日  記 (備忘録)

(2021年9月)

◇ 木曜日。昨日の続き、執筆依頼をメンバーに送付したら、いくつかのご意見を頂く。自分で大丈夫とは思っても、多くの眼で確かめることが必要。
 自民党の総裁選挙の評価で、テレビの評論家が頑張っている。執行部人事が発表されてるが、何か昔からの方式で、何となく前例踏襲の感じだ。難しいのだろう。総裁が思い通り行うのは、実際には難しいのかも。結局は、派閥の長の意向を聞きながらか。
 職場から帰宅した次女と愛犬の散歩に付き合う。結構、暗くなってきた。暇な自分の出番かな?犬の幼稚園の教育成果か、散歩もギリギリ引っ張たりしなくなってきた。途中、中年の夫婦らしい散歩者に遭遇。そのずっと過ぎていく後姿を、きちんと座って見送っているももちゃん。見送られている方も、振り返り、振り返り進む。何を思って見送っているのかな?「幸せにね」「心配しなくていいよ」「みんな仲良くね」・・・何かわからない。みんな、焦らないで、お互いを信じて暮らしてね・・・。これは勝手な私の想像。
 楽天は、良く打って、8対5で日本ハムを破る。(デジタルでの試合経過を見て、喜んでいる。)
 今日は、9月の最終日。明日から10月。(9/30)<61188>


◇ 水曜日。月末までということで、県九条の会のブックレット11の執筆依頼と、松川賞の選考結果について、その講評を書く。いろいろ難しい問題もあるので、もう一日必要だな。
 今日は、自民党の総裁選挙日。テレビは、その話題で持ち切り。党員票(地方票)の比重が大きい第1回選挙で、河野が1位になり、過半数にならず、第2回の議員票で、第2位の岸田が3位・4位と合流して逆転の結果になるのではないかとの予想が多かったが、第1回でも1票差で岸田が1位。第2回で、予想通り、3位(高市)と4位(野田)の票も合流して、圧勝の結果。いろいろな思惑があるのだろうが、安倍が高市を強力に押した結果、岸田が逆転当選したという形にはならなかった。それにしても、安倍の議員内での力の強さを示したと云える(高市の議員票の方が河野より多かった)。岸田政権樹立が、安倍のお陰のみとはならなかったのでは。岸田政権に対する安倍の影響力がどうなるか、党内人事や閣僚の配置で、見えてくるだろう。それにしても、国民の生活感とは、無縁な選挙戦のように感じた。この力で、衆院選挙の勝利と行くのか、野党の巻き返しになるのか、年末までの大きな課題である。
 楽天対日本ハム、昨日は楽天が負けたが、今日は頑張って5対0で勝利。それにしても、優勝とラストの可能性を秘めた最終戦になってきたなあ。もう少し、泥臭い試合を期待したい。(9/29)<61170>


◇ 火曜日。愛犬を幼稚園に送る。30分ほどの距離。大人しく座っている。
 妻と一緒なので、帰路は、3軒のお店での買い物。愛犬は、いつも室内のケージで休んでいるが、幼稚園に行っているので、空である。ちょっと寂しい。
 午後、週1回、通い続けている整骨院へ。左の肩、腕、だいぶ良くなってきたが、続けて通うことにする。(9/28)<61150>


◇ 月曜日。午前中、松川賞運営委員会に参加。1949年8月17日発生し、1963年9月12日に全員無罪となった松川事件。この事件と闘いを後世に残そうと、松川運動記念会が毎年、松川事件に関する創作等を募集し、「松川賞」を授与している。時間の経過とともに、忘れ去られないようにということで、この賞を設けてははどうですかと提案したことの責任で、この委員会の委員長にされてしまって7回目。ことしは、第7回の審査である。いつも数が少ないが、今年は10代から90代まで5作品が寄せられ、その審査を行った。
 松川賞の開始が遅かったのか、期待していた松川無罪要求運動の各地の取り組みが意外と少ない。書き手が高齢化したのか。それでも、ポツリポツリと、心が温まる作品が寄せられる。掘り起こしの仕方によっては、裾野を広げられるかもしれない。戦争体験の空洞化と同様、体験者だけでなく、広げる必要がある。福島で(2018年6月28日)公演した青年座の「あの夏の絵」を思い出す。(副実行委員長だったかな)。広島の高校生が、被爆者に話を聴いて絵に再現する。被爆体験者でなくても受け継ぐことができる行動があるはずと感じた。松川でも、もっと工夫しないと。
 午後、妻の会合への送迎。次女+愛犬と小散歩。引く力が強くて、ゆったりというわけにはいかない。成長してくれれば、一緒のペースで歩んでくれるだろう。(9/27)<61135>


◇ 日曜日。宮城県保険医協会主催の公開講演会をzoomで聴きました。講演者は、東京新聞(福島特別支局)の片山夏子氏。フォーラムでも、一度、報告していただきましたが、他会場での講演も数多くこなされています。登場される方々が、マスクでお話になるので、どうも音がこもって、聞き取れないところもありました。かなり早口ということもあるので。ほぼ、送っていただいた記事などで、周知のことが多かったのですが、高齢ゆえの難聴なのか、聞き取りができません。それでもオンラインで50人以上ですので、盛況だったようです。(ハイブリット)
 次女が同居して、テレビの音量が高いというので、低くしていますが、言葉が聞き取れないことが多いのです。それがまた、物語や話の筋道が聞き取れないので、改めて、なんと言っているのと聞くと、聞こえてても理解ができず、認知症が進んでいると誤解されます。特に。困ることもないのですが、自動車の安全のこともあり、耳鼻科で調べてもらおうか。なかなかいい耳鼻科に逢えないので、困ってはいるのですが。
 次女は久しぶりの、ヨガで郡山へ。職場、愛犬、建築で忙殺されているので、かなりのリラックスになったようです。夕方、途中まで愛犬の散歩に付き合い、私はそのまま久しぶりの松川散歩。体を動かすと気持ちがいい。6000歩。
 大相撲も千秋楽。若隆景は勝ち、9勝6敗。再三役は、他の力士の成績などで無理かな?十両の若元春も8勝7敗、幕内に入るかな。兄弟とも幕内だと面白い。楽天とオリックス、田中将大の先発、7回まで。結局1対1の引き分け。もっと打たないと。(9/26)<61115>


◇ 土曜日。特になし。九条の会のブックレットの原稿依頼の文書を作ってました。
 午後、<「学習の友」読者のつどい2021>にオンラインで参加。「学習の友」の著者の皆さんとの交流、全体交流として、各県の学習協での「学習の友」の活用の経験の報告がありました。遅れている福島県の学習協の会長にされてしまいましたが、何とか、回復・維持・発展させて、次代に繋ぎたいものです。どうしても組合依存が強く、学習協独自の活動になり切れていません。全労連の幹部の話にもありましたが、非正規労働者等の組織化、新たなローカルユニオンの設立に向けての「学習の友」の読書会等の重要性を感じました。県労連のNさんに、その様子の紹介をメールで送りましたが、連携した行動を取れたらいいなと思います。また、気軽に、zoomを使って企画したいと思います。それにしても全国的には、元気な活動を知りました。
 最高気温21度の、ちょっと肌寒い日でした。若隆景は、隆の勝を叩き込みで破り、8勝6敗の勝ち越し。明日も勝って、三役返り咲きを確実にしたいものです。楽天は、3対2でオリックスに惜敗。諦めないで。(9/25)<61103>


◇ 金曜日。愛犬ももちゃんの幼稚園登園日。車でスムーズに到着。元気に参加。後振り返るのかと思いきや、どんどん入って行ってしまった。帰りは、農協のここらで買い物。
 午後は、学習協の「学習の友」の輪読会。夕方、次女が職場の帰り、ももちゃんを迎えに行き、渋滞を避けるために伊達中央から福島飯坂まで高速道を使ったら、随分、早かったようだ。250円らしいが、通園に高速道を使うなんて。夕食後、散歩に同行。幼稚園は楽しかったらしく、慣れてきたのか、熟睡している。しかし、次女は、必要な品物を職場においてきたらしく、取に行く。ご苦労様。
 若隆景は勝って7勝6敗。楽天は、ハラハラしたが、オリックスを4対3で破る。首位ロッテまで4ゲーム。(9/24)<61089>


◇ 木曜日。秋分の日の祝日である。
 午後、松川資料の世界遺産登録(世界の記録)の推進・共同代表者の会議。15人ほどの案内を出したが、9人の参加。コロナ禍でもあり、オンライン(zoom)による会議。どなたか(または機関)と同席している人は、何とかうまくいったが、何とか一人で行おうとする人の場合、成功しなかった。メールのせいか、URLが届いていなかった。何とか、負担をかけないで、高齢者も使えるように、オンライン会議ができるように、技術的なサジェスチョンをやっていただけないだろうか。重要な人物が、うまく入り込めない、または協力してくれる人を見つけられない。高齢者の社会参加には、特に必要になっている。伝達手段に過ぎないと軽視しないで、具体的な手立てが必要だろうと思う。
 ももちゃんを育ててくれた、女川の阿部さんから電話を頂いた。私の女川小中学校時代の同級生なのだが、現在も15頭を育てているベテランで、いろいろ教えてくれた。70年近い空白の後、こうした再出会を、愛犬が実現してくれた。
 若隆景は勝って6勝6敗、勝ち越しまであと一歩。楽天は、あと一歩のところで、西武に9回裏に1点差の敗北。惜しい。(9/23)<61070>


◇ 水曜日。午前中は、県九条の会のブックレット作成委員会。ほぼ毎年、1冊づつ、ブックレットを発刊してきた。2000部ほど作り、送り届けているが、それも10号になった。価格はついておらず、自主的なカンパで支えている。今後11号を作るべく、作成委員会を組織し、私が委員長となった。5人ほどのメンバーであるが、原発事故・震災から10年を経て、九条の会として、震災の問題を取り上げることにした。11年となる来年3月11日発刊が目標。震災の問題を憲法・人権の問題から分析しようとする。ほぼ10人のライターの候補者を上げたが、従来からみると、かなり新しいメンバー。九条の会も、新しい担い手によって、受け継がれなければならないと思う。
 前回の作成委員会は、新型コロナウィルスの問題もあったので、zoomで行うことにしたが、スマホの方、スマホでもうまくいかない方はパソコンでやってる方の家にお邪魔して、2人で行ってもらって、何とか会議は上手くいった。次回までには、全員がせめてスマホで支障なくできるようにしたい。後期高齢者が多いのでやむを得ない。コロナ禍では、オンラインは絶対の必要であろう。この際、何とか整備確立したい。
 愛犬ももちゃんは、昨日の幼稚園初登園で疲れたのか、ぐっすり眠っている。やっぱり疲れるのかな。
 プロ野球は、楽天が西武を破る。若隆景も勝利して5勝6敗。(9/22)<61056>


◇ 火曜日。愛犬ももちゃんの幼稚園(犬の幼稚園)1日目。以前に、試み・説明はあったが、実質1日預けるのは、今日が初めて。送りは爺婆がやることとし、帰りの迎えは次女が職場から。週2回、3ヵ月ということだが、子どもの幼稚園と同じく、一日中預けるのは心配。朝、妻が後部座席でお守りをして、私が運転。まあ、今日は初めてなので、2人だが、私一人で行けると思う。園に到着したら、受け入れがベテランなのでスムーズ。園での具体的な一日は分からないが、淡々としていたようだ。他の犬に接することができるのが、第一のメリット。難しい排泄の躾なども期待。夜、次女が連れて帰ってきたが、疲れが出たのか、車酔いしたのか、ぐったりしていていつものような食欲がない。しばらく休んだら、元気になった。どうも、兄弟姉妹の犬がいなかったので、緊張してしまうらしい。私に似るということはないのだが。(笑)
 帰宅後、松川資料世界の記憶申請について相談があるというので、事務所を訪ねる。事実上ひとりでやっているY氏、申し訳ない。秋分の日に、zoomで共同世話人の会議を開き、最後の詰めを行う。
 3時過ぎ、整骨院へ。週1回は行こうと思って始めたら、先生も、そのような頻度が望ましいとのこと。だいぶ左の肩も良くなってきた。若隆景は、圧力に負け、簡単に土俵を割った。4勝6敗。負け越しはさせたくないのだが。そして、幼稚園帰りの愛犬を待つ。子どもだと、今日何があった?と聞けるのだが、それは限界。それでも、疲れたように眠っているが、こうやって鍛えらえていくのだろう。
 5人の委員会。コロナウィルスの怖れから、オンラインで行うことになって、高齢者の皆さんと技術的訓練。まあ、スマホでやる方が早いかなと思ったが、なかなかうまくいかない。慣れると可能性が広がるよと、なだめなだめ、付き合い。高齢者のオンライン訓練、遊びだけでなく、他階層との交流、家族内の交流、世界を広げると思うのだが。(9/21)<61035>


◇ 月曜日。敬老の日である。何となく休みで、だらけてしまう。楽天対ソフトバンクが、午後1時からNHKBS1で中継放送。田中将大の先発。初盤3点リードで、今日は田中の勝利投手で終わればいいなと思ったが、4,5回で5点入れられ逆転。最後、鈴木大地がホームランを打つがそれまで。5対4の敗北。負け投手は田中。4勝6敗。
 大相撲は、若隆景は、元横綱の朝青龍の甥、豊昇龍に一本背負いで敗北。休みということもあり、野球・相撲を、ダラダラとみてしまって反省。計画的な生活を送らないと・・。
 zoomの録画のリクエストで忙殺。折角だから、録画を報告者に送った。サイズが大きいのでファイルは送れないが、私のパソコンにリンクしてダウンロードする方式。フォーラムにも出てない方からの、アクセスのリクエスト。報告者に問い合わせたが、報告者に連絡を取るようにとのこと。多分、一人歩きをしているのかもしれない。プライバシーにも触れる可能性があるので、留保しておくことにした。便利な生活になったが、参加しないで、データのみ取得するというのは、どうなのかなと思う。最初からzoomとYouTubeの併用で、公開で行おうかな。単なる講演会でなく、議論(質疑応答)が重要なので、踏み切れない。(9/20)<61012>


◇ 日曜日。9月は休みが多い。今週の今日は日曜日、明日・月曜日は「敬老の日」の祝日、そして2日おいて、23日(金)は秋分の日。何か真面目に働いている人は、ちょっとした夏休みか。祝日でも労働日のところは多いのでしょうが。
 午後、ふくしま県市民連合主催の衆院選向けのオンライン討論集会があり、勧められて、zoomで参加。同時にYouTubeでも流していた。衆院選に向けた野党の共闘を進める討論集会。立憲民主党、日本共産党、社会民主党、メッセージとして国民民主党。それぞれの候補予定者の政策発表と、市民団体からの質問に対する回答。5年前ほどから実績を作ってきているが、野党間相互の信頼関係は進んでいるようだ。労働組合等、既存の団体が、ほとんど見えないのも特徴か。
 東北楽天はソフトバンクを4対2で破り、優勝への望みをつなぐ。3位以内に入り、日本一を目指すか。大相撲は、若隆景が、勝ち4勝4敗、さあ、これからは格下との勝負が多くなる。残された全日全勝で、三役帰り咲きを実現したいものだ。(9/19)<61000>


◇ 土曜日。昨夜のフォーラムの後処理。皆さんから送信された意見&感想をまとめてブログに整理して公表する。仕事は順調に進んでいたが、真夜中に到着した1通が悩みの種。フォーラムの内容に直接関連しない文章で、個人名を特定して批判する。夕方、訂正等をお願いするメールを出した。意見&感想は、イニシアルでブログに公開する。特定される方の、論説を、具体名を書いて出されたのでは、反論請求が出された場合には、対応に苦慮。あまり、そうした無駄な骨は折りたくない。夕方、投稿者に訂正願いのメールを出したが、まだ返事がない。どうなるか、頭が痛い。公表まで少し時間がかかるかも。
 妻の会合への車での送迎。愛犬は、犬の幼稚園に入園すべく、次女が連れていく。やはり専門家、いろいろ躾の仕方を教えられてきた。来週からは、車で30分ほどの幼稚園までの朝の送りは、私の役目。週2度。孫の幼稚園送迎をした今は亡きK先生を思い出した。私は孫犬の送迎。
 午後から、東北社会法研究会。3時過ぎに、塩竃の孫たちの襲来。労働判例研究の最初の部分にのみ参加。議論が細かくて、ついていけない。孫一家、孫3人+愛犬(麦)+娘夫婦。我が家の愛犬(もも)との面会が最大の関心。懸念したように吠えなかったが、二犬がじゃれ合うことはなかった。お互い緊張しているみたい。日月は連休、2日置いて23日も祝日。(9/18)<60985>


◇ 金曜日。夕方のふくしま復興支援フォーラム(186回)の諸準備等、手間取った。報告者には、わざわざ、自宅から時間をかけて、協力してくれる団体の事務所に出かけて、報告をしていただいた。自宅からでは無理なので、団体の協力を得た。昨日いただいた、資料が12枚。事前に、参加者に送ることにしていたので、1回で送れるかどうか検討。どうもサイズから云うと3回に分けて別便で送った。それでも2人から受け取れないとのクレーム。なんとか始まったが、12枚バラバラのファイルなので、zoomで共有が上手くいかない。Sさんにも協力を求めることにしていたが、始まってしまうと、なかなか切り替えができない。まあ、報告者の話術で、何とか済ませたが、感想文にも、司会とzoom操作を同時にやるのは無理ではないかとのお話。そうすることにしていたのだが、新聞のインタビューの記事を見て、お願いしたので、何とか自分で司会をやろうと思ったのが不味かったか。そしていつものように、開始してから、、何とか参加させてくれ、URLが来ていない、資料が届かない等への連絡対応。締め切り後の申し込みは断った。技術的な不手際は、あまり気にしなくてもいいように、報告者がカバーしてくれたが。
 明日は、東北社会法研究会。予習をしたいが、時間のやりくりをつけなければならない。(9/17)<60967>


◇ 木曜日。寒い日だ、最低気温16度、最高気温20度。肌寒く、行動力が鈍る。
 夜は、女川原発に関連して、オンラインの講演を聞く。元福井地裁の裁判官の樋口英明氏の講演。2014年5月21日、福井地裁の裁判長として大飯原発3、4号機の運転差し止め判決、2015年4月14日には高浜原発3、4号機の差し止め仮処分決定を出した。2017年8月、定年退官。主な著書に『私が原発を止めた理由』(旬報社)がある。
 原発再稼働に反対する人が多いが、話は、裁判所の中で、どのように判決が形成されていくのか等、それなりに興味が引かれる。大相撲、若隆景は大関正代に敗れ、3勝2敗。プロ野球・東北楽天は、オリックスに8回にホームランで逆転、3対1で敗北。(9/16)<60950>


◇ 水曜日。友人から紹介されたと問い合わせの宮城の人からのメールあり。原発の処理水の海外放出について関心を持っているらしく、以前、フォーラムでの機会にzoomを申し込んだが、携帯電話(スマホ?)のせいか、声が聞こえなかった。講師の名前もはっきりしないので、要領を得なかったが、この問題を勉強したいということ。私よりは年下だが、学校の校長先生を終わって、勉強し直したいようだ。私は、処理水の専門家でもないが、取り上げた責任もあるので、いろいろ相談に乗った。幸い、その時のYouTubeが見つかったので、URLをメールで送った。近々、会津に行く用事があるので、お逢いしたいということだが、コロナのこともあり、お断りした。多分、YouTubeで初期の目的は達せられるだろう。
 フォーラムも186回目が、17日に近づいた、何とか100名ギリギリで、zoomで間に合うだろう。次回の187回も、10月8日で具体化が進んでいる。有り難い。
 夕方、妻の会合(福祉会の理事会)の送迎。大相撲で、若隆景は玉鷲を破り3勝1敗。東北楽天対オリックスの試合をBS(民放)で見る。なんと7対0で大勝。諦めていた優勝の夢をまた見だす。(9/15)<60936>


◇ 火曜日。福島大の松川資料室で、世界の記憶へ申請するモノの確認をした。大学側から3人も立ち会ってくれ、松川運動記念会側からは、私を含めて二人。事務局長の吉田さんの助手みたいなもの。新型コロナウィルスのため、学外者の入構、立入りが制限されているため、何か物々しい。大学側も、役員会もリモートでやるなど、ピリピリしているらしい。特に、新入生も、長期にわたって、リモート主体の授業で、可哀想だ。何とか、終息を迎えたいものだ。
 午後、新聞紙等リサイクルのため、家庭内のゴミを搬出。併せて、買い物に付き合う。
 整骨院に、1週に1度は行こうと思い、行く。左肩・左腕が痛いが、だいぶ良くなってきた。気長に通うことにする。
 大相撲、若隆景は、関脇・明生に敗れ、2勝1敗。楽天の試合をBSで見る。久しぶり。何とか4対1でオリックスに勝つ。浅村も2試合連続のホームラン。ルーキー・早川が勝利投手(8勝5敗)。優勝が不可能になったわけではないが、諦めないで行くことが重要。何か、小さなことに追いまくられている様で、行動が少し散漫。腹を据えないと。(9/14)<60916>


◇ 月曜日。朝一番で、県庁での、行財政改革推進委員会に参加。委員の方々は、リモート参加であるが、私は会長のため、事務局とともに、県庁の会議室。令和4年度からの計画の検討。総合計画などで、基本政策は確定されるが、そのための行財政改革の推進のためにどうするか、各分野の方々の参加で、意見を反映させるもの。自分も含め、全員がzoomの会議は、参加することが多いが、会長なので、事務局とともに県庁の会議室に詰める。今後、何度かで、県の行財政の改革についての意見を出すことになる。
 昼食で帰宅後、次女の建築中の自宅へ。11月の入居前に、隣家に愛犬を連れて挨拶。愛犬も含め、隣近所の付き合いが上手くいけばいい。
 午後、県九条の会の事務局会議へ。運動の状況とともに、新たなブックレットの準備。これは私の責任なので、今後が大変。
 大相撲は、若隆景が、逸ノ城を下手投げで破る。巨漢を、よくぞ土俵の外へ。小さいが、相撲の上手さは抜群。勝ち越し等といわないで、優勝を目標にしてほしい。(9/13)<60900>


◇ 日曜日。9月12日は、妻の誕生日。娘二人から、それぞれお花が届いて、何時になく花の多い家の中。ご本人は、庭に出て、一生懸命、花の手入れ。暑いが、真夏の暑さではない。夕方は、次女から聴いていた料亭のお弁当を届けてもらって、ささやかな誕生祝い。二人とも、今は病気ではないので、まずまずのお祝い。
 実は、9月12日は、妻の誕生日だけでなく、松川事件の最高裁全員無罪の判決日。1963年9月12日である。1949年8月17日に、松川町(1955年に信夫郡水原村、金谷川村と合併、その後1966年に松川町は福島市に編入された)で発生した列車転覆事件。時の労働組合幹部らが、無実の逮捕。当初は死刑判決も下された。2審・仙台高裁でも維持され、最高裁で差戻しの判決、そして仙台高裁での全員無罪判決(門田判決)、そして最高裁での全員無罪の判決。58年前の判決。当初の20人の被告は全員無罪となったが、これは刑事事件では極めて異常な出来事。そこに至るには、広津和郎等の文化人の運動があった。こうしたことを歴史的事実を後世に繋げるために、被告人が所有していた数々の資料を、大学に提供して保存してもらうということで、福島大学内に「松川資料室」を設置した。この資料を、世界遺産、というか現在は「世界の記憶」として登録しようという運動が展開された。数年前、一度、枠組みは異なるものの申請したが実現せず、再挑戦をしている。この日程が近づき、全国の支援者による委員会を今日、zoomで開催。集まったのは7人だが、議論をし、準備をして再度月末に会議を開く。
 午後、少し涼しくなった時間帯に、愛犬ももちゃんと散歩。次女と私が、ももちゃんとともに。いろいろ興味があるところを道草を食い、水が流れる側溝の上は、経験がなく怖いのか、なかなか渡らない等、拘りを発見。段々慣れていくのかな。
 東北楽天は今日もロッテに負ける。3連敗。大相撲がはじまり、若隆景は、小結高安を破る。再度三役を期待している。(9/12)<60886>


◇ 土曜日。11日は月命日。震災後10年6ヵ月。
 午後から、<原発事故から10年を経てー福島の現状と課題を考える学習会>の第1回を、オンライン(zoom)で開催。第1回は、原発事故汚染水問題。福大の柴崎教授の講演、各分野からの報告として、浜通り農民連漁民部長の遠藤さん、みやぎ生協コープふくしま本部長の野中さん、参議院議員の岩渕さんの報告。ふくしま復興共同センターが主催団体の中心だが、私が会長を務めている福島県学習協も主催団体に入っている。そのため、5分ほどの閉会の挨拶をパソコンに向かって行わざるを得なかった。恥ずかしい。
 ふくしま復興支援フォーラムも9月17日に第186回。報告者の村田さんから自己紹介を兼ねてと資料が送られてきた。樋口健二編著『フクシマ原発棄民 歴史の証人 終わりなき原発事故』(八月書館)、村田弘「原発棄民に抗う〜折々の避難者リポート」(横校労叢書)、「福島原発訴訟 かながわ原告団だより」。すぐに読み入ったが、事実の重さというか、引き込まれていく。9月17日のフォーラムが楽しみだ。
 まだ未定の187回が心配になってきた。復興拠点外も避難解除に向けて動き出しているが、帰還者の意思を前提にである。還る意思があるならばと、踏み絵を踏ませるのだろうか。この事が気になっていたので、津島のKさんに相談。すぐに、Bさんを紹介してくれた。10月8日ということになった。浪江町の馬場績さん。元気な報告が聴けそうだ。まだまだ、聞きたい人がいるな。問題は、どのように情勢とマッチさせるか。
 夜のプロ野球は、東北楽天がロッテに4対1で敗れ連敗、8連敗らしい。少し不機嫌。映画の「息子」はよかった。(9/11)<60865>


◇ 金曜日。午前中から福島大に出かけ、松川の資料を読む。世界の記憶の登録に申請すべく資料を探す。主に、元被告人の皆さんからの支援者や家族に出したハガキなど。1枚の小さなはがきに、小さな文字で、びっちり書かれている。1949年に事件発生、無実の罪で捕まり、結局最高裁で全員無罪になったのが、1963年9月。14年間の不安定ね生活。死刑判決を受けた者もいたので、家族も含めて、耐え難い日々だったろう。東京の弁護士さんも手伝に来ていただいたが、地元のサポートが少ない。
 プロ野球は、首位ロッテとの試合。田中将大と佐々木朗希の投げ合い。2対2で9回まで続く。引き分けかなと思ったが、9回裏、この試合2本目のレアードのさよならホームラン。珍しくテレビでの観戦だったが、惜しくも(?)、負けた。がっくり。(9/10)<60845>


◇ 木曜日。今日は一転して暖かく(暑く?)なった。28度くらいかな。
 孫娘の誕生日。学校で忙しいだろうが、ラインでおめでとうを送る。妻や次女は、プレゼントを贈ったようだが。中学3年で、もう15歳だな。昔、高校受験が大変な子どもたちに、京都の知事が、「15歳を泣かせない」ということで、改革を進めたようだ。今も、大変なことは変わりはないが、今は、予想だにしなかった「コロナ禍」。福島では10代の死者がでた。大学も同じだが、友情を深めたり、様々な体験をし、成長していく大切な時期。ホームスティでは可哀想だ。そのためにも、コロナウィルスのいち早い終息を望む。
 自分の15歳を思い出す。丁度、女川から仙台の中学(3年)に移った頃。親とは離れたが、叔父の家に、震災で亡くなった実姉と一緒に住んでいた。いろいろ皆に迷惑をかけたが、最も楽しい時期であった。下手ではあるが、女川に続けて、バスケット部で楽しんだ。状況は異なるが、自分のその時代を思い出しながら、孫娘のこれからの人生が楽しみだ。
 午後、原発と人権の集会実行委員会のオンライン会議。4月の全体集会に続いて、分科会の準備状況の報告。震災・原発事故10年を過ぎて、風化を恐れていたが、何とか分科会などで取り組みを強めようとの話し合い。
 地元紙の訃報欄を見て驚いた。大学の事務職員で大変お世話になったN(女性)さんが亡くなった旨の訃報。享年79歳だが、私のゼミの学生で就職が決まらない男子学生がいて、彼女が追加募集を見つけて知らせくれた。めでたく就職は出来、頑張っていたようだが、その後、どうしたか連絡はない。探しても見つからないとき、貴重な情報をもらい、感謝したことを思い出した。
 午後のBSシネマは、「陽のあたる場所」。1951年のアメリカの映画。貧しい家庭に育ち、出世を夢見る野心家の青年が破滅してく物語を通じて、資本主義社会を痛烈に批判した映画とされているが、エリザベス・テーラーの可憐な美しさに見とれるだけだったかな。午後6時からの東北楽天対日本ハムをデジタルで追う。則本投手が4対0と完封。明日からは首位のロッテと対戦。まだ、優勝の夢は続いている。(9/9)<60830>


◇ 水曜日。松川運動記念会に連絡を取っていたら、10時から世界の記憶登録申請のための打ち合わせという。東京からT弁護士もお出でになっているというので、遅れてしまったが、会場に行った。記念会の事務所と思って行ったら鍵がかかっている。携帯電話で確かめたら、福島大学という。さらに20分ほどの距離だが、下の方の駐車場が満杯。結局、山上の駐車場まで。行くのは車だからいいのだが、車を降りて会場までが長い。随分遅れて参加したことになるが、明確な招集文書はなかった。いろいろ議論して、課題を明らかにしつつ、昼過ぎまでの会合。
 午後、BSシネマ「羊たちの沈黙」を見る。女性を誘拐し、皮膚を剥ぐという猟奇的連続殺人事件が発生し、FBI訓練生のクラリスは、犯人を心理面から探棟と、獄中の天才精神科医で殺人鬼のレクター博士を訪ねる。アカデミー作品賞をはじめ主要5部門を独占した映画。なかなか筋が追えなかったが、かなり迫力のある映画。
 今日の最高気温は19度で寒かったが、明日は8度上がって、26〜27度になりそう。相変わらず、自民党総裁選挙の動向。野党は、立憲、共産、社民、れいわの4党が政策協定を結び、2カ月以内に行われる衆議院選挙での共闘に正式調印。政治的には熱い秋になりそうだ。(9/8)<60807>


◇ 火曜日。次女が夜勤だったので、家族は3分の2に減った。いや正確には、3人+1匹から2人+1匹へ。長い間、2人だけの生活だったが、臨時的に3人(そして+1匹)になると、それが原則になり、大きな変化を感ずる。「慣性の法則」か。長く続いてきた昨日までの状態を維持しようとする、保守主義の傾向だろうか。
 火曜日だから新聞紙などリサイクルを搬出。併せて、買い物に同行。
 左肩・左腕の痛みが続いているので、整骨院へ。やはり1週に1度は行こうと思っている。少しづつ、筋肉も和らいできているような気もする。
 テレビは、相変わらず、自民党総裁選挙の動き。結局、派閥の動きが中心だが、派閥を超えた若手議員の動きも見える。事実上、日本の首相を決めていく過程なのだが、国民の声や運動はほとんど影響なし。
 Facebookは、その日の「思い出」として、その日を遡って、思い出させる。2013年の今日、親友・砂山君の葬儀。こじんまりした葬儀だが、弔辞を読ませていただいた。もうすでに8年経ったのだと思うと、時の過ぎ去るのは早いな。大学院の一時期、一緒に住んでいたので、兄弟みたいなものだ。なんで人は逝かざるを得ないのだろうか。(9/7)<60783>


◇ 月曜日。最高気温が19度、10月中旬の肌寒さだろうか。
 テレビは、次期総裁をめぐっての動き。どうなるか分からないが、5人の名前があげられている。岸田、河野、石破、高市、野田である。女性が二人が珍しいかもしれないが、余り代わり映えしない。派閥中心の動きで、なかなか今後の政局に期待がもてそうない。
 福大の学長と松川記念会の懇談の橋渡し。学長室に電話して、室長が休みなので、係長に頼む。職員の名前も正確には覚えていないので、「福大の顔2020」を見ながらかける。よくある苗字で、メールでさらに連絡したが、返信されたメールでは、同姓だが別人。昔知っていたが、声だけでは判断ができない。先方から、ファーストネームが異なる故、連絡あり。ことは処理できたが、今年の4月に配置転換になったのであろう。何とか知っているつもりが、間違いのもと。「福大の顔2021」が欲しい。退職者の会の会長も退任したので、難しいか。
 一昨日、オンライン研究会に出席できなかったことで、問い合わせをしていたが、お願いしていた報告者のレジュメ(パワーポイント)が送られてきた。有り難い。
 女川の姪の子どもが、YouTube活動を始めた。「女川企画」ということなので、グループ「女川」にシェアしておいた。本人から「ありがとう」のコメントがあった。みんな元気で頑張っているので頼もしい。(9/6)<60758>


◇ 日曜日。今日も雨が降り、肌寒い。どうも、未だ散歩に行く気になれない。
 夜、寝る前に、いわき市長選挙の結果の報道。現職に対して4人の新人。結果的に、新人の内田氏が大差で当選となる。事前の新聞報道では、政党間の色分けははっきりしなかったようで、自主投票を決めたところが多かったようだ。いわき市政について、遠いということもあり、特段の関心をもっていたわけではないが、当選した内田氏は、文科省から派遣されて、福島大学事務局長を担っていた人。福島大学を途中で辞職し、郷里のいわき市の市長選挙に立った。いわき市内で、政治活動をしてきた人ではないので、かなり困難ではないかと思っていたが、なんと当選である。開票の分析は、出てくるだろうが、文科省の幹部だったということで、教育に対する要望が強かったのだろうか。難しい市政の課題が山積しているだろうが、郷里のために、いわき市民の生活向上のために、頑張って欲しい。
 パラリンピックも今日が閉会式。何とかオリンピック・パラリンピックは終了した。新型コロナウィルスの感染は、未だに多いが、オリンピックの影響が大きく出ないことを願っている。子どもたちへの感染も心配になってきている。パラリンピックは、車いすバスケットのアメリカ対日本の決勝戦を見る。惜しくも60対64で日本は敗れ、銀メダル獲得となった。この種目で日本がメダルを取るのは初めて。女子マラソンで優勝など、最終日も活躍が目立った。(9/5)<60738>


◇ 土曜日。肌寒い日。車の車外温度は19度。ストーブや炬燵はさすがに使わなかったが、長袖やカーデガン。このまま冬になるのではなく、また30度近くに舞い戻る予定。ただ、一歩一歩、冬に近づいているのでしょう。
 午後、学習協のオンライン研究会があるというスケジュールを見て、机に着いたが、URL等見つからない。労働者学習協の教育・理論委員会の研究会だが、どこで知ったか忘れたので、学習協の福島県の幹部に聴いても分からない。東京の本部に電話をしたが不在。失礼とは思ったがトップのFBにメッセージで問合せ。反応はなかった。スケジュールだけ記入しておいて、その内容等は、当日みればと安易に考えたのが原因。高齢化の結果かと少々、ショックだが、どこで情報を得たのだろうと不思議。
 夜、過去のメールの検索をしてみたら、8月4日、1か月前のメールだった。ありました。学習協の教育・理論委員会の研究会。木下武男著『労働組合とは何か』(岩波新書2021)をめぐって、社会政策学者が報告することになっていた。この本には注目して、購入していたので、残念。フリーの参加なので、事前の申し込みは必要だったのだが、多分、していなかった。オンラインの研究会など、情報が多く入るし、時間がある限り、容易に参加できるので、ひとつひとつの事前準備が疎かになっている。反省材料。予習していれば、そんなことはないのだろうが。研究会の主催者に、連絡のメール(返信)。もし、可能ならば資料の送信をお願い。
 生熊長幸さんから『物権法第2版』(三省堂)を送っていただいた。学者として、一貫した研究、研究成果、見習いたいものだ。また弁護士の中島晃さん(京都)から、エッセイの抜き刷りを頂いた。季刊同人誌「飛翔」130号に、『村を捨てた若者たちのその後ー「ポツンと一軒家」を見る」に掲載している。コロナの直撃で、一極集中を見直すことが求められている、と書く。タイムリーな論評を読むと刺激される。本当に輸入超過で、「貿易」赤字で大変。二人とも東北大時代のほぼ同期。
 土曜の夜は、「釣りバカ日誌」。最終回だろうか、ファイナルで、三途の川が出てきた。チャンネルを回すと、車いすテニスの男子決勝戦。国枝慎吾氏が、ストレートの勝利。金メダルである。快挙。東北楽天は、浅村は先発しなかったが、岸投手が好投して、8対5で西武に勝つ。ただ何となく、9回になると危なっかしい。(9/4)<60715>


◇ 金曜日。午後から、松川関係のことで打ち合わせ。先日の運営委員会に関わって、10月15日までの世界の記録への登録申請に対して、独自の学内締め切りを決めている。9月21日までに完成された申請書を出すこと。出した仮の案を大学側委員がチェックして再度出すらしい。資料の所有者である大学が申請するものだが、何か、学内審査になっている。これが、実態なのだろうか。
 松川賞応募作品が5件あるらしいが、その審査が必要になる。少し、新しい兆しも伺える。それにしても、新しい担い手が期待される。
 夕方、菅首相が、次期自民党総裁選挙に立候補しないとのこと。菅首相の退陣となる。新しい顔で総選挙を戦うことになるが、人の顔を変えても、基本政策や体質を変えない限り、同じことの繰り返しになるのではないだろうか。(9/3)<60702>


◇ 木曜日。今日も雨模様。肌寒いせいか、睡眠不足のせいか、眠い。昨夜、寝床に入ってから、スマホを見納めたが、松川事件の記事がピックアップされていた。朝日新聞デジタルなので、ID、パスワードを思い出せなかったので、今朝に持ち越した。起きるとすぐ、読む。三重県の詩人らが発行していた詩誌「三重詩人」に、獄中の松川被告8人からの、支援に感謝する内容の寄せ書きが見つかったとのこと。寄せ書きは、B4判ほどの薄い紙一枚。「三重詩人の皆様え よせ書きありがとう御座いました」とある。20人の被告のうち8人が、6〜10行程度ずつ手書きでコメントをつづっている。「今年は決戦の年」「全力をつくします」といった決意の一方で、「試練」「いかに困難であり」などと苦しい心中を吐露する言葉が多い。一審判決で全員有罪となるなど、苦しい50年代の裁判闘争中に書かれたとみられる。拘置所のドアらしいスケッチ画が添えられており、そこには、大きなかんぬきもある。
 福島大学の松川資料室に被告たちの手紙、はがきも集められているが、この資料はなかったらしい。「三重詩人」は三重県松阪市出身の農民詩人故錦米次郎氏らが創刊したものだが、松川事件だけでなく、原子力発電所や、四日市公害の社会問題にも目を向けてきたようだ、名古屋の歯科医のO氏が、ネットオークションで手に入れたという。まだまだ、埋もれて資料があるようで、世界記憶遺産への登録運動の中で、継続して発掘していくべきものと思う。若い方々も、松川事件に関心をもって、継承してほしいものだ。
 女川町から、復興の記録誌が送られてきた。2011年の震災直後に、復興計画策定委員会に、オブザーバーとして参画させてもらったので、その報告ということか。一応、当初の目標は実現した。今後、いかに発展させていくか、震災当初1万人だった町の人口は、今は6千人台。私が中学生の頃は、1万8千人だった。原発に依存しすぎたかな。また再稼働問題で、揺れている。自立した経済の展開で、町外の方々も住みたい土地にしてほしいのだが。(9/2)<60685>


◇ 9月になった。水曜日。今年も残すところ4ヵ月、3分の2は終わった。定年退職で、毎日が日曜日の生活をしていると、曜日の感覚だけでなく、月の感覚もなくなる。猛暑の夏から、今日は最高気温21度の10月の気候。冬が来そうな氷雨の秋の雰囲気。少し、心も静かというか、沈んでいる。
 今日の午前は、8週間ぶりの定期診察。循環器と糖尿病の2診療科に同時にかかる。この頃は、暑かったので、散歩はしておらず、検査結果は改善はしていないと思っていたが、悪くはなっていない。心臓の手術から2年経ったので、どう動いているか、心臓のCTを取ることになった。毎週木曜日だけらしいので、予約せざるを得ず、11月4日となる。リハビリ入院の時にお世話になったKさんと会えた。2年も経っているが、何か同級生に逢った感じ(?)。今日は、患者さんが少ない。8月から自己負担が3割から1割になったので、かなり安いという感じ。薬も含め1万数千円かかっていたが、今日は合わせて4000円程か。制度改正で、来年の10月にはまた2割に負担が引き上げられるのであるが。
 角田の中学時代の同級生H君から電話。先日亡くなった畑井君の奥様から、同級生に大学発行の追悼文集に寄稿してくれとの要望があったとのこと。私にどうだと来たのだが、私自身は奥様から直接頼まれていたので、今回の依頼された追悼文は、小学校時代から付き合いのあった人にお願いしてはどうかと話す。私は3年次生の時だけの付き合いなので。特に、遺族からの追悼文の依頼は、断るものではないと思うのだが。
 福島大学教職員組合の退職者の会から、長寿祝いの現金書留が来た。いつも喜寿と米寿のお祝いをしている。最近、新たなメンバーが増えず、高齢者が多くなってきたので、お祝いを受ける人が多くなってきた。会の財源がちょっと心配だが、少し前に、会長を学長辞めたばかりの中井さんに代わってもらったので、あまり気をやまないでもいいかと思う。有り難く受領。今日は涼しいというか、寒くなってきたので、カーディガンを羽織る。タオルケット1枚ではなく、羽毛布団を再度利用かな。風邪をひかないように気をつけましょう。(9/1)<60664>



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