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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


麻酔 2007年09月24日(月)

 酒が飲めぬというのは、逃げ場を失うということであります。

 別に晩酌でかならず飲まないと寝つきが悪いとか、そういった飲み方というのには執着は無いのだけれども、精神的にキているときとか、辛い時に飲むものがないというのは、かなり辛いようであります。

 PC脇に720ml瓶を置いて、ブツブツ云いながら飲んで、それで潰れてしまうのがいい。精神的な傷やらなんやら、酔っ払ってしまってわからなくしてしまうのが一番楽だし、翌日になったらずいぶんとまた立ち直りも早かったりする。

 こういうことをしてるから痛風になったんだよな。
 考えてみれば、麻酔のようなものだ。何時しか。

happy 2007年09月10日(月)

 痛風だと診断されたのが五日だから、あれから五日たったことになる。炎症もずいぶん治まったので近所の医者に行ったが(初診である)、やはり腫れが完全に治まらない限り、次の段階の治療にはいけないということである。
 だとしたら仕方ない限りで、安静にしておくほか無い。
 皮肉にも閑居の身ゆえ、黙々とキーボードを叩くことはできる。

 讀賣新聞の日曜版の星占いに「自分磨きと癒しに投資を」とある。別のところでは「自分が楽しいと思うものを追求して吉」とあった。
 悩んでいる。
 なにが、楽しいのだろうね。今。
 楽しいということは、心が元気な状態であります。実は世にいう癒し系というのは癒しなのではなくて、単にボーっとできることを指している気がする。
 問題の本質はそこじゃないよね。癒しによって培った元気を、どうその後の生活の活力にしていくか、でしょう。単にボーっとするんだったらベンチでぐったりしていればよろしい。

 とした時に、自分は一体、何が楽しくて今の生活をしているんだろうね、というところに行き着くわけだ。
 横になりながら、3時過ぎまで考えていた。

 なにも、どこも、たのしく、ない。

 楽しいものを淡々とあげていく。
 My favorite thingだねどーも。

・セックス(ここ一ヶ月無い)。
・組曲「ニコニコ動画」で職人の才能の無駄遣いを見る。
#この時点で無駄遣いじゃないんだよね、彼らも。
・人と喋る(特に、喋っている内容に進展がある場合)。
・働いているとき(そして、作業が停滞しないとき)。

 でもあんまり、これらも「夢中」とは程遠い。
 小説も面白くない。

 これの理由はわかる。
 書き手と読み手の温度差という言い分が通るとしたら、この「温度差」に寒気がする。

 まぁ、アタシがここで何を書こうがたいしたことはないと思うので書きますが。根本的にネット小説の書き手ちゅのは、いい読者にめぐり合わないよね。
 いい読者というのは、読書を暇つぶしにしない人たち。
 芸術というのは暇つぶしかもしれないけど、そこにマジな人々。通称、馬鹿。
 芸術を日々の養分として吸収して、一食抜ける人たち。

 馬鹿が創作について真剣に喋ったり盛り上がったりするから、始末が悪いし、楽しいし、救いようがない。

 そうそう『デスノート』読んだの。4巻まで読んで「ん?」と思って、最終巻を読んで、もういいやと思ってしまった。
 あれは、「ハブとマングース」ショーよね。
 興行主が、ハブとマングース戦わしたら客が誘致できるんじゃないか。ついでにお土産も買うんじゃないか、という魂胆で興行している、から、観客もウワ−とかキャーとかいいながらも、でもそこまでしかない。
 メディアミックスはしやすいよね。

 でも、あれはエンターティメントとしてアタシゃ認めない。
 アレを持ち上げるメディア各社が、心底みっともないんじゃないか。
 ああいうのを書いたら、クリエイター魂としては、オシマイ。なように思う。

というわけで 2007年09月07日(金)

 痛風だったんすけどね。ながしろです。

 原因のワカラナイ痛風。今年の夏は5kg痩せてるんだぜ。食生活も変わるわけじゃなし。
 まぁ、必要の無い酒は略いたがいいや。飲まない。いいんでないの。そこまでの執着は無いのがサイワイしている。

 しかしなんだろうねぇ。
 あやしい人ではあるが、悪いことはしてないつもりなんだがね。
 救われんのう。

 底には底があるよね。
 底なんぞ無いのかもしれないよね。

 痛み止めがてきめんに効くのが助かる。

痛い 2007年09月06日(木)

 お尻かじり虫が流行るこの世の中に絶望気味だ! ながしろです。
 あれだってかなりのマーケティングと企画会議と失敗作を経てるんだろうなぁと思うと気が遠くなるNE!

 一昨日(4日)の夜帰ってきて、どうも歩いていて左足に違和感があるなぁ、と思いながら。ビール飲んで寝ちゃったんだけれども、そうしたら翌日、ものすごくその左足の親指付け根が痛いわけです。激痛です。

 何にも刺激を与えなければ痛くない。ただ、さわったり、歩くためにプレッシャーがかかるようだとかなり痛いです。今となってはまともに歩けなくなっておる。

 寝ている間にどこかにぶつけたかなぁ、とも思ったのだけれども、いろいろな人の話を聞くにつけ「痛風」なんではないかという疑惑が浮かびまして。
 ああ、調べれば調べるほど当てはまる!

 とはいえ。「風が吹いても痛い」ちゅわりには、触れない限りは大丈夫なんですな。風呂も普通に入ったし、湿布を貼る分には特に傷まない。ただ、親指の付け根の出っ張ったところがあきらかに痛い。完全に腫れてるしな。

 で、まぁ、バファリンを飲んだらいまかなり落ち着いてますが、明日木曜。整形外科休みなのよね。
 足が痛い→整形外科→骨じゃないらしいから内科、というコンボにはなってほしかぁないけど、まだ、傷みそうな、按配。

 この先の予定を考えると、かなりの暗雲。
 あうーん。

ああ、はい 2007年09月05日(水)

 まあまあ。ながしろです。

 行き場の無いようなことを書くようになってる。
 まぁ、個人的事情なんでいいんですが、そろそろえきのく電マル含め、大幅な改築をします。ので、えきのくも電マルもなくなるよ、ということです。

 彼岸録は続けますが。

<夏>
 夏は大阪→名古屋というふうに一週間ほど出かけまして、そのあと長患いをしていました。
 風邪の延長上なんだろうけれども、一週間ほど下痢が続いたり、胃がきりきりといたんだり。

 今現在は左足親指が謎の炎症を起こしております。歩くのにも辛い感じ。座っている分には痛くないので、どんどん仕事したらんかいという天の配剤と受け止めて大人しくしています。

 あ、そうそう。ライブがあります。
 9月15日、高円寺TAOにてながしろばんり弾語。
 ¥1000+ドリンク代。3時開演ということになっております。ワンマンでやるのもしばらく無いわよ。

 なんとか新曲を2曲ほど。がんばろうかと思いまス。

 あとはなんだろうなぁ。
 まぁ、うん。なりゆきで。

揮発 2007年07月25日(水)

 13日ぶりだか18日ぶりだかで朝から快晴だったようだ。
 うっかりしていたが、
 布団干すんだったなぁ。

 そんなことにも気が回らなくなっている。
 一日中眠い。
 世界が、精神が、平坦ですので、
 自分で目的や目標を、
 決めねばならぬ。

 まだ、誰かがタスクをくれるものだと
 いう意識があって。
 もともとは与えられた仕事を確実にこなすほうが
 向いているという事実も、自覚も、あるんだけどね。

 それでも一人で何かしている、という矛盾。
 この矛盾を解消する方法というのがあって、
 自分の仕事に対する周囲からの評価を
「指示」として把握することで
 力を発揮することはできる。
 そういう天分は、わかっているのだけれどね。

 ほっておくと
 意識が揮発しますで
 常に書いていれば
 マジックペンが乾かないのと、いっしょ。


 いろいろ準備していることはあるけれど
 どこまで形にできるだろうかね。

ごきり 2007年07月21日(土)

 仰向けの状態からティッシュを探そうと腹筋で起き上がろう、としたとたんに腰から「ゴキリ」というものすごい音がする。この前痛めたところよりももうちょいと背骨側だろうか。それとも古傷だろうか。

 幸いにも立ち上がれたので施薬してなんとか座っている状況。
 これから出かけるんだよなぁ、バスで。
 どうする! タミフル!

師。2 2007年07月19日(木)

 椎名町。どうやっていこうか考えた結果、中野からバスという手段をとった。池袋から西武線でもいいんですが、160+210と290+140のどっちが安いかという判断。
 バスは山手通り沿いに止まるが、ちょうど工事中で、通りの真ん中に仮設バス停があって、周りを盛大に工事している感じ。なかなかシュールな風景。写真にとってみても、このシュールさは伝わらない気がする。

 椎名町のマクドということであったが、20分待っても来ないので店の中を覗くと、すでにいらっしゃっておった。

(続く)

 で、まぁ、やっぱりこのひとは、わたくしの師匠だな、と思ったのです。よくわかってるし、理解していてくれるのだなぁ、と身にしみました。
 自分が何でこの人を師匠にしたか、というのは、いづれものかきとして優遇される立場になったら書こうと思うけれども、でも、師は師だな、ということはわかる。それは、生まれの問題もあるし、生活の枠の問題でもある。この辺はそうだな、誰もが傷つかない書き方をアタシが身につけてから書き始めても遅くない気がする。

 いっそのことで、なんだか濃く、いろいろなことを教えてもらったと思う。むしろ、そんなことまで教えてもらえるとは思ってなかったぜ、という。そういうことまで。
 師は、師で、ちゃんと気にしていてくれるのだな。

「しばらくは死なないから」という言のどれだけありがたかったことか。

 こうして、師匠にも、周りの人にも、家族にも、借りばっかりが増えていく。
 人と付き合うってさ、借りを残していくことかもわからんよね。最近そう思うんだ。

 そう思えば思うほど、自分だけ儲けようとは、やはり思わないのだ。
 そうこうしているうちに、こんな体たらくだというのも間違いないのだが。

師。1 2007年07月18日(水)

 師というのは一人であるものか。まぁ、普通は一人でもいいんだろうけれども、アテキシの場合は方々に顔を出したり、仕向けたり、しているので師が幾らかいるわけです。まぁ、「師は一人だけだ!」というのも冷静に考えるとおかしな話なんですが。これが、武道だったり、刀鍛冶だったりするとまた話は違ってくるんでしょうが。
 と、考えると、本来ならば仕事の師=了見や生き方の師になっていくのかもしれないよね。そうするとやっぱり生涯に師は一人、なのか。なのだろうな。
 閑話休題。
 最近の状況を鑑みるに、どうもなんかしらの方向性を見失っている。それに気づく。で、どうにか怒られようと思ったのです。怒られたいと思うようになるんだね。
 なんだかおそらく、自分でも「違う」ってわかってるんだけど、客観的に見られないから周りに指摘したり怒ったりして欲しいんだろうな。しかも、自分が認めた人に。ここは大事です。
 話が聞けるなら何処にだっていくさ。

 で、呑んできました。おおえ先生と。
 当方17、8のときに向こうは25とか6、ちゅことは今現在のアタクシの年齢はすでにそのときを越えてるのよね。ひゃあ。ひゃああ。

 赤提灯。
 師弟というよりもオタ仲間なんだよなぁ。
 二人とも偉い呑むし。

 まぁ、らしからぬ話をまじえつつ、らしからぬ酔い方をして、帰りました。
 なんかこう、思考回路が近いから、久々に真剣に脳みそを回転させないと話にならない人との話。
 世の中にゃあ、こういうシンパシーの人もいるってことを忘れるよね。辛いことばかりだと、ああ、自分は世の流れについていけないんじゃないかとおもうけど、そんなことも無いことに気づく。

 これだけでも、救いじゃないか。

じりきたりき 2007年07月17日(火)

 墓参りとか、寺社仏閣の話が出たので書くけれども、仏教というのは自力本願か他力本願かで分けていいようです。つまり、自分自身の修行によって本願を遂げるか、何かえらい人に自分の身を委ねることで本願を成就させるか。
 この枠のもうひとまわり上にあるのは、宗教の「効果」なんだけれども、ここで勘違いするのは、宗教に篤いからって金持ちになったり、権力が手に入ったり、そういうこっちゃないのだわよ。
 あくまでも、周りからの不運や、厄や、死なんて云う、内部の恐怖心にを克服するための「宗教」じゃないと、やっぱりおかしい気がする。

 今それなりにうまく行っている人の話を聞くと、たいていは誰かのおかげで、周りの人の助けで神輿に載せられている、なんてことをいいます。
 このまえ柳家花緑師にインタビューした時もおっしゃっていたけど、自分のテストが3点で、友達のテストが97点だったら足して100点にすればいいんだよ、という思考法なのです。99人に頭を下げて、自分の力は1%でいいじゃないか、と。そういわれればそうかもしれないな、とは思うんだけど。
 じゃあ、人って、どうやって集めるのよ。

 一方、当方周りには自力本願の人ばっかりだからなぁ。まぁ、自営業の人はおおむねワンマンでないとやっていけない、という論法なんだけれども、だいたいみんな苦しんでるよね。どんなに企画を立ち上げて、やりたいんだー、と云っても、宣伝媒体が、世の中に知らせる手段がないと立ち行かないわけです。

 文芸越人600のときはなんで隆盛したかなぁ、ということを考えていて。
 あれは、うなぎがいて、サイトを作ってみて、当時のサイアド(リレー小説サイトね)のメンバーを連れてきたから大きくなってきたんだよな。

 などと、いろいろ考えるに当たって、本当に「人って大事よね」という結論に達するわけであります。
 なんかこう、何かするための、人を集めねばならない状況であります。
 信玄じゃないけど、自力にしろ他力にしろ、「人は城」だなぁと実感するこのごろであります。



 あ、インタビューで思い出した。忘れてた。

 小生が携わりました本が7/6に発売になりました。(リンク先参照)
 当本では小生、インタビュアーをしたり、イラストを書いたり、文章を書いたり、進行に関わったりしています、が、スタッフロールに名前があるだけなので、あまりながしろ臭はしないのではないかと、思われます。
 当方確認ではアマゾン100,000位強でしたので、まぁ、そんなものなんじゃないかなぁ、と。

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