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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


堀の内(追記) 2006年06月28日(水)

 真夏日に花摘み。ながしろです。
#すでに元気が無い

『モンティパイソン正伝』(白夜書房)読了。
 A5版上下二段460ページの大物を一ヶ月必死にかかって読もうとしたが貸し出し期限の今日になっても読みきれず、図書館に行って返すまでに必死に読んだ。二時間かかった。

 いわゆるパイソンズが当時を振り返っての回顧録みたいなつくりになっている。グレアム・チャップマンは83年に咽頭癌で亡くなっているので、今までの他でした発言や、兄や姪、パートナー(ゲイだったので)の証言なんかで構成されている。
 イギリス人だから、ってワケではないだろうけれども、お互いがお互いのことをよく覚えていて、それぞれ、どう仲がよくてどう仲が悪かったか、この辺りを極限まで語っている。極限まで語っている、というのは、パイソンズのスケッチというのが、パイソンズ同士が人の批判や気に入らないところまで言い尽くすだけ言い切って、幾度もの調整を経て完成しているものであり、それぞれのメンバーに対して云い惜しむところがないからである。世界的な大ヒットメーカーが、ここまでメンバー内の紛糾や仲違いをがっつり書いている本もなかなか無いんじゃないか。趣味や趣向、了見もばらばら。パイソンズの中でも「こいつとは気が合わなかった」と云っているメンバーがなんで集まってパイソンのスケッチや映画を作りえたかといえば、結局は客に受けるにはどうしたらいいか、という目的が一緒だったからに他ならない。何故笑いが止まったのか。面白くなかったのはどこか。では、それはどうすれば面白くなるか……。いわゆるあたしのようなパイソンオタクはもちろんハフハフ読んだけど、小説を書く側の人間が心理描写のテキストとして「どっちも正しいことを云っているがすれ違う」という意味合いのテクストとしても秀逸であります。

 エリック・アイドルの言葉を持って〆。
「悪い出来の作品などありえない。未完成なだけだ」

 ほんと、すンばらしいドキュメント。93点。


 で、「堀の内」はパイソン的で面白いよ、と。


(追記)
 急に降って湧いた追加仕事のため徹夜ケテーイ。

 そうか、東京国際ブックフェアか。
 DM来てたけど一人で行くのはアレだし、買っても置く場所ないしとか某宗教団体の音楽バンバン掛け流しもきっついのー、とか思うんじゃが。
 行こうかな。
 ロハで行きたい人はチケット取れますのでお早めに。

ひょっとこそば 2006年06月27日(火)

 Time is 金ー。ながちろです。

 これもまた、CDに出来ない噺。
 これは説明しちゃう。

「新しく角に『ひょっとこそば』って出来たね」
「おかめそばは知ってるけどひょっとこはわかんないね」「ひょっとこは豆絞りを頭に巻いているから、豆腐が切って入れてあるのではないんだろうか」「いやいや、竹輪が口で頬には田螺って、ひょっとこみたいにあつらえてんだよ」
 なんてわいわい云いながら店に入ると熱気がムンムン。なぜか鏡張りの店内(この辺、人によって演出が違うようです)。暑いので手ぬぐいを頭に巻き、きた熱々の蕎麦をフウフウ云いながら食べ、ようとして鏡に自分の顔が写る。「ああ、ひょっとこだ!」

 とかなんとか。
 噺の紹介で終わるのは、特にめづらしいことをしていないからです。
 仕事に対する温度差の違いに胃をいためつつ、こつこつとやっております。
 もう月末だなぁ。

菎蒻問答 2006年06月26日(月)

「ご胸中は?」「大海のごとし」
「十方世界は?」「五戒で保つ」
「三尊の弥陀は?」「目の下にあり」


 この噺、CDに出来ないことで有名です。
 なぜかというと、喋りで無くパントマイムにて作されるからです。ラジオ電波に乗せたら放送事故だし、TV電波に乗せたらネタの意味がわからない。昔の人は仏教的な知識が我々より確実にあったんだなー、と思うのです。あたしなど趣味で仏教かじってましたから、とりあえずはわかるのですが。
 ネタ本でしか読んだことはないけれども、好きな噺であります。最近だと談春師匠が掛けている、くらいのことしか知りませんが、7月の一之輔さんの会で挑戦するようですので、もし御用とお急ぎで無い方は是非。
 いまからワクワクしています。

 今日は缶詰。
 仕事をしていると、リコーダーの音が聞こえてくる。ああ、時間的に小学生でも通るのかしらん、と思っていたら
「瀬戸はっ、ひぐれてっ♪」
 とか吹いている。どうすんだよ。小学生かよ。しかも二人だし、ハモってるし、うまいし。
 思わず隣の公園を見ると、たしかに二人でベンチに座って吹いてます、リコーダー。30代後半くらいの女性二人。
 普通に雨なんですが。

 うーん。
 なにかのっぴきならない事情がアルト(洒落)。

……仕事しよう。

真田小僧 2006年06月25日(日)

 日本橋・一之輔の会

一左「真田小僧」
一之輔「くしゃみ講釈」
一之輔「七段目」
市馬「青菜」

 -中入-

ロケット団
一之輔「へっつい幽霊」

 樽平寄席でお世話になっている一之輔さんの会にお邪魔してきました。
 で、一方鳥野(ピチピチ戦隊)新さんにも「いい落語ないか」と云われていたので、迷わず勧めておりました。
 だいたいこうやって自分の勧めたものが相手に受けるかどうか、というのは非常に肝を冷やすものであります。で、なんとか、10時過ぎに起きて、出かけました。大エロ二本足態、もとい、お江戸日本橋亭。ここの小屋ァはじめてで、一度行こうとは思っていたわけで。

 鳥野新婚妻の隣が空いていたので座る。旦那さん、ロマンスグレーのダンディーでいい男でしたワン。なんかこう、草刈正雄をがっちりさせたような。
……まぁ、あたしの●●に似ている! ほど当てにならないものは無いらしいので、話半分で聞いていただければと思いますが。

 で、会ね。えがった。えがったよう。
 三時間という時間を感じさせない舞台、というのは久しぶりだったかもしれない。時間を感じさせる、ということはつまり話にのめっていない、ということでして。そうするとやっぱり「足りない」ちゅことになってしまうんだぁなぁ。一之輔、市馬、ロケット団ときたら面白くないはずは無くて、こういういいものを見たときに、自分の感覚がざっと洗われます。「いい」ってこれだ、と思い出します。

 さて、「真田小僧」なんだけれども。
 なんだかずっと前に書いた気がするんだが。調べたらどうも他の処で書いたらしいのでここにも書くけど。

 「真田小僧」本来のオチは別にある。

「じゃあ遊びィ行ってくらァ」
「その六文でどうすんだ」
「これで焼きイモでも買わぁ」
「あぁ、真田も薩摩へおちた」

 ほら、わかんない、わかんないでしょ。
 まず、今の真田小僧は子供が60円貰うことになってる。でもあれも元々は6文で、六文銭と言えば真田家の旗印、なのです。真田昌幸、幸村、知ってますかね。真田十勇士。六文銭の旗を掲げて戦中に赴くの。
 で、六文もらって「薩摩」芋を買いに行く、というオチなのです。で、真田小僧。
 ほら、現在のシチーの市井のシチズンどもに説明するのはこれだけ手間がかかる。いまの「聞きたかったら10円出せ」ぢゃ真田小僧の意味がわからない。

 「青菜」もそうです。
 植木屋がサボってると旦那がなんか喰わす。「直し」、関西じゃ柳陰、これは酒ちゅよりも「みりん」であります。みりんをどうにかして冷やして飲ませるてな具合で、こういうときは無理せずインナーネットリで調べますが、Wikipediaあたりがちゃんとカバーしてくれてるのが偉い。好色エロい。こういうのをスキモノと云います。いわいでか!

 意外と今でもあるようです。あたしも飲んだことないや。

 とにかく、なんかこう、現在にそぐわない部分ってあるんだけど、これはそぐわないんぢゃ無くて、日本人の基礎教養に「真田十勇士」が脱けている、というのがひとつのポイントだと思います。ある一定の年齢以上だったら基礎教養だと思うわけです。ヒーローだもの。
 でも、脱けてしまう。
 時代の流れ、と片付けてしまうのは簡単だけれども、やはり戦後の実業偏向も大きく問題だったんぢゃないかと思ってしまうよ。あまりにも過去の日本を引き継がないまま、時代が流れてしまった。

 と、大爆笑しながら、寂しいものも、あったのだった。

妾馬 2006年06月24日(土)

【今までのあらすじ】
 早くトイレに行きたい。

 さて、そんなオールディーズの演奏の時にはユリゲラーズの面々、……居ねぇー。
 でまぁ、ようやく演奏が終わったところでトイレに飛び込む。本当に便器に飛び込んだらキチャナイがな。さすがのながちろもそこまでは、しません。……で、いくら出すゥ?

 そもそもカラオケスナックの常連だかなんだか知らないけど、結構好き勝手やってるんだ。演奏していてもギターの脇を押し退けて用たしに行くジジイとか、延々と林家パー子の声で喋り続けるばばあ、もといおばさまとか。もしかするとパー子師匠本人だったかもしらんね。でもピンクぢゃ無いから違うね。
……まぁ、いいぢゃん。

 とにかくもアウェー。ユリゲラーズはアウェー。
 「朝日の当たる家」でのんびり終わった後にユリゲラーズ。すごいよね。「君のあえぎ声が三島由紀夫みたい」だもの。なんだかこれ。カラオケスナックにドイツのSSが乗り込んできたような、オモシレェ。

 前のほうにいた面々がどんどんと帰っていく。その中には前のバンドの62歳sもいる。こらー聞いてけー、とか思うが、62sの時にはユリゲラーズの面々はいなかっわけだし、コレでいいのだろうと思う。いい。お互いにロックだ。ロクでもねえ。NANAだ。
#こういうのを、「引っ張りすぎ」と云う。

 「共産主義の声が聞こえる」「憂ウツ玩具」「user unknown」「body gulu」「完璧なキャンディー」「Jonny B fuck」で締め。なんかもっとやってた気がする。セットリストも覚えてない。
 メンバーのブログや打ち上げではお互いの音が聞こえていない、という話をしていたけど、んなこともなくて、特にはずしたような部分も無かったように思う。強いて云えば、きっきのドラムは音が潰れていたかもしれない。なんとなく力が入りすぎで、重い。ユリゲラーズで重いのだから、よっぽど重いに違いない。王さんは正確。ぼやきながらも正確。
 飛ばしてた。ステージとしては上々だったんで無いかね。惜しむらくは観客が沈みこんでいたぐらいだ。途中から入って一番前に座った80過ぎくらいの婆さんは、演奏終了後ピクリともしなかった。
 いまごろマーキーの背中にどんよりと張り付いているかもしれない。
#王さんに憑いたかもしれない

 で、途中でギターを置いたマーキーはまた音のエコーが残る中を出口へ。あああ、行っちゃったよ。
 慌てて追う。そしてそのまま打ち上げに直行なり。

 他の2バンドなんかどーでもいい。ロックだ。
 マキルさんのお姉さんなどもいらっしゃったが、打ち上げはメンバー+拙者という按配。下で次のバンドが準備していても放っておく。ロックだ。妾馬である。こうでなくては。

 客の反応が全く無かったかっちゅうとそうでもない。
 「うまれて、がっこうへいってはたらいてしぬんだよ、そうだね」なんていっているオバハンは二名くらいた。
 翌日台所にぶら下がっていないことを祈る。

 で、打ち上げ。
 一駅歩いて、バンドの溜まり場である居酒屋。売れ残りサービス品ワタリガニ300円とか、なんかそういうのを喰ったり飲んだりした。
 白楽の駅前は不思議なアーケードがいくつも続いていて、非常に面白かった。
 落語会のお知らせがあって、「柳家初花」とあった。
 こう云うところで知り合いの名前を見ると嬉しい。

 飲み会の内容は各自のブログをみればいいんでね?
 なんで投げやりかというと、ものすごい情報量だったためです。こゆのはそのまま胸に秘めておくに限る。今日の話からまた次の出来事が引き出されることだったあるし。

 11時半くらいに帰宅開始。
 昔は井の頭腺に乗ると12時半には富士見が丘で追い出されたものだが、いまはちゃんと吉祥寺までつながっている。
 偉いね鉄道各社。

 そんなところで。

寝床 2006年06月24日(土)

41,124 byte

 汗だくで一日三回はシャツを替えたいMです。

・おしえればんりっく久々に更新。

・これからマキルさんのライブ、見てきます。
 そいじゃまた。

・帰ってきたら午前2時前だった!
 大変というよりもえらいねJR。

 えーと。時間をさかのぼるよ船頭さんやっつくんなぎぃこぎぃこ。

 三鷹発新宿経由渋谷乗り換え菊名乗り換え東白楽。おそらくこう云うイベントが無かったら一生降りなかったろうな東白楽。各駅しか泊まらないぜ東白楽。楽が發だったらなんか麻雀っぽいぜ[東][白][發]。
#どれ切る?
 歩道橋を渡ろうとするとぺしゃんこの鳥がいる。普通鳥というのは車のタイヤなど重いものが無いとぺしゃんこにならない気がするのですが、それが歩道橋の上にいます。変です。
 駅前ももうすこし活気があるといいんでしょうが駅を太い道路が突き刺しているのであんまり賑やかになりません。でも中古本やCD、飲み屋には事欠かないようです。変です。

 今回の函はカラオケスナック「いいぢゃん」。

 いいぢゃんと深酒の果て夏至過ぎぬ

 飲み屋で「いいぢゃん」と云われると「いいかもー!」と云ってしまいます。そうでなくては酒の席はよくありません。財布、空にしてもいいぢゃん! カラオケで音痴でもいいぢゃん! とゆるゆるなのです。

 冷酒や終電までのシンデレラ

【宗匠鑑賞】
 いいぢゃないの。終電が気になるのはわかってる。でも、今くらい飲ませて、酔わせて、かぼちゃの煮つけ。


昨晩は、めそめそ仕事をしていた。。
夕食はなんだっけ、覚えてないや。

 などと宗匠の真似をしている場合じゃなく。

 写真だそうか。

 ばばん。

 出演が全部で4バンド、ユリゲラーズが二番手で、一番目は全員62歳という高校の同級生によるバンド。ベンチャーズ? アニマルズ? なんかそういう。ギター、リードギター、ベース、ドラム。ベースのおっさんが
非常にMC慣れしている。よく喋る。がんばる。最後の方息切れしてたけど、もつれてたけど、それもまた味であります。ふだんは老人ホームを訪問したりしてるんだそうな。もっとふだんは会社員とか医者だと。なんかそういうシロート、いやちがうな。人生のクロートだから様になる。最後力尽きても様になる。しかしあたし個人としては早く終わってもらって放尿したい。トイレはステージの裏だよガッデム。

「お前はなにを震えているんだい。そうかいいまの四人組の演奏がそんなによかったのかね。よかったのはダイヤモンドヘッドかね」
「違わい」
「じゃああれか、パイプラインかね」
「ちがわい、あそこだい」
「あそこって、ステージの裏手じゃないか」
「あそこがあたしの天国への扉ヘブンズ・ドアでございます」

 おあとがよろしくないうえに長くなっちゃったので後半へ続く。

居残り佐平次 2006年06月23日(金)

 夏服冬服の入れ替え完了。ながちろです。

 まぁ、昨日今日のニュースの事件、ですが。
 ニュースなど信用してもしょうがないので事実関係だけ。医者の息子で、なにもかもいやんなって、家に火ィつけたはいいけれども問題の父親は生きているし、後みんな死んじゃって、じゃあその、憎々しい父親と二人だ。頬かに親族がいるかもしれないけど、でも、一緒に暮らしていたのは、二人だ。

 この二人で、どうやって生活するよ。

 どうもなんかなぁ、なにするにしても、「その後、どうするよ?」という想像力が働かないのだろうかね。
 その後どうするか。火ィつけて逃げて、おなかは減ったしW杯じは見たいしで、結局他所の家に上がりこむ。で、どうるよ。その先がない。

 まぁ、その前に、なんか自分がピンチになって、立場が悪くなって、いやなことがあって、そう云うときの逃げ方とか対処用とかやり過ごし方だとかを小さいときに一切学んでこなかったんだろうな。
 優等生だから。
 人とぶつからなくても、勉強だけしてれば済んだから。学校から塾にそのまま護送されて、帰って飯喰って予習して寝るだけだから。

 だいたい、遊び方を知らない。
 遊び方の基本はやっぱり親が教えるしかない。
 応用させるのも、親のやり方を見て覚えるコトだと思うし。
 で、応用して行くうちに他人の流儀とぶつかって、喧嘩して、対処やピンチの切り抜け方を覚えて行く。理不尽に立ち向かう方法を覚えていく。

 要は、そこが、ねえんだ。
 いたたまれない。

 居残り佐平次を見習えッ。

 そもそもにおいて、「いいヤツ」とは、「都合のいいヤツ」以外にゃないよ。ないね。で、お互いに「都合のいいヤツ」だからうまくいく。何も恥じることぁない。
 佐平次は詐欺師だが、了見は「いい」ヤツである。

 この了見を、われわれは思い出さねばなるまい。

紙屑屋 2006年06月22日(木)

 白紙は白紙、反古は反古、陳皮は陳皮――

 あいかわらず仕事中。暇なときはとことん暇だけんども、いそがしい時はどえりゃーこってよう、ちゅのがフリーの醍醐味でもあるんだが。あるんだが。

 ピンポンラッシュのようなメールのやり取りをしておりまして、うまく返しきると「にゃー!」とか卓球の愛ちゃんばりに叫んだりなんかして、一方おいおい、その件については返事したぢゃねーかよ、というものにかんしては「さぁー?」というメールを一言だけ返したくなって、でもやらない。そこは辛うじての、理性であります。

「紙屑屋」といえばたい平師匠の花火のマイムが斬新でいいんだこれが。いっかいNHKの演芸番組でやってたよなぁ。全身を使って、本当に花火の音が、する。

だくだく 2006年06月21日(水)

 金庫はちょっと開いていて札束がちらっと見えるようだといいねぇ……そう、鉄瓶がチンチン煮立って湯気を出してて、脇で猫があくびをしている、ああ、いい、これで人心地つく――

 人間、何が足りなくても気が狂う。Mです。

 金がない、金があるので遺産が心配、仕事がないから暇だ、忙しくて暇がナイ……まぁ、なにか一個欠けても不安だし、つまらないし、だんだん気が狂ってきます。

 あとは自分で足りてると思うほかナイ。そうぢゃないと自分が潰れちゃうんだが、でもなんか中途半端のまま、仕事のメールを矢継ぎ早に打ち返しつつ、返事を待ちながら、絨毯爆撃バトンなどやり(裏に出しました)、グダグダの、ヘロヘロで、仕事を待っているという。本来ならば月末までに書かねばならぬものもいくつかあるのだが、なんかこう、脳を切り替えられないのです。

 自分で「空白恐怖症」というふうに命名していますが、こうなると、常にタスクがないと不安になります。そりゃあ、眠れないわな。
 ここでスイッチ切って、脳から何もかも、なくさないと、眠りはこない。でも、メールの返事が気にかかる。

 ああ下手くそ。いろいろと、下手くそ。

 あんまりにも暗い話題ですので、ゲームを一つ。

NINJA RINSEOUT

 上下左右のカーソルキー、そして刀はsキー。
 上を押すと壁際では壁を駆け上がり、通常は斜め上に飛び上がります。

 この作品のキモはクリアには無く、いかに相手に気づかれずに暗殺をするか、というところです。
 やっと一回クリアしたけど"Awful"ですって。きっつー。

 血がだくだくと、出ますので、お気をつけあれ。

猫の皿 2006年06月20日(火)

「なんだってえ猫にそんな高い皿使ってんだ」
「へえ、こうしていると猫が三両で売れるもので」

 カメムシや雀に好かれる色男、ながしろです。
 今日は小銭稼ぎのためにでかいプリンタを背負って新宿のキ●ノンの工場にいってきました。普通に修理ならば郵送すりゃあ済むんですが、急ぎの用だってんだから仕方無いね、新宿に行けば即日直してくれる、ありがたいね、ぢゃあお前いってくれるかい、ということでBjF6600を持って。A3ノビの印刷機がでかいから、仕方無く家電屋の袋に納れて、行きました。フリーはなんにでも借り出されます。いいご身分でありんす。
 で、どうせ.comだろうからてんで10時の開店目指して突撃、運良く4番目、あれこれ話して、じゃあ、13時に取りに来てください、って、13時? マジ? 麻字? 麻縄のような文字! ということで。
 まぁ予想はしていたけれども、ドトールで仕事のゲラ刷りにドトーのごとくチェックを入れ、飽きて新宿西口をぶらぶら。住友ビルのパン屋でパン買って喰った。コロッケパンもメロンパンも絶品で、ベンチに座ってゲラチェック再開。で、飽きて、じゃあ野エロ公園こと新宿中央公園、いってみようか、って行ってみた。
 先住民族多いなぁ。ここでお弁当、とか無理ー。

 とかまぁ、なんかいろえろあったんですが。
 本題に入る前にくたびれたので、一回宮刑。
 ちんこ切ってどうするよ。

 復帰。また眠れねえや。
 でまぁ、「猫の皿」からは若干遠いんだけども。
 店員「プリンタの故障の原因は、純正品のインクをつかってねえからヘッドが劣化したんですねえ」と。
 簡単に状況説明すると、最近の印刷機というのは、本体の値段をバカに安くして、その分消耗品であるインクの値段を上げることで利益を上げようとしているわけです。たしかに、消耗品だから買わないわけに行かないものなぁ。商売だから仕方無いんですが、そこに付け入る他の会社もあるわけで、純正品より200円くらい安いインクを出してくる、当然消費者としては安いほうがいいから(だって、1000円×4色どすえ?)とびつく。ところが品が悪いからインクの粒子が印刷部分に詰まる、という寸法だ。で、だから悪いんです。純正品だけ使ってください、とくる。家電の量販店はどっちにしろ売り物だから、他の会社のインクを使うと詰まります、とは口が裂けても云わないんだぁな。
 ナニが悪いんだろうな。結局、純正品のレベルにまで廉価版のグレードがアップすれば問題は解決するんだろうけれども、かといって今日のキ●ノンの店員の立場から云えば「うちの製品買わないからこうなるのよ愚民ども」という言い分な気もするし。
 むづかしい。
 で、「プリンタは縦にしないでください」というので「ビニール袋一つ出来てるのにアンタも非現実的なコトを云うね」と咀みつくと綺麗に梱包してくれた。
 客への対応としては申し分無ぇんだけどなぁ……

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