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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


いんたびゅ 2007年10月28日(日)

 いたるところポロロッカ。ながちるです。

 ちょっと前の話ですが、インタビュされる側になってきました。「十二ヶ月」という文芸ミニコミ誌に「批評のススメ」というお題で、批評の効能について。
 こちとら仕事で有名人無名人とインタビュしてきましたが、されるのははじめてです。
 インタビュの様子の書かれた「十二ヶ月」4号は11月11日発売だそうですよ。文学フリマでも売るらしい。

 で、自分の文芸暦をぽつぽつとしゃべっていて。
 大学に入って、書けなくなってボーっとして、うちの師匠に出会って。ファファとしたアテクシは他に何をしようという気もないまま、けっきょくなるようにして文芸に舵をとっているのだなぁ、と思うのです。あらためて省みればみるほど、こっちの道に来るべくして来ている気がする。用のなくなったものは体からぽろりぽろりと剥がれ、そうして新しいものが身体にまとわりつく。

 伊達や片手間で文芸やってんじゃねぇぞー、という自分を再認識する。
 そうよ。

 なるべくして、なっている。

ぶれぶれぶれぶれ 2007年10月26日(金)

 大槻ケンジ「人として軸がぶれている」より

「君がいれば、変わる」
「私がいるの、気付いて」

 いるんならでてこーい。
 本当は探しに行かなきゃいけないんでしょーが。
 見つけたところでどうしたらいいのかしら。
 金も先も面目も甲斐性もないぜ。

 書いていて、不安が安らぐのかというと、決してそうではないんじゃが。

心中 2007年10月25日(木)

 自ら死んだ人の気持ちがわかる、とは恐れ多くもいえないが。

 全ての関係を一度みんな手放したいと思う。知り合いも、仕事も、家族も、みんな手放して、逃避して。
 それでどうなるかというと、結果なにも出来ないから、ノタレジヌのである。ノタレジヌとノスタルジーは若干似ているのである。樹海に行って朽ちるのである。
 孤独が厭であくせくしているのに、あくせくしてもどうにもならないからもはや諦めはじめているのかもしれない。かもしれないじゃなくて、諦念しか生まれてこんのだな。

 わかりやすい思考回路で、褒められているうちは非常に元気です。仕事を評価されているうちはとても元気です。
 そこは客観的に見えていると思う。

 ゆえに、もう、駄目だろうな。
 出来ている範囲では万策尽きている(気がする)。

 そして自らおっちぬ気力もないときた。

 だが、生きねばならぬ。
 いままで面倒かけてきた人に申しわけないという理由で生き永らえている感がある。生きていればいづれなにかあるかもしれないが、この出来不出来の大波はほんとうに駄目よね。これが制御できたらさぞ愉快でしょうよ。

 愉快になりたいなぁ。
 自由でいたいのう。

かりこりかりこり 2007年10月15日(月)

 いつでも納戸でも。ながしるです。

 黒川紀章密葬に200人、という記事を見まして、全然密葬じゃないじゃん、と思ったのですが、どうもウィキペディアの解説を見ますと規模は規定されていないので、500人規模の密葬もあれば1人しか会葬者の居ない式もある。とありますので、じゃあいいのか。逆砂山パラドックス。

1:砂山は砂粒の集合体である。
2:砂山から一粒だけ砂を取り除いても、変わらず砂山である。
3:では、取り除き続けて砂山が砂一粒で構成されるとき、それは砂山といえるのか。

※ 砂山を仮に10000粒以上の砂の集まりとした場合、9999粒の非砂山と10001粒の砂山の差はほとんどない。
※ 砂山の定義を砂粒の数以外にも求める。

 まぁ、どうでもいい話。
 しかし死ぬとはねぇ。


 どんどん欲がなくなってきていて、特別に何か買おうとか、食べようとかそういうものがなくなって非常に困る。
 欲望メキメキのときであれば実にフットワークも軽くなるんですが、そういう欲求の無いところだと人は動かなくなるものだなぁ、と。

 むずかしいよね。欲もほどほどにあればと思う。
 で、欲が過ぎると無欲にならねば、という戒めが出てくる。

 全ては振子であります。
 常に二つの極のあいだをいったりきたりしている。

 振り子に乗れねぇんだぁなぁ。
 どうしても下から振り子を見上げてしまう。

 買う本も無く、酒も飲めずというとなにもなくなる。
 全体的にぐったりしている。

うーむ 2007年10月14日(日)

 「今年の漢字」はなんだろうとかふと思い立ったのだけれども、2007年になにがあったのか? ということ自体がすでに即座に出てこない。

 あとでウィキペディアを見るとして、ともかくも、なんだか色々ちりぢりばらばらに色々なことがあったのか。

 時間の過ぎるのは早いと思うんだけれども、でも、その間に何があったかというのはえてして覚えていないものです。

 ぼちぼち来年の年賀状でも考えてみるか。

健康一番 2007年10月13日(土)

 パルプ吸って吐いて。ながちるです。

 今日も医者にいってきました。ながれとしては

9/29→採血(2週間投薬)
10/13→採血結果(2週間投薬)←いまここ
10/27→採血

 なのです。まぁ、血液検査の結果、よっぽどしょうのない反応があった場合は連絡する、といって連絡がなかったので、まぁ、大丈夫なのだろうと思っていましたが。
 大丈夫でした。(特に面白みのない話ですみません)

 まぁ、投薬+酒断ち+プリン体拒否という生活を木津千里とはじめましたので、結果が出なければどないやねん! どないやねん東海! という按配なのですが、そんなこともなく。薬も一日一回に減らされますた。まぁ、油断しなければいい感じに平穏に暮らせるだろう、ついては痛風を理由に か っ た る い 飲 み も 断 れ る 。ステキな切り札! さっそく来月にでも使おう!

 まぁ、油断はしちゃああかんのですが。
 世の中「自分だけ飲んでいる」という状況が気に入らない人も多うございます。逆に云えばァ、場を壊さないためにゃあ飲むんですが、そういうときのために普段飲まなければいいじゃないか、という。

 正直、死ぬのはどうでもいい。
「あんたの人生これまでよ」というのは、「そうか」ってなもんです。

 ただし、痛いのは、厭や。

愉の不在 2007年10月11日(木)

 万里園創立記念日でござい。
 13年目でござい。
 「万里園」という名前だけは確実に残ってござい。


 どうもさいきんしほたれているのは、
 先に楽しみがないからだろうな。

 酒も飲めず
 女もいず、
 欲しいものもない。
 大して褒められもせず、
 先の見通しも無く、
 そもそも最近飲み会が苦痛になっている。


 そもそも、最大の楽しみが絶望先生の第二期決定というのが、人として軸がぶれているぢゃないか。
 がんばれシャフト。超がんばれ。

 愉快じゃないのはなんでだ。
 わかってるけど、恥になるからいわない。

相対と絶対等 2007年10月09日(火)

 なんかそんなことを考えている。
 以下、箇条書きにて。

 P1
・絶対評価というのは、その人の腕があがったか否か、である。知り合いの芸人Aを何度か見ていて、ああ、だんだんと面白くなってきたなぁ、という。

・いっぽう相対評価というのは、たとえばその芸に携わる全尺度から比較した時に、ああ、全然面白くないよね、という評価です。二つ目の藝で「庖丁」ライブで聞いても、数年前に花形演芸会で聴いた「庖丁」には遠く及ばないよ、みたいな。
 落語って泣けるものなんだ、という感覚が、いまだに落語を追いかける理由になっている。
 ゆえに、自分は落語家にならない。

 P2
・加えて、同人という(もしくは、仲のいい演者による)なかでの催し(特にライブ)の場合、その場の空気が楽しいということで納得してしまう(悪い云い方をすれば、補正してしまう)。それはそれで、まぁそういうものなのだ、ということであれば楽しい。

・じゃあ、はじめて見る人にとって、こういう現場はどうなのだろうか。

 [前提補足]
・再三繰り返すように、全ては視聴および読解理解の「モード」であります。

 P3
・では、私はどのように状況を受容すればいいのか。

 ここまできた。
 どうもここ数日、状況判断が出来なくなっています。

 末期的であります。

恋は 2007年10月08日(月)

 忍ぶ恋にて候。

 さびしいとは思へど、想ふ人のあるものか。
 欲しい欲しいといふほどに欲しい人もなく、ただなんとなくにて。都合よきものあらまほしと想へど、具にたれぞと云ふものなし。

 秋になりて、なおもkanashi。

 鈴虫の恋よまはれや室外機

みっともない 2007年09月25日(火)

 今東光和尚の人生相談に、中学生女子にイタ電かけまくった男から「どうしよう、警察に自首しようか」という相談があった。

 和尚の答え。

自首するより死んだほうがいい。悪いことは言わん。死にな。二十三歳にもなってそんな電話かけたりするバカなら、自首するより死んだ方がいい。自首すりゃあ、恥をかくからね。恥かくより死んだほうがいいよ。
 切に自殺をお勧めいたします。
 今東光『毒舌 身の上相談』(集英社文庫、94、24ページ)


 どうも「みっともない」という怒り方ができなくなっちゃった……。

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