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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


日テレは長くない 2005年01月07日(金)

 六日のこと。飯時にバラエティーを見る。日テレの、会場のメンバー多数による投票で日本人の常識を決めよう、みたいな番組だったかな。年末にやったテレ朝のIQテストと似たような会場構成、司会も古館の喋りに対抗できる人材ッたら福澤ぐらいしかいないのだが、それでも人材不足。あの男の喋りには視聴者への爽快感がない。

 で、番組の中身はどうかってえと、四択を出されて、会場中の全年齢層の人間が解答して、いわゆる日本人の「多数派」を生み出そうという方式。

 設問
Q.自分はこのうち、どれにあてはまりますか。
 A.勝ち組
 B.中の上
 C.中の下
 D.負け組

Q.ジブリ作品の中では、どれが一番好きですか
 A.千と千尋の神隠し
 B.もののけ姫
 C.風の谷のナウシカ
 D.となりのトトロ

Q.正直、もう引退した方がいいと思う人はどれですか
 A.高橋尚子(マラソン)
 B.三浦和良(サッカー)
 C.清原和博(野球)
 D.曙(格闘技)

 拙者、設問をちょっとだけ変えてみようか。
 検索に引っかかるのも恐ろしいので、一部伏字いれます。

 設問
Q.自分はこのうち、どれにあてはまりますか。
 A.うつ病
 B.分裂症
 C.パニック障害
 D.過食症

Q.次の新興宗教の中では、どれが一番好きですか
 A.アー●フ
 B.幸●の科学
 C.法●華三法行
 D.ライ●スペース

Q.正直、もう引退した方がいいと思う人はどれですか
 A.海老●NH●会長
 B.渡●読●新聞主筆
 C.●田大作SK●名誉会長
 D.ア●トニオ猪木

+++
 ……冷静に考えてさ、会場の人間がどこまでちゃんとボタンを押しているのかね。勝ち組負け組という分別がくだらないと思っている人間のための「そんなことはばかばかしい」という選択肢はないし、ジブリでも「紅の豚」が好きな人間はどうすればいいのかとか、そもそもアニメなんざ見ないジジババ殿姫もいるはずでね。引退云々だって、テレビ局の手にかかればある種いじめだぜこれは。日テレになにか恨みでも買いましたか曙。
 弱いものいじめとかそういうのはいまさらだからいいや。でも、大衆を騙すべきメディアにおいて、これだけ穴だらけの企画を通してしまった日本テレビ裏方諸君よ、あんたらの頭はどうかしていないかね。もしくは、日本という国の大衆を操作したいのかね。
 もっと大前提として、所詮はテレ朝の二番煎じだ。二番煎じやるんならテレ朝より丁寧に作るべきなんだよな。そのまま会場ごとニュースステーションにうつったテレ朝も十分つっこめるけど。

 以上の番組が某大手宗教団体作成の物だったらと考えて怖くなって番組を変える。テレ東餅つき王選手権、二升半のもち米を二分強で搗きあげてて、こっちの方が数千倍見ごたえがあるね。

 日テレのプロデューサーが無能なのか、それともこういう単純な絡繰にも気づかないのが日本の視聴者なのか。みなさんどう思わはるぅ? 三文ライターは余計なことを言わん方がええですかはぁどうも。

prev.江國香織『きらきらひかる』 2005年01月06日(木)

 夜、くだらないエロ電話をしていると、脳のまったく関係ない部分が直截にリンクして企画を一本思いつく。すわ、これは早めに形にせねばっちゅうか始めないと忘れる、ということでちんこまんこの話をしながら仕事のメールを打つ始末。あああ、脳味噌がくっきり二分割している。これで足でねずみの絵でもかいているとすげえ! ってな話ですが、そうもいかず、電話を切って仕事の電話一本。ああ、電撃的な思いつきにしてはなんかこのままいけそうな気配がする。

 江國香織『きらきらひかる』(新潮社)読む。
 84点。アル中の女と同性愛者の夫と夫の愛人である学生の三人を中心に日常を描いてはいるが、面白いね、三人とその友達たちの中での日常で済ませばいいのだけれども、ここに各親御どもがゾロゾロ登場してあれこれ非難する部分が、いかにも商業小説の薄っぺらさ、なのだ。だがしかし、自分の文章を売って金を稼ぐ、ということの本質はこの辺であろうと思うので、商業になる純文学、という位置づけにおいては立派な作家なのだけれども。
 複雑な事情を実によく書いていて、ああ、小説のプロの仕事やなあとは思うけれども、逆に商業であるがゆえに、作品としての評価は若干下げねばならぬ。話の「筋」というものが江國文学を阻害しているいいサンプルとして読んだ。

リチャード・ハッケイの個人的事情(第7回) 2005年01月05日(水)

             。・:3つ~
「やあ、また逢ったな。新年あけましておめでとう」

             。・:3つ~
「君の一年に幸福が訪れることを、祈っているよ」

             。・:3つ~
「ああ、ここだけの話だが」

             。・:3つ~
「ながしろ宅では年末にドラクエ8がダブるという事態が発生し」

             。・:3つ~
「方々をリサーチした結果、BOOKOFFに売っぱらったらしい」

             。・:3つ~
「そりゃあそうだろう。他の中古ゲーム屋が4000円で値段をつけるところ」

             。・:3つ~
「4800円+金券450円だったらそっちに飛びつくのが消費者というものさ」

             。・:3つ~
「しかしそれにしても、新年早々経済競争の厳しさを思い知ったぜ」

〜〜~C:・        。・:3つ~
「ただいまー」  「お、帰ってきやがったな」

  ~C:・     これ→。・:3つ~
「その丸いのはなんどつか」「ああ、これは……」

 問
 「。」の示すものは何か、以下より選びなさい。
A.500円玉
B.虫の卵
C.みかん
D.イクラ
E.イラク

 正解者全員にもれなく小憎らしいねずみを贈呈。各自勝手に捕まえるべし。

仕事始め 2005年01月04日(火)

 はじめましたわいなジイチャン! さようかバアチャン! 日本人、正月くらいカックリ休めばいいのにバカたれが、1月1日から見本の品を送ってくる出版ありき、三が日は無視していたものの詮無く仕事始めでありんす。せめて七草まではのんびりしたらええやんけええやんけ。お前ら盆暮正月粗末にしたら日本人とちゃうぞ!
 やるかたなし、今年もハラタキまふ。ハラタキまふゆえ杉並区あたりに豪邸を立ててください誰か。ああでも固定資産税払えないからやっぱりいいや誰か。いやまてよ、もらった豪邸を売り払えば結構な金になるので売ってください誰か。売った金でしばらく遊んできます。

 今年の豆腐ー。
 きぬごし!
 ちゃうわ、今年の抱負ー。

 進化ー。
 人間環境に応じて変化していくものならば、来年あたりに来るだろう変化のために今年はシフトしていくじきになるだろー、と。
 そもそも、一種の結果予測と予定調和の中にあって、イレギュラーたる存在がなんらかの方向転換を促してくれると思っている。イレギュラーが無んだら悟りや。わしゃあ悟りとうない。モノカキが悟ったら終いや。

 そんなこんなで、明文化できないが進化ー。

門前雀羅 2005年01月03日(月)

 門前仲町から門前雀羅、という単語をピピン@と思い出して、なんだっけこれと辞書を引く。

 門前雀羅を張る
〔白居易「寓意詩」〕訪れる人もなくさびれているさまのたとえ。門外雀羅を設く。


 ありがとうgoo辞書。今年の目標は門前雀羅にしますってアホか。
 昨日の夜半覚醒から眠れず、勢いあまってGCスマブラを二時間。ほどよく指がこなれたところでモンティパイソンを見ながら夜明けを迎える。
 ああ、静かだ。

ナガチロブログ
 使い方について迷っていたのですが、今年から発作的に思いついたネタを書き込んでいく装置にしようと思います。いやですね、携帯から書き込めるという利点を生かしたコンテンツってなんじゃいな、と、考えた結果、やはり脳に引っかかる何かを引っ掛けておくのにいいかなぁと。
 そんなわけで、日本語の問題を中心に。
 お楽しみを。

門前仲町 2005年01月02日(日)

 何をするでもなく酒を飲みながらぼーっとQチャットを眺めていると、くぬぎ嬢が巫女のバイトをするという。巫女! 巫女とか看護婦とか三つ編みお下げセーラー服(何故そこだけ細かいのだ)などの好きな正しい日本男児の拙者としては見に行かないわけがないわけではないわけではないので、早速電車に飛び乗って出かけたのである。早速ってお昼過ぎとったがな。

 同行のはずのオヤジの二名がドタキャンをかまし、一人で巫女三昧をしに三鷹発中野経由門前仲町。さすがに新年二日目ということもあってごったがえしとるわい富岡八幡。参拝客と露天の間をゾロゾロして、境内のメインストリートでお守りを売っているくぬぎんを確認、参拝後に戻って「これくださーい」なんてくぬぎはビックリしとったがな!
 萌え要素満載のくぬぎ巫女写真はありがたく保存。持ち出し厳禁。

 帰宅すると客が大勢きており、喧騒を横目に黙々と飲む。飲む、飲んで、飲まれて結局日付変更線ごろ酔いが醒める。いいかげんに胃が重くなってきたので、これ以上飲むのは辞めて曲を作ってみる。ああぁ、ギタレレの音が変。

新年、明けまして 2005年01月01日(土)

 まだ生きてやがったか!この!(挨拶)

 えー、今年も色々宜しくお願いしますながしろです。

***
 雪が降ったので地面が凍っているのではないかという危惧はあったが、毎年恒例なので深夜にぶらりと初詣に出かける。近所の神社や。ぶらりとしていたのはわたくし全体である。ぶらりという人物と初詣に行ったわけではない。わかっとるがなオッチャン!
 さすがに住宅街、ジジババの多いこの地域は夜の雪道恐るべしと思ったのかいつもの10分の1の人の入りであった。石畳は滑るし、さくさく切り上げて帰りにワンカップでも買って飲むべえ、と思っていたところ。
 参拝に並んだ隣のおばちゃんが、みょ〜、な感じなのである。
「あんたね、ここの神社はいいよ、アタシここに通って娘の病気治しちゃった」
 手には紙コップ。全体的に酒臭いおばちゃんだ。いやそれよりも、拙者、この神社に四半世紀ほど初詣に来てますから! 残念!
「あたしね、もう精神的にきつくて辛くてもー、あのね、若い娘ほどろくなものは無いの。不細工な男は一生懸命働けば見所も出るけど、頭の悪い若い女ほどろくなものは無いわよホント、あたしね、あの相談所で相談員やってたんだけど、げふっ(酒臭い息)もー、精神的に疲れて参っちゃって、そんと、神経痛で右ひじ動かないし、何も考えていない若い女ってアレね、悪魔とまでは言わないまでも、鬼や怨霊みたいなものよ、あはぁ、あなたいい青年だわア」
 なんだそのヒエラルキーは。
 神社の脇では巫女さんがお神酒を振舞ってくれている。巫女さんの格好だが化粧はばっちりである。いいな、このミスマッチは美味しいかもしれない。
「だからね、あんた一生懸命働いてね、そうよ、若い女ほどくだらなくて醜いものは無いんだから、おばちゃんそう思う」
 そそくさと参拝する。おばちゃんは追ってこなかった。

――そんな新年。

今年のまとめ 2004年12月31日(金)

・ライブ6回。がんばりました。

・別れ! 出会い! そして別れ!(最後は別れだよ)

・六〇〇は、出版社と絡んだね。絡むよ。がんばるよ。

・Q関連はかなり勝ってるよな。
 6000字を皮切りに、ファンシー詩、超短詩、100字、ついにはCoC……。これで1000字と3000字をとればコンプリートでありんすので、来年こそは。
 って書くと、まぁ、無理ですわな。イグワナ。
……ああ、俳句も増えるのか。orz

・二冊目の商業本が出たよ!(一冊目もまだアマゾンで手に入るよ!)

 水面下で動いているものも含めて、来年はよりハードな感じになりそうです。実行に移せるもの、「可能性がある」段階のもの、まぁ、死ななきゃいいか。

 今年一年間読者の皆様には格別の御愛顧をいただき、まことにありがとうございました。
 お体に気をつけて、佳いお年をお迎えくださいませ。

雪だ! コートだ! 知床だ! 2004年12月29日(水)

 夏だ! 水着だ! 沖縄だ! にくらべてどうよ。ながちろです。

・「おしえれ!ばんりっく」質問二件追加しました。意外と来るねえ。でも、お勧めのAV女優とか聞いてどうしますか匿名の人。人の趣味で満足ですか匿名の人。まぁいいや。

・朝九時ごろから降り出した雪はなかなか止まず、日が落ちてから止んだ模様。まぁー、そんななか仕事だったわけですが。領収証を切ろうにも収入印紙が無くて買いに行ったり、家から一キロ先で財布を忘れたことに気づいたり(サザエさんだ!)、この雪の深深と振る中をウロウロ。体力維持のためにオロナミンを一本クイッと空けるといがいと身体が温まるもので、あ、平気平気なんていながら雪中行軍。運動靴が冷てぇ。

・そろそろ今年の総括でもやるのかね。いいや、明日やろう。

・そうそう、時期が外れてしまったが、一件だけ。
 先生、そんな夢、厭や。('A`)

冬の散歩道 2004年12月28日(火)

・床屋に行く。件の本をもっていくと喜ばれ、ポイントカードも溜まっており2000円も散髪代が浮いた。
 なるほど、本にはこういう使い方もあったのだな。

件の本の詳細が出る。
 ハウツー本の文章ってあまり面白くないので、イラストの方、極力考え落ちで面白がらせるようなつくりにしたつもりである。
 イラストが本文を茶化したりしているので、是非買ってくだされ。1/6発売ですって。全国で。

・冬枯れの井の頭公園を歩く。
 枯葉の山が急にモコモコザワザワと動いて非常に驚いたが、正体は枯葉色が迷彩になったスズメの群れであった。
 しかし、根性あるね。飛ばないものな、スズメ。

・年賀状が
 足りないので5枚追加。しかし三枚印刷に失敗している。印刷は業者に頼んだがデータがあるので自宅でも印刷が出来ないことは無いが(変な日本語)、印刷機がポンコツなのか、まっとうな位置に印刷しやがらねえ。
 こういう給紙の問題ってどうすれば解決するのか、また明日郵便局で取り替えてこなきゃあ。面倒くさ。

・明日は雪かよ。

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