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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


あむない 2005年10月12日(水)

 色々と。

 一件だけ。

「情動は5歳までに育成」
 そもそも「キレる子供」ちゅのは、キレることで周りが言うことを聞くという、自分の我を通すための「方法」なんだよな。キレて暴れりゃ周りに勝てる、といううまみの部分があるわけですよ。
 ゆえに、「キレたところでお前のいうとおりにはならない」という事実を見せ付けることで治まるように思うんだが、いかがなものだろうね。
 父親も母親も別にはじめっからプロフェッショナルぢゃないもの。ただ、子供のうちから、自分の欲求を満たす方法をいくつも知っておけば、キレる子供にはなりませんよ、ということだ。
 怒鳴り散らしたり、暴れたりしたところでなにも改善しないのだ、ということを思い知らせる必要がある。
 ちゅことは、育成する側が手をつけられなくなったら、それまで、ということだ。

 どうもなんかさ、人格の形成と犬や猫を飼うのとを一緒にしている気がするのよ、文部化学省。

江古田駅前樽平寄席・第二夜 2005年10月11日(火)

柳家初花 「もと犬」
春風亭一之輔 「大山詣り」
柳家初花 「初天神」

 江古田樽平寄席も第二夜。小生手縫いによるざぶとんも赤い糸かなんかでグレードアップして、結構立派になりました。
 「初花のタネ」ではどうかなぁ、と思ったものの、「元犬」「初天神」非常に面白かった。ただ、落語の芸というよりはパントマイムだからわかりやすい、と言うのもある気がする。
 それでいいなら、いいけど。
#面白きゃ、いいのだ(か?)

 一之輔さん「大山詣り」は大ネタをかっちりできていて、非常に完成度の高い「大山詣り」。こっちは、確実な、芸。

 お二方とも対照的で、迷ったんだ。心情としては。

ある逃亡 2005年10月09日(日)

 えぇ、逃亡。
 色々やらねばならぬことはあれど、逃亡。

 というわけで雨のしょぼふる中を下北沢に行ってきた。シミコタ、もといシモキタという単語に目の輝いたまるいものもひきずっていった。
 今回の目的はみねの<θ>もみぢばのかむっていた超烏賊酢帽子なのであるが、御神体ことまるいののショッピングにもつきあった。店に一緒に入って試着見るのいいけどさぁ、でんでん男っ気のない店に入るのは厭づら、だからといって店外放置プレイは厭づら、とかなんとか、なかなか服飾屋ちゅのには入らないからな(ユニクロが手一杯)。まぁ、客の動きとか面白かったけど。
 みねの御推奨の店は下北沢コシェルというお店で、行き当たりばったり23時間ほど捜索に費やしたものの、帽子自体はすでに生産が終わっていたというオチ。


・千葉ロッテ、第二ステージ進出
 ロッテが優勝したら面白いよなぁ。
 生え抜きが渋くて好きや。福浦とか堀とか。

第6回バトル仮面舞踏会だよ 2005年10月08日(土)

 ぎっくり腰の生意気世代ことながしろです。

 毎度おなじみ文藝サイト対抗のバトル仮面舞踏会ですよ。公式サイトはこちらですよ。
 今回の文頭縛りバトル、うなぎのオッサンは書いていないけれども漱石の「夢十夜」ですよって文学野郎や文学姐ちゃんは読んだだけで理解ってほしいよホイホイホイ。
 ここを御覧の文藝サイト主催者の方がいたら、楽しいんで参加してみませんかホイホイホイ。終わったあとは授賞式と称して新宿で飲みますよホホイホイ。
 あと、ここを読んでいる六〇〇の人もQBOOKSの人も文章力向上委員会の人もみんな参加ですよ! いいわね?

 で、今回はこれだけぢゃないんだ。
バトル仮面(裏)舞踏会
 こっちは渓斎英泉の『春の薄雪』から「佐野の雪」ですよ。これはキャプションを入れておこうっと。
 えーと、裏カメはおまちかねのエロ小説専門です。しかも、投稿から結果発表まで全部仮面ネームですので、普段欲望をひた隠しにしているお父さんから実は悶々としているお嬢さんまで安心です。

 これもまた、是非の挑戦をば。


・原巨人、コーチ陣発表。
 久しぶりに嬉しくなってきた。
 原、吉村、岡崎、村田、篠塚、緒方、齋藤、福王
井上……これで駒田と川相がいたらひとチームできるぞ。

1.CF 緒方
2.SS 川相
3.LF 吉村
4.3B 原
5.1B 駒田
6.2B 篠塚
7.RF 岸川
8.C 村田
9.P 齋藤

 控え 岡崎 福王 井上
 控え 香田

 このオーダーでちょっと涙が出てきた。

初花のタネ vol.4 2005年10月08日(土)

春風亭朝也 「真田小僧」
柳家初花 「強情灸」
桃月庵白酒「寝床」

〜中入り〜

桜井ちひろ「ものまね」
柳家初花「竹の水仙」

+++
 最近公式サイトのほうで調子のよくない旨を書いていた初花さんですが、あー、っと、いいか悪いかったらやっぱりヨクナイ。一時期よりもずいぶんと仕事が雑になったような気がするのでありんす。「竹の水仙」なんかだと、まだ話がモノになってない感じもしたし。
 今回はものまねの桜井ちひろさんがものすごかったなぁ。一人SPEEDちゅて本当に歌い分けてたものなぁ。あれは年寄りには元ネタがわからんだろうけれどもいい芸でしたよ。

 「竹の水仙」ナァー。半可通を承知で言えば、士農工商という身分制度と、人間ここのパーソナリティーがどこまで絡み合っていたか、というところの現代と江戸との違いが見えてこないと、今回のグズグズ感からは抜けられない気がする。
 人間性を描くというのはセンスが大きく関わってくるけれども、センスだけでは通用しない部分なのではないかナァ、ということでありますよ。たとえば宿屋の主人と武士、身分を隠して旅をする、という左甚五郎の心境。このへんに自分なりの答えが出ればひとつ抜けるような気がします。

 次回は観客のオーダーにより「大山参り」ですって。
 これはこれでいいかも。

デンター花魁 2005年10月07日(金)

 吉野家と松屋だったら味噌汁が只で出る分松屋の勝ちだと思うながしろです。

 というわけで歯医者にいってきた。歯医者なんぞ学生の時分に親知らずを抜きに行って以来なのでもう数年ぶりになるが、久々に行くと先生と奥様だけのはずが若い医者が増えている。何言ってやがる、ここの歯医者は地元民のシマじゃけんのう、よそ者はあかんぞなもし、とおもったら先生の息子が後を注ぐ予定なのであった。
 治療も息子が担当した。
 下っ端のレディースみたいな看護婦と、どうもこの若先生、丁寧なんだか慣れてないんだか。

 おいこらそこ、歯の二三本削るのに麻酔打つのんか!
#大先生はめったに麻酔を使わない

 こらこらこら、そんなに局地的に四本も五本も打つな!
#こうなってくると腕を怪しむよな

 コラ看護婦、患者の首の上に機材を置くな。
#おまえらは口の中にしか興味がないんかい。

 ちょっと研磨が丁寧すぎやしないか。
#別に姿見に使うンぢゃないんだから。

 たーんと麻酔を打たれたおかげで治療自体は痛くないんだけれども、注射と、その刺し傷が痛い。

 まだあと5回くらい通いそう。
#最後には親知らずも抜きます。

腰が腰が 2005年10月06日(木)

 最近ちょっぴりレイザーラモンHGに毒され気味のMフゥー!

 本家みたいに腰の振りすぎで腰痛というわけではないですが最近起こったぎっくり腰風味がぎっくり腰フゥー!位にまで格上げになってちょっと起き上がれなかったり。バンテリン塗ったくってようやく座って仕事をしてますハァハァ。
#コルセットはどこに行ったのだろう

笑いの方程式
 かいつまんで書くとこういうことだ。
*人間の笑いとは、動物における威嚇にあたる。
*よって、ジョークを飛ばすということは相手を威嚇させ、精神的優位に立つことである。

 これ、なるほどね、と思う。
 数人で食事をしていて、言葉すくなにニコニコしている人ってのは、笑うことが自己防衛作業になってる、ちゅうとだわな。

*笑いの方程式:PI(Personal Interest?=個人的な興味)×ジョークの複雑性(Complexity?)/ジョークを理解するまでの時間(Time?)=HE(ジョークのウケ具合)である。

PI*C/T=HE

 ここまで書いておいて、だからどうした、という感じであるが。

でた!
復刊!
 ともに予約しちまっただよオーイオイ。
 ちゅか、この二つは、事件ですよ?

・岡野玲子『陰陽師』(13、白泉社)讀了。
……長かったのう。
 この作品については解説してもいいけど、むしろいい絵師に出会ったよねえ夢枕は、という感じであります。

・二宮知子『のだめカンタービレ』(13、講談社)讀了
 とりたてて進展無し。まったりしてるのう。

チャーリー浜と吉本興業 2005年10月05日(水)

 ごめんくさいあらくさい、チャーリー浜じゃあ〜りませんか。ちがいますながしろです。
♪ギャラより高い交通費、大きい稼ぎは会社側、小さい稼ぎは芸人へ、面白そうに稼いでる。

 仕事の方で間が空いてしまったので、チャーリー浜と吉本興業、もとい「チャーリーとチョコレート工場」を見に六本木まで行ってきたよ。六本木なのはマルッツィーノにひきづられたためであるよ。

 アタシは70年代の前のヴァージョンを見ているのでどうしても比較してしまうけれども、根底にあるメッセージ性のところで変わってしまっていて、まぁー、家族愛だのなんだのちう壮大なメッセージがなければ大手では映画にしにくいのだろうな、という様子が垣間見えるところが気に食わない。
 話はもっと単純でいいはずなんだがな。ウィリーウォンカというチョコレート工場の主人がいて、この工場の中につれられて奇妙な体験をして、ちゃんと素直に謝ったり感謝できたりする人がいいものだ、という原作。児童文学だもの。メッセージなんざシンプルでいいと思うんだがな。
 映画の出来としては上々。ウンパ・ルンパ役の役者(一人500役ぐらい?)がとんでもなくて腹を抱えて笑えるし、前の映画で使っていたオンガクをそのままリメイクして使っているのは非常に嬉しかったにゃあ。

 あとそうだ。ウィリーウォンカのつくりが興味深かった。いわゆる歯医者の子供として厳しいことを言われて家を飛び出したにもかかわらず、本人は大人になりきれていない大人、という人格で作ったときに、こういう主人公がいること自体が、いまの2005年という時代なんじゃないかなぁとふと思った。
 原作にしよ前作にしよ、ウィリーウォンカはちゃんとした「大人」であることが前提にかかれていたもので。

 チェックすべきはこの辺かしら。84点。

ヨイトマケ 2005年10月04日(火)

「これはよいトマトケチャップですね」
「そうだろうそうだろう、なにしろアンデスの枯れた大地で取れたトマトだけに中身がきっちり詰まっているからな」
「甘〜い★」
「甘〜い☆」
 メレちゃんもヒョメちゃんもご満悦だね♪

 そんな昼下がりは要らん。MAOです。
 そういえばハインツがあたらしいヨイトマケのCMしてるね。美味いのかねアレ。


・堀内監督、最後に辻内獲り
 まぁー、人間、誰にでも見せ場はある。
 でも、かわいそうなのは辻内だよなぁ。オリックスに決まった以上は、オリックスに喜んで会見しようというのは当然の話で……。
 しかし、この投手は20年後もきっと同じ顔をしているだろうね。人気者の相だ。

・もしもバトンまわした結果
 回答者三人中三人が腹上(下)死とはどういうことか。ちょっとそこに座れ。茶は出す。
 ていうかブームなの? 女子高生に腹上死ブームなの?
 なんだかおじさん、希望が湧いてきちゃったよ!
#ひとりだけ腹下死の男の子の方、元気ですか?日本の未来は明るそうです。
##明るすぎて何にも見えんワイ
#もひとつおまけに エンヤコラ

・自分がいなくなることを公開する、というのは
 微妙な心理やね。なんかかまって欲しい気持ちの方が大きい。変なの。
 悲劇のヒロインぶるというか。

・眼精疲労と鼻水で
 エライことになってます。早く寝よう。寝られれば。
#色々とトラブル中

『MONSTER』読了とか 2005年10月03日(月)

 刑事コロンボの真似が絶望的に似ていないことでおなじみのながしろです。

・浦沢直樹『MONSTER』(小学館、1〜19)読んだ。
 本当は最低これが出来なきゃウソなんだよなぁ。
 モノ創る身としては。

 ルンゲ、いいなぁ。

 結局、今最前線で創作をやっている人間に勝たなければ、「勝ち」にはならないのであります。インターネットでやっているクリエイトの作業というのは、今現在トップを走っている人間とは別次元の問題として自分自身の創作を捉えているところがやっぱりあるんであるよ。
 この辺、広げていけば長々と書けそうな予感があるが、ありていに言ってしまえば、じゃあ、凌げるか?
 ということであります。

 どうなのよ?

・今年の秋は面白そうな美術展がある。
 *プーシキン美術館展
 *北斎展

 いずれも行こう。

 今日はせわしなかったので心を落ち着けるためにめったに行かない古本屋。二見書房から出ていた北斎の浮世絵画集が無駄に安かったので買って満足。普通なら2000円はくだらないぜ?
 北斎でおなじみの蛸ちゃんもいてようがした。

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