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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


執筆動機 2015年08月30日(日)

 カズオ・イシグロの「白熱教室」をようやっと観られた。本人は長崎に生まれて5歳でイギリスに渡り、以降イギリスで暮らす。家の中では日本的な生活があり、家を一歩出るとイギリスの生活が待っている。

 デビュー作で書いたのは自分の記憶にあった「日本」で、本来の日本ではない。個人的な記憶に基づいた日本像で、これを小説の形で書き残して保存して、遺しておきたいというのがそもそもの執筆動機だった、と。

 この辺りがアタシにとって非常にクリティカルな部分で、「小説を何故書くのか」それは、各個人が記憶や感覚に残している「あの感じ」を安全なところに遺しておくためだ、という回答が非常に腑に落ちた。
 ゆえに、誰もに小説を書く動機は存在する。

 んで、第一作品を書いて欧米で読まれた時に「個人の中にある『日本』」だったはずのものが、読者によってはステロタイプな日本だと誤解され始めたことが厭だという話になる。
 ここから先が発見で、第一作品で書いたものを舞台をイギリスに、主人公を画家から執事にシフトすることによっても同じテーマで小説が書けてしまうことに気づく。この執事小説が出世作となる『日の名残り』で、主題さえ固定していれば話の筋や舞台設定はどうシフトしても書けるのだ、と話は展開する。

 後半のメタファーの話はそんなに惹かれず。

技術のうんたら 2015年08月25日(火)

 さすがにサイトも15年やっているといろいろと技術革新もあるよぬ。

 昔はウェブサイトを作ることで日銭を稼いだりしていましたが、phpとか言い出したところで技術を追いかけるのを諦めました。この日記CGIも15年前の技術だし、そもそもTwitterはじめちゃったらこういうCGI日記なぞは更新しなくなる。ただ、ここ最近になってこういうクローズドな部分での記事更新も便利なのではないかと思い始めた。
 未だにBIGLOBE鯖のCGIは外部からリンク張っても見られないからな。これはこれで一周まわって相当有能なんじゃないかと思えてきました。

 あ、で、昔は大量にCGIプログラムを置いたものですが、そのうちブックレビューはbooklogに置くようになりました。最新技術は技術として便利なんだよな。な。
 ただ、無料で使わせてもらっているものはいつサービスが終わってもしょうがないものではあるので、やっぱり自分の手元に何らかのカタチでデータは置いておきたいもんではあるけれども。

 などと、久々に自分のサイトを眺めていて思いました。

 まとめ:ちゃんと読書感想文は書いている

童話裁判 2015年08月19日(水)

 Eテレの「童話裁判」を「3匹の子豚」「かちかち山」と観て。結論からいうとただただ中途半端。

 どうしてもキャッチーにしたいがために童話をモチーフに取り入れざるを得なかったわりには、原作に対する取り入れ方にマジさというものがない。
 番組の主題はおそらく「裁判で人を裁く難しさ」なんであろうよ。「裁判で人を裁く難しさを表現しようとしたので原作性については、まあいいじゃありませんか」ということなのであろう。それってどうなん。

「かちかち山」はタヌキがばあさんを殺してばばあ汁をじじいに食わせるという部分がキモで、「3匹の子豚」は兄ふたりを平らげた狼を豚3が平らげるところがキモなんじゃろうし、その辺の「生」に対するドライさをEテレで取り込めないならば「童話をモチーフに」というのはやるべきではなかったように思うんじゃけど。

 その辺の制作側の温度から鑑みるに「白雪姫」観なくていいかもなぁ。録画はしたけど。

ルーシー・リュー 2015年08月18日(火)

 昼ドラマのニューヨークのホームズ観てたら昼映画になり、「チャーリーズ・エンジェル」2作目観てたらワトソン君が出てる。どっちもルーシー・リューだ。

 ようやくジョーン・ワトソンにも慣れてきたと思ったら来週の火曜で終わりかよ! 水曜からCSI12だよ! 観るけど。

有名人になっていく人 2015年08月17日(月)

 二高演劇部の公演記録を作ってるんだけど、このまえちょっとEテレをボーっと見てたら、DBの元データで見た名前が「声優」として一瞬よぎった気がした。ということは、劇部OGということじゃ。

 演劇部OB、役者として(バイトをしてでも)活躍している人は幾人か知っているが、いまの売れっ子声優とかになってても何の不思議もないんだな。

 ちなみに、宇田川先生が学生時代にやってた「演劇集団サイコパス」に出てた女優さんが数年前プリキュアやったりしてたな。

20年 2014年10月12日(日)

 1994年10月11日、ながしろばんり発生。ちょうど20年になった。20年前はネットはおろかワープロもなかったからな。
 いや、ワープロはあったが文章は書いてなかったな。

 絵ばかり描いていた。
 20年、ながしろ、延命いたしました。

書肆べうの転居について 2014年02月10日(月)

 おっと久々。
 書肆べう、サイトを引っ越しました。
「アタリ」PDFをアップロードするにあたって、一度にアップデートできるサイズに問題があったのです。で、FC2の中の人に相談したところ、


今後の機能追加や開発も行われませんので、
よろしければ新サービスであるFC2ホームページへ
サイトの引っ越しをご検討いただければと存じます。


 との案内を受けたのでした。
 もうおおむねリンクの張替えは済んでいると思いますが、新しいサイトのURLは
http://sbew.web.fc2.com/
 です。よろしくどうぞ。

ようやっと 2013年09月06日(金)

 涼しくなった。
 ここまで涼しくなれば仕事も捗ろうというものです、記念。

あけました 2013年01月01日(火)

 謹んで新年の到来をお慶び申し上げます。

 2012年はあっという間に過ぎ去って行きました。
 なんかこう、長い小説の序章みたいな、そういう「セットアップ」がバタバタと進んでいったような塩梅です。
 具体的なカタチになるのはもっと先かもしれませんが、今年は今年で、地道に着々と準備していきたいと思います。

 去年は去年でずいぶん地味だったんですが。
 なんとかどっこい生きておりますので、どこかで見かけたら、よろしくしてやってください。

 ここの日記をもっと描こう。
 そうしよう(いつも口ばかり)。

うだる 2012年07月19日(木)

夏なのでまともに動きません。

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