日  記 (備忘録)

(2019年12月)

◇ 火曜日。2019年の最終日、大晦日。
 昼前に、孫たちが来て、ゲームをしたり、食べたり、テレビを観たり、夕方まで遊んで帰りました。
 1年ごとに、成長している孫たちを見ていると、あまり心配しないで、成長を楽しみに見ていたいという気になります。
 夜は、年越しそばを食べ、定番の「紅白歌合戦」を観ながら、年を送りました。夫婦とも入院等、大変だった2019年。色々なことを経験し、教えてくれました。有難う。(12/31)<49132>


◇ 月曜日。温泉でゆっくりした目覚め。雨の朝だが、段々、寒くなってきた。きっと雪に変わるだろう。早めの帰宅。12時前には自宅に到着。
 明日来るという、孫たち、天気が持ってくれればいいのだが。年末、最後の日の準備。(12/30)<49107>


◇ 日曜日。午後から次女が来て、磐梯熱海の温泉に泊まりに行く計画。午前中に、友人宅に甘酒を届けるということで、訪ねる。想定外のコーヒーの接待。近くのもう1軒は、外出中。訪ねた友人宅で預かってくれた。後に届けたてくれたとの電話。
 大宮在住の友人は、年末年始、会えないと思ったが、娘夫婦と岳温泉に来るという。旅館名を聞いて、磐梯熱海に行く前に届ける。越年しないでスッキリ。年末年始の過ごし方、何か、皆。似てきたようだ。
 4時半頃、磐梯熱海へ。我々は3回目だが、今回は娘が同行。それぞれが、独立したようなゆったりした間取り。声はほとんど聞こえない。贅沢なときを過ごした。
 行政社会学部の卒業生から、長らく同窓会長を務めたO君が今朝、亡くなったとのメッセージ。50歳になったばかりの若さ、創設以来、同窓会長を続けてくれた。病とはいえ、若い有為な人材を失い、悲しい。長い闘病生活、ご冥福を祈っている。(12/29)


◇ 土曜日。松川資料の世界遺産登録をめぐる世話人会議。ユネスコの委員会自体が、国際的な問題でデッドロック。日本が、異議を述べ、その主張と分担金問題が絡んでストップしている。戦時中の事件等が、当事国の意見の違いなどで、共通認識になれない。こうしたことをみると、戦争についての客観的な総括が出来ていないということか。雪が舞ってきて、寒い日だ。(12/28)<49082>


◇ 木曜日。夕方、福島市の震災関連死の判定委員会。医師・弁護士などの多忙な人々ばかりなので、夜に開催される。冬になり、寒く、日も短くなったので、異常な会議の感じ。しかし、9年前近くの震災がもたらしたもの。震災は、未だ続いている。(12/26)


◇ 水曜日。クリスマス。孫たちのクリスマスイヴの様子が伝わってくる。
 IR関係で、現職の国会議員が逮捕された。贈収賄だが、中国の企業からの関係。グローバルゼーションは、こうした犯罪まで及んでいる。一強政治が、政治家に緊張関係をなくしているのではないか。子どもたちの夢を壊すようにして欲しくない。(12/25)<49048>


◇ 火曜日。クリスマスイヴ。小さな子どもたちがいないので、特になし。静寂。
 26日の夜の福島市の会議のために、資料を市役所の課長さんが届けてくれた。事前に、読んできてくれとのこと、年末の仕事も大変だ。女川では、冬の花火大会。FBで眺める。(12/24)


◇ 月曜日。午前中、孫たちにクリスマスのための小包発送のため、郵便局へ。まとめて買い物3カ所。年末のせいか、道あるく人々もせわしい。サンタの帽子をかぶったタクシー運転手。降りてきたお客さんはお爺さん。
 午後、学習協の勉強会(機関誌の読み合わせ)。数ページづつの読み合わせだが、何とか、声を出して読んだが、まだまだ正常になっていない。しばらく頑張らないと。
 仙台のM君に電話。指導教授の療養の状況を聴いたが、グループホームに入り、元気に生活しているらしい。いつか、見舞に行こうと思っていたが、覚えてくれているかな?(12/23)<49020>


◇ 日曜日。冬至。散歩を兼ねて、大町九条の会の講演会に行く。安田弁護士のコスタリカの話。世界の動きをもっと知る必要を感ずる。1月の例会での話を頼まれたので、敵情視察(?)。
 高校駅伝は、男女とも仙台育英の優勝。福島代表の学法石川(男子)は、5位と健闘。(12/22)<49005>


◇ 土曜日。実行委員会に参加している「ほうねん座」の公演。早めに会場に行き、受付などの手助け。まとめて鑑賞するわけにはいかなかったが、250名ほどの観客。満杯ではないが、一応、盛況の公演。ひとまずよかった。いつもの友人、コープの職員、女川出身のEさんなど、12名に前売り券を販売できた。
 終了後、友人達6人で懇親会。結局、私の退院祝い(?)ということになり、恐縮した。席上、社会人学生だった町議の卒業生は亡くなったとの話、信じがたかったので、フェースブックで検索。2年前の3月に急逝したことを息子さんが報告していた。改めてびっくりした。大学院にも進み、ゼミにも参加した優秀な学生だった。70歳前後だが、惜しい人を亡くした。(12/21)


◇ 金曜日。みやぎ生協の理事会のため、仙台へ。泉区の八乙女駅から徒歩で行くので、10時半頃には、福島駅発新幹線。
 福島駅に戻り、一旦帰宅し、夜に開催される憲法の講演会に行く。平和委員会の川田氏の講演。非常に具体的で、情勢に対応した説得的な講演だった。1月に憲法の講演を頼まれたので、準備のための学習。(12/20)


◇ 水曜日。市内での会合及び忘年会に行く家族の送迎。サッカーは、昨日、女子が韓国を破ったが、今日の男子は韓国に完敗。優勝を逃した。(12/18)<48962>


◇ 火曜日。ほうねん座の前売り券を頼もうと、二人の知人にメール。結局、都合がつかなかったが、さらに可能性を追求してみよう。(12/17)<48937>


◇ 月曜日。午後、フォーラム福島で映画を見る。「カツベン」。松川集会で記念講演された周防監督の作品。残念ながら入院中のため、松川の集会で周防監督の講演を聞く機会を逸したが、その時に、福島で撮影する話を聞いていた。カツベンは、無声映画から現在の映画になる間の日本の独特なもの。楽しめる映画だった。
 夜、土曜日の「ほうねん座」公演の実行委員会。最後くらいは出ようということで行って見る。前売り券の売れ行きは、まだまだの状況だが、支える側も盛り上がってきた。楽しい公演になるといい。(12/16)


◇ 日曜日。自宅でゆっくり寛いでいました。松川河畔まで散歩。(12/15)<48904>


◇ 土曜日。福島大学退職者の会の忘年懇親会を開催しました。30名ほどの方々が集まられました。みんな元気でした。元気な姿に逢えるのは、いいですね。また来年も。(12/14)


◇ 金曜日。予約していた歯科クリニックへ。これで最後だが、何か噛み合わせが慣れないせいか、違和感。久しぶりに、コープふくしま本部に寄り、ほうねん座の鑑賞券を購入してもらう。
 NHKで浪江から避難している石井さんの報道を見る。福島の笹谷のご近所にお住まいだが、何度も、往復4時間かけて浪江でエゴマづくり。その逞しさに感動。(12/13)<48876>


◇ 木曜日。暖かいと思って、河原まで散歩に出かけたが、小雨に降られた。ちょっと無謀だったかなと反省しつつも、帰りの道で、大きな虹を見ることができた。中通りは、虹が多いらしい。
 俳優の梅宮辰夫氏の急逝が、ワイド番組で取り上がられているが、アフガニスタンで襲撃され、亡くなった中村哲医師の葬儀等の報道もなされている。ペシャワール会の会長の弔辞を通じて、中村哲医師の偉大な活動を知る。本当に惜しい人を亡くした。少しでも、彼の遺志を受け継ぎたいものである。(12/12)<44862>


◇ 水曜日。震災の月命日。8年9カ月が経過した。
 午後、安倍寛先生の告別式のため、松川町になる斎場に出かける。教育学部、人間発達文化学類で物理を教えていた先生なので、教育学部時代の元同僚、さらにお住いの蓬莱団地に住まわれる元同僚が多かった。
 私と同じ、狭心症だったので、心臓の不全が原因かと思ったら、喪主の奥様の話では、7年前からの膵臓癌で、膵臓3分の2の切除。しかし、最近になって残る3分の1に腫瘍が出来て、放射線治療で対応したが、結局、難しかったようだ。
 10歳上の先輩だが、非常に人間味のある先生だった。沖縄戦の記録を残す1フィート運動にも、多額の寄附をされてびっくりしたことがあった。お子さんはいなかったが、平和に対する熱意が誰よりも強かったのだろう。本当に惜しい人を亡くした。
 アルパカの温かい上着を買ってもらったが、テレビで、郡山のアルパカ牧場の紹介。初めて知ったが、いつか、孫たちと遊びに行って見たい。(12/11)<48845>


◇ 火曜日。ポカポカ暖かい日。午後、松川河畔まで散歩。5000歩ほどだが、空気が温かいので歩行も楽だ。
 退職者の会のホームページに元教育学部時代の同僚の安倍先生(85歳)、元職員の太田保男さん(90歳)の訃報を追記する。ご冥福をお祈りしています。
 来週土曜日のほうねん座公演の後に、親友たちと懇親の会。時期が悪いのか、なかなか会場が確保できない。前売り券は、いろいろ協力してもらって、10枚(組)ほど売った。あと5枚が残っている。何とか、多くの参加者で盛り上げたい。(12/10)<48825>


◇ 月曜日。北福島医療センターの地域医療支援病院運営委員会の会合で、伊達市へ。
 お医者さん等医療関係者の話を聞きながら懇談。予期せず、今年は患者の経験で、少しは当事者意識が出たかもしれない。(12/9)<48813>


◇ 日曜日。真珠湾攻撃から78年。
 午後、県立図書館講堂で開催される「朗読会」を聴きに行く。フェースブックで、出演者のSさんから勧められたので。一度は覗いてみたいと思っていたが実現できないでいた。奇しくも最終回。「冬の朗読会 〜さようなら、感謝」。11年間、続いてきたが、最終日らしい。ラジオとテレビのアナウンサーの元職・現職による。原國雄とその仲間たち。
 4つの演目でした。重松清「電車は走る」、泉鏡花「外科室」、藤沢周平「三屋清左衛門残日録」、長田弘「最初の質問」。朗読は、6人の話し手が、役回りを分担して話す。今日は、満杯。240人だろうか。原爆の朗読は有名だが、地元でも、こんな素敵な会が開かれていたとは、参加するのが遅かった。何らかの復活が期待される。
 図書館で、2冊の本を借りる(2週間)。早乙女勝元『徴用工の真実』、朴慶植『朝鮮人強制連行の記録』だ。報道でも話題になっている徴用工問題。分かっているつもりでも、改めて知りたい。(12/8)<48794>


◇ 土曜日。松川の河畔までの散歩、らくちんです。しかし、寒さはきついね。いろいろ着込むのですが、背中が寒い。病後のせいでしょうか。高校の同期会からのメール。新年会のお知らせも。担任の富樫先生が亡くなったので、そのことを書くように言われて、投稿しました。あまりいい生徒ではなかったのですが。こんな内容です。
 ■「富樫健一先生を偲ぶ」(今野順夫)
 2019年2月24日、富樫健一先生が、肺がんのためご逝去されました。享年88歳でした。これまでのご指導に感謝し、心からご冥福をお祈りします。
 富樫先生は1月19日の重期会の新年会にご出席になり、いつものように心温まるご挨拶をいただきましたが、その直後に入院されておりました。葬儀は家族葬で執り行われたということもあり、重期会のメンバーは3月23日、十数名でお墓参りをさせていただきました。
 富樫先生は仙台一高に12年間の長きにわたって勤務されましたが、重期会のメンバーに対しては1960年4月から1963年3月の間、特に理科・化学の教科指導とともに1年1組、2年5組、3年4組のクラス主任として勉学・進路・生活等の指導をしていただいています。
 富樫先生は退職後も20年以上社交ダンスを奥様とともに楽しまれるなどいつも凛とした姿勢に若々しさを感じさせられ、また毎年、新年会での干支のお話はみんなの楽しみでもありました。卒業アルバムを開くと馬蹄形の半円陣の中にHの人文字の写真があり、生徒から慕われた様子を伺わせます。
 思い出すと至らない自らを恥じることが多いのですが、先生の慈愛に満ちたご指導を思い出し生かしながら余生を過ごしたいと思います。本当に有難うございました。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜改めてご冥福をお祈りしています。(12/7)<48777>


◇ 金曜日。久しぶりに、松川の河畔まで散歩。途中で休まなくても一気に、5000歩で帰ってきました。そんなにゼイゼイにならなくなりましたが、まだ、声が十分ではありません。
 夕方、妻の忘年会へ送迎。車も大分楽になりました。そろそろ、長距離にチャレンジしようかな?(12/6)


◇ 木曜日。アフガニスタンで活躍中の中村哲医師が、銃殺された。アフガニスタンで、復興に尽力してきた先生ゆえ、本当に残念です。課題が多く、戦争やっている暇はないという言葉を残している。日本の最近の動きが、戦争を放棄している日本は別だと考えられてきたことから離れ始めているということも影響しているのか、残念で仕方がない。中村医師の遺志を引き継いでいかなければならない。ご冥福をお祈りしています。合掌。(12/5)<48759>


◇ 水曜日。11時からの映画をフォーラム福島に見に行く。「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー 不屈の生涯」。瀬長亀次郎氏の闘い。友人が、観てきて感動した旨、アップしていたので見ようと。第1作目は見たが、第2作目である。特に、沖縄返還前後の息詰まるシーン。学生時代の時期を思い出しながら、しかし本土とは違った、沖縄の当事者の厳しい闘い。心は寄り添いつつも、現場の厳しさには及ばない。現在の状況に引き継がれており、より主体的な関りが必要と痛感。
 夕方、第161回のふくしま復興支援フォーラム。葛尾村と三春町の協力協定に焦点を当てて、葛尾村の副村長(行政社会学部卒)と三春町の職員による報告。現場での地道な闘いを知る機会となる。(12/4)<48748>


◇ 火曜日。予約していたインフルエンザの予防接種。2週間ほどで、効果が発揮できるらしく、それまでは、感染しないように気をつける必要がある。
 帰途、久しぶりに松川記念会の事務所に寄り、Y氏と歓談。70周年集会が成功し、次の持続的な展開が必要なのだろう。(12/3)<48729>P>


◇ 月曜日。予約していた歯科クリニックへ。前回は、10分ほどで終了したが、今回は、2時間。型を取るのが難しく、3回目にして終了。型を作るのはコンピューターらしく、型がうまく取れないとそれができないとのこと。便利にはなったが、それに合わないと、大変ということかな。だんだん、コンピューターに合わせて、仕事ができないと進まないことが、多くの仕事で出てくるのかな。(12/2)


◇ 今日から12月。日曜日。今年も、残すところ1月になった。
 昼前、自宅の周辺を散歩して、午後、次女は職場に戻った。本屋で、新しい手帳を購入した。1月からというよりも、12月から新しい年が始まると思って、気を引き締めて行きたい。(12/1)<48677>



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