＊総評＊

−水樹奈々、４度目の挑戦で見事初の年間１位に輝く！−

　２００５年を制したのは、こむちゃ６位の「ETERNAL BLAZE」。オリコン２位・こむちゃ２週目での１位など、数々の記録を打ち立てた楽曲が、クロレビでも見事年間１位に輝きました。昨年の「innocent starter」にしても、潜在的な力はこむちゃでも歴代１位クラスのものだと思いますが、秋改編の先陣を切ってリリースしてるのがこむちゃ的には裏目に出ている印象があります。

　水樹奈々さんとしては、初の年間１位。2002-2003年は「suddenly」で３位、2004年は「innocent starter」で３位、さらにドリカン時代の2002年も「POWER GATE」で２位と、後一歩のところで届きませんでしたが、４度目の挑戦で見事年間タイトルを獲得しました。

　２位は、こむちゃ２位の「サクライロノキセツ」。yozuca*さんはタイアップによって全然強さが違うという印象がありますが、単にタイアップだけでなく、やっぱり上位進出する曲は曲人気も高いのかなと。

　３位の「Life Goes On」はこむちゃ１３位からのジャンプアップ。同じ梶浦＆ガンダム楽曲でも、こむちゃ上位の「君は僕に似ている」や「焔の扉」よりも上位に来てるあたりが、おもしろいところかと思います。やはりこの辺は歌手の人気によるところが大きいのかなと。

　４位の「Forever...」は大幅ジャンプアップ。 固定リクエストという面で大きく不利があるにもかかわらず、春改編の激戦で好成績を残したのは、やはり楽曲人気によるところが大きかったのではないかと思います。

　６位以下で目に付くのは、やはり７位「Faze to love」、１２位「暁ノ空ヲ翔ル」、１４位「ホーム＆アウェイ」といった大上昇組。いずれもこむちゃでは伸び悩みましたが、こちらでは上位進出となりました。特に歌姫系はこむちゃ的に固定ファンが少ないのか、タイアップ・楽曲とすべての要素が揃わないと活躍できない感があります。

　また、話題的には今年ナンバー１であろう「ハッピー☆マテリアル」もなかなかの人気。こういうのはえてして作品・キャラ人気だけで楽曲人気はついてきてないことが多いんですが、これだけ曲人気もあれば、６ヶ月連続じゃなければこむちゃで１位も狙えたんじゃないかなと、ちょっともったいない気もします。もっとも、こむちゃで１位を取ってもお金にはならないので、作品関係者からしてみれば、６枚出して売上が伸びた方がいいに決まってるんでしょうが(^^;

　総括に入りますが、今年はプクプク殿堂が１曲しか出ず、やや物足りない印象。その反面、全体の2/3以上が「平均点」である平均６以上をマークしており、全体的には高レベルだったと言えるでしょう。前者は今年ブレイクしたアーティストが特にいなかったことが物語っており、後者は番組が安定してきたこと、キャラソンが少なかったことなどが大きな要因かと思われます。平均６以下の２５曲中、１４曲がキャラソンだし…。

　こむちゃとの比較という点では、こむちゃ年間ベスト１０のうち、クロレビでもベスト１０に入ったのは２曲だけということで、例年に増してこむちゃからの大幅アップ・ダウンが目立つ結果となりました。

　最後になりますが、２００５年の締めとして、「クロレビこむちゃ年間ベスト30+3・カウントダウンチャット」を行いました。そちらのログがありますので、よかったらこちらからご覧ください。 若干いじってますが、ほぼ原文のままですｗ

　※書き換え前に開いたチャットなので、若干最終結果と異なる内容があります。また、殿堂の名称が異なります。

● 番外編 〜部門別ランキング〜 ●

　全体の結果としては以上のようになりましたが、番外編として、いろんな部門ごとのランキングも紹介してみようと思います。こちらからどうぞ。