＊総評＊

−お前たち２曲が俺の翼だ！マクロス勢を従え、アストロ宇宙へはばたく−

　２００８年を制したのは「Astrogation」。こちらではエタブレ以来３年ぶりの年間１位となりました。こむちゃにおける、ここ数年のすさまじい強さには、ちょっと辟易していた方もいるかと思いますが、この曲なら納得という感じでしょうか？

　続いて２位・３位には今年最大のヒット作と言って間違いないであろうマクロスＦ勢が揃ってランクイン。順当なところかなという気はしますが、ライオンの方が上位に来たのが若干意外という方もいるかもしれませんね。それにしても、ドリカン時代からまったく衰えずに名曲を出し続けている菅野よう子さんはさすがとしか言いようがありません。

　４位以下は、ドリカン・こむちゃ通じての最多ポイントをマークしている閣下と初登場のアーティスト３人という、面白い並びになりました。ただ高評価の割にこむちゃで伸びたのはイカロスぐらいで、結局はベテランや新人よりも中堅が強いのかなぁ。

　全体的に見ると、２００８年は男性ボーカルが半分を占めるという大躍進を遂げたのですが、こちらでは案の定（？）女性ボーカルがベスト１０独占。女性ボーカル曲が減った分がそのまま殿堂入り曲の減少につながった感じもして、二重に残念な結果となってしまいました。

　ただ、これは男性ボーカルというよりは、一般曲が不振なのかもしれません。男性ボーカルは一般曲の割合が高いので、あまり伸びないのかなぁということですね。やっぱりこむちゃリスナーは一般曲より声優やアニソン歌手の曲が好きな人が多いでしょうし、一般曲が高評価を獲得するのは難しいのかなぁという気はします。

　余談ですが、あなたが選ぶ〜を男女別にしたのは、この結果を知っていたことが最大の理由です…。