日 記(備忘録)

(2017年2月)


<今野順夫の部屋>

◇ 2月も今日が最終日。アッというまの2月です。
 県議会の一般質問。20分ずつですが、5人ですので5時近くまでかかりました。素人ですが、何か、議会が議論の場になっていないのではと、感じます。学会や教授会とは違って「責任がある」からと言われましたが、もう少し楽しくてもいいのではないかと思います(不謹慎かな)。それにしても、学者のお話は、無責任と見られているのだと反省。国会も、憲法学者が「憲法違反」と言っても、ほとんど尊重されなかった。憲法や法律よりも、「通達」優先社会ですから無理でしょうか。
 事務局で、しばらく休んでいたら、大きな地震。浜通りは震度5弱。福島は震度3くらいですが、結構、揺れました。
 今日締切の原稿、夜中までかかっていますが、何とか書きました。しかし字数が多いので、明日、冷静な気持ちで見直しすることにしましょう。

 原稿書きながら、「原発避難いじめ問題」の記事を見つけ、FBに以下のように紹介しました。

 「原発避難いじめ問題」に心を痛めています。
 ふくしま民主教育研究センターが発行している「民研だより」No16(2017.2.20)が特集を組んでいました。

 「もう安全だから戻れ。避難など認めない。補償などしない」、もう戻れないのだから、移住しろ」という両面からによって、「避難者をいなくする=抹消する」という国や東電の政策によって生み出された行為だと言えます。また、被害者と一般国民を分断させる政策だとも言えます。」と指摘しながら、「原発被害者訴訟原告団全国連絡会」の声明(12月22日)を紹介しています。

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 『私たちは訴えます。
 子ども社会で起きていることは、大人の社会を映し出している鏡のようなものです。「子どものいじめ」は、実は誰にでも起こりうることです。そして何よりも、被害者への「いじめ」はそれによって自死に至ることもある。人の命に係る重大な問題であり、国際人権法と日本国憲法で保障された、基本的人権の侵害にほかなりません。原発事故に限らず、すべての災害の被害者は社会全体で保障すべきであることは国際人権法で確立されている原則です。
 子どもに対するいじめがあってはならないのはもちろんですが、これを子どもだけの「子どものいじめ」問題として捉えるのは不十分です。
 私たちは上記のとおり、止むを得ず故郷(ふるさと)を失い、困難な避難生活を送っている深刻な被害、あるいは今も日々被ばくの不安にさらされている被害の実相について、多くの国民のみなさんのご理解を切に願うものです。それが原発事故を二度と起こさないための、そして被害者への二重の侵害となるいじめを繰り返さないために必要な礎になると信じます。
 みなさまのご理解と温かいご支援をお願いします。』
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 (2/28)<37811>


◇ 2月は逃げるというのに、さらにアッという間に時は進む。
 金曜日(24日)は、午後、県の定例委員会。夕方、さる料亭で、お年寄りたちとの会食。「粋な黒塀見越しの松に・・♪」という「お富さん」を思い出すような場所。昔は、県議会中は、ほとんどが宿泊して、宴会もなされたようだが、最近は異なる。でも。他の客さんが入れ替えくるような雰囲気はない。
 一度帰宅し、山中湖へ一泊二日のバス旅行に行き、帰ってくる妻を迎えに行く。天候が良かったらしく、いい小旅行だったようだ。

 土曜日(25日)は、翌日の横浜の講演会のためのレジュメづくり。ちょっとゴテゴテしたレジュメだが、まあ、資料と思って割り切って。4判16枚なので、A3判両面コピーで、織り込んだ。100部ほど用意したので、結構、時間がかかるので、こうした機械作業は別に苦ではない。
 日曜日(26日)は、9時16分発の新幹線。大宮から同乗する鈴木さんと合流して、新横浜。そして都筑。センター南という地下鉄の駅で降りたら、迎えに来てくれていた。「第6回わすれない3.11あったか復興支援 〜応援しよう都筑から〜」(主催:NPO法人”結ぶ”)。講演会「福島の今とこれから」。40分づつの鈴木さんと私の講演。さすが鈴木さんはメリハリが効いていていい話。私のは資料だけ多くて、あまり良くない。ワンセットで、まあいいことしよう。その後、賛助出演で、都筑お住いのヴァイオリニストの牧千恵子さんの素敵な演奏。70人くらいといっていましたが、100人ほどだったようです。私の仙台時代の中学校の3人の同期生も来てくれました。司会の江幡さん(中学校時代の同期生)が呼びかけたようです。震災直後、横浜から長女を通じて支援してくれたNさんに挨拶。この集いの主催者集団です。
 折角の日曜日、申し訳ない。同世代の事務局のメンバーと地下鉄駅の周辺でお茶を飲んで、帰り。鈴木さんとは大宮までは一緒だが、福島はそれから1時間。福島を心配してくれている横浜の方々の熱い思いが伝わってきました。有り難い支援です。

 月曜日(27日)は、県議会の追加代表質問。3人の質問者のなので4時過ぎまでかかりました。そのまま、遅れてコープの常任役員会へ。明日も、県議会の一般質問があるが、明日締め切りの小論が気にかかる。(2/27)<37795>


◇ 県議会が3日続く。火曜日に続き、水曜日(22日)は、県民連合会派の代表質問。そして今日、木曜日は共産党の代表質問。代表質問は60分の質問に対して、県執行部が答弁。再質問は5分で2回までなので、ほぼ2時間で終了。代表質問者の主張の違いがあるが、ほぼ県全体で何が問題か分かる。各質問に対して、知事及び関係する10人ほどの部長などが答弁するので、全県職員をバックにしており、答弁自体は抽象的だが、蓄積があり、一議員及び一会派で相応する準備をするのは大変なのだろう。

 国会も、町村議会も同じだが、一般に議会(立法機関)は、行政機関のペースになる。三権分立とはいいつつ、質問する議員を支えるスタッフは少ない。議会事務局の充実もあるが、なかなか財政上の理由から難しいだろう。国会の衆議院事務局に就職した卒業生もいたが、議員立法などの時には、議員をフルに支える。各行政部局が、任命権者の手足になるだけでなく、議員の活動を支えることは不可能なのだろうか。アメリカのように、トップが変わると、支えるスタッフの総入れ替えではない日本では、行政部局が、専門性を発揮して相談にのることは出来ないのだろうか。日常的に、任命権者(執行部)の指揮の下で政策の具体化を行っている立場から、それに反する相談・支援は難しいのだろうか。ジェネラリストがほとんどで、スペシャリストが少ないことも影響しているのだろうか。

 2時間ほどの緊張の時間だが、肉体的には疲れる。妻が、バス旅行に出かけているので、夕食は、一汁一菜の真似事。ご飯は炊けるので、オカズに悩む。ある物を次から次へ入れて、具だくさん。何とか食べられる。妻の真似(5皿?)をしようとするから難しいが、何でも入れれば、不思議と美味しい。健康に悪い気もしない。支出はゼロ。冷蔵庫の中から、あまり考えないで、入れる。口の悪い人は「闇汁」というかもしれない。All or Nothing でなく、可能なところを選ぶべきか。避難者の帰還か否かの二者択一論からの脱却も同じか。

 水曜日(22日)は、第106回のふくしま復興支援フォーラム。田村さんに車座会議のことを話してもらった。ひょっこり、昔、大学で一緒に働いていており、現在台湾で働いているWさんが顔を出した。たまたま帰郷して、フェースブックを頼りに来てくれた。マスメディアを通じて知るのと、実際の話を聞くのは全く違うと言ってくれたので、まだまだ継続する意義があるのかなと気を取り直した。いつも30名以上の参加者だが、今回は18名。少し宣伝の方法を工夫しないと。
 県議会からの帰り、昔、一緒だった部長さんから、この欄を見ていて、すこし「元気がないのでは?」という趣旨の話。ああ、見透かされたなと思いつつ、気を奮い立たせないとと思う。(2/23)<37736>


◇ 月曜日(20日)は、夕方、コープふくしまの常任役員会。
 火曜日(21日)、県議会が本格的に始まった。代表質問(60分)。自民党会派の代表。質問後、原発被災の大変さ(本人も被災、避難している)を述べ、福島第2原発の廃炉問題。県議会からの全会一致の要望に対して、東電は今も検討中(時間稼ぎで、風の変わりを読んでいるのか)、政府も事業者任せにしないで、首相自ら立場を明確にすべきと主張。
 マレーシアでの北朝鮮要人の暗殺事件。テレビは、憶測も含め、集中的な報道。トランプ、安倍首相夫人が名誉校長に就いている小学校の土地購入をめぐるニュース、そして東京築地。目が離せない。(2/21)<37711>


◇ 土日は、ゆったりしていました。
 土曜日(18日)は、市内短大に行って、成績などの提出。一人の学生のレポートを待って、完成しました。それほどのことではないのですが、やはり終了するとホッとします。後は、福大の追試験のみ。
 午後、映画館へ。「無音の叫び」という、山形の農民詩人・木村迪夫氏を主役にした映画です。2時間ほどの映画の後、木村氏本人と民俗学者・赤坂憲雄さんの対談・トーク。山形には詩人だけでなく、映画の文化が息づいていることに感心しました。5時過ぎ、約束していた妻の迎え、研修会なのですが、少々、交通不便のところ。

 今日の日曜日、朝に、元学長の山田舜先生が亡くなられたとの報。びっくりしました。連絡をとったら、いま火葬場にいますとのこと。16日夕、亡くなられたとのこと。近親者のみの家族葬で済ませて、4月9日に「お別れ会」とのこと。山田学長は大物学長で、教育・経済二学部のみの福島大学に第三学部の「行政社会学部」を創設。大学の発展のためにご尽力されました。研究者としても、優れた業績を残されました。何か、「巨星墜つ」ということでしょうか。安らかにお眠りください。ありがとうございました。合掌。(2/19)<37687>


◇ 木曜日(16日)は、午前中、コープカレッジの事務局会議に出て、次回以降の企画の相談。地元の歴史や自然などを見直してみようかということになり、美術館と市に相談。結局、メンバーが市の教育委員会を訪問。有益な助言を得たようで、ありがたい。
 午後、ラジオ福島に、募金を持参。5分ほどインタビュー。生放送なので聞いていない。
 今日(金曜日)は、午後から、コープふくしまの定例理事会。私が議長をやると時間が長引くと不評だが、重要議題が多かったが、何とか4時に終了。6月の総代会向け、頑張る必要があろう。(2/17)<37650>


◇ 今日は水曜日。午前中に県の委員会。暖かく、気持ちの良い天候。
 久しぶりの委員会なので、昼食をご一緒しようと思ったが、都合がつかず残念。
 昼食帰宅。午後、市内短大での最後の授業(試験監督)。成績だすばかりだが、卒研の講評を任され、これが最後となる。他の業務は大丈夫かなと気がかりながら引き受けてしまった。いい勉強にはなるのだが。(2/15)<37622>


◇ この月(13日)、火(14日)は、何かどうもエンジンは冷えています。何か、気落ちしているのです。
 月曜日は、コープの朝礼。なかなか鼓舞し得る話は出来ませんでした。安倍首相のトランプ訪問。何か、恥ずかしい気もしますが、世界の中での日本の位置に自信が持てません。もっと、日本らしい世界貢献の形はあるとは思うのですが。そうした安倍政権への支持率が上がっているのですから、心が落ち着きません。アメリカの国民のトランプ選択の理解もなかなかできません。
 帰宅して、灯油7缶を購入・運搬しました。午後は市内での松川資料の遺産登録関係の福島の世話人会議。3月25日に。福島の会を発足させます。集まった方々は高齢者が多く、もっと青年・中年者も欲しいところです。夕方、コープの常任役員会。

 今日は、午前9時から福島大へ。松川資料に関するプロジェクトチーム。大学と、松川運動記念会、推進する会の協同のチーム。大学の資料ですので、大学の主体性が欲しいので、チーム結成はいいのですが、もう少し「わがこと」として、リーダーシップを発揮してほしい。午前中一杯と思っていたのですが、1時間ほどで終了。そうであれば、もう少し遅くはじめて欲しかった。辿り着くまでに時間がかかる。外で昼食と思っていたのですが、午後の県議会までは時間があるので帰宅。県議会は、開会式で、こちらも1時間ほど。なにか、1時間ほどの会議が二つで、あまり効率的ではない一日だった。
 昨日も今日も、新しいスマホとタブレットの設定でアタフタ。以前と同じ環境に届いていない。イライラ。少し、関心を別に向けよう。原稿締切と講演準備に。目前の仕事を一つ一つ、片付けるしかない。
 今日はバレンタインデー。先週、非常勤の先生に頂いたチョコレートと娘からの高級チョコレート。それと、県の委員会事務局職員からのチョコレート。この年にしては、大成果か?(笑)(2/14)<37608>


◇ 土日連休は、あっという間に過ぎてしまいました。土曜日(11日)は、「建国記念の日」の休日。毎年恒例の市民団体の集会は、元学長の吉原先生の憲法の話。80歳を過ぎていますが、1時半から4時までの2時間半、がっちり話されました。体力と知力に感動です。ほぼ10年ほど上の方々(「戦後闇市派」?)のみなさんのバイタリティには敵いません。われわれの世代は、多分、そんなに元気ではいないだろうと思いつつ、世代間での違いを感じます。
 今日日曜日、ドコモショップで一日過ごしました?最初は、スマホがどうもダメで、買い替えに行ったのですが、帰宅してから、また夕方、設定に四苦八苦で聞きに行きました。併せて、タブレットを、0円だったので(後の使用料はかかりますが)を購入。どちらも玩具に近いのですが、この頃は、マニュアル本がないので、困ります。どうも、上手くいかないと、できるまでやるタイプなので(?)、というよりも若者についていけないだけかも。(2/12)<37581>


◇ 寒い日が続きます。
 木曜日(9日)、金曜日(10日)とも、非常勤の採点業務。ほぼ終了しました。来週試験が1つ残っているのですが、人数は少ないので、それほどの負担感はありません。
 月末に向けて、横浜での震災の話し、雑誌の時評(震災)、3月初めの大学の組合女性部での話の準備をしないと。
 NPO法人おながわ・市民共同発電所(準備会)に、身の丈に合った寄付金を送る。原発の賛否にかかわらず、原発に依存しない街づくりが必要で、その役割を果たしてほしい。
 安倍首相が、アメリカのトランプ新大統領との首脳会談のため訪米。テレビのニュースは、会談前から騒いでいます。トランプの入国禁止措置が裁判所(控訴審)でも敗北して、実りのある会談ができるのか、日本をいかに利用するか、したたかな戦略の予想がたたない。「仲良くなること」(信頼関係)が、最大の目標らしいが、もう少し他の国からも信頼される、また期待される日本外交であってほしいものだ。(2/10)<37554>


◇ 寒い水曜日。市内短大の午前中の非常勤講義は、前回で終了。午後は、休講のための補講(最終講義)。昼食後の出発なので、のんびり。大教室でなく、20名ほどなので、肉体的にはずいぶん楽。準備不足が続いたが、よくついてきてくれた。理解のほどは分からないが、真面目なので、わからないと思ったものも、わかってくるような気がする。
 この時間になると、決まって、石焼芋の声がスピーカーで聞こえる。何か夕方でなく、この時間(おやつの時間)に、短大周辺を声高く。毎回なので、「誰か、買ってくる?」と冗談を言ったが、反応はない。「裁判所の役割は・・・」と真面目に話していると、「♪ イシヤキイモ〜♪」と聞こえてくるので、調子が狂う。田舎のいいところか?
 福大・短大と三つの非常勤講義。2回のレポートと試験の採点。いつまでも気がかりでは、他の仕事に影響するので、何とか今週中にあげてしまおう。マンモス大学だと、採点が大仕事らしい(「冬の祭典」という人もいる)が、まだ60名前後なので、それほどでもない。4月以降、非常勤講義の計画はないので、この採点は、最後かもしれない。37年ほど前の新任の時の、授業準備の時の緊張感が薄れていくので、残念。(2/8)<37535>


◇ 雪が舞って、寒い火曜日。
 終日、自宅で作業。第106回ふくしま復興支援フォーラムの案内を出す。川俣町から、町民向け広報誌に紹介したいとの連絡。有り難い。
吹雪の中、買い物などに付き合い、午後は、映画館までの送迎。今週は、暇だが、残された時間、やるべきことが多いが、まだ焦点を定めて、取り掛かることに躊躇。
 脚本家・倉本聰が、テレビで、毎日書かないと、書けなくなる、これはアスリートも同じ。ハッとした。論文が書けないのは、書くことから離れている、体が冷え切っているからだと教えられた。とにかく、少しづつでも書かないと。書く時間は余りない。(2/7)<37517>


◇ 月曜日。福島大の非常勤科目の試験。通常の開始時間と異なり、特別の時間帯。午後1時からの開始ではなく12時45分開始。準備万端整い、60分の試験と通告してから、教務課の職員が教室まで来て、試験時間開始が60分延期の通告。
 正規試験なので、自分の判断ではできない。理由はJRの列車の遅れ。多分、強風のためだろう。
 仕方なく、時間を潰して、2時間後再開。無事終了だが。
 松川資料室に寄り、コープふくしまの常任役員会へ。他から、コープふくしまの理事長として意見を受けることがあり、その一員としての役割を果たす責任があるのかなとも思う。(2/6)<37505>


◇ 日曜日。
 10時過ぎの福島平野発のバスで、妻とともに樹氷をみるバスツアー。40人程の参加者だが、まずは米沢で、米沢牛のすき焼きの昼食。美味。それから山形の物産展で買い物。2時頃、蔵王温泉まで進み、蔵王ロープウェイ山麓線に乗り、樹氷高原駅で乗り換え、さらにロープウェイ山頂線で、地蔵山頂駅まで。1703メートル。樹氷を楽しむことができました。下山してから天候が悪くなったようですが、ラッキーでした。テレビなどでは見るのですが、初めての経験。それほど寒くなく(マイナス5度)、出発点でトルコの料理を買いました。(家に帰ってからの夕食)
 樹氷ができるメカニズムも説明されましたが、そう簡単にできるものではないのでしょう。やっぱり、見ておくべきものと思います。いろいろな形の樹氷もあり、創造力が増します。ゴジラだけでなく、ウサギなど・・。お地蔵さまは、雪で、胸まで埋まっていました。日曜日のリクレーションです。(2/5)<37492>


◇ 立春。小春日和の一日。春が近いのかな。
 午前中は、4週に1回の通院。検査結果は、あまり芳しくない。持続的な努力が必要。
 午後、わたり福祉会・はなネット友の会主催の講演会を聞きに行く。本田宏先生(NPO法人医療制度研究会副理事長・外科医)の「これからの介護はどうなる?〜社会保障崩壊のルーツは明治維新?〜」。弘前大医学部出身だということもあり、聞きに行く。医師活動は止めたらしいが、今は日本の医師数が少ないことを、訴える活動に専念しているようだ。巧みな話術と話題に魅了されてしまった。震災復興にあたっても、もっと医療体制の確立の問題を真剣に考えないと。
 映画「釣りバカ日誌」をみるが、何か、生活が流されているようで反省。もう少し、自覚的に、主体的に生活をしないと、と思う。(2/4)<37481>


◇ 松川資料の世界記憶遺産の申請についての打ち合わせのため、福島大学の資料室に。3月中旬の申請に向けて、具体的作業や、支援する体制を作ることが必要。
 帰り、学長に逢い、歓談とお願い。食農学類の創設準備で忙しそう。
 世は、節分の話題。明日は、立春。アメリカの国防長官が来日。新大統領が、わめいているせいか、何か普通に見えるのが不思議。日本独自の外交戦略が必要な気がする。アメリカの顔だけを伺っていると、いつ足をすくわれるか分からない。自分の頭を使って、独自の戦略を立てて進む必要があろう。(2/3)<37475>


◇ 少ないながら積雪があり、時たま風雪。家に閉じこもっていました、買い物の手伝い(送迎)。前方が見えないくらいの吹雪が偶にきて、北国の様相です。
 松川資料の記憶遺産登録に参考になるかなと思い、先日訪ねた、舞鶴の引揚記念館の資料を読んでいました。「岸壁の母」の歌に象徴されますが、舞鶴の場合、ロシア(ソ連)からの帰還が主なので、ソ連との国交、戦後の冷戦開始などで、十数年も要しました。まさに戦争の歴史、過酷さを読む思いです。
 松川資料は、戦後の冷戦期に起きる歴史の重みという点では同じですが、その資料を世界の記憶の遺産として構成できるかどうか、さらにひと頑張りと、世論の支援が必要でしょう。しっかりと真正面から見るべき史実としては、共通性を持っています。それにしても、寒さが特に厳しい夜です。(2/2)<37460>


◇ 2月に入った。水曜日なので市内の短大の非常勤。午前中は、最後の定期試験。最後まで、頑張って書いていたようです。中には、10行程度と指示したのに、2行程度のものもあり、少しがっかり。でも、全体としては、一生懸命書いていました。結果よりも、経過が大事と思っています。
 時間が空いたので、松川資料の打ち合わせ。そろそろ正念場ですが、厳しい。可能な限り力を出さないと。
 午後の講義。こちらの方は、休講などあり、まだ授業。今日を含めてもう2回、そして試験です。
 眼鏡の弦(?)が壊れたので、眼鏡店へ。何とか支障なく回復。
 朝に、農家の方から電話。珍しく生協の組合長さんとのご指名。大分前のことだが、果物の出荷の件で、心配を寄せてくれた。有り難い。物を売ることは、やはり緊張して行わないと。(2/1)<37448>



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