日  記 (備忘録)

(2019年1月)

◇ 1月も今日が最終日。南福島にある眼科に行く。白内障の検査を、瞳孔を開いて行うので、車で来ないようにと言われて、飯坂電車ー市内のバスで1時間ほどかけて到着。今考えてみると、自宅から遠いところを選んだものだ。元勤務先のセンターの勧めもあり、通っていた時には、それほど遠くないと思っていたし、車で行けば大したことない。しかし、車はダメだといわれると、パニック。結局、精密検査の結果、郡山の病院に入院して行ってやった方が、早いしベストとなる。具体的な日程は、また来週の月曜日に相談することになる。2月の中下旬だろうか。免許証の書き換えもあるし。
 やはり検査後、バスで帰ってきたが、周囲が全く白く、道路を歩くのも難しい。車はやはりだめだ。自宅近くのバス停に辿り着くには、駅前で1時間ブラブラ。昼食にスパゲッティを食べ、バス時間に合わせて帰って来た。周りの老人は、日常的に淡々と進めていることだが、私も、高齢者仲間になったな。これが高齢者の生活・悲哀だなと思いつつ、慣れていかなければならないのだろう。それも楽しからずやかな。
 SNSで呼び出された行方不明の大学1年生(女子)は、容疑者が捕まり、遺体も発見された。解決まで2カ月かかったが、どうしてそういうことになったのか、悲しい。また、千葉で父親による小学生の子供の虐待死なのか、父親が捕まった。子どもが、父親によるいじめがあると先生に出したアンケート、秘密を守ると云いながら、教育委員会が父親にそのアンケートを見せたことも、虐待死に結びついたのか。学校、教育委員会、児童相談所の連携、各機関の職務行使の問題など、結果的に訴えている子どもを守れなかった大人の責任が大きい。どうして、こうなのか。(1/31)<45164>


◇ 水曜日。4週間に1回の定期の診察。いつもの検査結果は、横這いだが、朝起きたときの血圧が高いので相談したが、既に薬が処方されているので、それで頑張るしかないのかな。食事、運動だろうか。高齢だから、そう簡単に治るものではないのだろうが。次回は7週間後。少々、心配だが、余り病院依存・医師依存はやめて、自分の力で治してみる努力が必要なのだろう。(1/30)<45157>


◇ 火曜日。寝覚めは悪い。一度起きてから、もう一度寝室へ。朝食は抜いて、8時半過ぎまで眠る。だいぶ、良くなった。新聞紙等、リサイクルで搬出。午後、松川事件70周年記念行事の実行委員会へ。9月21日〜22日の全国集会に向け、準備。全国から集まるだけでなく、地元の方々にも、参加してもらいたい。市内の映画館で、松川事件関係の映画上映に大いに期待している。(1/29)<45151>


◇ 月曜日。孫娘が肺炎で入院。大丈夫だとは言うが、何かと心配。離れていると、手伝いができない。経過は良さそうで、本人も元気そうで、ひとまず安心。
 午後、コープの常任役員会。3月の組織合同前の議題が多い。
 夜、ルワンダの教育を考える会主催の、駐ルワンダ日本国特命全権大使の宮下孝之氏を囲む食事会に、福島県国際交流協会の立場から参加。福島に在住のマリールイズさんは、ルワンダの状況を広報しつつ、東日本大震災の避難者に対する支援を継続していただいている。避難所で「ルワンダカフェ」を開所し、被災者に寄り添っていただいている。それは、彼女自身の「難民キャンプにいたから避難所にいる人の気持ちが痛いほどわかる。何かしたい。」との申し出で始まる。是非、ルワンダに来てくれと言われたが、この体力では無理かなと思いつつも、一度も行ったことのない地、行って見たいと思うが。80歳になって、単身ルワンダにわたり活動しているご婦人とフェースブックの友達になったが、自然年齢だけの問題ではないな。
 帰宅後、サッカーのアジアカップ準決勝をテレビ観戦。日本の頑張りで、3対0の快勝。試合終了が午前1時頃、なかなか快眠できず、お腹がゴロゴロしている。風邪の前兆か?(1/28)


◇ 日曜日。日用品、灯油など買い物。
 大相撲は、千秋楽。結局3横綱が引退・休場で、横綱不在。大関も一人休場、二人は10勝ができず成績不振。結局、関脇の2人が最後の優勝争い。玉鷲が13勝2敗で優勝。貴景勝は、あっさり敗退、11勝4敗。今場所の大関昇進はなくなった。来場所は、二人の関脇の大関昇進争いか。若手に、相撲も変化しつつあるのか。
 福島市出身の大波三兄弟は、3男の若隆景(十両5枚目)が7勝8敗、次男の若元春(幕下3枚目)が7勝0敗で優勝、長男の若隆元(幕下40枚目)が5勝2敗。来場所は、福島市出身の2人が十両で活躍することが楽しみ。(1/27)<45141>


◇ 土曜日。多少の積雪。午後、松川事件の学習会。いわきの呑川先生の話。支援者からの獄中の被告人への手紙。支援者がいかなる思いで、手紙を書いているか等、受講者に聴く形態だが、なかなかうまくいかなかった。人数が多すぎたか、また、ディベートに慣れていない世代が多いのかも。一方的な講義形式では、無理かなと思った。5〜6人の小集会だといいなと思う。
 帰宅後、女子テニスの全豪決勝戦。大坂なおみの劇的勝利。凄いね。(1/26)<45135>


◇ 金曜日。東京の日生協での会議に行く。渋谷の駅周辺は工事が多く、しばらく着くまでに手こずった。補助金の申請の審査会。会議は順調に進み、1時間余りで終了。会館前の「夜ノ森の桜」は、しっかり根付いていた。この植樹祭を思い出す。
 女川時代からの友人のI君と東京駅で待ち合わせ。久しぶりの再会。東京駅構内で、一杯。彼も50年以上の職場を勇退して、悠々自適のようだが、少し、仕事から切り離されて物足りなさそう。奥さんと、いろいろ旅行をしようと思っているらしい。
 午後6時東京発の新幹線。笹谷駅から自宅までは徒歩だが、何とか辿り着いた。親友に会えてよかった。(1/25)


◇ 木曜日。翌日の東京行きを控え、準備しながら、自宅。テニス・大相撲・サッカーなど、テレビ観戦で忙しい。(1/24)


◇ 水曜日。午後、昨日の続き。ワーカーズコープ、映画を応援する会を含め6人で新聞社回り。文化部中心に宣伝をしてきた。どれほどの集客に結びつけられるか。1週間の上映期間中、毎日ショートトークの時間を取り、県内で活躍している方々の話を聞く。コーディネート頼まれたがなかなか難しい。まあ、この機会に、その活動を聞くという事で、勉強させてもらうことにする。(1/23)<45119>


◇ 火曜日。ふくしま復興支援フォーラムの第144回目。ワーカーズコープの東北事業本部の事務局長の小澤さんに報告してもらう。映画「Workers 被災地に起つ」の紹介を中心に、労働者協同組合の報告をしてもらう。
 なかなか分かりにくい組織であるが、まずは、勉強しながら進むしかない。
 開始前に新聞記者へのレクチャーの機会。ゴタゴタシテいて、いつもお願いしている会場費カンパの箱を忘れてしまい、失敗した。(1/22)


◇ 月曜日。夕方、コープふくしま常任役員会へ。組織統合の前倒し人事が行われ、新たな店長と店舗部長も参加。人事が動き出すと、組織統合が具体的な動きとして見える。
 2015年6月15日から始まった「コープカレッジ」の経緯を報告。3回パックでテーマを設けて、第15期(45回)まで到達した。福島市で9期(27回)、郡山市で3期(9回)、二本松市で2期(6回)、相馬市で1期(3回)。参加延べ人数は746人となった。当初は、まずは立ち上げ継続が必要と、私が講師を引き受けた。憲法等が中心だが、9回登壇した。だんだん、自主的に動き出し、要望も出始まっているので、その体制を確立して、組織統合後も、福島県本部の独自活動として継続できるといいと思う。自ら参画する数少ないコープの活動。いい思い出である。今後は、余り前面に出る機会もなくなるが、支える立場で協力したいと思う。(1/21)


◇ 日曜日。昨日から大学センター試験。子供たちの試験の時の様子を思い出すが、薄氷を踏む思いが鮮明。これからは、孫の試験を心配することになろうが、その時には、試験の状況も変わるだろう。
 午後、知人たちと話合い。2日連続で、故市原悦子の「家政婦は見た」を観たが、会社の騒動や乗っ取りなどなど、こちらの予想と違っていた。テレビドラマは、どうも見終わってから、時間の無駄だなと後悔する。その点、男はつらいよシリーズは、筋書きは分かっているものの、ホッとする。内容によりけりかな?(1/20)<45102>


◇ 土曜日。家族の用事で送迎。その間に、県立図書館に本の返却。2冊借りて、結局1冊のみの読了。読書する体力がなくなってきたのかな。隣の美術館で伊藤若冲の展覧会の前売り券を購入。
 郡山での故菅原文太氏のご婦人の講演などがあるので、行く計画だったが、実現できず、自宅で寛いでいました。(1/19)


◇ 金曜日。昨日の疲れか(アルコールの摂取もあるが)、だるい日。寒いと炬燵から出られない。図書館に返すべき図書を読むが、なかなか続かない。寒さが特に厳しく、年齢を痛感する日。(1/18)<45088>


◇ 木曜日。なかなか決まらない「ふくしま復興支援フォーラム」。何とか3月上旬の報告者を決めることができた。
 午後4時からの「平成31年福島市農始祭」にコープふくしま理事長として参加。農業賞の授賞。農業賞・営農集団部門に遊休農地対策協議会、農業奨励賞の次世代農業者部門と地域活性化部門にそれぞれ夫婦の一組づつが受賞。次世代農業者部門という、次世代への農業継続を励ます賞は若夫婦へ。いかに継続させるかが農業分野でも重要。
 新春交歓会は、宴会。議員や市長・町長、JA関係者等が次々に登壇。知り合い等と歓談。
 帰途、大学の管理職のN氏と駅前の喫茶店で歓談。急激に変化しつつある大学。さらに地域貢献で成果を上げて欲しい。
 運動不足解消もあり、車ではなく、電車を使って歩く。帰りは、雪が降って来て、傘もなし、笹谷から自宅までの距離の長い事。(1/17)


◇ 水曜日。大相撲、3日目迄3連敗の横綱稀勢の里は、引退を表明した。日本人横綱として、大きな期待を担ったが、ケガが完治しなかったのか、結局、横綱になって直後の優勝した場所以外は、全く精彩を欠いていた。一度、ケガするとなかなか復帰できない業界。もう少し、ケガをしない、ケガをしても治療復帰ができるように、力士の労働条件の改善の視点で考えていく必要があろう。引退は残念である。
 県知事主催の蕎麦会(昼食)に出席。国際交流協会理事長としての出席。生活環境部管轄の団体の代表者が集まった。あまり馴染みのない人が多かった。
 そのまま大学へ。松川資料の関係で、著作権との関係の相談。若い職員が色々調べてくれて、前向きの会議。イギリスのEU離脱協定案が、圧倒的多数で否決。どうもアメリカも、アジアも、ヨーロッパも、そして日本も、自国第一主義の傾向の強まりを感ずる。とても危険な兆候ではないか。(1/16)<45073>


◇ 火曜日、午前中、前日に続くシンポジウムに参加。やはり8人の研究者の報告。医大内の研究者だけでなく、韓国・ノルウェーや他大学の研究者の報告。共同の研究とはなっていないが、多方面からのアプローチは、勉強になった。午後のディスカッションは参加できなかった。
 卒業して小学校の教師をしている卒業生からの情報で、8年前の小学校の卒業式が震災で出来なかった生徒たちが、今年成人になる。それを期して、改めて卒業式を行った。ごじテレで報道していたが、15分もの長い放送で、なかなかいい教育をしていると思った。震災の時に卒業式をできなかったが、成人するときに行おうという宿題を、ようやく提出できたと放送で述べていた。心温まるイベントは、子どもたちへの何よりものプレゼントだ。女川も、福島も、感動的な成人式が多い。(1/15)<45067>


◇ 月曜日だが、連休最終日。
 午後から、福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センター主催の「国際シンポジウム」に出席する。専門的医学研究会というよりも、今問題になっている、甲状腺の健診などの問題等、関心があった。
 医大の内外で、健康調査に関わって、様々な努力を知ることができた。医大内外の8人の報告者の報告とディスカッションを聞く。コープ常任役員会は休ませてもらった。(1/14)


◇ 日曜日。三連休の中日。明日の成人の日に先駆けて成人式をやっている市町村が多い。
 18歳で祝っているのか、従来通り20歳で祝っているのかわからないが、震災当時小学5年や6年生だろうか。震災の経験はないが、震災後の生活は何かと記憶はあるのだろうか。
 午後、テレビで女子駅伝と高校女子サッカー決勝を見るが、福島県は苦戦、仙台の高校も敗北。何か残念。
 夕方、大相撲の初日を観る。話題の稀勢の里は初日にして敗北。期待をしていたが、やはり難しいか。日本人横綱と注目され過ぎたプレッシャーかな。夜は大河ドラマとサッカーのアジア大会。オマーンに1対0での勝利。そう簡単ではない。(1/13)<45056>


◇ 土曜日。今日から3連休だが、あまり浮いた気分にならない。午前中に、松川資料関係の打ち合わせ。記憶遺産の再申請のための準備。前回の失敗をどうか克服するか、ハードルは高い。
 帰り道、旧経済学部同窓会の施設だった「如春荘」による。Sさん(長女の中高の友人だが)がその利用を始めたので、覗いてきた。一生懸命掃除をして、お茶を飲んでいた。いい雰囲気。どうか継続的な企画の場になればいいと思う。
 帰宅後、高校サッカーの準決勝。福島代表の尚志高校が、青森山田高校と対戦。あるいは買って、初優勝かなと期待したが、結局、PK戦で惜敗。惜しい。(1/12)<45050>


◇ 金曜日。震災後7年10月の月命日。
 コープふくしまの定例理事会。終了後、新年会となるので、最初から市内のグリーンパレス。新年会も、ギター演奏あり、尺八演奏ありで盛り上がった。我がコープの文化水準も上がったな。もう2カ月で分散することになるので、少々、寂しいところもある。前向いて、能動的に進む必要がある。
 午後7時から、映画「Workeres 被災地に起つ」の上映実行委員会。1週間、市内の映画館(フォーラム福島)で上映されるが、毎回、トークを企画するので、準備に大変。(1/11)


◇ 木曜日。特になく、自宅で寛ぐ。(1/10)


◇ 水曜日。日生協の出版の方が、機関誌に掲載するインタビューで来訪。生協の方は、理事長職を3月20日に終了するので、あまり意味がないとは思ったが、「ふくしま復興支援フォーラム」等の活動等、何を遺していくかということが主題らしいので、あまり、生協運動には意味があるのか、少々、疑問ながら付き合う。
 引き続いて、第143回のフォーラムに出かける。人間発達文化学類の小島さんに、「『むらの大学』と川内村」をテーマに、川内村をフィールドにした学生教育実践の報告をいただいた。参加者は26名と多くはなかったが、いろいろ具体的な話が聞けた。
 終了後、さいたまから来たMさん、東京から来たYさん、そして日生協のKさん(横浜)と共に、ファミリーレストランで、遅めの夕食。帰宅は11時。(1/9)


◇ 火曜日。リサイクル搬出。車の止められないところだが、荷物を搬入するところのギリギリまで次の人が車を置くので、カーテンから頭を出したら、車がスーッと入ってくる。目隠しのカーテンのところだから、ひゃっとする。以前、私より年配の人に、ここに車を置くのはまずいのではないと言ったら、近いからということ言われ、仕方ないと思ったが、中高年のおじさんだけでなく、おばさんも、そうするので、あきらめ気味。真面目にやることは、重要なことでなくなったかな。私も、そうした風潮にならされているかもしれないが。
 小学3−4年生の時の担任の宮川先生に電話。80歳でアフリカで頑張っている方とメール交換して、宮川先生を思い出した。宮川先生は、定年後、10年もカンボジアの学校を支援し、専門の音楽教育をしてきた。90歳に近い80代後半。お元気だからできるのかもしれないが、倦まず弛まず、とはこのことか。最近、お孫さんを連れて、締めくくりのカンボジア観光とお別れの挨拶をしてきたらしい。10年間の切りをつけたのだと思う。10年前と今では、カンボジアも随分変わったらしい。プノンペンも、信号機がなかった時代から、付けられたが誰も守らない時代、そして現在へ。大変な歴史を抱えた国だが、遠くにいる人間はそこに引きずられて、今を想像してしまうが、この間の住民の努力を無視してしまうこと。それは原発被災後8年の福島に対する眼と同じ。大変な中での努力を見るべきと思う。一度、カンボジアに行って見たいと思っていたが、難しくなったかなと思う。
 友人の近著に、賞が授与されたとの報道に接する。地道になされてきた研究の成果。大したもんだんなと賞讃するが、同じ研究者として、単著をまとめていない自らを恥じる。何か、重要な社会的活動をしようとも、やはり研究者としては、いかなる研究を残すかが一番。私の人生で、やり残した大きな荷物。一つでも、まとめ上げることの重要性を痛感。それができるかどうかが、最大の課題。頑張るしかない、体力に不足があるが・・・。
 孫の進路で、嬉しいことがあった。夢を開いて行って欲しい。(1/8)<45028>


◇ 月曜日。実質、私の仕事始め。
 9時からのコープ本部での朝礼。新年の挨拶から開始。多難な問題が山積している年。震災8年が経過する年。未だに、避難者は、県外避難者(自主避難者を含む)3万2880人、県内1万54人(12月11日現在)。約4万3千人が避難中。この避難者が、元通りの生活が回復するまで、復興の手は緩めることできない。憲法改訂の問題、沖縄の辺野古の県民投票の問題、そして一斉地方選挙と参院選挙と続く。天皇の退位・即位があり、5月に元号が変わる。そしてコープ内部の問題としては、3月20日にコープふくしまの解散、21日に3生協の統合。地に足つけて頑張る必要があろう。
 新年の挨拶で、専務・常務と3人で、福島民報社、福島民友社、内池醸造を回る。組織統合後のコープの活動に大きな関心を寄せてもらった。
 一旦帰宅し、銀行・郵便局・買い物に付き合い、4時からのコープ常任役員会に出席。さあ、新年が始まった。孫の初受験(私立中学)。何とか、トラブルもなく過ぎて、ひと安心。(1/7)<45017>


◇ 日曜日。雪はそれほどでもないが、寒い日。
 女川出身で、福島市に住んでいるEさんのところに、お呼ばれ。畑の収穫物をもらいに行く。お茶を飲みながら、女川の復興について歓談。Eさんは、女川に住んでいたご両親が津波で犠牲になり、何とか、女川に家を復興したいということで、停年を期して移住の準備をしている。北大の農学部を出て、県でも農林業関係の試験所などに勤める。親戚の会津の古民家を女川に移築し、みんなが集まれる居場所を作りたいという奥さんの希望もあって、それを実現するために、どうするかという話。自分で集めた絵本作家・児童文学作家の原画展などできないかなと話し合う。夢ではあるが、何とか実現したいものだ。それには、女川に住んでいる方々に、協力してくれる人がいればいいなと思う。女川つながる図書館の本の展示と併せてできればいいと思う。女川に住んでいないので、なかなかフットワークが良くないが、子どもたちにとっても、住みよい街になることを期待している。
 昨日、教えてもらった70歳過ぎてルワンダに飛び込み、活躍しているご婦人と連絡を取り、FBの友達になる。4月からは、東チモールに移動するようだ。満81歳の乙女(?)だと笑っているが、こういう元気な方を見ると、7歳も若い自分は、もっと前向きに生きないとダメだと思う。(1/6)<45009>


◇ 土曜日。朝起きると、足がつって激痛。いつものように、足の親指を強く引っ張ってもうまくいかず。
 血圧が高め、娘たちには、早めに病院に相談するようにとの、強い勧め。定期の診察は、1月末に予約しているので、どうすればいいのか、医療現場の実情から可能なのか。あまり改善しないようであれば、行きつけの病院・医師に相談してみよう。
 昼過ぎ、県立図書館に行き、借りていた『新復興論』を返す。たまたま、著者の小松理虔氏がラジオに出ていた。菅波氏も。新たに、二冊を借用。木庭顕氏の『憲法9条へのカタバシス』(みすず書房)と『誰のために法は生れたか』(朝日出版社)。借用期限(2週間)を守り、急いで読むことにしよう。
 その足で、チェンバおおまちへ。ルワンダ写真展inふくしま。ルワンダの教育を考える会の主催。併せて中島村の幼稚園に来ている、ルワンダのプロッシー先生(幼稚園教諭)の報告会。受入れの加藤中島村長が挨拶された。たまたま、市内在住のS氏夫妻も見えられた。国際交流協会のFBのメッセージをシェアしての効果。参加者は、他の集会ではお目にかかれない方々が多く、それぞれ地道に活動されていることも知った。(1/5)<45005>


◇ 金曜日。正月も終わり、世は仕事始め。現職時代は、自治体の名刺交換会等、新春のセレモニーがあったし、いまもやられている。官庁の仕事始めのニュースなどをみると、必要なのかなとは思いつつ、現役でないことを痛感する。
 昼、買い物に、短時間、街に出る。正月疲れか、長めの昼寝。
 ながら読書だが、小田中直樹氏の『フランス現代史』(岩波新書)と、韓国大統領・文在寅自伝『運命』を読みつなぐ。
 新しい大河ドラマ『韋駄天』に関連して、脚本の宮藤官九郎のファミリーストーリーを観る。宮城県栗原市(若柳町)出身なので、登場するのは、みやぎの県北。郷里に近い。「あまちゃん」も面白かったし、期待できる。
 そして『いだてんが駆け抜けた時代』の番組を見る。オリンピックの前宣伝のような気もするが、それを切り口に、日本の世界との繋がりを見直す機会にしたい気もする。(1/4)<45000>


◇ 木曜日。新年も3ヶ日が過ぎた。
 テレビは、箱根駅伝の復路。往路、東洋大が優勝したが、復路で東海大が頑張り、総合初優勝。青山学院大は、往路で失敗したのか、最後、頑張りを見せたが2位。連覇はならなかった。
 午後2時過ぎ、次女は車で帰る。昨日、8人が集合、今日は3人となり、明日からは、2人となる。正月は終了した。
 午後6時頃、熊本で震度6弱の地震。大きな被害は報告されていないが、余震は続くだろう。
 前夜に続き、家康の東京づくりのドラマ。貨幣問題。勝利するかどうかではなく、勝利した後の体制をどう維持するか、長期的見通しが、結局は勝利に結びついたのか。(1/3)<44993>


◇ 水曜日。正月2日。
 塩竃の孫一家5人が来襲。年末大雪で来れなかったので、延期して今日になる。
 昼頃、到着。早速、うるかしていたもち米を、餅つき機へ。コメから蒸かして、餅になる過程を、3年生の孫は興味津々。着きたての餅を、黄粉や、海苔に包んで食べる。柔らかいのでツカエルことが心配しながら。食後は、近くのデパートへ。お年玉による正月の買い物。いろいろあり過ぎて、目が回る。こんなにあることは、子どもにとって幸せなのだろうか。
 4時半頃、車で帰る。孫たちは、疲れたのか、車中、爆睡らしい。
 夜、徳川家康の江戸の町づくりのドラマを観る。今の東京は巨大化したが、一日にしてならず。家康の都市計画づくりの大変さを描く。正月も明日で3が日も終了。新年の仕事が始まる。(1/2)<44986>


◇ 火曜日。2019年が明けました。昨夜の深夜までのテレビの疲れか、少し寝坊。
 お雑煮とおしるこ、お節料理を広げて、娘を含め3人での年頭の朝食。車を移動しなければならないかもしれないので、お酒は飲みません。
 お日様も出て、周りの住宅の屋根に積もった雪が落ちてきているので、我が家の車庫の屋根の積雪を落とそうとし、何度かトライしますが、ズルズルと落ちては来ません。仕方がありません。
 仙台のY君と東京のI君にメール。女川時代からの友人。25日の東京での会議の後、I君と久しぶりに逢うことになった。千葉のT君にも会えるかもしれない。Y君からは、石巻のH君と、同期生のMちゃんの家に行くという。みんな、60年前の時を経ての集まり。懐かしい集まり。いいね。
 岩波新書の首藤若菜著『物流危機は終わらないー暮らしを支える労働のゆくえ』を読んでいました。国交省と厚労省のジョイントの審議会(「トラック輸送における取引環境・労働時間改善福島県協議会)の議論の参考になります。座長を務めているのですから、もっと勉強が必要です。年賀状がきて。その返事書き。テレビをつけたり消したり、何かダラダラしているのですが、これも「寝正月」でしょうか。
 いつにもなく、ゆったりした正月です。コープふくしまも、3月20日には解散し、翌日、みやぎ生協、福島県南生協と組織統合します。(法人名は「みやぎ生協」ですが、福島県内での活動は、店も含め「コープふくしま」を使用します。)最後の理事長としての年頭のあいさつです。(1/1)<44984>



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