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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


ミフネ忌 2007年12月24日(月)

 何が別の名義がほしくてウロウロするのです。
 Wikipedeiaで12月24日の項を開いて、高山樗牛が死んだの、リビアが独立したの、福島瑞穂が生まれたのとなんらか理由をつけて耶蘇の大将の誕生日から逃げようとする。なにも前の日まで祝わなくていいじゃねえかと思うんだけどね。それじゃあなにかい、潅仏会の前日は祝うかお前ら。甘茶浴びあって蟻でも寄らすか君たちゃ。
 三船の命日ったらいいじゃない。娘もかわいいし。

 今年一年の総決算のような日でした。最近出来た友人のライブが渋谷でありまして、てくてくと夕刻出かけていった。いつものようにライブハウスのウェブサイトで地図をなんとなく確認して(西口から出て歩道橋を渡って云々)そこまでいけばあとは歩いてくるうちに出てくると思うじゃない。それが、見えてこない。だいたいこのへん。歩くのは好きですからいいんですが、でもうろうろしているうちに時間はたちますよ。
 6時開始で、ああ、7時半になったなぁ、と思ったので諦めました。ずっと歩いていた。バンド4つ出て、まぁ持ち時間40分としても、もう終わってるよね。ここで携帯電話なんかあれば会場にいるであろう人に電話したり、モバイル機能で地図を呼び出したり(最近アテにならないけど)できるんですが、ふらっとでてしまうと携帯なんぞポーンと忘れてしまいますな。それだけ緊張感がないのか。ないんでしょうな。
 で、まぁ、論理的にここしかないだろう、というところでハタと店の名前を忘れている。こうなると手も足も出ません。で、帰っちゃった。ライブチャージが浮いたので、その足ですき屋行って豚丼大盛り食べちゃった。

 人の「縁」というのは大事です。今年も少なくない人に出会いました。けっこう別れもありました。お世話になった人ともずいぶん疎遠になりました。
 でもなんかなぁ、あんまりその執着というものがないのよね。新しく人と会うのは嬉しいけれども、別れるのもあんまり辛くない感じ。でもそれって、自分の中でのその人と逢うか逢わないか(好みの問題)と自分にって役に立つか立たないか(実利の問題)を秤にかけてどっちが重いかという取捨選択でしかないのよね。かっこういいことをいっても駄目です。けっきょくいい人ってのは、自分に都合のいい人です。
 その辺、非常に正直に生きてきてしまったので、ライブ会場にたどり着かなくて夜間の渋谷散歩になってしまったのも、まぁそれはそれで悪くない気がするのです。豚丼もおいしかったしね。
 縁があればまたどこかで見ることも出来るだろうし、そういうのも否定しません。いや、見たい気持ちはあるんだけれども、でも、案外、必然的に出遇う時期ってあるかもしれないなって思ったりするのです。
 今は縁がないんだなぁ、という。

 そういや今年一年、そう云う感じだった。
 それだけは感慨深い。

なんでもできるとなるとなにもしない 2007年12月20日(木)

 今年は印刷機もいいの入れたし、年賀状は外注せずにうちで印刷しましょう、となるとなんぼカラーでも加工でもできますので、急に気が大きくなって色々考えて、結局この時期まで悩んでしまった。
 年賀状は11月中に買っていたというのにこの大間抜けめ、結局色が使いこなせずにまたモノクロで刷ってやがる。どうもモノクロに慣れ親しんだ身としては。いやさ、小中学校の美術の時間から、下書きはよく出来ても色を塗ることで台無しにしてしまう子供だった、と云う。
 まぁ、で、刷ってます。どうにか納得しました。

 時間はあるので(タスクも山ほどあるが)この調子で行けばちゃんと書けそうです。届きそうです。

 などといっているとやはり書かなかったりしてな。

忘年会 2007年12月16日(日)

 続いてます。
 はじめ焼酎2杯だけにしてあとはコーラなぞ飲んでいると、しらふで日付変更線ごろの新宿駅を見ていられます。

 すごいぜ!

品川心中 2007年12月13日(木)

 ――なンだい……そ、相談てなぁそういうもんじゃないだろう? ねぇ、お互いに顔を見合わせて、ああでもねえこうでもねえっていいながら首ぃこっちまげたりこっちまげたりすンのが、これが相談だよ? なんだいおめえみたいにあごを懐にうずめちまって……そんな相談てのがあるかい――古今亭志ん朝「品川心中」

 やっぱり<首ぃこっちまげたりこっちまげたりすンのが、これが相談だよ>がいいなぁ。

ばんり作品集その後 2007年11月29日(木)

 カッパ巻きにしてやんよ。ながちるです。

 ながしるばぬり作品集やらなんやらに関してぽそぽそと感想をいただきはじめております。小骨さんにゃんぞみっちりしっかり感想を書いてくださって、物凄くうれしかったです。読んでます。ありがとうございます。
 こうしてみると読んでくれる人であんまりベタ褒めしてくれる方もいないようで、想像力が足りないだの、大味すぎるだの、色々云われます。女性の読者に一番受けているのが「秋と金玉」というのはやはり皆さん正直ですね、って女性からの感想4通。みんなス・テ・キ。

 どっかに書いたようなはじめて書くような話で恐縮なのですが、なんでこの時期に、こうまとめて作品集を出す気になったかといいますと、ひいては今までの小説の流れの総決算、です。ちゃんと小説書いた(気がする)のが97年。高校二年生か。で、とりあえず執筆生活10周年記念。Qや六〇〇の流れがあるからどうしても超短編を書くことになる。当然今みたいにぐづぐづとしたケータイ小説が成熟する前の黎明期と言ってもいいでしょう。あの辺の、作品群。が、これらです。

 で、これをまとめて、じゃあ次はどうするのったら、もちろんなんか違うことやるんですが、あんまり書いといて出来ないというのが厭なので書きませんが、でもなんらか長いものをじっくり書いてみたいというのはあります。
 師にはどう考えても長編向きだといわれた覚えがある。

 ただまぁ、なんというか、うーん。
 ここに到るまでの道のりとして、こういう時期があったというのは本当の話だし、必要不可欠だし、これから別の方向に向かっていったときにそういやこういうのやってたんだよなぁ、という楔みたいな感じになるんじゃないでしょうか。

 それはそれとして、来年の文フリ春くらいを目処に作品集4、5、6を出そうかとは思っています。が、そこまで出せそうなものがない気もする。なきゃないで、出せるだけ出せばいいんですが。
 とりあえず「クシャミ」は入れます。少なくともアレだけは。


 あ、最後になりましたが、作品集、各15冊くらい売れています。30刷りというのは目安としては間違ってなかった、ぞ、と。

よせてあつめて・52 2007年11月26日(月)

 この世の中は駄目だ! と思うときの状況って、たいてい自分があってないだけなのよね。

 キビシー! ながしろです。

・「よせてあつめて」とはいったものの本当に寄せて集めるしかない。

・久々にタクシーに乗ったら運転手さんがまっったく近辺の道を知らない人で血の気が引いた。道はなんとなくわかるけれども流石に車の一方通行までは知らないので無駄道通ったり曲がれなかったりして300円くらい余分に払った気がする。
 だがバリバリの東北訛で「この辺を走ってみたかった」といわれると返す言葉もない。何の罪もない。

・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』について、全く関係ない三方向から話題にされたので、なにか運命的なものかしらん、新装版も出たし、と思って本屋に行くと2800円もするので諦め、図書館にあったのでそれで万事OKとす。
 しかし読めるかなぁ。厚いよこれは。

・今日の『新・話の泉』家元の落語チャンチャカチャン聞き取りテスト。噺が22あるって?
 がんばったが21だ、21。

1:道具屋
2:牛褒め
3:火焔太鼓
4:大工調べ
5:らくだ
6:長屋の花見
7:黄金餅
8:たが屋
9:舟徳
10:三十石
11:鰍沢
12:あくび指南
13:笠碁
14:お血脈
15:青菜
16:明烏
17:羽織の遊び
18:小言念佛
19:後生鰻
20:胡椒のくやみ
21:片棒

 あとは馬がなんとか言ってたんだけどなぁ……。

 あ、こんなもんか。

うううぅ。 2007年11月20日(火)

 じわじわ改装中。
 今回から月刊カレンダァはBEWちゅかfc2のほうに置くことにする。あすこは1Gあるからデータの置き場にはもってこいだ。

 つのも、この辺の発想はこの前の文学フリマによるところが大きいです。結局自分らがモノ作ったときに、それが「LIVE」になるか「LOG」になるかという話です。たいていの場合、作ったものや文章はLOGとなって沈殿蓄積されていくのですが、蓄積されていく文学というのはすくなくとも駄目なんだよな。駄目なんです。いまだに表面に「伊豆の踊り子」だの「仮面の告白」だのが浮かび上がってくるご時世です。高校生が「こころ」読んでるんです。「こころ」はLOGになっていない。ありゃありっぱな「LIVE」です。

 なんだか非常に引っかかっていた気持ちの悪い部分が、今回は解消された気分であります。
 だので、今回の改変は、楽しい。

諸事情あって 2007年11月16日(金)

 当サイトのリニューアルをせまられている次第。
 いろいろためすすがめつしてますが、なんだかポータルサイト系+ブログのんが流行のようで、大体大手はおんなじでやんすな。一方芸人さんは顔写真をメインに、そこそこといったあんばい。

 どうも完成図が浮かばない。
 大抵仕事がばしっとするときというのは頭の中ですでに出来上がっているのですが、今回は、固まらない。

 どうしたもんかなぁ。

ながしろばんり作品集発売。 2007年11月12日(月)

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 万世橋おちた おちた おちた♪ ながちるです。

 もうまともに小説を書いて10年にもなりますが、どうせ売れないんだし、というふうに思いまして。
 だが、どうせ売れないにしろまとめておいたら奇特な人や慈悲深い身内が買ってくれるんぢゃないか、という明確な理由の元、作りました。

 まともに印刷所と渡り合うとお金がいくらあっても足りませんし、予算をケチればケチっただけ貧相なつくりになりますので、いっそのこと自宅で、モノクロで、8ページの単行本を製っていったらいいんじゃないか!
 というのがコンセプトです。その代わり、出来る範囲で編集も校正もデザインも綺麗にしたつもりです。
 いままでやってきたデザインの技術や、編集の技術なんかも注ぎ込んで、まぁ、自分の仕事って総括するとこんなもんだったんじゃないかなぁ、くらいのものにはしたつもりです。

 昨日11日の文学フリマに出したら各10冊位売れました。おお、予想以上に出たではないか!

 で、当然のように余りましたので、通信販売も取り扱います。一冊100円。Vol.3まで作りました。
 今度、春の文学フリマに出せるようであれば、vol.6までは出したいと思います。

 ながしろばんり作品集(各B6版、8ページ、100円)

vol.1 ちょこっとCHAOS
vol.2 江戸っ子もどき
vol.3 異国ぢょーちょ

 メール便でお送りしますので、送料他手数料で100円を別途頂戴します。そのかわり、何冊頼んでも送料他手数料は100円です。
 送料サービス! は格好いいけれども、それだと収益が出ないもので。もうしわけありませんがご負担ください。

 まぁ、そんなところで。

どじんとかいっちゃいけない 2007年11月03日(土)

 中村のノリさんには素直に感動をしているよ。ながづるです。

 それはそれとして我が嫁入土人軍の弱いこと弱いこと。
 わかってなんだけどね。勝てると思ってないんだけどね。ファンなのに。
 どうもね、じぶんでやきうのゲームなんかやってても思うんですが、各選手ごとに役割がちゃんと決まってないとろくなことにならないと思うの。ヨシノブが.330の35本打つのはえらいけれども、でもなんで緊急時に打てないかというと、ホームランバッターかつリーディングヒッターという意識があるからだと思うの。さらに守備のプロで盗塁30個目指せってアホかいな。
 他、巨人のキャプテンと名捕手とホームラン王を義務付けられるAPEとか、勝負強いほうがいいのかつなぐ打撃なのかわからない2岡とか、そもそも自分の基本的な役割を意識してない選手だからこそ、全体として機能しないから短期決戦で駄目なんぢゃないの。ここまで露骨だとシロートでもわかるわいなぁ。

 で、その役目を確実にこなしたであろう川中小関三浦退団ってどういうことですか。三木も前田ももったいないぢゃない。ああいう脇も無くひたすらぱっかんぱっかん打たすから自分の役目を見失う。そもそもエンターティメントを考えるなら、それぞれがそれぞれのポジションをこなすことで成り立つんぢゃないのさ。笑点だってあれキャラが立たなくておもろいじじい6人だったらあんなに誰も見ないての。

 今年抜けた巨人の人はみんなどっかで復帰してほしいなぁ。
 もったいないよなぁ。
 中途半端に器用ってのが一番めんどくさいし、役にたたない。あたしのことか。

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