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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


不明(追記) 2005年05月06日(金)

意識が。

 これ。

 勝てない、のか。アタシは。



 セパ交流戦。
G8―6E

 ホントに今年の巨人は! 巨人は! 巨人は!
 なんかこういう試合をやっている時点で首脳陣の責任だよなぁー。九回裏、久保が打たれた時点でホント、意識、飛んだ。ひでぇ。

不祥事 2005年05月05日(木)

 福知山の事故、事故が起こっていたときにボーリング大会をしていた、ということで激怒すべきは被害者であって、マスコミ各紙が躍起になってJR西日本を糾弾しているのはおかしいと思わないか読者よ。(呼びかけ)
 被害者にとっては「遊んでる場合か!」ではあるけれども、中の職員としたらわかっていても他人事だという空気もわかるし、ボウリング大会を上が許可したんなら、なぜマスコミにいちゃもんをつけられて謝らなきゃならないか。会社が被害者に謝らなければならないのはわかるけれども、だからといってマスコミに叩かれる必要はないんだわな。慣例みたいになってるけど。
 結局、被害者の味方面したマスコミが大声を上げるからでしかない。ボウリング大会をやめて全員自宅待機でいいじゃん、という前の段階として、ボウリング大会をしていたという事実をマスコミがあげつらって大声でわめく、という姿勢が常軌を逸してはいないだろうか。

 弱者の味方、正義の使者。どちらも信用ならないのは戦後60年で重々わかっているはずなのだが。日本は。
 マスコミ、ジャーナリズムも含めて、文藝は賤業じゃよ。なにか自分が正しいことをやっているのだ、という錯覚が破壊を招く。

 怪物と戦う者は誰でも、自分が怪物になってはいけないということを、知るべきである。地獄を深く覗き込むとき、地獄もまた君をじっと見つめているのだ。 (ニーチェ)


・連休最後なので普段行かない本屋に遠出。乗って12年のMTBで上水傍の舗装されてない道をずんごろずんごろ乗っていく。道路しかないところにぽつんとある古本屋のくせにマニアックな書籍がごろごろしているのである。
 で、昭和二十七年発売の「阿奈遠可志」(良文館)ゲット。戦後しばらくして、江戸時代の黄表紙を復刊させようみたいなブームがあって、そのあたりの本でござい。タイトル「あなをかし」でありまして、まぁー、わかるわな。この洒落は。アナウンサーをどうかしちゃう。(違ぇよ)今で言えば「マジマン!」くらいのセンスでござい。
 どんなんかというと、平安の話とか。
 何がしとか云う貴族が恋人のところに通っていったところ、うっかり生理中であった。で、仕方なくてその日はそのまま寝ようとするのだけれども夜半に風がびゅうびゅう吹いたので眠れず、がばと恋人を起こす。驚いた恋人にいわく、

 あき風の立ちてはただにやむも憂し
  月のさはりの雲のをびとけ

 と、詠んだ。
 
 高校生の古典レベルなので、句の解説は、しません。
 あと、現代風エロ分補給。


・バスごっこ
「桜堤、桜堤に到着です。えー、次は中央公園口。ドア、閉まります」
 こんなことを云って電車だかバスの運転手ごっこをしている。当人は自転車に乗って、バス停の前に停まっている。よく見ると、バス停は「桜堤」なので、ああ、ちゃんとリアルっぽくやってるんだなぁ。へぇー。
「ファーン」
 バスのクラクションまで、うまいもんだ。

……これで30過ぎのオヤジじゃなかったらなぁ。
 春だなぁ。保護者を呼んで来いッ!

不肖 2005年05月04日(水)

 ながらも誕生日を迎えました。ケーキをくれた人mp3をくれた人マリ見て画像詰め合わせをくれた人茶碗をくれた人、スーツをくれた人百万円くれた人、新しく仕事をくれた人巾着袋をくれた人みなさまありがとうございます。以上のうち一個は嘘です。

 万里園条例補遺・42条
 何人たりとも四捨五入という単語の使用を禁ず。使用の場合は罰金5千円を申し渡す。

#そんな年か

 中野ZEROホール。日大と専修大合同のマンドリンクラブの公演があったのである。不ツーのオーケストラとは違い、第一バヨリン(この言いまわしも最近見なくなった)のところには第一マンドリンが座っている按配である。構成としてはマンドリン軍団にギター軍団、コントラバスが三基にティンパニ一つ、フルート一本といった按配である。
 やー、面白かった。

 いわゆるオーケストラの演奏ってつまるところArtになってしまう。つまり、技術を磨くだとか、音の粒をそろえるだとか、いわゆる職人的なArtだとクラシックを考えたときにものすっごく疲れるジャンルになるのである。オーケストラ鑑賞、これすなわち演奏する側と観衆のガチンコ勝負みたいなところがあって、N響、東京フィル、外語大(笑)みんな聞いてるけど、やっぱりプロがプロとして教え込むとArtになってしまうわけで。
 今回はあれだったなぁ。指揮者は自分で演出をしないで棒振ってるだけだったし、それに対して拍がずれて明らかにグダグダな部分もあったけど、会場にいてリラックスできるのはむしろこっちな気がしたのだ。
 まぁ、技術って鎧みたいなもので、その下にある「個」が技術という鎧の上に滲み出てきたときに、はじめて一流になるんだみたいな気がします。
 そうね、変に鎧がないから、面白かったのかも。

 満足。いい誕生日であった。

不可抗力 2005年05月03日(火)

31,730 byte

 時々、みんな持っていかれるような鬱に襲われる。いろいろあってそろそろかなと思うときにうゎんと襲われる。近くに縄があったら迷わず首に巻くぐらいのことはするのだが、もう数年こんな具合なのでいいかげんに周期が読めてきている。
 やり過ごせ、受け流せ。そうして、薬にもカウンセリングにも頼らずに今日まできている。
 が、つまりは精神的な色々がかさんでいる証拠なので、電車に乗って多摩川まで行ってきた。休日だというのに人もまばらで、河原まで降りたときには人っ子一人いない。ざくざくと丸くなった石の群れを踏んで歩くが、それでも人っ子一人いない。
 GWのど真ん中で、人っ子一人いない。

 ああああ。
 風が強い。風で周りの音が聞こえない。しばらく座り込んでじっとしている。不意に思い立って石を拾って河に全力投球する。うまいこと飛んで行った石は若干カーブして着水したので満足したが、腕の筋を痛めた。(一球でかよ)

 やっぱり、完全にひとりの時間が、必要なのだ。
 私には。

・中沢けい「海を感じる時」讀了。

 高井有一さんの「北の河」と読みくらべて見ると面白いかもしれない。少年と少女の差はあれど、子供と母親、特に母親の葛藤という意味ではひとつのアーキタイプなのかもしれないな、と思うのである。
 中沢作品、たしかに若いときのほうが暴力的なまでの破壊力があるけれども、でも、話の盛り上げ方だとか、視線の動き方だとか、色々と変わっていなくて、ちょうど新風社版で『海を感じる時』再販したし、読んでみると、「年齢」とはなにかってわかるかもしれない。
 わからないかも、しれない。

不毛 2005年05月02日(月)

 人に連れられて肉を喰いにいった。郊外にある、大型鍋物レストランで、鶏豚羊牛など手当たり次第に茹でて、もといしゃぶしゃぶして喰うのである。アンテナに同じような事実を書いている人がいてもそれは気のせいなので気にしない方がいい。
 色々の動物と野菜の煮汁が染み出しても鍋の水は透明度を保っている。上に溜まっているのは羊の脂だろうか、羊の脂は40度にならないと溶けないので人間の胃では消化できないんだよ、といっていたのは唐沢俊一さんだったろーか、ひとすすりしてみて、羊の癖と豚の旨みと鶏のコクと牛のアクが交じり合って

「キメラ汁」

 という単語が浮かんだけどわかってくれそうな人がいなかったので言いませんでしたよ。云わなかったとも。祝いでか。岩井刑事。


 風呂場の蜘蛛増殖中。
 羽虫が二種類いて、大き目のAと、ちっちゃくて数の多いBを捕まえてむしゃむしゃとやっている。蜘蛛というのは喰っただけ大きくなるので、直径一センチとはいえ立派になった蜘蛛を見るのは楽しみである。
 風呂場のタイルに糸を張っているので、水が流れるたびに獲物がかかったと思っていそいそと様子を見に行く蜘蛛萌えー。萌えかよ。
 蜘蛛は一人で強くたくましく生きるているのに限る。

 でも、あのアメリカの頭の悪そうな子供が可愛がっているタランチュラってのは厭だな。毛の生えたふさふさした八本脚でヒタヒタ歩かれたら確認するや否や逃げるか奇声を上げてママレモンをぶちまけるかのどっちかだと思うのです。
 なんというかなぁー。野蜘蛛の分際で自分で餌もとらず家で可愛がられているのが嫌悪感の原因かもしれない、と無理やり理屈付けてみる。いや、単に気持ちが悪いと思っているだけなのだが。
 あぁでも、同じような理由で室内犬、嫌いだものなぁ。

不能 2005年04月30日(土)

 脳が疲れているらしい。
 コレとコレやって、コレとコレつないだらひと段落、という筋道も何も出来上がっているのだが、身体が動かない。実行に移すための論理的思考も停まっている。
 早く動かないといけないが、脳がこうである以上、なんか休んだほうがいいのかもしれない。

 ちゅわけで、明日は休む。電話も極力出たくない。
 多摩川にでも行くか。

不条理 2005年04月29日(金)

 関西の未卯ヶ嶽関(大阪府出身・賽河原部屋)が関東進出ということで不動産屋に付き合う。関取は関東進出を果たしたあとはすっぽん上品なカクテルなどを取り扱うちゃんこ屋バーで一旗挙げるということで、よくわからないが暇そうにしている小生がとっつかまったのである。月末なのに。

 不動産屋で出される物件を見比べて一時間半、ようやく五件まで絞った物件を不動産屋のお兄ちゃんの車で見に行く。物色中に上の階の子供がどっすんどっすん大暴れしていたり、物件自体が地図よりも奥地だったりと四苦八苦した挙句、多摩川上水っぱたに居を構えることに決定したようである。よかったよかった。って万里園から徒歩15分ですが小杉さん。(誰だそれは)
 ちゃんこ鍋を作るという名目で冷蔵庫ごと持っていかれないか心配だ。

 決定したり組み稽古に付き合わされたりしているうちに夜も遅くなったので新宿のキリンシティでおご……ってこれない。そうか。そうかよ。わかったよ。
 おたべ一箱でよしとするか貴様ァッ!

 つかりた。

不穏 2005年04月28日(木)

・塩田明彦「害虫」観た。
 75点。まぁー、なんだかわからん映画だったなぁというのが正直な感想。確かに、必要最低限の情報で状況を見せよう、という緻密さは高く買いたいのだが、その前半の緻密さからラストに向かうにつれての疾走感とは別に、これでいいのか、という、なんともいえない投げっぱなし感が一つの「不穏」として残ったのである。個人的に消化不良。結局のところ、作品としては何の答えも見出せてはいないんだわな。それをリアリズムというならばアリなのだろうが、やっぱり「ムズカシイ」映画だったといえる。仕事の丁寧さは買う。
 と、石川のアニキはすげえなぁ。精神薄弱のオッサンをやらしても、暗くないものなぁ。あの方の「縁起」力ちゅのは、芸能という面においてはエリート級だと思う、よ。
 ただ、この辺、監督が使いこなせていない印象。

・映画見て一眠りしたらひどい頭痛。治らない。
 こういう原因不明の痛みは、いやだねえ。
 月末で疲弊している、というのもありそうだが。

不幸 2005年04月27日(水)

 福知山線の事件みたいなのがあるたびに、人間何かの拍子でぽっくり死ぬんだから、毎日精一杯生きなきゃいけないなぁと思うのだ。(それゆえに、自分の不甲斐無さに呆れたりもする)だって御覧よ皆の衆(お前は何者だ)、一人死んだら悲劇だがたくさん死んだら喜劇。今回の事故はまさにそんな取り上げられたかたをしているぢゃあないか。
 死者が45人だったのが今度は56人! おおっと68人!70人超えるか? 80人、90人、さぁ、大台に乗るか! 反るか! ポルカ! って、味付けの差だけでニュースの見せ方は大して代わりがない。
 不幸はあるよ。この世のすべてにあるよ。

・某サイト、別ハンドルでEquinox.紹介しちゃってて結構人がお越しのようでいらっしゃいませ。ええ、いいんです。間違いではありません。本人です。

pya!でも別ハンドル。投稿、投票ともしているので、誰だかわかったらこっそり耳打ちのこと。コメント回数・PU回数とも1000回は越えておりますで。
 ……ブ●ーダーではないっ!

いい店が。
 しかも中野ブロードウェイか。通いそうだ。

不憫 2005年04月26日(火)

 大激怒中。

S7-5G

 こういうニュース、がある。
 普段ならば「よく云った!」と快哉を叫びたいところではあるが、そんなテンションでないほど、20年年来のファンとしては、悲しくてやりきれない。
 ノーアウト満塁で代打を出す。打つ。点が入る。小生、野球の実践には乏しい一ファンなれど、そこである程度の結果を残すからプロなんじゃないの?守備のいい外人を取るのはいいけど、パフォーマンスとしての肩さえも見られないのか。球場にいって金を払って、出たら打たれるのがわかりきった緩慢なプレイを見せて何が面白いのか
 野球とて見世物である。見世物として筋書きの作れない今の巨人は、見ていて心底、悲しくなる。

 もういいよ。清原も小久保もローズも桑田も要らないよ。
 どんなに実績のある選手だか知らないが、こちとら20年以上巨人の試合を見てるんだ。すくなくとも、今の選手構成が「悲しい結末」だということはわかる。
 こういう大物だらけであるおかげで、巨人の監督人選自体も、かなり絞られてくると考えている。

 中畑じゃ、誰も言うことを聞かんぞ。

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