日 記 (備忘録)
(2024年8月)
◇ 土曜日。8月最後の日。明日からは9月。今年もあと4か月となる。あっという間に2024年も幕を閉じるかな。暑さが続いているが、本当に秋は来るのだろうか。そして冬が待っている。
大型台風10号の進路に振り回されている。迷走しているのか。東北にも来るのだろうか。雨が降ることは降り出している。
次女は、ヨガに行ったが、ももちゃんは朝から眠っている。
昨夜の帰宅は、懇親会を済ませて、午後11時になってしまった。こんなに遅くまで戸外にいたのは、久しぶり。日中は、睡魔に襲われる。
237回フォーラムの出席の返事で、いわきのIさんから、食道がんの手術をして、自宅療養中との返信。次女が懇意にしている家族の、パパさんが、脳梗塞なのか入院。心配している。リハビリをしているので、一日も早く、何とか回復して欲しいが。病気は、突然に聴くので、驚いてしまう。
ホーム球場でやっている楽天は、昨日・今日とオリックスに連敗。何か、覇気がなくなってきているのか心配。(8/31)<79140>
◇ 金曜日。夕方に、第1回憲法cafeに出かける。今日は、弁護士の関根未希さんの話。「高齢者・障がい者・患者の人権について考えてみましょう!」まず、1.憲法についての一般論。誰でも、生まれながらに人権がある。一人一人違ってもいい。政治は大切。政府に政治を任せることと立憲主義、自分の幸せは自分で決める。差別は許されない。国家からの自由と国家による自由。の各項目について分かりやすく話した。2.福島県内の事例等から人権について考える。(1)生存権と生活保護、(2)高齢者の人権、(3)障がい者の人権、(4)患者の人権と、各項目について、参加者から具体的質問等を出してもらい、具体的な話をされた。最後まで講義調ではないので、聴衆の関心を引き付けていたようだ。40名もいただろうか、飲み物とクッキー、自家製綿あめと、何かお祭りのよう気分。
終了後、弁護士さん3人と、準備をしてくれたスタッフと7人で、近くの居酒屋で懇親会。アルコールは飲まなかったが、楽しい話題。とはいっても、私から見ると40〜50代の、若手である。この憲法cafeは、報告者を交代して、4回まで企画している。私も、同時期に、オンラインの憲法塾をやっているが、双方、相乗効果で憲法論議を盛り上げていきたい。結局、自宅に着いたのは午後11時。久しぶりの外飲み(私はノンアルコールだが)。(8/30)<79135>
◇ 木曜日。妻の通院(大原病院)の送迎。
朝に、いつも九条の会の事務を担当しているSさんから電話あり。相談したことあり。AOZで会うことにして、出かける。早めに着いたが、人はあまりいない。企画しているスタッフが、寄ってきて、どうぞ??といわれる。「認知症の家族の会の集まりらしい」。ぶらぶら歩いていたので、認知症と見られたのか、それでも家族の会といわれたので、そうでもないか。体よく逃げて、Sさんを待つ。
電話でもすむ話しだが、事態を整理して、今後のことを考えようとということにした。お互い、高齢者、周りがイライラしないうちに、後任者を見つけ出し、進みたいものだ。キーステーションをどこに置くか、悩みは尽きない。(8/29)
◇ 水曜日。ももちゃんがお腹を壊したのか、下痢が続くという。夜10時頃、2時頃、・・・朝まで深夜に出かけてようだ。食べ物のせいか、なかなか落ち着かないという。
日中に、トイレ散歩をしなければならないかと思いきや、昨夜の疲れのためか、我が家では一日寝ている。午後、妻の会合への送迎は、大人しく同行してくれた。
夕方は、第236回ふくしま復興支援フォーラム。室崎先生に登場願って、大所高所の話をしてもらった。ホストの役割の私は、資料の共有ができるように設定すべきだが、いつものセキュリティのボタンがない。どうしたの、急遽、鈴木さんにやってもらおうと、ホストをお願いして、何とか資料共有ができたが、その他の機能がうまく行かず、みんなにご迷惑をかけてしまった。200回もやっているのに、こんなことは初めて。もう一度さん勉強しないと駄目だ。議論の中身はよかったが、ちょっと残念。(8/28)<79086>
◇ 火曜日。特に用事らしいものはない。コープにリサイクルを搬出し、その足で電気店。プリンターのインクが切れ始めて、5種類のセットを買う。ガソリンも減ったので、満タンに給油。本屋に寄って、定期購読のテキスト。まとめた買い物。そのような機会は少ない。
ももちゃんは、お腹壊したのか、戸外のトイレ行きを請求。ひどくはないが、下痢症状。なかなか胃腸が正常にならない。
楽天対日本ハムは、12回同点で引き分け。負けそうだったので、何とか追いついたのだが、もう少し。(8/27)<79076>
◇ 月曜日。8月の最後の週の始まり。孫たちも、福島の子どもたちも、夏休みが終わり、新学期の登校。また、大変な日々の始まりかもしれないが、頑張って欲しい。
次回のフォーラムや、憲法塾のテーマ・報告者を探さなければならない。フォーラムは、相談していた山川さんが小高の調査と復興について、原稿を書いているので、また、お願いした。福島から離れてから、数年たつが、足?く福島に通って、ふくしま復興を目指す論稿を積み重ねている。お願いしたら、即答で引き受けてくれた。ありがたい。憲法塾の3人目、教育を受ける権利をテーマとして取り上げたいと思っていたが、昔、一緒に執行部で協力してもらった森田さんにあたる。快諾してくれた。気になっていた2人が決まってホッとしている。案内文案を早速つくり、余裕をもって、研究会に参加できる。
午後は、日韓フォーラムにzoom参加。主催は、「アジア国際法発展研究会(DILA-KOREA」(http://www.dila-korea.org/)。「東電福島第一原発ALPS処理水放出開始から1年、教訓を問う 〜実現可能で地元復興と両立する開かれた廃炉は、どうすればできるのか〜」がテーマ。福島大学の教室が会場。日韓双方からの研究者・ジャーナリストの報告と討論だが、韓国人の韓国語の日本語訳が、パソコンからうまく聴取できなかったので、大変だったが、主要店は、資料などから、ほぼ理解できたといえよう。13:30から17:30、長時間のフォーラムだった。日韓の問題意識・視点の違いをもっと煮詰めて理解したいものだ。
「万葉集」14「草枕 旅行く君と 知らませば 岸の黄土(はにふ)に にほはさましを」(巻1・69清江娘子)<旅のお方だと存じ上げていたら。岸の黄色い土で、あなたの衣を 染めて差し上げましたのに」(選者・朱捷)(8/26)<79064>
◇ 日曜日。昨夜のことがあったので、次女とももちゃんは我が家に泊まる。朝早くからの散歩は、笹谷周辺。5時半前に、迎えに行くが、それも笹谷界隈。
朝食後、次女は休日定例の「ホットヨガ」。一週間の疲れを飛ばしてくる。休日は、疲れを取った方がいいとは思うが、積極的休息かな。昼、雷雨が来て、雷が苦手のももちゃんを捕まえて宥める。どこの愛犬もこうなのだろうか。花火大会の時に、必死に逃げたが、それ以来、大きな音のするものは全くの苦手。買い物に同行して、飯坂で夕散歩。雷雨に見舞われたようだ。可哀そう。
昨日敗れた楽天、今日はなんとか2対0で勝った。さあ、CSめがけて頑張ろう。
今日の「万葉集」。「大和には 群山あれど とりよろふ 天の香久山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙立ち立つ 海原は かまめ立ち立つ うまし国そ あきづ島 大和の国は」(巻1・2舒明天皇)。(8/25)<79051>
◇ 土曜日。午前中に、近所の皮膚科クリニックへ行く。土曜日のせいか、3時間待ちと告げられ、一旦、自宅に戻り、買い物へ。12時過ぎにクリニックへ戻ったが、それでも1時間ほど待つ。昔、教育学部時代に同僚だった先生の娘さん。若いと思ってたら、結構、歳取ったなと思った。こちらも大部、見かけも年取って見られているだろうが。腕の痒みは、毛虫ですねといわれ、そのための塗薬と飲み薬を処方される。
午後は、ゆったりしていたが、夜10時過ぎに、次女は職場に呼び出され、ももちゃんを預かる。それが日常なのか、大人しく対応している。1時間ほどで戻った。
「万葉集」K。「我が里に 大雪降れり 大原の 古りにし里に 降らまくは後」(巻2−103天武天皇)。<おまえは うらやましがるだろうな 私の住む里には、こんなに大雪が降ったぞ そちらの大原の古びた里に 雪が降るのは、しばらく先になるだろうからね>(選者・小島ゆかり)(8/24)<79036>
◇ 金曜日。午前中に眼科に行く。半年に1回くらいの診察。糖尿病との関係で、緑内障をチェックしている。今のところ、その兆候はない。待合室は、全国高校野球大会の決勝戦。関東第一高校と京都国際高校。東北代表の青森山田は、選抜で京都国際高校を破っている。京都国際は、青森山田との試合での敗戦から、多くのことを学び、対策を練っていた。それが、今回の準決勝で当たった。エースピッチャーに交代した時から、かなり変わった。それはエースの分析・研究の成果だったようだ。そして、今日の決勝戦で、京都国際は、初優勝に輝く。その段階で、東北2校目の優勝校を失った。
「日めくり万葉集」J。「世間(よのなか)を 何に喩(たと)へむ 朝開き 漕ぎ去(い)にし船の 跡なきごとし」(巻3・351沙弥満誓<さみまんぜい>)。<世の中を 何に喩えたらいいだろうか それは、朝早く港を 漕ぎ出ていった船の航跡が、 何も残っていないようなものだ>(選者・アレックス・カー)(8/23)<79023>
◇ 木曜日。今日は、次女とともに、福島市内の国体記念体育館(福島トヨタクラウンアリーナ)で開催された「福島場所」に行ってきた。令和六年夏巡業の一環である。福島市出身の大波3兄弟(若元春、若隆景、若隆元)が活躍しだしてから、福島も、急に相撲ブームである。三兄弟後援会にも入っている。巡業の一環だから力士全員が来ているわけではないが、多くの力士が来た。駅前に自家用車を預け、片道200円のシャトルバスに乗り換えて、会場へ。開館は9時だが、稽古、力士とのふれあい会などが中心。12時頃から取り組みが始まり、序二段、三段目、幕下の取り組み。その後、髪結実演、相撲甚句、初切、櫓太鼓打分。そして中入りの土俵入、横綱(照ノ富士)土俵入と続き、取組の最初は若元春対若隆景。そもそも、同部屋なので、普段は対戦はない。しかし、これはサービス(福島場所実行委員会提供)。
中入は、「是より三役」の取り組みを含め、20番の勝負。怪我も心配なので、本場所のような必死な真剣さはないが、テレビでしか見れない力士の実像を観て楽しんできた。地方巡業は、地方のファンへのサービスなのであろう。どのスポーツも、ファンの支援が不可欠、よりよく発展して欲しい。ちなみに福島県出身の郷土力士は、若元春(東前頭2枚目)、若隆景(東前頭14枚目)、白熊(東十両8枚目)、若隆元(東幕下25枚目)、丹治(西幕下40枚目)、清田(西幕下49枚目)、大賀(西幕下51枚目)、清の花(東3段目24枚目)、清の山(東3段目90枚目)、福東(東序二段18枚目)、森(西序二段52枚目)。岡ノ城(西序二段58枚目)、爆虎神(西序二段80枚目)、東浪(西序二段94枚目)、東山(東序二段98枚目)、西勢郷(東序ノ口8枚目)の16人。新聞の地方版に郷土力士の成績が掲載されているが、今後も、応援したいものである。
会場から帰るシャトルバスは混んで、なかなか来なったが、何とか、自宅に5時前に着いた。
今年は、長女らと東京国技館、そしてあづま球場で楽天戦。そして福島場所。二人の娘の支援で実現できた。この世に見残すことがないようにとのイベント参加。よかったな、二人の娘に感謝している。
「日めくり万葉集」I。「恋ひ恋ひて 後も逢はむと 慰もる 心しなくは 生きてあらめやも」(巻12・2904作者不詳)。<恋い焦がれて.いつかまた逢えるだろうと 自分を慰める 強い心をもたないと、とても生きていけそうにない>(選者・玉有洋一郎)(8/22)<79008>
◇ 水曜日。高校野球もそろそろ終わり。今日は準決勝。東北で残っているのは唯一、青森山田高校。仙台育英に続いて、2校目の白河の関越えに期待。相手は京都国際高校、韓国系の国際高校。校歌もハングルで表示されていた。韓国に行ったとき、日本海を「日本海」と呼ばないで、「東海」と呼ぶ。国際的にどう呼称されているかが重要だとは思うが、日本の「君が代」等は、放送で流さないらしい。今回、京都国際高校の校歌に、「東海」という表示はあったが、「東の海」と表現して和訳をして放送を流したという。日本では、それに対する批判などは出ず、そのこと自体、韓国の驚きのようだ。侵略による被害者の意識の根強いのだろう。結局、野球は、青森山田が2点先行していたが、中盤で3点を入れられて逆転。エースの投球に対する、研究が京都の勝利の原因か。東北各校が消え、夏休みもこれで終わりかな。
午後、「学習の友」9月号の輪読会。いつものメンバー、せめて増えるといいのだが。
夜は、楽天対ソフトバンク。テレビ中継がないので、デジタルで追求。1対0で負けそうだったが、9回裏、辰巳の3塁打、阿部のタイムリーヒットで、2対1と逆転サヨナラ。気分をよくする。
「万葉集」H。「月夜には 角に出で立ち 夕占問ひ 足占をそせし 行かまくを欲り」(巻4・736大伴家持)。<月の輝るその晩には、門口に立って 夕方の占いをしたり、足占いをしたんだ あなたのところに 行きたいと思って>(選者・神崎宣武)。(8/21)<78993>
◇ 火曜日。日曜日の集会の協力券の販売を頼んでいた松崎さんが、その返却・清算のために来てくれた。お茶を飲みながら、復興支援フォーラム等の運営について、ゆっくり話すことができた。
買い物のついでに、昨夜、来れなかったS氏宅に寄る。身動きが大変なので、妻が、何か援助になるものを差し入れた。
第2回のオンライン憲法塾の宣伝を開始した。前回の20名では少ないのではないかといわれたので、何とか少しでも増やそう。あまり人数は関係ないのだが。
「日めくり万葉集」G。選者・小泉武夫「醤酢(かしほす)に 蒜(ひる)搗(つ)き合(か)てて 鯛(たひ)願ふ 我にな見えそ 水葱(なぎ)の羹(あつもの)」(巻16・3829長意吉麻呂)。<醤に酢を加え、野蒜を搗きまぜたたれを作って、鯛を食いたいと願っている この俺様の目の前から 消えてくれ、まずい水草の吸い物なんかは>(8/20)<78970>
◇ 月曜日。昨日の集会も終わりホッとしています。今夕は、友人夫婦とともに4人で、全員80歳に到達の記念の食事をすることにしていました。妻は4時半開始というので、4時半に到着するように会場に参りました。電話に彼が出て、5時半と聞いていたという。何処かで1時間のズレが生じました。彼が来てくれましたが、何と、今朝奥様が、ぎっくり腰で動けなくなったとのこと。3人でやって欲しいとのことだが、それでは楽しくない。80歳×4人=320歳が、240歳になってしまう。何よりも、動けない奥様をそのままにして我々だけが祝杯を挙げることはできないだろいうことで、中止しました。本当に、残念です。途中で何か食べて帰宅してもいいが、自宅でいつもの夕食。
子どもが小さいときは、その日に限って、熱を出す者がいたり、思うようにいきませんが、年よりの集まりも同じこと。私などは、いつ緊急緊急入院になるか分からないので、他人事ではありません。まあ、お互いさまと、気を静めることにします。
県九条の会主催の「オンライン憲法塾」の第2回目の準備をしています。9月11日の予定ですが、いわきの事務所の若い弁護士さん、大木裕生さんに、「安保法制違憲訴訟をたたかって]について、話をしてもらうことにしました。35歳の若い弁護士さんですが、県内の弁護士さん、研究者の連携を強めるためには、重要です。しかし、写真も入れることにしたが、ワードでうまく入りません。フォーラムでお世話になっているMさんに相談したら、さっさとやってくれました、素敵なビラが完成しました。若い人の手助けに助けられました。やっぱり、世代を超えて連携することが大切ですね、単に利用することではなく。
「日めくり万葉集」F。選者・馬場あき子「白玉は 人に知らえず 知らずともよし 知らずとも 我し知れらば 知らずともよし」(巻6・1018元興寺の僧)。<真珠は人に知られない 知らなくてもいい 知らなくても、自分さえ価値を知っていれば、世の人は知らなくてもいい>(8/19)<78951>
◇ 日曜日。昨日の土曜日は、妻の会合への送迎他、特に何もせず。
今日の日曜日、郡山市で開催される県九条の会の「憲法講演会」。しばらく、コロナ禍で全県的に集まることは難しかった、再開である。800人の会場を確保したものの、そのような組織力については、自信がなかった。しかし、底力か、600人ほどは集まったのではないか(正確な集計は後程)。心配していた、収支も、心配なさそうだ。悲観的だったので、まずは、ホッとした。
私の役目は、実行委員長ではあるものの、具体的には、「開会の挨拶」。
帰りの車は、山崎さんを同乗させて帰ってきた。シャンプー帰りのももちゃんは可愛くなって迎えてくれた。疲れを癒して、次に向かおう。
「日めくり万葉集」E。選者・リービ英雄「神代より 言ひ伝て来らく そらみつ大和の国は 皇神の厳しき国 言霊の幸はふ国と 語り継ぎ 言ひ継がひけり」(抜粋)(巻5・894山上憶良)。<神代の昔から 言ひ伝えるには、大和の国は、神が威厳をもって守る国、言霊が幸いをもたらす国と、語り継ぎ、言い継いできた>(8/18)<78934>
◇ 金曜日。自宅で静かに過ごしてました。
高校野球、青森山田の試合を観ました。優勝候補といってもいいような感じ。そうなればうれしい。東北は、これ一校しか残っていない。
夜、テレビでアニメ映画を観る。「聲の形」。京都アニメーションの2016年制作。
18日、日曜日の郡山での憲法集会。参加者数が気がかりだが、そろそろ、開会あいさつを考えないと。
「日めくり万葉集」D。選者・田辺聖子「来むと言ふも 来ぬ時あるを 来じと言ふを 来むとは待たじ 来じと言ふものを」(巻4・527大伴坂上郎女)。<あなたは来ようと言っても 来ない時があるのですもの 来ないと言うのを、それでもひょっとしたら 来られるかも、などと頼み思って待つのは やめておきましょう 来ないといっているのですもの>(8/16)<78913>
◇ 木曜日。第79回目の終戦記念日。
午後、コラッセで開催されている「平和のための戦争展」に行く。毎年、呼びかけ人の一人に名前を連ねていたが、中心になっていた長尾さんが、今年の3月に亡くなり、何か、心棒が抜けた感じ。展示物を観る時間が無くなったので、「戦時体験を聞く会」だけに参加した。相澤與一先生の「わたしの戦争」。今年91歳。元気はつらつと話してくれた。帰宅後、テレビで、星埜惇先生の被爆体験を聞くインタビューを観る。広島・長崎の原爆の日に続く敗戦の日。戦争を絶対に阻止する運動の強化が必要だ。
You-Tubeで樋口陽一先生の部分社会と基本的人権問題を観る。
「日めくり万葉集」C。選者・町田康「田子の浦ゆ うち出でて見れば ま白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける」(巻3・318山部赤人)。<田子の浦を通り、眺めのよいところに出てみると 真っ白に、富士の高嶺に 雪が降りつもっている>(8/15)<78900>
◇ 水曜日。昨年10月1日に亡くなった、学生時代からの友人で、偶然、福島大学で同僚だった稲庭恒一さんの墓参りに行ってこようと、出かけました。
飯坂温泉近くの「飯坂霊園」ですが、一度、訪ねてみて、余りにも広く、偶々管理人も休みだったので、分からず帰ってきました。お盆だから、こんどこそ墓参りをしようと、奥様に電話をして、お墓の番地(?)を聴きました。新しいお墓は、十二支で分かれていたのですが、お聞きした番号は普通の番号。管理人にお聞きし、その近くの墓参り客に聴きながら到着。奥様のご両親のお墓をこちらに移し、妹さんの名前の横に、彼の墓誌もありました。「先祖の墓」という名前で、すぐには分かりません。
午後、涼しくなってから、妻とももちゃんと一緒に墓参り。お花屋さんは完売して今日は閉店。お線香のみとなりましたが、丁度、雨が降ってきて、ゆっくりすることもなく帰ってきました。そのうちに、涼しくなったら、ゆっくりとお参りすることにしましょう。
高校野球を見て、一日も終わりですが、台風7号が、近づいてきたので、18日の集会も心配です。
「日めくり万葉集」B。選者・東儀秀樹「一つ松 幾代か経ぬる 吹く風の 声の清きは 年深みかも」(巻6・1042市原王)。<一本松はどれほどの時を 経てきたのだろうか 梢を吹く風の声が、 清らかで澄み切っているのは 深く歳月を重ねてきたからだろうか>(8/14)<78890>
◇ 火曜日。連休後のウィークディ。東北から甲子園に行っている高校が3校も試合に出る。いつもの例で、福島応援、東北応援で、勝ちぬいている高校があると落ち着かない。第1試合、青森山田が長野日大に9対1で勝利。しかし、第2試合、仙台育英を破って宮城代表の聖和学園は、5対0で石橋高(栃木)に敗退。第4試合、花巻東は、志賀学園に5対0で敗北。日曜日に、聖光学園(福島)が、鶴岡東(山形)に2対1で敗北。9日に金足農業(秋田)が、福岡代表に敗れる。東北6県から、青森山田、鶴岡東の2校(青森県・山形県)のみが残った。近来にない成績。夏休みの終了が早い。
18日の集会に向け、MLが不調。
「日めくり万葉集」A。選者・俵万智「新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事(よごと)」(巻20・4516大伴家持)。<新しい年の初めに立春が重なった 今日降る雪のように ますます重なれ、良いことよ>(8/13)<78877>
◇ 月曜日。昨日は山の日の祝日で、日曜日と重なり、そのため、今日は振替休日。次女は、ももちゃんを連れて我が家に寄り、ホットヨガに行った。昼過ぎに戻れる。
九条の会のMLの増加を求めていたが、@gmail.comのアドレスは簡単だが、その他のドメインは難渋している。相手の承諾の問題もあるが、そもそも勧誘のメールが届いていないのではないかと。何とか2人増えているので、腐らず努力しよう。
18日の郡山での集会動員で焦っていたが、女性団体の方が連絡くれた。今週は、盆休みで事務所が閉鎖しているとのこと、それで、Twitterで、参加要請を拡散していただいている、有り難い。
居間の書棚から(妻が集めていた)「日めくり万葉集」を抜いてパラパラ。
各選者一日1首のみ。選者・檀ふみ「あかねさす 紫野行き 標野(しおの)行き 野守は見ずや 君が袖振る」(巻1・20額田王)<柴草の生える、ご料地の野を いらっしゃるあなた 野の番人に見られてしまいますよ そんない袖を振って 私をお誘いになっては>(8/12)<78863>
◇ 日曜日。今日は、長女宅一家5人が来襲。お盆休みということか。台風5号の様子を伺い、ワイワイと賑やか。愛犬ももも混ざって、お祭りのごとく。昔もそういうことはあったが、みんな大きくなったので、我が家の居間も狭くなて、エアコンもあまり効かない。それぞれ、新しい課題を抱え、新たな世界に飛び立とうとしているとき。あるいは、こんなに一堂に集まるのは、そうないかもしれない。縦にも横にも、みんな大きくなったね。
車で、帰った後は、また静寂と眠気に襲われる。五輪、レスリングの金メダル獲得の試合を見る。オリンピックも、明日で閉会式。お祭りも終わる。(8/11)<78851>
◇ 土曜日。郡山市で開催される「福島県九条の会講演会第4回実行委員会」に出席のため、マイカーで郡山へ。1週間後(8月18日)に迫った講演会の最終詰めである。やり残したことは多いが、一つ一つ確認しながら、進める。結局は、事務当局にお願いすることなので、彼の過重負担が気になる。帰ってから、近くに住むものとして、事務的に助け合おうということにして、体制を整えたいと思う。800名収容の会場だが、半分も埋まらないと財政的にも困難になる。最終的には、各地の九条の会の方々の奮闘にかかっているので、メーリングリストに尽力を期待するメッセージを載せる。50名ほどなので、効果はないかもしれないが。今日の挨拶で、首相が自民党憲法改正問題本部会議で、9月の総裁選との絡みで、改正は9条も含めて行うとの明言。まさに挑戦的である。危機感を感じたのか、Sさんのところに、新たに5人の方の集会参加が自主的に寄せられたという。こうした動きが強まるといいのだが、せめて、フェースブックや、Xで頑張る必要があるかな。
妻から教えられて、午後10時50分からのNHK-ETV特集を観る。「隔離と感染〜沖縄 ハンセン病患者たちの受難〜」。沖縄のことは、なかなか知る機会がなかったが、克明なディレクターの働きで、鋭い分析の伴ったいい番組だった。心が痛む。何もできないまま、傍観している自らに恥じる。(8/10)<78833>
◇ 金曜日。昨日は、特に特別なことはなかったが、前日(7日)に、南相馬往復(ミニシンポ)のせいか、少し疲れたので、家の中でグタグタしていた。いつもより早く就寝。
今朝は、ももちゃんの下痢のこともあり、朝早く。6時半には、パルセまで迎えに行って、そのまま、我が家へ。次女が、夕方、友人と飲み会らしく、勤務先までももちゃんと送る。学校が休みのせいか、道路は混んでいない。午前中、妻の歯科通院への送迎。帰りに、買い物に同行。
昼の時間は、9日行動日で、駅前で、8月18日の憲法集会のビラを渡す。なかなか手をだしてくれない。受け取ることが、賛意表明の行動と誤解されるのが嫌だからだろうか。まずは、読んでみて反論しようという態度はない。こうやって、絶対的中立の態度が市民権を得て、広がってしまうことの危険性を感ずる。
ももちゃんの夕散歩は、いつもの飯坂の支所に出かける。特定の車に、クンクンとしているので、不思議だったが、いつも懇意にしてもらっているFさんの車。今日も、夕方、神奈川中心に、大きな地震があった。何かの予兆でなければいいのだが。(8/9)<78819>
◇ 水曜日。今日は、南相馬市小高区の浮舟文化会館で開かれる、鈴木安蔵先生生誕120周年記念事業「鈴木安蔵先生を語る会」に参加のため、10時過ぎに車で出発。前回は、霊山のインターに入ることに失敗し,遠回りをしてしまったので、気を付けて進行。相馬で、常磐自動車道に乗り換え、南相馬ICで降りる。そこから旧小高町へ。合併した南相馬市(鹿島町、原町市、小高町)の最南端部にあり、原発に近いので避難区域。この会は、「鈴木安蔵を讃える会」の主催、南相馬市教育委員会の共催である。4人のパネラーが、それぞれ話して語り合う。50人ほどの参加者だが、私以外は、金子勝さん(立正大学名誉教授)、佐藤洋子さん(詩人)、戸田舜樹さん(筑波大学大学院生)で、それぞれ、研究・文化活動で鈴木安蔵との緊密な関係がある。私は、「鈴木安蔵を讃える会」の学術顧問とされているので、何か話をしなければならないということで、話したが、結局、いま行っている九条の会活動にとって、鈴木安蔵らが憲法研究会を作り、新憲法を提案したことが、憲法改悪を進める勢力の「押し付け憲法」論に対する反論になっていることの関係を話す。他の方の具体性と比較し、少々、内容が乏しかったが、現地の者としての、連帯の挨拶のようなものである。
4時頃に集会は終了し、常磐道を北上、相馬に向かったが、相馬と新地町の間で事故通行止め。相馬で降りるつもりなので問題ないと思ったが、相馬で降りる車が多すぎて、なかなか福島行き道路に乗れない。福島行きの道路を走り出したら快調。6時40分頃、自宅に着いた。不満足だが、また債務が一つ減った感じ。(8/7)<78787>
◇ 火曜日。1945年8月6日、広島に原爆が投下されてから79年になる。例年のように、広島原爆慰霊祭の式典を朝から中継している。広島市長、岸田首相、広島県知事、国連事務総長の挨拶の代読、子ども代表の発言などがあったが、日本政府の代表として、首相の国連核兵器廃絶条約への参加努力の言葉は、残念ながら、今年も聞けなかった。
買い物同行・散髪に行ってきたが、午後は、少しダラダラしすぎた。商工団体からの日本経済の講演者の依頼で、探していたこと。第2回のオンライン憲法塾の講師探しで、いわきの法律事務所に電話などしていた。連絡が取れなかったこともあるが、返事を期待していたり、有意義に時間が使えない。明日のパネルディディスカッションの準備をしようと思っていたのだが。
夜、NHKで広島赤十字病院の被爆者救援、状況などのドキュメンタリーを観る。今は、福島医療生協にいる若い斎藤先生の活動の姿も映している。
明日は、南相馬小高区に車で行く。(8/6)<78772>
◇ 月曜日。午後から九条の会の事務局会議。18日の全県集会の準備を主として議論。具体的な事務準備。現地に行ってでないと具体化しないので、少し隔靴掻痒の感じ。詰めが間に合うか、自信はないが、最大限の取り組みをしなければならない。会議の途中で、雷が鳴り、豪雨。帰りの道は、曾根田のガード下の冠水のためか、迂回路を通り、時間がかかった。7時のNHKのニュース、全国ニュースで、曾根田の写真が出たのでびっくり。私は不在だったが、妻の話を聴くと、わが愛犬は、やはりビビっていた模様。花火と雷鳴は好きになれないようだ。(8/5)<78754>
◇ 土曜日。8月があけて3日にもなりました。8月初めは、この日記をサボってしまいました。日記の更新をしないと、約2名がどうしたの、病気なのと心配をかけますので、存在証明のため続けることにしましょう。
7月末まで、8月7日の鈴木安蔵先生に関するミニシンポのレジュメを送ることを約束していたのですが、どうしてか進められない。自分の立ち位置が不明なためか。事務局のYさんには迷惑をかけるので、電話連絡したが、他の研究者の方が鈴木先生について詳細に話すので、現在の運動の観点から、どう位置づけるかということで結構ですとのこと。安堵しましたが、それでも集会を成功させるために、協力しないと。
1日は、妻が通っているクリニックへの送迎をももちゃんとともに。昨日(2日)は、次女が当直なので、愛犬ももちゃんは我が家に泊まる。夕方のzoomでの研究会開始前に、いつも通っている飯坂の支所で散歩。環境がいいので、暑いが、緑の中で少し散歩。6時過ぎからは、福島県九条の会の独自企画として、「オンライン憲法塾」をズームで開始。20名ほどの参加者だが、質疑含めて1時間ということで、ミニ研究会。福大の憲法の教授の金井先生に、「W鈴木と日本国憲法の誕生ー福島県出身の鈴木義男と鈴木安蔵」をテーマに話をしてもらった。非常にわかりやすい話で、「押し付け憲法論」に対する明白な反論となっている。今後、どのように展開させるか、少し考えなければならない。今日、皆さんからいただいた感想文等をブログにまとめて、公表した。
県立図書館に行く。昨日までに返却しなければならなかった5冊の本。一日遅れてしまった。昨日までだと延長をしようと思ったが、今日では遅延。再度、借用の手続きをしなければならない。まあ、この際、まずは返却した。どうして、度忘れしたのかな。歳か。
朝、4時過ぎ。飯坂の支所に行って、朝の散歩。24度くらいだが清々しい。ももちゃんも元気に散歩して、花水坂駅、飯坂温泉駅を経由して、支所に帰る。何人かの高齢者(私と同様)と話をして。夜勤明けの次女が帰ってきて、ももちゃんは喜んで帰宅。(8/3)<78721>
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