄道デ
9、皿と血
10、月のひざし
11、薄紅のマンタ
12、落日病
13、(在東京少女)
14、越天

 来なかった者は不幸である。来たものは幸福である。

 というわけで、お越しにいただいた方、本当にありがとうございました。三十分前まで誰ァれもこなくてさ、どうなっているかと思いましたが。
 感想は人それぞれ、思うところがあって結構ですが、階下のマスターから「常連さんに評判がよかった」旨のコメントをいただきずいぶんと救われました。イヤサカ、会場が狭いとはいえ一杯のお運びで、加えて会場セッティングで齷齪してくれたうなしゃんに最大の敬意を払いつつ。簡単な忘備録を。

1、後藤を待ちながら
 タイトルでピンと来たQ作家の方、そう、あの作品を曲用に編集して載せてみたと。オープニング用の、Cから始まる単純な曲を作りたかったのだが、出来上がったものは変態コード進行であった。
|C |G |A#|F|
|C |G |A#|F|
|Dm|Am|Dm|G G#|
|Am|Em|F |G G#|
|Am|Em|F |F |
 ぶわはははは。
 この曲がライブ当日の午後二時半に出来たとは、誰も思うまい。

5〜7
 5はユポさん作詞の品。送られてきた歌詞があまりにも長かったので半分に叩っ切り、投げっぱなしな感じ。
 元ネタであろう曲がわかった人は通。ヒントはマルコ。
 「いまひと」は二人合唱。やー、やったねえ。
 「金星」は平沢進のやつ。これはこれで。

9、今日の歌詞すっ飛ばしその1、原マスミさんのCD未収録音源をチョイス、だったのだが記憶媒体にぽっかり穴が開く。いよいよこれからってところだったのでもう一度仕切りなおした。でも、ちゃんと間が持ったのは曲の力である。私のものではない。

13、歌詞すっ飛ばしその2。最後の曲でさ、さぁ、いよいよ盛り上がりますって時に濃霧警報である。あらいやん、泣く泣く歌詞カードを探すも見つからず、結局あきらめて14、「越天」で許してもらった。ちょっとした弁護を言えば、「在東京少女」は十八番の部類に入る作品でして、よもや忘れるまい、という段階の曲で、その「よもや」があるからライブなんだが、あー、うー、申し訳ない。原因はねぇ、結局3番と2番がごっちゃになっていたようです。どうごっちゃになっていたかは、CDをお買い求めの上――(しつこい?)

 ユポさんがゲストで、衣装合わせからなにからしてくれたのです。こういうときでもないと衣装を着るとか派手なものを装着するとかがないので、大人しく言うことを聞いてやって、結果的には面白かったわけで。
 足をお運びいただいた皆様、CD買ってくれた皆様、本当に盛況で、まことにありがとうございました。
 まだなんかあるかな。いいや追記で。

いよいよ。 2004年11月20日(土)

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↑メッセンジャ、なんかぴったり面白かったので。

 さて、現在20日お昼です。まだ曲を作っています。
 間に合ったらお披露目できますが。

 選曲については、なんかな、明るい。
 ユポさんとの絡み(いやんヒワイ)もあるし、出来るだけ演りなれたものにしたかったのだが。
 ああ、紙の味噌汁。

 じゃ、ライブ会場でお会いしましょう。

抵抗の出来ない 2004年11月19日(金)

 存在を蝕むものに、災いあれ。

 芥川賞の「介護入門」、作品としての体力はなかったけれども、「小さいときに子供を虐待した親は、同様の手口で老後に虐げられる」というくだりだけは印象に残っている。
 同様、小さいときの虐待がそのまま「抵抗の出来ない」弱者に向けられるというのは、やはり流れ上防げないことなのか。

 気まぐれな親に育てられれば、その気まぐれが、社会における弱者に向けられるのか。

 肯定はしないが、だがしかし、
 幼女を冒涜してはならぬ。

 閑話休題。

 ついぞ前、万里園の近所でも傷害事件が発生している。
 住宅街のさびしいところで、主婦が後ろからナイフでぶっすりとやられたのだ。まぁ、主婦は自分で自宅まで帰って救急車と警察を呼び、命に別状はなかった用であるが。
 恐ろしいのは、その刺した相手が、夫人の前に回って顔を覗き込んで
「痛い?」
 と聞いたことだ。その後男が逃げたとか、夫人が逃げたとか言う顛末までは聞き及んでいないが、とまれかくまれ、人を刺した→顔を見られたら捕まるかもしれない→防衛本能、という動物のメカニズムがすっぽり抜け落ちているところが怖いではないか。
 つかまったんかな、犯人。

〇、五人 2004年11月17日(水)

 いつものパターンで「二人羽織」とか「二人旅」とか来るだろうと思ったら間違いだよべろべろばー、って、誰に向かって云っているのか。

柳原さんの日記(11月15日)より。
 そうそう、小学3年だったかな、2÷3、つまり、「2つのりんごを3人で分けましょう」というところで、頭はパンクした。次に2÷0.5、「2つのりんごを0.5人で分けましょう」この0.5人で完全に頭はおかしくなって、世界は暗くなったんだ。

 教育心理学なんてぇのをちょっとかじりますと、人間の発育の問題上、抽象概念を応用できるのが12,3歳からなんだそうでして。はぁ? よくわからないので具体的に云うと方程式のxですな。なんだかわからないから仮にxとおきましょう、ってやつ。x+2=7、つまりx=5なわけですが、この代数を小学生にやらせても理解できない、と、まぁ、出来るだけ具体的に、って□+3=5、とかやるわけですな。はうはう、確かに虫食いならクイズなわけで。
 閑話休題、
 その、0.5人である。

 2÷0.5=4、つまり
2÷1/2
=2*2
=4
 なんだけれども、0.5人の人間(上半身だけ?)の人間が林檎二つを食っても四つにはならんしな。四つ分の満足感が、ということにしても所詮胃はひとつだし、逆に具体にするデメリットってこの辺にある。
 どうするかなぁ。


 1Lはいるマスと、0.5Lはいるマスを用意する。
 で、2Lの水を汲むと、何杯になるか。
 でも、この「具体」を式に持っていくところで、まだスマートじゃない。第一、水を汲んだってツマンナイ。

 というわけで、小学生教育のオーソリティーはどうお考えだろうか。でもオーソリティー、三日ぐらい前に大洗海岸から船に乗ってどっかいっちゃったンだよな。中国行きは1月だったと思うし。どこへ行きやがった。
 まさかイラクじゃないだろうね。
 厭ですよ、アタシャ。

一人静 2004年11月16日(火)

 昨日の打ち合わせで受け取ったゲラを校正している。PCもつけず、もくもくと赤ペンを走らせる。
 ああ、静かだ。
 PCの普及もいいけどさ、つねに電気の通ったものが動いている、ということは、延々と機械の発するノイズを浴びていることになる。防護策として音楽をイヤホンで聴いているのだが、それでも、このアナログの机仕事、無音の状態はひとつの御馳走であった。
 ああ、静かだ。ノイズは集中力の敵である。
 普通の仕事量の3倍のペース。よしゃよしゃ。

 【参考】一人静

 風邪を引いたようだ。鼻水、頭痛、咳に嘔吐感と非の打ち所がない。だがしかし、明日にはこの校正を渡さねばならぬ。
 年賀状も早いところデータを作って、印刷屋に持っていかなくては。
 ああ、もう今年も過ぎる。

あわただしく日々が 2004年11月15日(月)

 過ぎております。
 泡立て器にヒビが入っています。語幹は似ていますが嘘です。でも、あの、銀色の針金を束ねたような泡立て器も「器」なんだろうか。だって、ウツワですよ。

 やれウツワ蠅が手をすり足をすり

 一茶だっけか。イッサホイサッサ。ダバンプに行かないところに年齢が出ています。変換したら駄万夫ですって。万能なんだか使えないんだかワカンナイ。

 夕方五時より打ち合わせです。

 そろそろ行ってきます。さらばいばい。

うぃぬ 2004年11月10日(水)

 〔名詞〕

(1)食肉目イヌ科の哺乳類なのか。オオカミを家畜化した動物は犬だがなんとなくそれっぽい。よく人になれ、時には裏切り、食用・愛玩用・狩猟用・警察用・労役用・御用、御用だ御用だ、むむっ、もはやこれまで。上様の名前をかたる不届き者であるっ、斬れっ、斬り捨ていっ! とチャンチャンバラバラたちまち起こる剣戟の響き。などと関係の無い方にいってどうする。品種が多く、大きさ・色・形・におい・味わいなどもさまざまである。糞が。


 いつものように打ち合わせの場所に向かうべくテクテクと歩いておると、不意に
「夫婦喧嘩はうぃぬも食わない」
 という諺が頭を過ぎったのである。うぃぬ? 発音記号を書くならば【winu】である。国語学で云うところの一字一記号の原則により、ゐが【wi】なのであるがウィンドウズをヰンドウズと書く習慣が無いために「うぃ」なのである。(この辺、ちゃんと考証が入っています)
 ああそういえば、どうぶつ奇想天外だったっけか、あの番組で、犬の前でつかみ合いの夫婦喧嘩をするとどうなるか、みたいなことをやっていたのを思い出す。原因はともあれ、掴み合いの大喧嘩をすると、買っている犬がたとえ室内犬でもグレートデンのようなでっかいやつでも、二人の間に割って入って止めようとするんですな。
 ははぁ、なるほど。
 犬って、夫婦喧嘩を食うじゃん。

 ということは「夫婦喧嘩は犬も食わない」という諺は、ひとつの誤解を経て今まで伝わってきたことになる。

 うぃぬだ。

 夫婦喧嘩を食わないのは、うぃぬだったのだ。
 というわけで、うぃぬの画像を適当に準備しようと思います。いいんです。思いつきと勢いの企画だから誰が死ぬわけでもなし。

 うぃぬの特徴
・80歳のオバアチャンがうぃぬの絵を見て「ああ、犬だね」と云ってしまったら、負け。犬のようだが犬ではない、だがしかし、犬のアイデンティティーを損なった状態での「犬」という絵である。
 はー、どうすっかなぁ。
 とりあえず、耳をなくしてみんべか。

2004年11月08日(月)

 耳の中が痒くて仕方が無いので懸命に耳かきで掻いていたところどうしようもなく痛痒くなったので、麺棒でウナコーワしみこまして突っ込んだらギニャー。ながしろです。麺棒かよ。

・波がある
 感情に。今回稽古板でやっている叩っ切りというのは、新世紀小説バトルという商業においての基準で評を書いているのです。だから、今回に限っては売り物にならない部分はバッサリ切って捨てていることになるのです。そういうことです。
 仮にQがインディーズ文藝から商業誌に殴り込みをかける、というのであればやっぱりそれなりの姿勢が必要なわけで、(もちろんアタシが精通しているわけではもちろん無いですが)文藝屋の端くれとして、やっぱり違うだろう、と。
 一連の掲示板のやり取りなんかを見てても確実に出ているけれども、最終的には自分の表現したものに関する「覚悟」でしかない。他人の批評をそのまま真に受けるな、不満があったら批評した人間に問いただす、たいした答えが返ってこなかったら無視していい感想だと思え。作者自身に、自分の表現に対する自負を生むような基盤が作れないと、やっぱりネット→プロは難しいのだろうな、というのが最近の雑感であります。
 と、そゆことやっているのでQの普通の投票が優しいのなんの。今現在、体感小説、携帯18字、学生500字に投票しましたが、もう、こんなアマアマな投票したことが無い(笑)。ウチの常連さんにも一票入れてありますので、お楽しみに。
 いやしかし、人間はこうやって自分の精神のバランスをとっている。

・いまさらだが、幸田さんの殺害写真を見る。
 彼自身には別に何の同情もしないが、同胞が殺されていると思うと怒りとか何とかよりもショックである。何よりも先にショックであった。この辺だよね、「人殺しはなぜアカンのか」という質問自体がナンセンスでさ、例えば殺した相手の周辺の人間にまで想像力を働かせると、とてもとても人殺しなんか出来ません。
 もし戦場にリアルがあるとすれば、それは自分が前線に行かんでも戦争が出来る上層部、に一般兵が殺されているというリアルである。他人のヴァーチャルに殺される自分のリアル、ってのはまさに笑止。黙祷。

ライブ用に
 ゲストの
佐藤ユポポポーンさんと曲を作ることになった。拙者が曲を書いてユポさんがそれに詩をつけるという方策なり。ただし、アタシもアレなんだよな。歌詞が先行して曲がついてくるほうだから、結構難儀しております。でも出来ました。明日CDに焼いてもって行きます。
 その他にも、まったくの新曲を一曲……がんばります。

ほんつく
 ほんつくほんつくほんつくつっつー♪
 紙コップでパンケーキを作っています。SFだなぁ。

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