日  記 (備忘録)

(2020年12月)

◇ 木曜日。2020年の大晦日。朝から雪が舞っているが、それほどのことはない。テレビで仙台の街が映し出されていたが、福島より雪が多いようだ。コロナウィルスの新感染者は、東京で1337人と初めて4桁になった。福島県は20人。感染爆発が起きそうな感じ。
 コロナウィルスのこともあり、また大雪の予報なので、娘たちや孫たちは来ない。二人だけの大晦日。握りずしを食べて、紅白歌合戦を見て、除夜の鐘を聴くことになった。1年が終わった。元気に年を越せてラッキー。新年のことは明日考えよう。子年が終わり、丑年へ。(12/31)<55819>


◇ 水曜日。まだ雪模様ではありませんが、雨が降っています。夜になって、雪に変わってきています。大晦日から元旦にかけて、広範囲で豪雪の予測。
 落ち着いて、勉強する気分になれませんが、全国的にも、スティホームで、静かな年末を迎えようとしています。女川の釟郎君から近況のメール。嬉しいですね。(12/30)<55802>


◇ 火曜日。今年もあと2日になった。年末年始の大雪警報を前にして、今日は穏やかな日。散歩をしてきました。
 年賀状も、妻の奮闘で、ほぼ終了。私は、知っている方々に、簡単な添え書きをするだけ。新型コロナウィルスのために、今年の年末・年始は、子どもたちも、孫たちも来ないでしょう。どこの家もそうですが、何か寂しい感じもしますが、みんな我慢しているのだから、連帯して我慢するしかありませんね。(12/29)<55774>


◇ 月曜日。今日から官庁は休み。従来は、「仕事納め」で、忘年会も盛んだった。今年は、新型コロナウィルスで、移動が自粛させられている。元羽田攻首相の息子の、羽田雄一郎参議院議員が、新型コロナで急逝した。27日に検査に行く予定であったが、病状が急激に悪化、亡くなった。53歳というから若い。現職の国会議員まで感染し死亡するということ、大変なことだ。糖尿病の持病があったというが、他人事ではない。
 午後、久しぶりの松川河畔までの散歩。雪がまだ残っているが、何とか歩けた。右足が大丈夫かなと心配したが、何とか特段のことはない。新宿の鶴巻図書館が、震災10年の機会に、講演会をやるとのこと。結局、3月6日に、オンラインで行うことになったが、焦点をはっきりさせる必要があろう。1月末の原稿、3月の講演、4月3日のシンポジウムの報告と、震災10年に関するテーマでの発表する。同じ話ではまずいので、焦点を変えて、準備しよう。(12/28)<55763>


◇ 日曜日。土日と自宅で、ゆったりしていました。
 1階は、ストーブをつけていますが、2階の勉強部屋は、ずーっといるわけではなく、いる時だけつけるので、寒さは厳しい。点ければ、何とかなるのですが、我が家の北極のようです。点火するときは、室温は10度以下です。ついつい、階下にいることが多くなり、そうするとテレビの誘惑に負けます。心がけ次第なのですが。
 テレビもどうしてもみなければならない番組ではないのですが、コロナとか、関心のあるテーマでの番組が多いので、ついつい見てしまいます。妻が、年賀状の表書きを書き、裏に少々書き足す、添え書きをしています。「ご健康をお祈りしています」「ご多幸とご健康をお祈りしています」等、どうしても定型的になってしまいます。年末に来た喪中の知らせを抜いて書くので、間違えてしまいます。年々、ご親戚の喪中が多くなっているのは、高齢化の自然の流れでしょうか。明日から年末まで4日間、勤勉な一日一日を過ごしたいものです。年末年始は、大雪らしく、寒さも厳しいでしょう。(12/27)<55745>


◇ 金曜日。クリスマスになってしまいました。
 火曜日(22日)は、仙台の記者が来る予定だったのですが、雪があり、何よりも福島市の感染状況が厳しくなっているので、あまり無理しないで延期してはどうかということになり、朝、電話での取材を受けました。1月にでも、また来るということです。午後、勤労者通信大学関係の勉強会に参加。私の講義担当ではないので、気楽に聴いていましたが、勉強になりました。
 水曜日(23日)は、ズームで、大学問題のシンポジウム。学術会議会員の任命拒否問題、国立大学の学長選考から学内教員の意向を切り離す動きが強まっています。国立大学の経営戦略問題についての政府の動きなど、以前から小出しには出ていましたが、一斉に噴き出してきたようです。大学に所属していないが、大変な状況です。
 福島大学の執行部の方からの電話があり、色々聴きましたが、学生のコロナウィルス感染の増大があり、クラスターになっている様で、大変だとの状況。今日は、原発と人権のシンポジウムの実行委員会の会議(zoom)。気楽に報告を引き受けましたが、現地の立場で、少し詰めて考えなければならないと感じます。
 昨日は、何か胃のあたりがキリキリ痛むので、早めに休みました。散歩が出来なく、また雪の上を慣れない態勢で歩いたせいか、足の痛み。運動不足のせいかな。スケジュールが空白になった年末年始、体調不調をぶり返さないように、心しなければならないと思っています。(12/25)<55711>


◇ 月曜日。福島民報の第一面は、「福島市、外出自粛要請」、「緊急警報」を発令という見出し。福島市内の感染が急速に拡大し、新型コロナ患者の病床使用率が71.67%に上るなどから、福島市と福島市医師会が共同で、「緊急警報」を発令した。1月3日まで、不要不急の外出や忘新年会、帰省の自粛を市民に要請した。福島西部病院での院内クラスターも含め、12月に入ってから20日までに158人の感染が確認された。16日までの1週間の10万人当たりの新規感染者数は24.2人で、大阪府の27.2人、東京都の22.3人と同水準となっている。
 年末の家族旅行もキャンセルせざるを得ないので、残念。しかし、特に私のような持病持ち高齢者は、迷惑をかけないように、ガードを高くする必要がある。午後からの輪読会も休む。明日の記者取材も、再度延期とした。
 政府も行政当局も、医療関係者も、市民も一丸となって、ウィルス終息のために協力しなければならない。息を潜めるような毎日だが、不本意だが、何とか頑張らなければならないのだろう。
 今日は、冬至。カボチャを食べる。これから寒くなるが、日は一日一日長くなるということは嬉しい。雪で中止している散歩の再開も、早期に実現したい。(12/21)<55619>


◇ 日曜日。寒くて戸外に出るファイトが出ません。テレビは、高校生の駅伝を中継しています。女子は、仙台育英を破り世羅(広島県)が、優勝。学法石川は8位入賞。男子も、世羅が仙台育英を破り優勝。昨年の仙台育英の男女優勝が、今年は世羅の男女優勝。男子の学法石川を期待していましたが、15位だったかな。残念。
 福島県のコロナ感染者数は急上昇。福島赤十字病院だけでなく、福島西部病院の患者・職員の感染。クラスターが出来ているのでしょうか。10万人当たりの感染者数は、福島市の場合、東京並みのようだ。持病持ちの高齢者ゆえ、命を守らないと。気をつけないとダメだ。(12/20)<55592>


◇ 土曜日。寒いが雪は止みました。明日の朝まで積もってなければいいのですが。
 妻の用事に、車の送迎。凍結しているかと思い、早めに出ましたが、順調な走りです。
 午後は、zoomでのオンライン東北社会法研究会。労働判例研究とフランスの家族手当の報告を聞きました。制度がどんどん展開しているので、耳新しいことが多かった。若い方々の研究報告を聴いて、感を取り戻したいところ。
 夕方は、男はつらいよシリーズを見て、昨日のフォーラムの感想文をブログに貼り付けていました。18人という、いつもより多い感想意見ですので、話題をよんだのでしょう。少し、ブログの貼付けが上手くいかず、少し慌てました。(12/19)<55579>


◇ 金曜日。空は晴れていますが、昨夜からも随分積もりました。晴れているので、雪かきも少し楽のようです。専ら妻が雪かきをしていました。
 雪道をそろそろと、買い物へ運転。そんなに凍結していないので、怖いということはなく、がたがた走る自動車は、冬を実感させてくれます。佐藤政男さんの『福島原発事故10年後のゆくえと新たな課題』(合同フォレスト)が、アマゾンで届けられました。夕方、妻の会合(福祉会理事会)に送り、帰宅して、復興支援フォーラムの173回目。ホストなので迎えには行けません。
 フォーラムは、鈴木さんと田村さんの二人に、「県民版復興ビジョン」についての報告をしていただきました。2011年に、県の「復興ビジョン」が作られて進んできましたが、ビジョンはいいのだが、その後の展開で、県民の中にいろいろ不満があるようです。この段階で、「県民版」という名を打って、「県民によるビジョン」策定を企図しました。何か、国や県行政に対する不満がくすぶるのですが、根本的な問題について、県独自の主張が見えず、それは国の課題とされているところでしょうか。特に、2014年に安倍政権が「イノベーション・コースト構想」を打ち出すところから、復興計画の中心がこの構想に移ったのではないかとの批判です。福島県のイノベーション・コースト構想関連事業予算ー大規模土木事業やベンチャー企業に傾いているのではないか。復興の目的である「被災者の生活の回復」から、大きく転轍したのではないかということである。ビジョンの再生が必要なのであろう。抽象的な議論でもあり、十分には深められたとは言えないが、今後の掘り下げるべき課題として残されてと云える。
 暇なのか、ズームをやっていると云ったら、娘と孫が、ちょろちょろと覗きに来た。いつ帰ったか気が付かなかったが(笑)。(12/18)<55564>


◇ 木曜日。福島は雪が積もりました。30センチを超したということです。久しぶりの雪かきですが、少しやると腰が疲れるので、休み休みです。
 朝日の朝刊第一面に、フォーラムを手伝ってもらっているSさんの著書の広告が出ていました。震災問題で3冊目でしょうか。着々と発刊して素晴らしい。その勤勉さに脱帽です。私はと言えば、なかなかまとまりません。シンポジウムの報告とか、雑誌論文への寄稿依頼はあるのですが、どうもまとまりません。何か、特に主張する切実さがないのでしょうか。これは、私が言わなくても・・など、あるいは既に云われていることという思いが出てきて。性格なのかもしれません。でも、チャンチャンとまとめていく方に見習って行く必要があるのでしょう。
 コロナウィルスの感染が広がっています。年末年始の旅行はどうするか。いろいろ不安がよぎります。(12/17)<55553>


◇ 水曜日。寒〜い朝。雪も結構、積もった。15センチくらいあるかな。福大の方は3センチというから、福島の南北問題。
 午前中に、「家計調査」に訪問されるというので、玄関前まで雪かき。新雪なので、水分はあるが軽め。自宅前の道路から玄関まで、何とか歩けるように除雪して、道路の方までは行けなかった。外に出る機会があれば、タイヤで踏み固めるしかない。
 夕方、妻の出席するW福祉会の理事会に送迎することになっていたので、雪道は覚悟していた。しかし、雪のため、会議は延期になり、出なくてもよくなった。テレビ(BS)で「シンドラーのリスト」を観る。3時間ものなので、十分に楽しめたが、最後にテレビが見えなくなった。以前にもあったが、雪がBS用のパラボラアンテナにくっついて、電波障害。ほうきで払ってやったら回復。単純だが、湿った雪の場合には要注意だね。
 孫のために、「子どものSDG」の本を生協の共同購入に頼んでいた。難しくなく面白い。何か2番目の孫娘が、急に、SDGsに関心を持って自由学習してたみたいなので、妻は、嬉しいのだろう。(12/16)<55524>


◇ 火曜日。朝から雪だ。それほどの積雪ではないが、雪景色。車外気温は4度か。新聞記者の取材を延期してもらってよかった。
 予定されていた取材がなくなって、何とかなく暇になった。自分の部屋で仕事をしていると、深々と沁みる寒さ。我慢できず、すぐ階下の温室(?)に降りてしまう。
 雪のため、散歩も中止にしているので、ちょっと運動不足が心配。(12/15)<55498>


◇ 月曜日。急に寒くなった。小雨に白いのが混じる。はっきりした雪ではないが、いつ降ってもおかしくない位。明日から2〜3日、福島でも雪模様。ドカッと降ると大変。油断していると、福島に大雪ということも過去にはあった。
 妻の会合の送迎。ビルの空き地に、新しいビル、買い物ビルLampu(?)が建った。閉店した中合に入っていた店も入るらしい。
 アマゾンの本の配達。三浦英之著『白い土地 ルポ福島「帰還困難区域」とその周辺』(集英社)。三浦氏は朝日新聞の記者。震災復興に向けて、10年を前後に、多くの出版がなされている。
 明日は、仙台から新聞記者が追加取材で来るということになっていたが、雪道が大変になるかもしれないから、延期しようかとメールを打つ。奥さんにも云われていたらしいので、結果的に良かった。急ぐ取材でもない。無理をして事故など起こしたら大変だ。娘さんが、我が家の最年少の孫と同じ小学4年生。震災の年の1月の誕生と聞いていたので、家族に心配をかけるのはまずい。奥さんは、秋田出身の人らしいので、雪にはなれているが、初めての雪の怖さを知っているのだろう。(12/14)<55488>


◇ 日曜日。ゆったり一日を過ごす。テレビは、新型コロナウィルスの問題が中心で、なかなか展望が見えない。医療の側では、崩壊間近のような状況。ベット数だけでなく、スタッフの不足の問題、まさに真剣に向き合わなければならない問題。コロナ以外の病気への対応もある。ベットの優先度の基準が出ていたが、私の場合は、ストレートに5点以上。有り難くないが、迷惑かけないように、自分の体は自分で守ることが最大の協力か。油断しないで、コロナ撲滅だね。(12/13)<55469>


◇ 土曜日。昼過ぎ、4軒の買い物に出かける。社会福祉関係のzoomの研究会を忘れており、帰宅後、途中から参加。
 夕方、「男はつらいよ」をテレビで観る。コロナウィルスの感染状況は、減少する気配なし。真剣に撲滅する姿勢が、国民とともに、行政担当者にも必要と感ずる。
 昨日、朝日新聞にでた郡山市の元教育長の木村孝雄さんに電話。退職後も元気に活躍しているようだ。ご出身の出島で、元同僚とともに民宿経営にもタッチしているようだが、出島にはストーンサークルもあり、いつかオンラインでも話をしてもらいたいなと思っている。「女川会」の話をしたら、彼は女川二中(出島)の卒業生。「女川会」の前身(女川に元気を送る会)に協力を求められたが、女川一中主体なので、参加ができなかったという。配慮のなさを感ずる。女川の中学校は、現在は女川中(女川一中)だけだが、震災前まで二中(出島)があり、2013年に統合となった。その他、江島の女川三中は、1993年に廃校。小学校は、第四小(出島)が2013年に統合、第五小(江島)は1993年に廃校、第三小(尾浦)、第六小(大石原)は2010年に統合。結局、中学校1校、小学校1校になった。離半島の小中学校が廃校になってことは残念。女川の将来は、石巻に近づくことではなく、離半島を大事にすることから出発すべきと思っているので、情勢に押し流されたようで、残念。(12/12)<55447>


◇ 金曜日。午後から、オンラインで忙しかった。福島大と山形大のジョイントゼミにゲストで招待されました。zoomでの研究会です。そもそも、このジョイントゼミは、開始したのが、確か1996年度。東北の大学は、広大な土地に、バラバラに配置(1県1国立大学)されているので、刺激が少ない。教員同士の飲み会に、それぞれのゼミの学生も参加して、行い始めたものです。それから25年、何とか続いてきました。最初は、やはり福島大と山形大。飯坂温泉でした。三菱樹脂原告の高野さんも手弁当で来てくれました。教員の方は、残念ながら亡くなる方もおり(私は生きていますが。)ましたが、教員の方は、定年退職で総入れ替えになりました。コロナのせいもあり、zoomの活躍。元気な学生の顔をみて、励まされました。
 続けて、フォーラムのサブゼミ。お二人の報告者の予定なので、内容的に統一的に話が展開できるようにzoomで議論しました。
 朝日新聞の朝刊に、震災当時の郡山の避難計画(児童6000人)が、明らかにされていました。当時教育長だった木村孝雄さんは、女川の出島出身。責任ある立場で、大変だったと思います。同郷の方のご活躍は嬉しいですね。今日は震災後9年9カ月。(12/11)<55438>


◇ 木曜日。画家・佐藤幸子さんの作品集の紹介で、仙台のSさんから注文があった。期待していなかった思わぬところから来るもんだ。高価ゆえ遠慮していたが、少しでも協力出来て嬉しい。女川災害FMのOさんからも問い合わせ。ラジオでの宣伝、「石巻かほく」での宣伝など、いろいろ教えてくれた。直接、本人との接点を持ってもらうことにした。
 憲法学者・鈴木安蔵氏を讃える会の誘いがあり、鈴木氏の生家の保存もあり、協力することにした。福島の相馬出身。日本の憲法が押しつけ憲法だということに対する反論として、戦後、日本の知識人の憲法づくりのリーダー。日本政府は、敗戦後、明治憲法の改正を求められていたのに、サボタージュ。結局、マッカーサー案が出て、「押しつけ憲法」論の根拠とされた。それが、現在の憲法改正の根拠とされている。日本の中にも、マッカーサーの案の前に、新しい憲法を作ろうとしていた知識人がいたことを、鈴木安蔵氏の活動を通じて、明らかにしていくべきと思う。意義のある会になればいい。
 遅く4時頃に散歩に出発。すぐに暗くなったが、空の雲の形が面白いので、帰ってから、Facebookにアップした。(12/10)<55408>


◇ 水曜日。今日は特に何もない。新聞記者がまた取材に来るという。何を目的かわからないので、聴くと来年の1月または2月に連載を組むという。女川の震災後の取り組み、福島での取り組みの2回に分けてのもの。写真を撮りに来るということで、わざわざ写真だけのために遠路来るのはどうかなと返事したが、取材の残し分もあるということなので、日程の約束。大したことはやっていないので、恥ずかしい。
 女川出身の画家・佐藤幸子さんの作品集は、捌けなさそうなので、フェースブックで紹介したら、女川のTさんから申込み。7000円の高価なんものなので、期待していなかったが、有り難い。佐藤さんに電話したら大変喜んでくれた。最初から諦めないで、努力する必要がありそう。そこで、女川関係でメールアドレスを知っている方々にも紹介のメール。少し、失礼かなと思ったが、紹介だから許してもらえるだろう。そう売れないだろうが。
 午後3時半に定例の散歩。寒いが運動にはなる。(12/9)<55392>


◇ 昨日の月曜日は、午後に、勤労者通信大学受講生の勉強会があり、私はチューターとしてテキストの概要を報告するということになっていたので、勉強していました。基礎理論コースの第2章で、「ものの見方・考え方ー唯物論と弁証法」というところが私の担当。まあ、哲学の領域で、普段あまり勉強していない。哲学の根本問題として、唯物論と観念論を歴史的に概観するということ。さらに、弁証法についてである。抽象的なことが多いので、なかなか難物。まあ、自分の勉強と思って準備。労働組合の幹部などで、ほぼ中高年の方々。
 他の方が、第3章「人間の社会とその歴史」について報告してくれた。日常の些末なことに追いまくられているので、こうした広い視野の話をしたり、聴くのも悪くない。お釣りだが、組合で、労働基準法の話をしてくれないかと頼まれる。まあ、最近は勉強していないので、勉強の機会と思って引き受けることにした。大学に入って、勉強したことを思い出しながら、最近の不勉強を補う機会でもある。まあ、残されている時間がどれほどあるか分からないが、自分で決められないゴールを突き抜けて、走ることにする。最後に、もう少し、「1時間でも時間をくれない」(笑)ということになるかもしれないが。
 今日の火曜日、昨日疲れたのか、ゆっくり起きた。テレビ体操欠席。語学講座だけは、何とか間に合う。大学の同僚だったSさんの訃報を知ることになる。2年だけだが、コープの理事を共にした方。何か病気だったのだろうか、私より2歳くらい下だった思うが、若い。何かまた、時間があると思うなよ、後悔先に立たずなど、頭を駆け巡る。何かと、時間がとられてサボっていた散歩を実行。少し氷雨で寒かったが、歩いた。3時半から4時半が、最近の散歩時間。
 先日、取材にきた新聞記者が、写真が欲しいので、仙台から撮りに来るという。そんな無駄な時間と思うが、こちらでデジタルで撮って送るよと言ったが、記者魂では難しいのかな。それにしても、写真を撮られるのが最も苦手。大学の役職の時も、笑ってくださいと云われて、笑おうとすると顔が引きつる。自画像でも練習して、必要ならそれを出すかな。絵は下手くそだが。(12/8)<55376>


◇ 日曜日。昨日の続きでzoomなどの会合。午前中に、民科法律部会の大シンポを覗く。最近の9条論を聞く。
 午後、短時間だが、松川運動記念会の学習会に参加。再審法改正の問題。映画は見ないで帰宅。
 女川原発再稼働のトークを覗く。厳しい意見も出されていたが、県民の意向をもっと丁寧に聴くべきではなかろうか。再稼働は、2年かかる工事完了の後だが、それまでの様々な政治日程があり、そのまま行くのかどうか分からない。(12/6)<55339>


◇ 土曜日。zoomによる学会、研究会、シンポジウムが押し寄せてきて、何とか、関心のある所に参加。
 午前中は、民科法律部会のミニシンポジウム。最近の最高裁の動向についての報告を聴いた。現役のバリバリの先生方で、かつ、憲法、行政法、刑事法等の専門家の報告。学生になった気分で聴講。
 午後は、原発被災のシンポジウム。お二人の学者から、「故郷喪失」とは何か、理論的に詰めた話を聞く。東電側の最高裁の上告の意見書において、「故郷」は法的な保護に値するものではなく、単にノスタルジアに過ぎないとの主張がなされている。全く、実態を観ない議論。3人の被災者の話、弁護士さんの話もよかった。それからチャンネルを大学における地域共生社会研究会に切り替えたが、時間が遅すぎたので、十分には聞けなかった。
 いずれにしろ、対面式だと、どれかの選択が必要だが、zoomは居ながらにして、複数の研究会に参加できるので、便利だが、取捨選択も必要だなと思う。しかし、いい知的刺激を受けた。(12/5)<55323>


◇ 金曜日。特に用事は無し。月曜日の勉強会のレジュメ等をつくっていたが、なかなか、難しい。午後、松川河畔散歩。冷たい風が身に沁みる。テレビのニュースを見ると、福島で初雪と言っていたが、気が付かなかった。起きる前かな。既に、融けていたのかもしれない。タイヤは交換しているが、気を使う季節だ。(12/4)<55308>


◇ 木曜日。あさイチに、トヨペットに。6カ月点検である。最初から、価格の中に組み込まれているので、出費がないが、とにかく行く。大きな工場なので、30分で済んだ。オイルエンジンも交換するし、やはり必要だ。洗車もしてくれるし。帰途、ガソリンスタンドにより、満タンに。何か、走りがいい。新しいオイルエンジンのせいか。
 昨夜は、FBで知ったが、近くで傷害事件。犯人は逃げているというので、警戒。犯人(70代)は、今日自首した。隣近所の騒音問題が原因らしい。また夕方は、12階マンションで火災。通勤時間なので、視聴者の写真がテレビで放映されていた。街中なので、大変だったようだが、人的被害がなかったと伝えていた。(翌日の新聞では、死者1名と報道されている。)
 昨日、来客で休んだ松川河畔散歩。夜のニュースを見ていたら、大宮のMさんが、他の局での歌謡曲番組を教えてくれた。「帰って来いよ」、「帰れない」と東北を基盤にした歌謡曲をしばらくぶりで見る。たまに歌謡曲・民謡もいいもんだ。リハビリ兼ねて、テレビと一緒に歌う。少し、声が出てきたな。調子に乗って、カラオケでも行こうか。しかし、コロナが怖い。(12/3)<55291>


◇ 水曜日。新聞社の記者が見えて、取材をしていきました。女川との関り、福島での活動等、広範囲に話しました。若い人ですが、石巻にも住み、今は多賀城にいたとか、また秋田が奥さんの郷里とか、多くの接点があり、時間も忘れ、話しました。
 住んでいる近くで、傷害事件があったらしいと、FBで見ました。逃走中で、気をつけて下さいと云われても、現状が解らない。こうした情報は、市民間の口コミではなく、正確な情報が欲しいですね。決着が明らかにならないと、いたずらに不安がでます。現代社会における情報のあり方を考えさせられます。(12/2)<55274>


◇ 12月になりました。師走です。今年も、残すところ1月。新年がすぐそこです。
 朝食後、妻の通院(大原病院)、車で送りました。昨年の4月の手術でしたので、もう1年半を超えています。順調です。
 自宅に戻らないで、病院で待つかなと思いましたが、やはりコロナウィルスのことがあり、帰宅し、終わったら電話をもらうことにしました。帰って来て、コーヒーを半分飲んだ段階で、診療終了との電話。診察して1時間に足らず、10時前です。これは想定外。混む病院なのですが、コロナのせいでしょうか。
 午後は、コロナのことで、孫たちとラインでやり取り。持病持ちの高齢者だけでなく、子どもたちをどう守るか、本当に大変な時期です。松川河畔までの散歩、夕暮れになるのが早い。3時半に出かけて、4時半に帰ると、もう暗くなっています。12月末の冬至が来れば、寒いけど、夕暮れが遅くなるのでしょうか。待ち遠しいと云えば嘘になりますが、やはり、陽の光が欲しいですね。
 夜は、来年4月の「原発と人権」集会(オンライン)の実行委員会にzoomで参加。報告をしなければならないので、準備をしなければなりません。第1番の報告で、「原発被災の10年 〜被災者の生活回復の諸課題〜 」と題を決めましたが、少々荷が重い。25分の報告ですが、責任を感じています。福島から、10年経って、何を訴えるか。(12/1)<55247>



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