日 記(備忘録)

(2017年5月)


<今野順夫の部屋>

◇ 5月の最終日。旅疲れの水曜日。
 昼前に、先日のコープふくしまの受賞を、担当の福島県生活環境部長を訪ね、報告。消費者支援功労で表彰されましたが、組合員の要求をさらに深め、広げることが地域の消費者の支援になると思います。
 午後、「トラック輸送における取引環境・労働時間改善福島県協議会」の第7回目の会議。立場上、座長に据えられていますが、初荷主側、着荷主側、運送業者、国交省・厚労省と専門家ぞろいなので、私は研修を受けている感じですが、何とか、トラック運転手の労働条件改善に向けて、協働の成果を出したいものです。
 旅行中からの鼻水がとめどなく流れる、困っている状態は変わらず、不快な日々です。花粉症に風邪を併発しているのでしょうか。何とか治さないと、困ります。
 夜は東北楽天と巨人の交流戦。6対0で快勝です。どこを切っても好調打線、見ていて負ける気がしない。このままいくとは思えないが、それまでの楽しみとして、応援を続けましょう。(5/31)<39152>


◇ 日曜日(28日)から火曜日(30日)まで、ツアーに行ってきました。
 「天の橋立・三方五湖、丹後半島めぐり3日間」。福島からバスで新潟へ。新潟からフェリーしらかばに乗船し、翌朝、敦賀港。三方五湖、西舞鶴駅から京都丹後鉄道で天橋立駅。笠松公園から絶景を眺め、伊根の舟屋を観光船から眺め、夕日ヶ浦温泉に宿泊。3日目は、気比神宮などを眺めて、一路北陸道を福島へ。疲れましたが、いい旅でした。(5/30)<39136>


◇ 金曜日(26日)、先日の官邸での表彰について、地元紙の「福島民報」と「福島民友」に報告。消費者庁関係では、初めてのことなので、少々ためらったが、そもそも生協は「消費生活協同組合法」に基づくもの。まさに消費者の保護・支援と密接な関連を有している。午後、妻の仕事の関係の送迎と、購入する車の手続き。時間調整で、いままでお世話になっているU整備工場にも連絡し、懇談。
 夜は、飲み会。

 土曜日(27日)、福大人間発達文化学類同窓吾峰会の岩手県支部の総会で、奥州市へ。新幹線駅の水沢江刺駅まで迎えに来てくれた。20数名の参加者だが、8年前の結成時に参加したこともあり、改めて呼ばれて、福島大学の現状について話す機会を得た。大学からもらった資料の解説の域を出ないが、今の動きを、なんとか伝えることができたと思う。現職ではないので、正確ではないが。出席者は3分の2は、私より年配か。
 総会の後、懇談会(懇親会)。岩手県の教育界では、少数派の同窓生だが、昔のことを生き生きと話してくれた。寮のこと、街のこと、生活のこと等・・・半世紀も前のこと、長い人生の4年間のことだが、忘れがたいもの。いつまでもお元気で、再会できることを願っている。(昨年は、福島訪問旅行で、その時も福島市内で懇談できた。)温かい話合い・合唱などを胸に、南下、5時前には福島に到着。(5/27)<39091>


◇ 水曜日、映画と眼科と自動車ディーラーと予定していたのですが、自動車の担当者は、今日は休みの日らしく、休まないと上司に怒られるということで、別の日に。結局、映画は10時からしかないので、それを優先。「いのちのかたち」。いせフィルム、伊勢真一監督の作品だが、以前、同氏の「妻の病」をコープの映画会で取り上げた。認知症の映画。今回は、宮城・亘理町の被災地の風景。
 午後、眼科。瞳孔を開いてより詳しい検査なので、数時間、自動車の運転ができないというので、時間を要したが、心配の病気の兆候はなく、前からの白内障のための投薬で、しばらく様子を見ることにした。近視が少し良くなっている(?)と言われたのは喜ぶべきか、悲しむべきか。以前は、書物などを読んでたせいか、悪化していたが、それが改善したと。先生に、「あっ、最近、勉強をあまりしていない。本を読んでいないということ。怠けている結果かな」と思わず呟く。目を悪くするから、勉強を少し抑えた方が・・と言われたら嬉しいかも。そういえば、管理職の連続で終わった定年直前、そしてその後、勉強だけは(?)、してないなあ。

 今日、木曜日。福島県の生協連の総会。代議員なのだが、午後には県の会議が予定されているので、午前中の講演のみ拝聴。日本生協連の浅田会長の講演と、漁業の問題で水産試験場と漁協の幹部の話を聞く。内容的に、説得性のある講演だった。。
 午後、県の委員会の定例会。考えようと思うと、考えなければならないことが山積。情勢と切迫性等を考慮して、考える必要があるでしょう。
 大相撲は、稀勢の里の休場で、残念。東北楽天対オリックスは、4対1で楽天が勝利。勝敗とともに、関心は則本の三振数。2桁三振の連続が、辛うじて達成。ハラハラするが、やはり実力なのだろう。(5/25)<39059>


◇ あっ、3日も経ってしまった。
 日曜日(21日)は、鶴岡方面へのバス旅行。羽黒山の麓の「玉川寺(ぎょくせんじ)」の見学。室町時代に遡る寺(曹洞宗)で、花の寺としても有名。境内に九輪草(クリンソウ)の純群落があるといわれるが、花の数はあまり多くない。サクラソウの仲間。
 田舎レストランで昼食。山菜料理。その後、鶴岡の藤沢周平の記念館見学。そして物産館に寄り、帰途。

 月曜日(22日)から今日(23日)まで、平成29年度の消費者月間シンポジウム(消費者庁主催」のなかで、消費者支援功労者の表彰式。内閣総理大臣賞表彰(3人の個人と2団体)と、内閣府特命大臣表彰(8人の個人と4団体)であるが、コープふくしまは、特命大臣表彰を受けた。その受賞のため、月曜日早朝から出かけ、午後のシンポジウム(講演・パネルディスカッション等)被表彰者紹介、懇談会に参加。懇談会には各党の担当議員なども見えられ、交流としては有意義。

 今日は、昼から消費者庁に集まり、表彰状の受領にかかわる打ち合わせ。消費者庁からバスで、首相官邸へ。首相の参列も計画案にはあったが、特命大臣による表彰式。表彰状の受領にかかわるリハーサルを行い、気疲れのする時間。首相官邸に入るのは初めてなので、貴重な体験ともいえる。
 但し、表彰式の撮影、官邸内外の撮影が禁じられているため、お土産はあまりない。式次第の担当責任者(男性)の声が聴きとれず、思わず、「マイクのスイッチを入れてください」と言いたくなったが、皆さんには聞こえていたのだろう。マイクを通してだが、静かな説明だったのだろう。隣の方に、聞こえましたかと聞いてみたら、聞き取れなかったといわれて少し安心したが、かなり耳が悪くなっているのかも(他の人の話は、マイクなしでも聞こえたが)。まあ、前の人の真似をしていれば間違いはないだろうとあまり気にしない。役職柄、行かざるを得なかったが、今後は、若い人に代わって欲しいとも思う。
 初日、参加した3人、2日とも参加した3人。次のステップへの効果が出ればいいと思う。日曜日・月曜日・火曜日、家にいなくて落ち着かない日々だったが、少しゆったりできる。(5/23)<39026>


◇ 金曜日(19日)午後、コープふくしまの第12回定例理事会。6月15日の総代会総会に向け、その準備をしています。組織合同の組合員討議の提起もあり、1年かけて、討論の出発点です。事業経営が順調なので、さらに成果を伸ばし、前進的に組織合同を迎えたいものです。
 来週末に、同窓会(旧教育学部系)岩手県組織の総会に呼ばれており、最近の大学の動きを話して欲しいとのこと。最近大学の状況も疎くなったので、資料をもらいに福島大学へ。大学全体、教職大学院、食農学類構想などのパンフレットをもらってきました。40分ほどの話なのでカラフルなパンフレットの説明でいいのかと思っています。私が現職の時に、岩手県支部が結成され、その時の縁で頼まれました。大学からは、支援のカンパの申し込み書なども配布を頼まれました。年金生活者が多いので、成果が上がるかな?

 土曜日(20日)。定期診察の日。検査項目で改善がみられたので、服用している薬をやめて、1月様子を見るかということになりました。自分の体力で改善して居れば喜ばしいことなのですが、他の心配なこともあり、ぬか喜びは禁物です。
 午後、自動車の購入についての契約でディーラーへ。初めて採用した営業系の女性もいて、その話合いに同席してもらいました(研修?)。接客以外に営業系に女性が入るのは初めてとのこと。頑張って欲しいと思います。5年乗った車は手放して、小ぶりの車にします。1800tですが。燃費の改善、4輪駆動、認知症の懸念から、自動制御装備を考慮しました。いつ免許証を返却するかという時期ですから、新車を買うのはこれが最後でしょう。車がないと、全く不自由なので、もう少し、社会的活動や生活のために必要だと、言い訳していますが、加害事故だけは避けるということで、妥協の産物です。これまでのように、年間2万キロペースではなくなるでしょう。

 東北楽天は、昨日、延長戦で敗北しましたが、今日も0対0で延長戦。12回表、ルーキー田中が2ランホームラン、しぶとく勝利。ベテラン連中がもっと打って欲しいが、それにしても田中はすごい。昨日、代走で出て、盗塁。ホームベースを踏んではいましたが、今日は先発メンバー。3打席連続の三振でも、交代せず、二塁打、そしてツーアウト・フルカウント後の本塁打と、絵に描いたような活躍です。3連続3振でも交代させないで使った監督の采配、見事です。どんな社会でも、目先の成績だけでなく、信じられることにより、持てる力以上の実力を発揮する例かなと思います。そんな骨太の上司・指導者は少ないのかもしれませんが。
 稀勢の里、痛々しいですが、踏ん張って、5勝2敗になりました。何とか10勝まで到達して欲しいですが。頑張る姿は、美しい。(5/20)<38978>


◇ 木曜日(18日)、コープカレッジの第7期(福島)に参加。街歩きをしてきました。市の文化課の柴田さんの指導と3人のスタッフの援助で、寺町、船着き場など、江戸時代と明治以降の変化を街づくりをみましたが、見慣れているも、改めて教えていただき、勉強になりました。受講生も、いい経験ができたのではと思います。町を愛するとは、その歴史などをきちんと勉強する必要があります。
 昼休み、花見山の高橋さんに火事見舞いに行ってきました。NPO花見山を守る会の代表を務めていますが、新聞でお店が火事になったとの記事を見ました。次回のフォーラムでお話しいただくことになっていましたし、それも心配でした。いろいろ眠れない日もあったようですが、前向きに再建に動いています。何もできませんが、可能な支援をしたいと思っています。
 いったん帰宅して、夕方は第111回ふくしま復興支援フォーラム。福大の西田さんから、「原発避難者向け復興公営住宅入居者調査結果」について報告していただいた、データに基づき、好評であった。この分野の問題は、今後重要になってきていると思われる。(5/18)<38958>


◇ 娘の誕生日だが、メールでおめでとうのみで、具体的なプレゼントにはならなかった。2週間前にもらったばかりなので、少し、申し訳ない。
 午前、二本松でのコープカレッジの挨拶。ついでに、以前、仕事を共にした、会場の共生センターの事務局長と歓談。コープ本部に戻り、雑用をこなしていたら、頼まれていた病院関係の委員の辞令を届けていただいた。転任者の後始末(委員の交代)。
 国際交流協会に寄り、当面の課題で相談。帰宅後、大相撲テレビとプロ野球のラジオ。稀勢の里は遠藤に敗北。遠藤が勝つことは大歓迎だが、新横綱のケガでの不調、残念。楽天はエース則本が、1回に2ホーマー5点先取され、絶望的だったが、ものすごい反撃。結局15対6で圧勝。調子がいい時は、信じがたい実力発揮。諦めないのが、今年の楽天の良さか。楽しみだ。(5/17)<38943>


◇ 福島県の超学際的研究機構の業務委託を受けた「情報プラットフォームと車座会議構築プロジェクト」の研究打ち合わせのため、大宮へ。東京・埼玉・福島の各メンバーの打ち合わせのため、大宮駅前のデパートの食堂の一角での打ち合わせ。今までの活動の総括なので、次への展開の相談。あまり熱心なメンバーではないので、私は情報受容が主である。
 昼食を済ませ、午後の会議のために、一足先に福島に戻る。3時から、退職者の会の役員会。6月の総会に向けての議案の検討である。

 帰宅後、大相撲を今場所初めて見る。稀勢の里、辛うじての勝利。左腕が十分に使えないが、鍛錬したといわれる下半身の力で、土俵際も何とか残れた。秋田での東北楽天対日本ハムは、楽な勝利かと思ったら、ハラハラの終盤。6対4での勝利。1点でも勝てればいい。明日の盛岡での試合も勝って欲しい。(5/16)<38902>


◇ 月曜日。コープ本部職員の朝礼。専務の業務報告の前に、理事長の挨拶が必要。悩むところだが、今日が沖縄の返還から45年目だという話。45年間に、いかなる前進があったか、夜のテレビで沖縄の方々と本土の方々との意識の違いの増大がクローズアップされていた。日本の米軍基地の7割が沖縄にあり、沖縄の住民がいまなお基地問題で苦しみ、基地返還の見返りとして、基地の恒久化・強化を目指す辺野古の基地問題があるとことに対する本土の人びとの意識の無理解が大きくなっている。沖縄県民が本土の国民が沖縄を理解してくれないとの意識が大きくなっていることが示されている。
 震災6年を経た福島の現状、やはり福島の住民の意識と全国の住民意識とのギャップの増大と同質のものを感ずる。以前から沖縄と福島の国による切り捨て策が顕著になってきていると感ずるのは私だけだろうか。未だに、福島県民は利益を得たから、都合悪くなると全国民でというのはおかしいという声も聞こえてくる。県民・国民間の分断策が出てくるのは常だが、沖縄と福島の市民レベルでの連携・連帯が必要となってきていると思われる。

 1か月後になった総代会総会、組織統合問題を全体の議論にする総会であり、1年後に決議を目指すことになる。大事な総代会だ。夕方、定例の常任役員会を経て、総代会準備で忙しい。
 夜、香川京子出演の映画「まあだだよ」を見る。大物女優出演の映画シリーズ。沖縄の問題、救急小児科医のドキュメンタリー、何か身につまされるテレビに釘付けになる。(5/15)<38883>


◇ 中学時代のS先生を囲んでの昼食会。石巻に行ってきました。
 昨年もやっており、私の役割は、先生に連絡し、先生を自宅から会場までの送迎。しかし、今年は、奥様の入院ということになり、先生が出席できないということで中止と思ったのですが、折角だから、集まろうとなりました。集まるメンバーについては、私は全く関与しておらず、お任せ。
 仙台や埼玉からも見えて、久しぶりの再会。美味しい昼食をご馳走になり、話しは60年前に遡ります。帰りに、参加できなった先生宅に寄り、玄関先でお見舞い。少しやせた感じ。看病も大変なのでしょう。

 皆さんと別れてから、約束していた小学校の担任のM先生宅を訪問。偶然のことで住所も分かり、他のK先生も一緒に昼食をしましたのが、2年になるでしょうか。その後、K先生はご病気で入院されたと聞いて、共にお見舞い。残念ながらお亡くなりになり、告別式は知らなかたので、お宅にお悔やみに共に行ってきました。60年ぶりの嬉しい再会後、悲しいことも重なりましたが、お元気なうちにお会いできて、感謝をすることができたことは、よかったと思います。
 80台も後半になったM先生、6月からのカンボジアへのボランティアの音楽教育。その情熱に驚きます。こうした熱心な先生のお陰で、今の自分があるのでしょう。帰宅後、先生からメールが来てましたが、「疲れているみたいだね」と言われて、見透かされた感じがしました。運転疲れでしかないとは思うのですが、先生に心配かけないよう、元気に頑張りましょう。

 帰りの石巻から福島までのドライブ、ラジオで東北楽天の勝利(9対2.対ソフトバンク戦)で気をよくしましたが、今日から始まった大相撲、期待の稀勢の里の初日黒星でがっかり。無理しないで、ケガを治して欲しいと思います。(5/14)<38864>


◇ 金曜日(12日)、土曜日(13日)とゆったり過ごしています。
 今日は、車を買い替えようと自動車販売会社へ。そこでまず、今の車の下取り値段を評価してもらいます。5年目の車検を控えて、約8万キロの走行でした。買い替えようと思ったのは、最近、高齢者の運転事故が多く、自分も例外ではなくなってきたので、少し自動抑制機能の付いた車にしようと思ったからです。
 運転免許の次の更新が後期高齢者に入る段階。そこまで無事でも、免許証の返上を真剣に考えざるを得ない時期でしょう。そうなら、その前に車を買い替えて、それを乗り潰そうと考えた次第。免許の返上と新車の購入は両立しないし、家族の誰も賛成しないでしょう。少なくとも、最近、運転中に睡魔に襲われることがあり、また、前の車との停止にびっくりすることが多いのです。自動抑制でも、被害者になることの危険性はあるのですが、少なくとも加害者になる可能性を減らそうと思った次第。
 少し小さめの車になりますが、長距離走行も、車自体は耐えられるでしょう。娘が住んでいた弘前まで400キロを、一日で往復したことはありますが、今は、100キロ単位くらいに休息が必要。福島のような田舎では、車を手放すことの不便さ、特に高齢者ゆえの不便さは目に見えているので、もう少し、運転させてもらいたいと思っています。

 午後、仙台の知人から福島の音楽堂で開催される「響(ひびき)aiコンサートvol.2」に誘われていました。全体を聴くことは出来ませんが、知人の出演する合唱だけでも聴こうと思い雨の中行きましたが、順番が間に合わず、結局、その後の数団体の合唱を聴くだけに終わりました。残念です。
 帰宅後、野球、東北楽天は9回まで粘りましたが、3対2でソフトバンクに敗北(熊本の球場)。2位に猛追されており、首位陥落の危険です。映画「男はつらい」シリーズを見て、一日は終了。雨が降って、小寒い夜です。(5/13)<38856>


◇ 大震災の月命日。5月11日、震災後6年2カ月が過ぎた。
 出かけようと思っていたら、電話。珍しく、秋田時代に大変お世話になったSさん。特に用事はないというが、新聞に昨日の松川資料ユネスコ記憶遺産の申請の記事があり、それを見て電話をくれた。奥様が、4年前から難病で入院。毎日、看病のため、病院通いという。息子さん家族と一緒の生活らしいが、大変だ。
 長女と同年代の息子さんも含め、秋田の大森山の動物園に家族ぐるみで行ったことがあった。大切にされている幼児のK君を、猿がみて、オリの中で近づいてきて、突然、水を口に含み子供めがけて水をかけた。水鉄砲のように。オリの近くで見ていたので、あっという間のことで驚いた。いたずら猿である。羨ましがったのかな。その長男も製薬会社で働き、家族を持っているという。同居している次男夫婦は、介護の現場で働いているという。大変な生活をしている知人だが、電話を頂き、有り難く、うれしかった。10年近く住んでいた、秋田の時代。懐かしく思い出される。

 遅れてしまったコープの会議は、コープカレッジの打ち合わせ。福島を知ることをテーマに、その一つとして、信夫山の散策。その歴史などを勉強する。講師の郷土史の専門家のM先生も来ていただき、具体的な散策の計画を練る。打ち合わせ終了後、私の車に3人の担当者を乗せて、信夫山へ。要所要所を確認してきた。身近な信夫山には、まだまだ、知り尽くせない歴史や自然の宝庫がありそうだ。
 夜は珍しく楽天の試合(NHKBS1)。外人勢のホームランなど、結局4対1でロッテに勝利。このカードも2勝1敗の勝ち越し。次は、首位に迫ってきているソフトバンク。2連戦で何とか1勝は欲しい。(5/11)<38838>


◇ 火曜日(9日)、映画上映の関連で相馬市及び南相馬市へ。山形の映画会社のMさんと待ち合わせをして、JAのそうま地区本部(鹿島地区)へ。福島の本部の方からの連絡で、スムーズに協力が得られた。相馬市役所に戻り、市役所担当課及び社協を、相馬の企画担当者と回る。昼食後、南相馬に移動。コープの委員さんに逢い、映画の内容など説明してもらう。南相馬市役所に立ち寄り、担当課と事務打ち合わせ、帰りに市長さんに挨拶。一路、福島に向かう途中、飯舘のふれあい館に寄り、山形のM氏を紹介。素晴らしい施設だが、そこで映画の上映など夢を語る。

 水曜日(10日)、コープの決算の監事会で出席必要だが、大学に参り、松川資料のユネスコ記憶遺産の登録申請についての記者会見。大学が申請者だが、資料室の実際の担当者、NPO法人、そして推進する会。私は推進する会の代表として。夜、ローカルニュースを見たとの連絡あり。
 コープに戻り、監事会に出席。とびとびだが、施設借用、本屋に定期購読誌の受け取りなど。監事会終了後、自動車整備工場で、タイヤの交換(夏タイヤへ)。
 どうしても眠いので、しばらく仮眠して、夜は東北楽天の対ロッテ戦。昨日は敗れたが、今日は5対0で勝利。則本が完封勝利。食事後に自動車運転すると睡魔に襲われるので、睡眠をよくとることと、事故を起こさないように、自動抑制のある車に変えないとダメかな。(5/10)<38821>


◇ 連休明けの月曜日。コープふくしまも協力して行おうとしている相馬・南相馬での自主上映会。地域の農協・漁協にも協力してもらおうと言い出してしまったものだから、一度、直接行ってお願いしようと思っていました。今までの協同組合間の共同があるから、理解してくれるかなと安易に考えてしまいました。組織改編もあり、なかなか容易には進みません。
 鑑賞券の販売に協力してもらう趣旨ですが、映画館のない地域をターゲットにして、特に被災地・浜通りで、楽しんでもらいたいという趣旨だったのですが、負担をかけるようで、慎重でした。仕方がありません。復興で忙しいので、そんな悠長に映画などを見ていられないのかもしれません。震災後6年を経ていますが、課題は山積なのは十分理解している気もしますが、いつまでも爪先立って活動していると、精神的にも折れてしまいます。少しゆとりを、という趣旨なのですが。

 こうした文化活動は、経済活動に比して、定着していません。震災前からの状態の継続です。図書館の充実の問題も、目先の経済的な問題に比して、理解してもらうのは苦労します。日本国憲法25条の生存権規定が、「健康で文化的な生活」の保障を示しているが、これを「経済問題だけ」に限定されてきたような気もします。最近になって、高等教育の無償化を憲法改正の一つにしようとしていますが、これもお金の問題だけではないのでしょう。その質も含めて、文化的な権利としての「教育を受ける権利」を真正面からとらえるべきでしょう。単に経済的に恵まれた生活のために教育を受ける権利と考えるのではなく、自分を高め、自己実現を可能とするために、教育の機会が保障されるべきであり、経済的保障が不可欠ですが、それのみではないことを考えるべきと思います。
 復興も、経済的な補償だけではない、健康や文化の権利が保障される復興にも視野を広げるべきと思います。地域医療支援病院運営委員会委員の就任要請のために、関係者が来訪。転勤した元同僚の後任補充。忙しくないが、大切な業務。(5/8)<38792>


◇ 連休最後の日曜日。帰省していた娘とともに先日オープンした道の駅「国見 あつかしの郷」へ向かう。さすが、今日は空いているだろうと行ったが、先日ほどではないが、臨時駐車場。目当ては「国見バーガー」。鯖の味噌煮の入ったハンバーガー。好評だったので再チャレンジ。次の予定があり諦めて、美味しい鯖の味噌煮の・佐久間商店へ。町裏の質素なつくりだが、どこから聞いてかみやぎナンバーの車も。地元で知らないことが多すぎる。
 午後は、所用で街中に出かけ、娘が職場に帰る前に帰宅。東北楽天の対西武戦(3戦目)が、心配だったが、3対2で辛勝。西武から移籍した岸の好投が目立ったが、半年前に退団した西武との対戦はやりにくそう。ブーイングもあったらしいが、プロ野球フアンも、選手の決断を温かく見守って欲しいものだ。こういうところにも個人と集団、個人と組織、個人と国家の関係が反映されるのだろうか。怪しくなってきた憲法だが、その目の敵にされているのは、まさに「個人の尊重」「個人の尊厳」。
 連休も終わり、怠ける口実もなくなってきたので、少しエンジンを巻きなおそう。(5/7)<38782>


◇ 連休も終わって土曜日。(長い連休の人はもう一日か)
 のんびり過ごしているが、娘が帰省。3人で夕食を食べ、何か老夫婦二人の毎日が少し変化。
 東北楽天は、対西武戦。昨日と打って変わって、初回15分で5点を先取。結局10対2.昨日の対戦と同じカードとは驚く。外国員3人連続を一人はずして日本人入れ替え。効を奏したのか、危機感か、まあすべてよし。(5/6)<38765>


◇ 子供の日。自分の専攻関係に思考を向けようと、恩師の著作集を開く。労働判例の判決文を読もうとするが、なかなか中に入り込めない。随分ご無沙汰しているせいか。
 どうしても震災関係に関心が移ってしまう。また、安倍首相が、2020年までに9条改正を実施するという方針を出したので、そう簡単にはいくまいとは思うが、心が乱れる。研究者としての人生50年、憲法が変えられるなんて考えたこともなかったが、いとも容易に断行しようとしており、落ち着かない。

 午後、野球の進行をタブレットで覗きながら、雑誌を読むが、集中を欠く。東北楽天は、三連敗中の西武にいとも簡単に大敗。7対1。菊池雄星の出来が良すぎたかもしれないが、なんとも打てない。4番のアマダーは、4連続4三振。2番から4番の外国人のところに行くと、これはダメだと思うが、あんなに強力と思われたのが、余りにもの大変化。研究しつくされたのか、勝負だから仕方がないが。
 体まで弱化してはいけないと夕方の散歩。近くのそば屋の所在も確かめようと笹谷中心に徘徊(?)。最近できた、山形方面に行く高速道への大笹生IC近くも確認して帰宅。1時間7051歩。疲れが多くないのは、慣れてきたのだろうか。可憐なリンゴの花びらを撮影して、Facebookのコメント欄にアップ。今日で、祝日中心の連休は終わる。明日は土曜日。(5/5)<38748>


◇ みどりの日、祝日である。憲法記念日と子供の日に挟まれて、連続休暇にするための新しい休日である。「連休」ということで、なんで休みなのか分からず休んでいる人が殆どだろう。
 何もすることなく、日を過ごしている。午後は、ラジオとスマホで野球のチェック。何とか、ハラハラしながらも、2対1でオリックスを破る。先発投手は古川、少し心配だったが何とか失点1点で凌いだ。5回の表、2死満塁で、ピッチャー交替。後退した菅原(ルーキー)が、一人押さえ、その裏に1点を入れたの決勝点なので、3球投げて勝利投手。ルーキー3投手、それぞれ初勝利。面白い。
 4時過ぎ、散歩へ。新しいIC(大笹生)を目指したが、途中で引き返す。6000歩。もう少しメリハリをつけた生活をしないと・・。(5/4)<38736>


◇ 5月3日、連休の実質開始日だろうか。憲法記念日である。日本国憲法が施行されて丁度70年になる。無謀な侵略戦争の敗北の反省から誕生した日本国憲法。法学の専攻者として、安倍首相のいうような「みっともない憲法」と思ったことはなかった。教育学部で教壇に立ったこともあり、教師の養成には「日本国憲法」は必修科目だった。国民に日本国憲法を定着させるためには、教壇にたつ教師の教育が必要と考えたのだろう。日本国憲法の条項が、実際守られていない点での不満はあるが、首相の言うように「みっともない」と思えない。(「非現実的だ」「理想論だ」との批判は聞いたことはあったが)
 憲法改正に賛成する集会に対するアピールで、首相は、2020年には改正憲法を実施したいという。憲法9条に自衛隊の根拠づけを明記し、教育(大学を含む)の無償化の条項を追加するという。後者は、3分の2を取るための維新の会の取り込みのようだ。3分の2のために汲々している姿は、本当に信念なのか、ただ改正の実現だけのような気もする。これが、社会に受け入れられるというのなら、社会が大きく後退してきた証拠かもしれない。思い通り成功するとは思えないが、油断は禁物。覚悟の時期かもしれない。

 天気が良く、国見町に出来た「道の駅 あつかしの郷」を見学。オープンした日なので、入場するまでに1時間もかかった。5200番台の入場整理券。田圃のなかの、急にできた雑踏は、何か不思議。
 出発したときにはじまったプロ野球の東北楽天戦をラジオで聞きながらの応援。戻ってきたときに最終回の最後。何とか4対2でオリックスに勝利。明日は、前回4点入れられてノックアウトされた古川が先発。リベンジさせたいというところか。結構、前の日に打たれると、翌日、投げさせたりするのは、自信を回復させるためか。一度の失敗で、撤退させるようなことはせず、本人の成長を願っての事だろう。その実力を信じていることからくるのだろうが。明日も落ち着かない。仙台の球場に行きたい感じだが、仕方がない。(5/3)<38722>


◇ 5月2日、年1回の私の誕生日(1回は当たり前、できれば2年に1回にして欲しいが)。1944年(昭和19年)のこの日、私は宮城県女川町に生まれた。父親は、1ヶ月前に徴兵され、中国に渡ったから不在。父のいない時期の出産である。多分34〜35歳の出兵である。日本の戦況はだんだん怪しくなり、中高年の出兵となったのであろう。
 父親の出兵時の記念写真(集合写真)には、お腹を大きくした母親はいない。身代わりが生まれるということで不吉なのだろう。祖父が名前を付けてくれたので、画数と呼び名は別々。その後「順夫」を「としお」と呼んでくれる人は少なかった。祖父は1週間後に脳卒中で倒れ、半年後に逝去。
 こんな私も、73歳になった。facebook仲間からのお祝いメッセージも120通くらいになった。簡単な返信をするのも大仕事だけど、皆さんの気持ちがうれしい。私の両親とも他界している。私は両親の死亡年齢より年上になった。(母親は48歳だから、あの世では若い母親に会うことになるのか(笑))。

 馬齢を重ねたとは言いたくないが、予定した人生は直線ではなく、大いに紆余曲折。しかし、後悔はしない。反省は多い。それぞれの時期の、その時点で、大切と思い、一生懸命、生活をしてきたと思う。しかし、目指すべき目標からいうと、随分、無駄なことをしていたとも思う。目標直結の無駄を削いだ生活もありえただろうが、私にとっては、すべては無駄ではなかったといえる。居直りの「自己肯定」はしたくはないが、一番の財産は、色々な人に逢えたこと。それぞれの人生に寄り添えたこと。
 一番、遅れたと思うのは、研究のまとめができていないということ。もう、時間が足りないかなとも思うが、多分、中断することになろうが、今からでも再出発である。若い時と異なって、研究する体力はないが、1センチの歩みだったものを、1ミリの歩みで回復するしかない。10日もすれば1センチにはなる。相対的に遅れた分野への重点転換である。孫たちに、爺さん何やったのと言われて、きちんと答えられるものとしたいものだ。

 娘(長女)から誕生祝いが届いた、有り難い。次女のは少し配達が遅れるという。有り難く、その気持ちが嬉しい。健康に留意して、やり残した課題に勤しもう。午後、運動不足を解消するため、本屋まで歩いた。6000歩。帰宅して、東北楽天とオリックスのテレビ中継を観戦。残念ながら4対1で敗北。2位のオリックスに1ゲーム差まで追いつめられた。何とか、明日・明後日、勝って欲しい。(5/2)<38707>


◇ 5月になった。朝、5時半に自宅を出て、6時15分発のバスに乗る。茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」へ。
 450万本のネモフィラの世界。一面、マリンブルーの世界を満喫。多くの子供連れ、愛犬連れの家族で賑わっている。
 65メートルほどのみはらしの丘(ひたちなか市で一番高い丘)。人工的につくった丘らしいが、津波対策なのだろうか。妻は低すぎるというが、女川でも19メートの波高。いや、これは津波対策なのではないかと思う。
 天気予報によれば午後から雨になるというので、覚悟していたが、なんとか持った感じ。隣の茨城県は、あまり行く機会がないが、いろいろと歩いてみたいものだ。5月は、のんびり明けた。(5/1)<38694>



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