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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


不安 2005年05月22日(日)

アナトーさんの「強い書き手・弱い書き手(補足と私信)」
 が非常に面白かったうえに自分のことが取りざたされているのでなんか言及しようかね。します。

 特に小説の場合はそうだな。アタシの場合は、自分のこさえた絡繰がトコトコと相手のほうに歩いていって、相手が手に取った途端に爆発してビックリするのんを楽しむみたいなことがある。自分の小説を読んでもらって、面白かったらなんか感想をくださいな、みたいな顔をして、半ば強制的に、相手が感想を漏らさずにはいられないような仕掛けを作ってしまうところは、ある。ひいては、結局誰かしらにかまっていてほしい、という意識がある。この辺は自覚がある。飲みの席で某主宰Qを「ハゲー!」と呼んでみたり、自分のサイトのトップページごと「魔女っ娘仁義」にしてみたり、で、それで、こちらから催促するでもなく「コラー!」と、怒られたら怒られたでそれでいいんだろうな。某詩人板でも現在お二人乗ってきてくれてもンのすごく嬉しくて尿漏れの危険性があったのだけれども、まぁでも、そういった相手に爆弾を投げるための筋は通すつもりではいます。その辺、相手をしてくれる人が何よりも大事だし、貶されてもいいから相手してくれる人がいないと不安になる。
 で、その一方、結局自分の素にコンプレックスはあれども開き直りの部分ってないんだろうな。某ぬいぐるみブロガーにゃ飲みの席で「人生経験が足りないよMAOちゃん」なんてずいぶんいじめられるけど(笑)それだってその通りだと思う。やっぱり自分自身、そこが浅いよなと思う一方、どうしても周辺に爆弾を送り付けたいという気持ちがあるから、いわゆる「作り話」に傾倒するようになる。

 ただ、そうすると、だ。
 例えばアイデアとか発想で勝負する、というのにまず飽きてくるのですよ。そういうのないですか。テレビで若手のコント見ててもさ、こいつらネタとしては斬新で面白いけど、こいつらじゃなくても十分面白い、ちゅうとはこいつらを脚本に回して、もっと味のある芸人を連れてきたほうが面白いよな、とかそういうのんです。いくら面白くてもその芸人本人が面白くなかったら漫才の作者が舞台にあがってるようなもんじゃん。というのがいえます。言い方を変えれば、ネタちゅのは思いついたモン、早い者勝ち、ということでしかないわけでね。
 真のオリジナリティーは、結局一人一人の作家自身の中にしかないと思います。そして、その部分で怖じなく勝負できる、いわゆる「弱い作家」というものには、むしろ嫉妬に近いものを覚えるのでありますよ。
 強い作家、ちゅのは、才能で勝負できないということではないかと考えるのです。ゆえに、型だの普遍性だのに縋るしかない。

 つまりは無粋なのです。私ハ煌ク才能ヲ恨メシク思フ。

 なんだかわかんなくなったけど、そういうことらしい、です。

不惑 2005年05月21日(土)

・巷のニュース更新。すごいよマキルさん。

・と、巷のニュースに乗せていいものかどうか迷ったのだけれども、先月先々月(4,5月号)の「すばる」の 鴻上尚史さんの文章にうちの師匠多岐が登場。
 文章上とはいえみっちろと師匠そのもので笑っちゃったよわははははって、気になる方は図書館とか古本屋にてどんぞ。まさにああいう感じだわ。

・と、今月(6月)の「文學界」で高橋源一郎が面白いことを書いている。「それは小説ではありません」ときた。続きが気になるので来月も図書館で見よう。
 特にそうだな、アタシの門下(だと自覚のある方)は必読。

・タイトル、ある方の年齢。シンジラレナイ。

不屈 2005年05月20日(金)

・いまさらマインスイーパにはまっていた。一日50回くらいやらないと精神的に落ち着かないくらいである。ながしろもとうとう壊れたかと思われた方、そこは大いに違う。……すでに、壊れている。
 いや、困ったもので、どうしても片をつけないと気に入らない性分で、マインスイーパーを出来心ではじめてからずっと上級がクリアできなかったのだ。なにぶん、上級になると理詰めだけではなく、運を天に任せるところがある。野生の勘や霊力に乏しい本官としては、そうそれは神経をすり減らして、たった一度のクリアを願って痺れいく右手を酷使したのである。誰だよ本官って。
 とまれかくまれ、PCを立ち上げるたびに本能に抗えず、爆弾処理を黙々と続けていたのである!

 で、今日、あっけなく出来た。これでもういい。
 不屈の精神、おはり。

・一昨日、現在のえきのくトップの花について書いたが、驚くなかれ、知る人知らぬ人4人の方から「あれは芥子じゃなかろうか」とのメールをいただいた。
 そうか。芥子大発生か。
 花の名前よりも、このやうなサイトの記事に即座に反応してくれる人々がいて、非常に嬉しい。ありがとう、ありがとう。今後の励みにします。

・早速ですが
 一千万円くらい、欲しいなあ。

・最近の巨人

G2-3H
G1-7H
G5-4H
F2-3G

 まぁー、ロッテとホークスには一勝二敗でいいんでないの。現勢力ならば。当然後のチームは三連勝だ。

不貞 2005年05月19日(木)

 初花のタネ・第三回。

 柳家小たま 「平林」
 柳家初花  「反対車」
 三遊亭金翔 「道具屋」
 柳家初花  「子別れ(前)」

 中入り

 鏡味仙三・仙花(大神楽)
 柳家初花  「子別れ(後)」

+++
 アタシが聞いた中では初花さん初めての人情話でした。
 でも、これはアタシ自身の身にもつまされる話。子別れ、飲んだくれて三日逐電、寝てきた芸者のノロケを女房に聞かせるような亭主、ちゅ設定なわけで、これをいっくら研究しても、先達を聞いてコピーを仕掛けようとしても、結局人間として積んできたものの、なんつかな、人生の垢みたいなものでずれが見えてしまう。いわゆる「やむをえない不貞」ちゅのは個人的な業だから、それを表現として見せる、となると、ものすごく難しいんだろう。この辺、落語は数見てるから、なーんとなく、わかる。
 大工で、7、8歳の子供がいて棟梁と呼ばれれば年齢なぞいくつでもいいのだけれども、いわゆる今までの型と自分の年齢が合わないと、こうもずれてくるものかな、と思った。アタシもヘタレ戯作書きとして丑の日なんて書いているけれども、あっちも盲人の爺が主人公で、きっと読む人が読めばそういった「人生の垢」の量が見えてくるのだろうな、とか思ったりなんだったり。
 「子別れ」予想以上に感触はよかったけれども、ここは見せなきゃ、という意識のある部分と、ある程度慣れている地の部分での気の入り方のギャップが非常に気になった。でも、真に迫った高座でした。部分的には談春師匠が頭をよぎったり。
 ということで、むしろ子持ちの男ではない「包丁」あたり見てみたい、かなぁ。もとい、見たい、のです。

 金翔さんは五月から二つ目だということでしたが、この方はキャラクターで残れるだろうなぁ。見ている人が幸せになる笑顔、でありました。

不吉 2005年05月18日(水)

 本題の前に緊急連絡。
 氷月そら様、ホットメールの都合によりメールがはじかれてしまっているようです。なので、ここで要点だけ。
 締め切りは今月一杯です。よろしく。

 で、本題。

 現在のえきのくのトップ写真の花であるが。
 これ、今年になってからむやみにもりもり咲いてないかね。この花。いたるところに、わんさと。
 植物図鑑を繰ってみたもののそれっぽい植物は出てこないし、小生の感覚的な記憶の無い花、なのである。非常に気に入ってはいるが。
 暴れ馬に聞いてみると「あの花は高校時代、女子の間で不吉な花として伝えられていた」という。
 そうか、不吉なのか。

 この花の詳細、求ム。

不調 2005年05月17日(火)

 1:ドンキで売っていたマッコルリ(朝鮮どぶろく)は非常にうまいのだがあっというまに脳に酔いが回る。
 2:イベント仕事、飲み物や食べ物の手配のためにデパ地下の食品街をうろつき、チーズにはまってしまった。試食や試し買い、もらい物を統合した結果ミモレットというチーズが一番んまいが一番高い。アナトー色素がたっぷりはいって鮮やかなオレンジ色をしているので、このままミモレットを食べ続ければ短編小説がうまくなるかもしれない(わかる人にはわかるネタ)。
 3:蟹。(15日日記参照)
 4:最近寒い。
 5:昼の日差しが暑いので薄着で仕事をしている。

 と、1〜5の要因が考えられるのだが。
 日曜辺りから腹を下しており、その結果として切痔、下痢、脱力感、冷え性を併発中。
 仕事も山積しているし、なんとか騙し騙し、そして良いニュースを待つしかあるまい。
 とりあえず、これから始まる巨人―ソフトバンクにすべてをかける。すべてをかジイチャン!

 「ながしろからの返事が遅いな」と思っているみなさまは、もうそろそろメールが行くと思いますけえ、お待ちくだっし。(どこの方言だ)

不快 2005年05月16日(月)

QBOOKS第51回詩人バトル全感想をやりましたよ。
 リンク先に書いてあるので発言の重複は避けますが、なんかさぁ、十把一絡げで「上っ面をなでた言葉の羅列だけ」と評されてしまったことに対する憤りってのがあって。大覚さんは「その人の事情なんか余計なお世話だ」って書いてたけれども、そもそも、その人の事情の結果作品が出来上がるわけで、作家各人の人格に興味がなかったら憤りもしなかったし、そもそも評論をする意味もないんじゃないかと考えるわけです。詩だけ見てうまい下手とか好き嫌いを論じるんだったら、それは感想でしかない。
 で、まぁ、日本語というモノにとりわけ着目して感想を書いた結果、現在投票したい作品が、ねぇー。
 投票するけどね。ああ、無効票なんて無粋なことはしたくない。

・同様、簡単にペラいってのもやめるように。作品は人となりであり、ともすれば人格否定になりかねない。>弟子に私信

・メモ。
電気街とかある駅方面の改札をでて、
目の前の横断歩道をさもそこに信号がないかのように通る。不意に右方面を見るとなんとなく、地下におりそうな階段が。
 確か、新しく出来たお吸い物屋の右だったか。左だったか。その階段をわき目も振らずに走りこむ。
そして、うん、その先はもう言わないでもわかるだろう。そして、わからない人は、遠く彼方の夢に生きてくれ。しかし、Mの看板の店では、ゲティはでてきません。あしからず。

 行こう、今度行こう。

不昧 2005年05月15日(日)

・伯母の法要であった。法要のあとはなんかしら御馳走になるのであるが、ひとえに蟹三昧であった。
 いや、普通の宴会セットだったのだが、親族の若い衆ということで大飯喰らいキャラが定着しており、老人連中が喰う気もしない蟹の足、足、足、をじゃんじゃんばりばりと送りつけてくる始末、まぁー、体のいい蟹食い放題であった。

 で、腹をくだした。胃も吉里吉里と痛い。痔も辛い。
#タイトル、わかったろうか。


・G10-5L
 ねっひゃっひゃひゃひゃっ。(恍惚の笑い)
 西鉄ファンのおねーちゃんも居た気がするが、とりやえずピッチャーが立ち直ってきたのがうれしいよ巨人軍ありがとう巨人軍。でもキャプラーをスタメンで出すんだったら二軍から若手の一人でも呼んだほうがいいんじゃないか巨人軍。


・欠片B vol.4ですが
 6月末〜7月頭で調整中。今度はちゃんとメールマガジンを送ろう。曲も作ろう。

 ようやく通常モードに戻れる……のか?

不一 2005年05月14日(土)

ちゅか、よせてあつめて・20。

・方々にこき使われており、金も元気もナイ。
#まぁ、こういうときもある。

・胸筋痛ェー。
#最近冷えたから、神経痛か?

・いや、監禁事件さぁ。
 ポルノゲームがどうとか、倫理的にどうとか云うよりも、あの1000本ものゲームを全部やっているとしたら、そりゃあ脳味噌も感化されるよな、という、それだけ。
 何事もやりすぎはよろしくない。
#むしろ、保護観察処分なのに見逃した司法に問題がある

・三崎亜記『となり町戦争』(集英社)落手。
 かなり難しい選考委員がベタ褒めだが、周辺の評価は結構低い。どういうことか。

・矢沢あい『NANA』(集英社)借りる
 とりあえず1〜4。読むのが大変そうです。

・ちょっと本を整理した。
 飯島愛『プラトニック・セックス』なんかは売れないだろうなぁ。欲しい人がいたらあげるので、連絡をくださいな。週末中に返事がなかったら売却。

・若い子と喋ってて
 飯島愛がAV女優だったことを知らなくて腰を抜かした。「濡れたお地蔵様」とか、変なタイトルのがあったよなぁ。

 じゃ、そんなもんで。

不孝 2005年05月08日(日)

 母の日なのでカーネーションの花束を買いにいった。地元の花屋で完全に面が割れており、あらまあ大きくなって、なんていうやりとりが、まぁ、あるわけで。
 2000円分。消費税は別にしますか税込みで2000円にしますかというので、税込みで2000円にしますと伝えておく。こういうところに親との関係性があるようなないような。
 遅れて店に来た60過ぎの親父がカーネーション、赤、オレンジ、ピンクと一本ずつ、カスミソウをつけて花束にしてもらっていた。白いカーネーションがあって、
「ああ、ピンクじゃなくて白にしてくれるぅ?」
 という。おや、確かにこの人の母親ならば亡くなっていても不思議ではない、とは思うのだがここに配送屋のオヤジが来る。
「*×さん、母の日なん?」
「あぁあ、うちのカカアに呉れてやるのよ」

 おかみさんは、三色の花束を見て、怒るだろうか。

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