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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


文芸雑誌創刊予告! 2005年03月21日(月)

 五時半起き。ちょっと出かけてくる。
 まぁ、けじめみたいなもんだ。

 伐りたての松の枝が手に入ったので、植木鉢に挿してみる。雌松なので、まつぼっくり三昧が楽しめるかもしれない。
 根付くといいが。

いいなあ。
 CNNは時々こういうニュースが入るから、見逃せません。

いいなあ。(その2)
 例えばラーメン屋で飯を食っていて、野球中継が流れていると口の中でハンバーガーの味とかするのだろうか。大変そうである。

・お知らせ
 文芸雑誌をやろうと思います。五蘊冗句も当然やりますが、こっちはもちっと企画の段階でしっかり作りこみます。
 御隠居の言うとおり(リンク先参照)、文芸出版自体が、いわゆる生活のために切り詰めないとやっていけない状況にあります。ハウツー本は少ない部数で色々な種類をマシンガンのように売ることでなんとかなりますが、文芸書は現状、どうがんばってもお荷物でしかない。徳間書店からようやくジブリが独立しましたが、それだって徳間側が文芸部門を削ることで(全部ではありませんが)徳間が立ち直った、という始末です。
 とすると、文化の伝達としての小説の行方は? ということになります。筆一本だけで食べている作家、20代で世に出る作家というのは非常に希で、目立つゆえに「私も作家一本でやっていけるんじゃないか知らん」と妄想してしまう人がほとんどだと考えます。がしかし、そういう志の高さに、ほとんどの書籍を鬻ぐ人々が対応できていないのが実情です。
 よって、今回の「文芸雑誌」の目的は、今の時代の文芸を「出版」として残すことにあります。決して同人誌ではありませんよ。ちゃんとお金も取ります。若干高いと思われても、納得のいく内容、つくり、小粒でも、次の号がほしくなるような精度を考えたいと思うのです。
 A5版、グレースケール16ページ。家庭用印刷機。
 それで、200円。

 いい文芸しか載せないよ。でも、その時代に小説をやっていた、という轍を残したくば、是非参加してみてください。
 粒よりの原稿がそろい次第、発刊したいと思います。

 タイトル何にしようかなぁ。高井有一さんの「犀」なんていいタイトルだよなあ。

錯綜 2005年03月20日(日)

 脳が。やることがいろいろありすぎてどの道具(PC、ノート、ホワイトボード)をつかってどの作業をやるか、という時点で呆然としたりしている。まぁ、四の五の言わずに手当たり次第かつ地道にやりゃあいいのだけれども、やはり自分はテンションの人間だのう、と思う。思った。思いました。

という状態でこれで遊んでてキー。
 いや、面白いですよ? 面白いけど、判定が厳しい上にイライラがたまってキー。
 プチグロ注意。血が出ます。

・明日は早いので早めに酔いつぶれて寝る所存。5時起き。

マイヤヒーの次はこれだんべえ。
 いい。なんでこんなにほのぼのしてるんだ。

師匠生きてた 2005年03月19日(土)

 というわけで多岐祐介トークライブ「なんちゃって文学論」(16)「小声の戦後文学史」。池袋で牛丼食って出かけたものの、師匠しかおらず積もる話を少々。
 相変わらず緊張する。口数が多くなる。

 ライブの内容は戦後派(石原慎太郎、大江健三郎、埴谷雄高など)以降の第三の新人、内向の世代辺りの話。
 この辺の話、好きや。
 書籍メモ:小関智弘『鉄の花』『羽田浦地図』長谷川四郎『程富山』。長谷川四郎は林不忘(本名長谷川海太郎『鞍馬天狗』など著者)の弟。

 色々思い当たったり決心したり。有意義だった。
 やるか、文芸誌。

エモンとえもん 2005年03月18日(金)

・大山のぶ代さんによるドラえもん最後の日。ふとテレビの前に座りボーっと見ている。
 ドラえもんはドラえもんだけど、一番変容したのはアニメのつくりじゃないかな。チャカチャカして、昔のルーニートゥーンを見ている感覚に襲われる。ジャパニメーションという括りで見れば、ドラえもんやサザエさんの方が技法としては異質なのかもしれないが、声優がコレマデヨというよりも、アニメがこんなものなのかね、と家のものと話した。
 その後ネット経由で新しいドラちゃんの声を聞く。
 花沢さんかよ。違うけど。

ホリえもんにフジ27局が"No"
エモやん「ライブドア乗っ取りなら降りる」
 胸のすくような話。
 大体、日本における法の原則は、秩序の維持であります。条項による判断で○×を出すんなら、機械をおいときゃ用が足りンだよーっ♪(c)所ジョージ、ってなもンで、その「秩序」自体が商品価値だってのに気づかないと、先が無い。
 あのぞろっぺえ貧乏神面を蹴倒したら、次に指揮を取れる人間が居ないから三日で潰れる気がするね。城南電器みたい。そう、あの、宮路社長の(懐かしい)。

人権擁護法ですって(改) 2005年03月18日(金)

 昨今、ネットで「人権擁護法」なるものが場をにぎわせている。なんかわかりやすい解説とか何とかあったけど、第三者の手を介するといろいろと誤解を招きそうなことでもあるし、「人権擁護法(案)」という原文らしきものがあったのでちょっと読んでみましたよ。関連サイト、反対派も無駄に煽っているからなぁ。どうも推進派と同レベルで騒いでいるような気がしてならなかったのである。
 さて。
 忙しい方のために、アタシが鑑みるに、ポイントは第3条、第38〜44条あたりか。
 で、問題は以下。
 1・政府側が悪用しうる。また、被害者側が悪用しうる。
 「悪用しうる」という話である。もろもろのまとめサイトを見ていると「関係ないのに、証拠物件としてあなたのパソコンが徴収されます!」とか「表現の自由を損ねる→被害を受けたという側がクレームをつけさえすれば一悶着おこせる(裁判の善悪というよりも、表現活動をするたびにいろいろと面倒なことになる)ゆえに、表現しにくくなる」という、世の中の色々のことをクレームをつけんがために見張っている連中にとって追い風になる、という話なのである。人権の定義が曖昧、というのは、ひいてはそこの解釈でいくらでも悪利用できる、ということなんですな。

 2・で、クレームをつけると、儲かる。
 詳しくは言いません。

 法の解釈によって色々な抜け穴が発生する法律ではあります。それゆえに、反対する側も被害妄想的にがなりたてている部分がないわけではない。フラッシュなんぞで印象をやわらげようったってそうは行かない。

 自民党の皆さんよ、どうせやるなら、この法案で誰が一番儲かるかを明示した上でやったらどうかいね。やらないか。やらないだろうな。


 ただ、一つ面白いのは、今回の一件が表舞台に引きずり出されることによって、いわゆる例の開*同盟とか、「血と骨」にあるような問題が国民の議論として取り上げられないかなあ、という期待はある。
 振り込め詐欺張りにえせへの対処法、なんてやったら、この辺、法案作成側も明るみに出さざるを得ないように思うのだが。
 まぁないだろうが。万に一つも無いだろうが。

こぶ平の真価 2005年03月17日(木)

 そうそう、いろいろあったので忘れていましたが。
 こぶ平の林家正蔵襲名、こぶ平のことをテレビでしか知らない人は、「ハァ?」と思われるかもしれないけれども。
 こぶ平は、巧いぜ。
 寄席に行っても下手すると時事ネタしかやらない可能性が大きいんだけれどもなぁ。やっぱり古典、しかも人情モノを演らせると、あれは人の心を動かします。なんていったらいいかな、江戸前の落語が粋だの歯切れのよさだのを前に出してしまうところがあるのに対して、なんかこう、人間のぐずぐずした部分を出してくると、絶品であるのよ。同じ「芝浜」でも談志家元のと圓樂師匠のとの違いくらいあるようなもので、談志家元のはいわゆるイリュージョンだけれども、圓樂さんのは高座で噺家本人が泣き出しちゃう。立川流の一種の研ぎ澄まし方談春師匠の「包丁」とかとは別に、いわゆる純化されていない「感情」としてのこぶ平「ぞろぞろ」、あとなんだ、化け猫が女中になって奉公するやつ。イイヨォーッ。
 二人会をやるので比較すると面白いのが柳家(日本語であそぼ)花禄。こっちは技術的にスマートだけれども、やっぱり小さんの孫だけに苦労してない。まぁ、その辺が上品ともいえるのだけれども……
#襲名披露興行は、チケットが取れなかった(泣)
#題が出てこないのだから、末期である。

 ちょっとふらふらしている。貧血みたい。
 池袋の雑踏で膝からくずれそうになる。

Spring has come. 2005年03月16日(水)

 バネがきた。ながしろです。

 取材前にちょっと早く家を出て、床屋に傘を返しに行く。先日床屋に行くのに持って行った傘が、だれだかに間違われてしまい、床屋の傘を借りていたのだ。
 結局、この傘の間違いは三人だか四人だかを巻き込んだことになっていたようで、入れ替えの結果戻ってきたのは、一本5000円はくだらないであろう高っかい傘である。グレーでかっこいいのである。儲けた。
#春なので、500円のさびた傘も成長して帰ってくる。

 いい天気の中、その立派な傘をぶら下げて歩く。タッパのある傘なので気軽に腕に掛けて、というわけにはいかない。
 狭い道で、横を自転車で通るおばちゃんに迷惑がられ、ふとそのママチャリの後ろの籠を見ると、だ。
 室内犬なんだが、四足をつっぱらして仰向けに収まってる。
 怖えー。
#春だからだな

・昨日の日記の補遺
 『あずみ』でおなじみの小山ゆうの出世作『俺は直角』のCDシングルを見つけていたのだが、あれ、歌っているのはビジーフォーだったんですね。ヴォーカルはグッチさん。ちょっとジャケット裏の絵を見て笑って島歌。買わなかったけど。
 宮村優子「鶯嬢」は買った。買いました。
 いや、声優というよりもシンガーとして復活して欲しいぞ。みやむーには。プロデュースは平沢進、もしくは大槻ケンヂで。
 三毛河さんにもらった日本酒は「公明」という銘柄。
 ぶわははははははは。「公明正大」の公明ですな?

鯖威張る中野 2005年03月15日(火)

 というわけで掲示板でのやり取りの通り三毛河(将軍様似)あゆあゆがやってきたので中野で迎撃したよビリーバー。
 のっけから土産に酒を持ってきたYO! というので一升瓶をもらう。重〜い。
 続いて別に持ってきた瓶詰めの日本酒を飲むべく陶器屋で陶器180円なりを二つ購入。サンプラザ中野、もとい中野サンプラザ前のベンチに座って平日昼間ッから酒盛りときたよゴレンジャー。
 ぷはー。

 勢い、昼食にラーメン屋をめぐり、ブロードウェイを駆けずり回って隋分と遊んだ遊んだ。
 もともと三毛河とは大学の同期だが、小生のボケに対して正確なリフレクトなりレスポンスなりを返してくれる人材である。もう、ながしろ回春モードにてミラクルハイテンションであった。いいよな〜。この受け答えちゅか突っ込みかえしができる人材が周辺におらんのじゃ! おらんのじゃ!
 あぁ、楽しかった。三毛河は山奥に帰っていった。

#しかし、よっぽど無理な生活をしているのか、アタシは。

・魚ガシャポン
 最近のガシャポンで、日本近海の魚が出る奴がある。亀のときと同じで、これもまたガツガツと買い込んでいるのだが、今日は「マサバ」ゲット。この青光りするボディ、いかにも生き腐れなボディ。
 いいなぁー。鯖だなあ。
#脂の乗ったしめさばが食べたくなる。

タヌキさん大慌て 2005年03月14日(月)

 タイトルにやる気の無さが見えます。

・ドラえもん新声優決定。
 あちこちで上がってるからリンクは張りません。
 みんな知らない人であった。よかった。脛男の人だけエヴァのトウジだな、くらい。トウジか。関西弁か。
 ジャイアン役の14歳はどうみても28歳。倍。

・ちょっとつかれた
 (ぶすり)「ぎゃっ」

・すごくつかれた
 (ずぶりずぶずぶ)「ぎゃあああああ」

・むちゃくちゃにつかれた
 (ぶすぶぶすぼすざくざく)「わぅぐふびくびくうぐっ」

#落ち込んだり舞い上がったり、忙しくてかないません。

重要なお知らせ 2005年03月13日(日)

 昨日の手紙が原因というわけではないですが。
 いや、原因なのかな。ともあれ、うすうす用意してきたものに具体的に着手するきっかけになったのは確かなので、原因だということにしておきます。

 えーと。
「五蘊冗句」第31号、出します。

 んふ。
 いや、復刊できないわけがいくつかあって、売れるのかどうかとか、ネタとして充実するのかという問題とかいろいろあるのですが、それよりもなによりも、
 紙媒体じゃなければならないものってなんだろうな、ということです。
 そこに答えが見つかったので、動きます。

 付随して、万里園のメールマガジンである「矮星通信」も復活します。それには、メールマガジン配布のためのシステム構築も絡んできますが、ともあれ、やっぱり基本は紙媒体、なんです。アタシは。本当に。

 ……お楽しみに。

 なお、「五蘊冗句」復刊に際してアシスタントを一名募集します。賃金としては、一年に一回お年玉が出る程度で、小遣いにもならない御礼でも冊子製作を楽しんでくれる方。編集者になりたい方などが理想です。
 詳細は拙者まで。

 さて、やるよ。

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