日 記(備忘録)

(2017年10月)


<今野順夫の部屋>

◇ 10月も最終日です。
 予約していた歯医者の前に、知り合いの自動車整備工場に寄りました。車を買い替えたので、冬タイヤは新たに購入しなければなりません。その相談です。今年は、冬が早く、タイヤも交換しなければなりません。
 歯医者は、順調に終わり、いったん自宅に戻り、昼食を済ませて、11月2‐3日の全国フォーラムの準備会議です。私は何もお手伝いできていませんが、何とか、滞りなく成功させたいと思います。
 自宅に戻らず、そのまま、福島西ICから鎌先温泉へ。京都のYさんが見えられ、仙台のIさんのお見舞いをして、山形のTさんとともに仙台から合流。昨年までは、4人で東北を回っていたのですが、今年はIさんが倒れてしまい、実現できません。3人で、鎌先温泉で歓談。久しぶりの温泉です。(10/31)<41042>


◇ 10月も慌ただしく過ぎようとしている。
 日曜日(29日)、何か、台風22号のせいか空がぐづついている。日本シリーズも第2戦。結局、ソフトバンクがきわどいが連勝。東北楽天が退いたので、興味は半減。
 土曜日に、さいたま市での研究会に出て、大阪の研究会に移動した次女が帰る日。月曜日からの勤務のために急いで、大阪から戻るところ、台風22号の影響で、東海道新幹線が止まる。東京で乗り換えて仙台まで行かなければならないので、東海道で止まるのはピンチ。ハラハラしながら、ただ見守るしかないが、何とか12時には自宅に辿り着いたようだ。台風には勝てないね。

 月曜日(30日)、午後から臨時の県議会。常任委員長などの任期切れのため、後任の選出が必要。また議長・副議長の辞職に伴う正副議長の選出のため。各会派の協議などが間に入り、1時間近くの休憩が2回。結局、4時過ぎに終了。
 遅れたが、急いでコープの常任役員会へ。10月もあと1日。既に北海道の平地や東北の山々では雪も降っている。スタッドレスタイヤ購入の準備が必要。このまま冬になるのか。あまり、まだ紅葉を見ていないが。(10/30)<41013>


◇ 3日が、慌ただしく過ぎた。
 木曜日(26日)、国道114号を通り富岡の会合に出かけることにした。何か、仕事ではなく、依頼があるわけでもないが、先日、楢葉町の福島大学のサテライトにお寄りしたときに、双葉8町村の職員が集まり、復興と交流の機会として続けてきたようだ。偶然、26日に予定しており、私の用事もないので、ドライブがてら出かける。「ふたばの明日を考える会」という名称。8町村の帰還者数はバラバラであり、課題が異なるが、復興は双葉郡全体で連携して行うべきと考えているので、大きな期待をしている。会議には、6町村の職員と関連団体が集まっている。今回は富岡町の担当ということで、まず富岡町の帰還困難区域に許可を得て、入ることができた。夜ノ森の並木も、避難解除されて地区から見るのと大きいな違い。セイタカアワダチソウが田畑を覆い、建物も崩れたまま。3分の1が帰還困難区域と思う。
 夕方は、懇親会で、色々話を聞くことができたが、カーナビ通りでは、上手くいかず、到着に時間がかかった。結局、警察署に聞いて、それでもうまくいかず、たまたま道端の2人の男性に聞いて到着。夜は暗いし、道にはひとけがなく、焦りました。懇親会の臨席は、福大の卒業生でJヴィレッジ勤務。大学との協力協定などの夢を語りながら楽しく飲めた。

 金曜日(27日)、ホテルで目覚め、少し富岡町内をドライブして、また114号線を戻る。山木屋の「とんやの郷」は、11時開店なので、数少ない山木屋地内製造の納豆を買うことができなかった。自宅に戻り、午後は、農協労連の「労農研究集会」の分科会の助言者。全体会で、田代洋一先生(横浜国大名誉教授・大妻女子大名誉教授)の講演「農協『自己改革』の取組み実態と課題」。
 分散研究会は、@連合会事業について、A農協攻撃について、B協同組合全般についてであり、私は林薫平さんとともにBに参加。殆ど林さんに報告して頂いて、私はその一部のコープふくしまの諸活動について紹介。どれほど、テーマを深めるのに役立ったか自信はないが、東北6県の方々の話も聞くことができた。沖縄料理のパイナップルハウスでの懇親会、盛り上がった。主催者の木村さんは、女川町の同郷の人。どうも父親のレベルではいとこの関係だったようだ。組合の専従だが、演出家としても活躍している。それもあって、木村さんに引き出されたなと思うが、声をかけていただくだけでもありがたい。翌日の午前中も分散研究会・パネルディスカッションと続くが、私は、用事のため欠席。残念。

 土曜日(28日)、朝からJAふくしま未来のJAまつり。コープふくしまと協力関係にあるので、招待を受け、参加。7月1日に、我々が間を取って、エフコープ(福岡)並びにコープおおいたと、JAふくしま未来との協力関係の協定を締結したので、ユーコープ代表(堤専務理事等)も参加し、お祝いと御礼(大雨被災に対する支援)の挨拶。
 午後、福島大学経済経営学類の創立95周年の記念式典と祝賀会。記念講演は、卒業生の渡邊博美・福島商工会議所会頭の「福島大学で学んだ事ー東日本大震災後の覚悟」。大学での勉強をもとに、一人ひとりを大切にする経営理念から、震災の中で実行している感動的な話であった。二つの学生グループの研究発表も紹介された。祝賀会は、鏡開きをさせて頂いた。温かい、自信のでる会合だった。全国から600人を超える参会者で盛り上がった。指導した学生は、ほとんどいないが、それぞれ母校と学友を大切にし、実社会で頑張っている姿を感じることができた。さらに頑張って欲しい。(10/28)<40996>


◇ 今日は用事はない。妻の午前の打ち合わせと夜の会合に送迎。タクシードライバーになった気分。
 今日締切の隣県の地方紙の書評であるが、1000字程度なので、タカをくくっていたが、本が重厚なものだから大変。長く書いたが、それを削るのに四苦八苦。結局、あまりいい紹介にならない。筆者にすまない感じ。とにかく、12時過ぎたが送った。まあ、校正の時に直そうと思うが、可能かどうか。でも、いい本だ。
 松井克浩著『故郷喪失と再生への時間 新潟県への原発避難と支援の社会学』(東信堂)。松井さんは、社会学者で、1961年新潟県生まれだが、宮城県女川町に育つ(同郷)。11月30日のふくしま復興支援フォーラムで、報告してもらう。著者から頼まれ光栄だが、問題は内容。本は、読みこんでいるとはいえないので、再度、読むことにしよう。(10/25)<40966>


◇ 火曜日。午前中、県の委員会。11時半ころに終わるタイムスケジュールをもらってましたが、どうしてか、12時になってしまいました。議事の運営が下手なのか、無駄な時間を取っているとは思わないのですが、努力しながら、議論は深めたいと思ってはいるのですが。
 一旦帰宅後、退職者の会の役員会。12月の忘年会の企画が主要テーマですが、大学の方から、「校友会(福大ファミリー会<仮称>)の提起がありました。いわば、福大応援団でしょう。大学創設70周年行事の一環ということです。一構成団体としての教職員OB会との関りが出てきます。
 夜は、セリーグのクライマックスシリーズファイナル。3位のDeNAが1位広島を連破、セリーグの代表になります。強いはずの広島、なかなか勝つきっかけが掴めませんでした。下剋上と云われますが、こうした躍進の原動力は何なのでしょうか。
 総選挙の結果は、ほぼ出そろった感じ。結局、野党勢力の分散で、自民の勝利になったのかな。一部で野党連携の実が出てきて、明るい成果なのかも。小選挙区制は、国民の意思に適合しないことが多い。フランスのように、各小選挙区制で過半数票を取るための2回投票を行うことがまだましのような気もします。それができなければ、多様な選挙共闘になるのでしょうか。しばらく、この国会勢力で動きますが。(10/24)<40961>


◇ 台風の影響が福島にも及びました。濁川(にごりがわ)流域が危険水位を超えて、避難情報。また比較的近くの八反田川(はったんだがわ)流域も、避難情報。洪水は他人事と思っていましたが、こうした支流が氾濫の危険は常識かもしれません。改めて福島市の地図を開いて、川の確認。
 午前、妻の会合の送迎。午後、蓬莱団地にある行きつけの歯科に参りました。途中に氾濫情報の河川があるので心配しましたが、昼には、避難解除がされて、全く問題がありません。遅れるかもしれないと通告していた、コープの常任役員会。間に合いました。組織統合のこと等、決議が来年の6月総代会を前にして、その後の具体的スケジュールも明らかになりつつあります。
 パリーグのクライマックスシリーズは、残念ながら東北楽天が敗れましたが、セリーグは、広島対DeNA。強力打線のDeNAで、3勝2敗。日本SC出場への王手。東北楽天もこうなることを期待したのですが。福岡の方から純米酒「鷹鳴る」のお酒をもらいました。美味しそうですが、楽天イーグルス(鷲)が、ホークス(鷹」に負けたばかりで、複雑な気持ち。感謝しながら、飲み込むしかないかな。ありがとうございます。(10/23)<40946>


◇ 巨大台風21号が接近しています。各所で避難準備、明日・月曜日の学校の休校がすでに公表されています。私は、千葉での仕事を終えて、雨のなか福島に戻ってきました。金曜日から3日が経ちました。

 金曜日(20日)、日生協のF部長さんが来訪。助成審査委員の就任要請。キャラメルで書けた歯の治療のために、蓬莱団地の歯科医院まで。痛くはないが予約なしで対応して頂けるので大変助かる。夜、国際交流協会を月末に退職するFさんの送別会。9年ほど勤務しての退職。待遇の改善ができなかったかなと感想。

 土曜日(21日)。定期診察、今までとは異なるが、少し要注意の数値。服用している薬の影響かもしれないというので、一時、服用を中止して観察することにした。午後、コープみらい(埼玉・東京・千葉)での、富岡町夜の森の桜の寄贈・植樹で、千葉へ。S理事も同行。コープみらいの副理事長らと夕食懇親。合併後の話など歓談。
 今日(22日)、台風が接近し、大雨。外での植樹は難しいかと懸念しながら、コープみらい所有の「八街(やちまた)の森」へ。車で結構走り。隣の八街市。雨のため、屋内でセレモニー。丁度、秋の祭りの一環なので、人出は少し少なかったようだ。テントの中で、植樹のセレモニー。その後は、石窯を使ってのピザ焼き。私も、トッピングをさせてもらう。初めての経験。石窯は高温(450度?)なので、2〜3分でこんがりと焼きあがる。次から次へと30人にもなっただろうか。子どもたちの歓声もあり、お母さんたち(組合員)も、生き生きと張り切っている。昼過ぎに、雨の中、総武線・佐倉駅まで送っていただき、午後3時発の新幹線で帰る。台風の直前のためか、新幹線は満員。指定席を買っていただいていたので助かる。

 今日は、総選挙の投開票日。着々と開票結果が出ているが、自民党の勝利、野党では新党・立憲民主党(代表・枝野)の躍進か。評価が難しい。突然の解散総選挙も、結局、民主党の分解、希望の党、立憲民主党の結成、一定の無所属集団で、争点が拡散した感じ。憲法改正勢力の3分の2以上の獲得があるが、そう簡単には進みそうはない。少し、正確に結果を見て、様々な評価を読んでみよう。
 東北楽天は、昨日・今日と連敗(三連敗)、日本シリーズへの道は途絶えた。イライラしたが、まあこれが実力か。非力にもかかわらず、よく頑張って、夢を見せてくれたと思う。梨田監督の2年目優勝説を実現できなかったが、また頑張って欲しい。東北の希望であるのだから。(10/22)<40937>


◇ 水曜日(18日)、映画「毎日がアルツハイマー2」を鑑賞。関口祐加監督の講演も続く。以前、コープで認知症の映画をやったが、その後、今回の映画の前篇を見て、何かドキュメンタリー映画ではあるが、現実を映しているので、興味が湧く。歳をとってくると、誰かを介護するというよりも、自分が認知症になり、介護をされる立場になった時を想像する。
 夜は、北福島医療センターの地域支援病院運営委員会の関係で、その「地域連携のつどい」に出る。講演と懇親会だが、医療関係の方が殆どなので、別世界を垣間見る感じ。地震の話をした壁谷沢先生は、私が勤めた福島大学教育学部の同僚の先生のご子息だった。いろいろな縁で、関連しているものだ。

   木曜日の今日は、コープふくしまが企画している「コープカレッジ」の第10期の第2日目。「国際交流」がこの期のテーマだが。福島市民発伝所事務局長の藤岡さんの「フェアトレード」の話。発伝所は、発電所ではない。知らないのは、私だけかも。既に、ご主人(発伝所代表)は、Facebookの友達になっていた。自ら組織をつくり、前向きに進んでいる勇気に感動する。
 午後、生協大会の午後の部に出席。大谷美紀子弁護士の「子どもの権利と子どもの貧困」の講演等を聞いてきた。大谷弁護士は、国連の子どもの権利条約の実施を監督する「子どもの権利委員会」に、日本の代表として入っている。コープふくしまの理事も、「こども食堂」の経験を報告した。
 プロ野球のクライマックスシリーズは、ファイナルシリーズ。ソフトバンクとパリーグ代表をかけて戦う。リーグ首位のソフトバンクはアドバンテージ1勝を与えられているが、東北楽天は2連勝。これで2勝1敗。もう2勝何とか勝てないか、エースの則本の登場と相成るが、西武の時の敗北を反省し、何とか勝ち星を奪ってほしい。連日のCSの放送で、なかなか勉強ができない。(10/19)<40917>


◇ 日曜日(15日)、昨夜、郡山から帰ってきた次女を、早朝(6時半)の新幹線に送る。東京での研究会らしい。朝早いので、日中は「昼行燈」状態。午後は、クライマックスシリーズ中継。岸の好投もあり、東北楽天の4対1の勝利。茂木の試合開始第1球のホームランは、象徴的。西武から移籍した岸は、なかなか投げにくいかなとも感じたが、冷静に対応。やはり実力者。夕方の新幹線で、次女は東京から帰ってきたが、夕飯前に、飯坂温泉で日帰り入浴(源泉かけ流し)。私も久しぶりの温泉。

 月曜日(16日)は、勤務に入る次女を、早朝4時半ころ送り出し、無事2時間くらいで到着。コープふくしまの本部職員の朝礼。朝礼の挨拶は、総選挙の話、福島地裁の生業訴訟判決の話、コープふくしまの国見店の話をさせてもらった。
 すぐに、浪江から避難してきている方々とのサロン活動で、仮設住宅に行く。各地のコープからの支援のお菓子などをいただき、歓談。仮設住宅に住む方も少なくなってきて、より沿い活動の重要性を再確認。運動などを一緒にやり、もやし入りの焼き込みご飯等を一緒にいただいた。手軽にできる料理などでびっくり。一旦帰宅し、夕方、コープの常任役員会。子会社の方々も一緒。
 6時から始まるクライマックスシリーズが気にかかったが、ほぼ全中継を見ることができた(セリーグが雨で中止のため)。ウィラーの4打数3安打(ホームランも)の活躍、パスボールを見逃さず2塁からホームまで全力疾走、6番に落ちたが奮起に感激。また、桝田もホームランを含む4打数3安打、結局5対2と西武に連勝。強力バッター続きなので敵わないと思っていたが、結局、ファイナルステージに進むことになった。楽しみが、まだ継続して居るという感じ。

 火曜日の今日。午前中に、農協労連関係のシンポジウムで助言者を頼まれており、その打ち合わせ。農協・農業問題は、不勉強だが、福島にとっては基幹産業。その後、期日前投票に行き、かつ新しく追加した12月13日のフォーラムの会場申込手続を済ませる。午後は帰宅せず、松川資料室関係の打ち合わせ。
 夜は、昨日雨で中止になったセリーグのクライマックスシリーズのファーストステージ。2位の阪神が破れて、ファイナルステージは、3位のDeNAの進出。セパとも、第1戦を落とした3位のチームが勝った形。「下剋上」という表現は、あまり好きではないが、必死さがうわ回っていたのかも。(10/17)<40882>


◇ 土曜日。昼前、山形県の川西町(フレンドリープラザ)での演劇鑑賞のため、13号線を北上。初めてのところなので、大事を取って早めの出発。予想より30分も早く1時間10分ほどの行程。昼飯は、プラザの前のそば屋で天そば。川西町は、大先輩・井上ひさしの生地。こまつ座の第119回公演で「円生と志ん生」。ラサール石井、大森博史、朴勝哲。池谷のぶえ、太田緑ロランス、前田亜季、大空ゆうひの出演。2時開演で、5時前の終演。早めの到着で、プラザと同居している井上ひさしの「遅筆堂」文庫でブラブラ。
 プロ野球のクライマックスシリーズが気にかかったが、楽天・則本。西武・菊池のエース対決。結局10対0で西武の大勝。楽天の一時の勢いがどこに行ったか、残念。三連戦、せめて1勝はして欲しいが、難しいか。
 猪苗代湖の自転車走に出た、次女が来る。明朝、東京の研究会へ。(10/14)<40864>


◇ 金曜日。コープふくしまの定例理事会。
 10月に入って、内外の動きが急速なので、挨拶で触れざるを得ない。ノーベル賞平和賞に、国連の核兵器禁止条約成立に大きな役割を果たしたICANについて、日本の被爆者運動が大きな役割を果たしたこと。10日から始まった衆議院選挙。安倍内閣一強時代への批判と思いきや、民主党の分解で複雑化。基本は、憲法9条を改正するかどうかが最も重要な争点と思うのだが。そして10日は、福島地裁で原発・生業訴訟の判決。重要な判決なので、弁護団の一員でもあるS監事に解説をしてもらう。
 また、最近、日本協同組合学会で表彰されたT理事の著書を紹介し、全員に読んでもらいたく配布。また昨日の国見店のオープニングセレモニーの様子。こんなに重なることは余りないが、それだけ内外厳しく動いていることだろう。(10/13)<40856>


◇ 月曜日が来たと思ったら、木曜日が過ぎそう。追いかけられているのかな。
 月曜日(9日)、コープの常任役員会のみ。
 火曜日(10日)、衆議院総選挙の開始。同時に、原発集団訴訟、福島の生業訴訟の判決日。判決の時間前に、裁判所の前での様子を見に行く。結果は、勝訴。東電・国の責任を断罪。前橋、千葉、福島と三番目の判決だが、3800名の大原告団なので、30に及ぶ裁判の中で、重要な裁判。県外避難者というよりも、県内に滞在した者が中心の原告団。自主避難、強制避難、滞在者の分断の中で、大きな意義を有する判決。判決後の報告集会を聞く。各地の弁護団の話もあり、勉強になった。いずれ、控訴審に行くだろうが、原発訴訟は、判決レベルでは、始まったばかり。
 衆議院選挙が開始したが、安倍首相は福島の農村地帯での第一声。

 水曜日(11日)、バス旅行のツアーで、茨城ひたち海浜公園にコキアを見に行く。朝6時55分発のバス。海浜公園は2回目なので、何となく土地勘ができている。ホテルのランチを食べ、大洗のマリンタワーに寄り、那珂湊のおさかな市場を経由して、戻る。8時過ぎの福島着。
 木曜日(12日)、コープふくしまの国見店のリニューアルのオープニングセレモニー。9時15分からのテープカットには、太田国見町長を参列して頂いた。新しい店は気持ちがいい。大きな負債を抱えて、しばらく建物を新しくする余裕がなかったが、何とか、自らの力で新装開店できたのは嬉しい。
 夕方、FMポコのインタビュー録音。環境問題のキャンペーン。(10/12)<40843>


◇ 三連休の二日目が過ぎました。体育の日は10月10日と思っていたのですが、10月の第2日曜日になっていました。10月9日・明日が体育の日です。この日は、前の東京オリンピックの開会式が10月10日だったことから始まったと思います。晴天の確立が高い日を設定したようです。
 土曜日(7日)の朝刊は、一面(朝日)に、ノーベル平和賞を核廃絶「ICAN」(アイキャン)(核兵器廃絶国際キャンペーン)に与えらると大きく報道されています。ICANは、核兵器の非合法化と廃絶を目指す国際NGOで、今年の核兵器禁止条約成立に貢献したことが受賞の理由です。ICANの受賞決定の原点には「悲劇を繰り返してはならない」と声を上げ続けた被爆者たちがいると思われる。残念ながら核保有国とその核の傘にある同盟国(日本も)、この条約に否定的である。唯一の被爆国と云われながら、情けない。北朝鮮の核兵器問題の解決のためにも、有効な対応であると思うのだが。米国の意向を「忖度」しているに過ぎないが、日本こそ核廃絶の先頭に立つべきと思う。原発事故が起こり、福島の被災は深刻だが、それにもかかわらず、再稼働に必死に走る姿に、共通性を見出せる。嘆かわしい。

 日曜日(8日)は、妻の姪が結婚して、福島に挨拶に来るというので、折角だからと飯坂温泉で昼食会。義弟夫婦、姪夫婦、甥の家族7人を福島駅に迎え、塩竃・女川の娘たち、孫たちも含め、総勢15人の大昼食会。孫たちも小学生になり、大人になって来て、ゆったりと1日を楽しめた。
 飯坂温泉は、けんか祭りの最中で賑やか。(10/8)<40798>


◇ あっという間に3日が過ぎました。時間の速度と行動の速度に、ずれが生じています。
 水曜日(4日)、県議会の閉会。この間の議案の最終的な採否を決定。3つの特別委員会の調査報告書も出され、すべて全会一致(「起立総員」)です。というよりも、特別委員会の中で、色々もんでいるので、全員一致になるのでしょう。3つの特別委員会というのは、「避難地域復興・創生対策特別委員会」、人口問題対策特別委員会」、「地域創生・産業振興対策特別委員会」です。いずれも大きな関心のある問題。事務局に頼んで、調査報告書をいただきました。勉強したいと思います。
 議会からの帰路、11月に福島で開催される「市民・地域共同発電所全国フォーラム2017in福島」(11月2日〜4日;コラッセふくしま)のビラ(翌日配布予定)とポスター(コープの店に貼ってもらいましょう)をもらってきました。福島では初めて、東北でも初めてです。名ばかり実行委員長ですが、福島で初めて開催される全国フォーラム、多くの地元参加者で成功させたいものです。

 木曜日(5日)、午前中は県の委員会開催。夕方、第116回ふくしま復興支援フォーラムの開催。山形から多田さんが来ていただき、山形への避難者受け入れの問題について報告してもらいました。29名の参加で、少し少なめでしたが、初めての参加者もおり、また学生(塩谷ゼミ)の参加もあり、平均年齢も少し若返ったようで、嬉しい。多田さん、知り合いのSさんと3人で、近くの定食屋で遅めの夕食。娘と同年代の二人、それぞれ地域社会の中心をになって活躍しています。頼もしいです。

 金曜日(6日)、中学校時代の恩師を囲んでの昼食会のため、石巻まで。最近、奥様を亡くした先生、冥福を祈りながら、先生を励ます会です。60年の結婚期間のうち、30年間看病なさっていたらしい。奥さんには、自宅療養されていた時、お話をさせて頂きましたが、残念です。米寿の先生、元気に過ごして欲しいと思います。帰りの車は、少々眠く、仮眠を取りました。(10/6)<40780>


◇ 月曜日(2日)、午後から「市民・地域共同発電所全国フォーラム2017 in 福島」の実行委員会。来月の2日から4日(福島)でなので、1か月となった。実行委員となって(というよりも、地元ゆえに実権はないが委員長にされている)いるので、責任を感ずるところ。10回ほどの実績をもつ全国フォーラムだが、東北で開催されるのは初めて。福島市との共催で、福島市には協力いただいている。11月2日の全体会については、福島市民は無料である。
 夕方、コープふくしまの常任役員会。みやぎ生協・県南生協との組織統合の検討が続く。

 火曜日(3日)。県人事委員会の給与勧告の日。月例給・特別給(ボーナス)ともに、引き上げの勧告であるが、知事と県議会議長への勧告。趣旨を理解いただき、所要の措置を執っていただくことになる。
 夕方、県政記者室で、給与勧告の記者会見。給与の引き上げ勧告の実施とともに、勤務環境の整備で、長時間労働などの是正が課題か。職員の健康診断有所見率が80%を超えており、職員の健康維持が重要。毎年の恒例ではなく、勧告・報告が、現実に職員の勤務条件の改善に、現実に向かうことを期待している。(10/3)<40736>


◇ 10月、女川のホテルで目が覚めた。前日からの、「女川元気会」の「女川慰霊の旅」の第2日目。
 朝食を済ませ、チャーターした船(いつもの定期船)に乗船。出島(いずしま)へ。出島には。出島と寺間の二つの港があるが、出島の方の港に到着。離島とはいえ、出島の目の前に女川の尾浦が見える。震災後、急遽、尾浦と出島を結ぶ橋の建設の問題がでて、5年後(?)には、完成するという。一番近いところの300メートル余の橋になるのだろう。津波被害後の人口の激減もあるが、次第次第に人口が減っていた。橋は夢だったが、どうせ作るなら、もっと早く作ってればとも思う。
 出島の区長さんや、婦人会の方々に手作りの料理など、大変お世話なった。お寺(寶光山)の下までの津波。多分、大きな湖のような状況だったのだろう。住んでいる方々から、当時の話をお聞きした。
 定期便で女川に戻り、地域医療センター脇にある、震災の慰霊碑での焼香。照源寺から住職・副住職が見えられた。予定は、ここで終了だが、それぞれ昼食を取り、帰途に就いた。私は、この機会にと思って、竹浦地区まで行き、住宅の建設状況など見た。まだかもしれないが、すでに個人の住宅も建ち、何か希望が見えてきた。多分、住民の減少は明白だろうが、人口が少なくても、質の高い生活が可能なようになって欲しい。
 福島への帰り道、女川つながる図書館に寄り、移転して、新しい庁舎の中にできるらしい。その準備も、大変だろう。娘の宿舎に立ち寄って、1週間のアメリカ研修から帰国したばかりで、話を聞けた。満足だったようで、よかった。オレゴン州ポートランド、なかなか素敵な町の様だ。アメリカ人が住んでみたい1番の都市のようで、私も行ってみたいものだ。
 自宅で夕食にありつけるように、3時ころ出発。恐ろしい睡魔。何とか、菅生まで来て、仮眠しようと思って、東北楽天の試合を聴きながら走ってきた。菅生Pで、9回表まで2対1でリード。松井で抑えと思ってたら、なんとゲーム終了目前で撃たれて、3点入れられる。結局、5対2で逆転負け。さすが私も予想に反した。ベゲーロも疲れで休みだったが、何か異常な状態なのだろうか。目が覚めてしまって、そのまま走る。野球選手も「過労」、相撲選手も「過労」、もっと余裕のあるようにできないものだろうか。本当にケガが多い。パリーグは、面白いが、札幌から福岡まで、連日の試合。それとCS、日本シリーズと、多彩な企画で、選手の疲労困憊が心配。大相撲も、巡業などの負担か、休場者が多いのに心配。トラック運転手もそうだが、顧客満足度を高めるために、かなりの過労ではないのか。アマゾンも、翌日は配達しなくても、2,3日後で十分なのに。早すぎて、積読が多くなりすぎる。世の中、早いことはいいことだということから脱却しないと・・・と思う。(10/1)<40714>



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