日  記 (備忘録)

(2025年10月)


◇ 10月も今日が最終日。次女は勤めた職場を、今日で退職して、新しい人生を歩む。自立の営業なので、今までのような雇い主の責任ではなく、自らが責任を遂行する。私などは、27歳から65歳まで、38年間、雇われ続けて退職した立場とは異なる。自分の判断が問われるし、他人の人生にも責任を持たざるを得ない。他方、自分の判断で生きていくことの生きがいもあるだろう。まずは、歩みだした道だから、頑張って、花を開かせないと。びくびくしながらも、夢の実現もある。無理して、体を壊さないことが大事。私は、頑張って、少しでも寿命を延ばして、支援したいものだ。
 午後、福島大学退職者の会の役員会。12月の忘年懇親会を決める。職員組合の延長の組織だが、現職と同じで、お互いの助け合いなのだろうが、一緒に、老人の道を歩むことか。
 近くで開かれている「憲法共同センター」の総会に参加。オンラインで、全県の憲法擁護団体の責任者との協議。それぞれ、大変な組織事情をかかえながら、頑張っている。東北と他の県とも異なる、福島県の分散状況。郡山、いわき、会津若松、そして福島と、それぞれががんばっている。その大変さはあるが、各地の特色が出て、私は面白い。オンラインでもいいから、お互いから学ぶ気持ちで、協力し合っていきたい。
 夜は、第250回ふくしま復興支援フォーラム。女川原発の諸問題を、中嶋廉さんが報告していただいた。技術的問題で難しいが、各原発が直面する技術的問題も交流するといいねとの意見も出された。社会を現実に動かせるよう、更に努力しよう。(10/31)


◇ 木曜日。昨日の会議・講演会で疲れたせいか、静かにしていました。午後、葬儀会社の会員継続の話に来たので、対応した。高齢の義母のためと思っていたが、家族誰でもというので、継続。10年前に義母の逝去の時には、いろいろサービスをいただき感謝しているので、継続となる。
 4時過ぎ、十六沼公園に、愛犬の夕方の散歩。すぐ暗くなるし、熊のいそうな山を眺めていると不気味。大きな犬のような熊のニュースを見ると、なにか、出てきそうな雰囲気。今年は冬眠を辞めるのか、不安定な状況が続く。
 次女の開業は、Wi-Fiの設置で、デッドロックのよう。次女のXを観ると、「NTTの設備確認っていったいどのくらいかかるの?2ヶ月待ってるけど終わらないってほんとなの。。?問い合わせもできないしこのままじゃ開業に間に合わないんだが???」「docomo光で申し込んでると、そっちに聞いてくれとなるみたいなの〜、でもdocomo光にはNTT待ちっていわれるの〜堂々巡り〜」なんとなく、その雰囲気は推測できるね。日本の企業は、こうしたのが多いね。責任転嫁、責任押しつけ合い。大人げないが、消費者が怒らないと駄目かな。<馬鹿にスンなよ>と。あまり言うとカスハラになるが、それをいいことに、仕事に責任を持たないのはダメだね。
 喧嘩も、不信感も持たないで、解決して欲しいが、こうしたギクシャクは、日本の企業に多いのかな。<甘え>だね。仕事の約束(期限)は、守ってくださいよ。最初から約束はしてないよ、と言われるのかな?(10/30)


◇ 水曜日。午後から妻の会議出席への送迎。
 夕方、福島市街地のウェディングエルティで開催される「北福島医療センター地域医療支援病院運営委員会」に出席。年2回、開催される。今日は、これと併せて講演会、そして懇親会が予定されていた。講演会・懇親会にには、福島市内の開業医や病院の医師、並びに医療スタッフが参加。私は、講演会まで参加して、帰宅してきた。糖尿病に関する講演会だったが、やっぱり専門以外の人間には、理解が難しい。ヘモグロビンA1Cくらいの馴染みがある言葉のみ。
 病院の置かれた位置は、困難が積み重なっている。軍事費を削って、医療費に国の財源を使ってほしい。(10/29)


◇ 火曜日。葬儀関係の日だった。
 昼前から、たまのや黒岩店で、税理士の鍛冶さんの告別式。鍛冶さんのご家族には、特に、ミュンヘン留学の際、大変お世話になりました。1981年、秋田大学の時代に、ドイツ留学を企画しました。文部省(当時)の在外研究の枠は、各学部に一つ。10くらいある学科組織(教育学部だった)なので、まわりまわって、私自身の所属する「社会科」には、なかなか来ない。これでは、待っていると年を取ってしまう。そこで、文部省共済から借金をして、大学の給料だけで生活することにした。多分、1月20万円くらいだったろう。共済からの借金は、外国までの旅費、生活費に充てる。翌月から、借金の返済(100万円の50回の分割払い)をする。留学後ではなく、留学中からの返済。多分、我が家計の収入は、多分1月15万円だったろう。給料とは別に、支給される在外研究費は、給料は並行して受け取るのとは大違い。家族を日本において、単身留学の場合は、経済的に心配はないだろうが、私の場合は異なる。友人が月給を送金してくれたT5万円を、妻は、生活費(食費など)5万円、家賃5万円。そして貯蓄5万円に分けたというから驚く。大学のゲストハウスも入れるが、家賃が高い。ほとんど収入は家賃に消えてしまう。ゲストハウスは諦めて、郊外に安い家賃のアパートを借りた。5万円くらいだったろうか。その時に、尽力していただいたのは、鍛冶さん。本当に助かった。鍛冶さんの知り合いの方のアパートを借りた。鍛冶さんは、エンジニアとしてドイツで仕事。奥さんはピアノの勉強をしていたようだ。私のこどもが、4歳と2歳、小さいから助かった。旅行にはあまり行けなかったが、ミュンヘンの郊外なので、ミュンヘンに出るだけで観光になった。アルテピナコテーク(美術館)は、日曜日になると、入館料無料。貧乏生活だったが、楽しかった。ドイツの本を読む生活だが、語学力の不十分さ(特に会話力)は解決しない。とにかく、本でしか触れられない、ドイツの生の生活・空気を吸うことができた。新聞に出ている労働関係の記事を手掛かりに、資料送付の依頼のハガキを出すと、数日で資料が送られてきた。ダイナミックな研究生活とは言えないが、新鮮だった。その後日本で、導入された派遣労働者の派遣事業の実態を知るべく、事務所を訪ねたが、資料を欲しいと言ったが、なかなか通じない。何のためだというので、「研究」(Arbeit)のためと言ったが、相手は、私が「働く(arbeit)」先を探していると思われて、なかなか通じなかった。そんな四面楚歌のような生活で、相談できたのは、鍛冶さん家族。その時、赤ちゃんだったご長男が、喪主を務められている。十分なお返しもせずに、先立たれてしまった。本当に残念。心からご冥福をお祈りしている。
 帰宅してテレビを見ると、アメリカの野球。延長18回まで、大変な野球、6時間を超していただろうか。
 夕方は、福島の教育学部時代の教え子の母上のお通夜。偶然、新聞の訃報欄でみて駆けつける。夫婦とも私のクラス生。仲人を、初めてさせていただいた。双方の家のお茶を混ぜて、飲んだ、結納の会合も懐かしい。彼は、現職の校長先生、彼女は、現職の教師。二人とも60歳を過ぎて、子どもたちの時代へと移りつつある。40歳の大学教師の時に、20歳の彼らは、「先生は私たちの2倍の年」と言われていたが、だんだん、差が近づいてきた。立派に仕事成しとげている。私のせいではないが嬉しい。放送会社に入った娘さん、社会人になったばかりの息子さん。二人で受け付けをしていた。立派に成長しているようだ。葬儀は悲しいが、故人の思いを受け継ぎ、活躍して欲しい。
 帰宅しての夕食は、取り寄せた「だまこもち」。「キリタンポ」より美味しいかな。秋田に住んでいたのは、10年足らずだが、これも家族の思い出、歴史かな。(10/28)


◇ 月曜日。懇親会後に、怪我をされたメンバーは、退院後、お元気で、既にご自宅へ帰られたようです。大事でなく、良かったです。
 月曜日は、毎週、妻のリハビリの日。継続は大変ですが、生真面目に通っています。以前のように、自転車に乗って、買い物にもひとりで行けるといいのですが。自転車は、危ないのかな。先日、同級の方の奥さんが、自転車で転倒し、亡くなったという事件が起きました。50年来連れ添ってきた伴侶を亡くされ、悲嘆にくれていました。zoomで偲ぶ会に参加させていただきましたが、優れた研究者であり、かつ、外国での登山経験もある方でした。高齢になってからは、気を付けて生活が必要です。
 明日は、ミュンヘンでの在外研究の際に、大変お世話になったKさんの告別式です。いろいろお世話になった感謝として、参列します。そして、夕方は、大学の教え子で、仲人をした学生(とはいっても、小学校の校長)の母上のお通夜に参列します。気が重いですが、心からご冥福をお祈りしたいと思います。(10/27)


◇ 日曜日。ゆったりとした日曜日。昨日、入院した知人の様子はどうかと思いつつ、ショートメールで元気な報告があった。ぶつけたところは痛いらしいが、何とか、明日には退院できそう。「どうぞ、これに懲りずに、またお会い出来たらと思います。」と、こちらの心配をかき消すようなメール。周りの人間の責任を解き消してくれるような配慮、本当にいい人だね。
 宮城県知事選挙の投開票の日。現職の村井知事が、6回目の当選を確実にした。(10/26)


◇ 土曜日。今日は、県庁の現旧職員とともに、数年前に委員としてお世話になったメンバーで、昼食を兼ねての懇親会。まず、飯坂温泉の旧堀切亭を見学。何度か来たことはあるが、催し物も変わり、新鮮な印象。友人の書道の先生はいなかったが、彼の作品は、展示されていた。
 市内の有名な料亭での昼食会。いつもは、夕食などの懇親でお邪魔したことはあるが、また、雰囲気は異なる。綺麗で、美味しい和菓子風の創作お菓子。担当課とその委員であるので、数年のお付き合いだが、職員の転勤後も、付き合いが続き、いろいろ、次女の開業のサジェスチョンもいただいた。私が、この備忘録に書いたものを読んでいただいて、関心を持っていただき、励まされたこと、本当に有難い。
 帰り道、お一人が転んで怪我をしてしまったが、みんなで病院に同行。検査の結果、異状はなさそうなので一安心。早く快癒して欲しい。そんな残念なことはあったが、懇談は心温まるものであった。また、そんな機会があるといいなあと思う。私が一番高齢なので、そのためにも、健康でいたい。(10/25)


◇ 木曜日。午前中、妻の歯科通院の送迎。
 昨日から高血圧の薬を増やしたが、わずかながら、血圧は下がり気味。とはいうものの、他の人との比較では、まだまだ高い。朝8時に、164/87。夜の8時の計測では、182/94。まだまだ高いが、少し下がり気味かな。睡眠をしっかりとって、健康な生活をめざさないと。女川の同級生の山田君、釟郎君とグループラインを作った。健康の弱音を吐くと、それぞれ、反応してくれる。二人ともスポーツマンだから、健康の面では叶わない。でも、弱音を聴いてくれるのは有り難い。5人組の、池田君、智明君は、既に他界。もっと話をしたかったが。
 BSで、「戦場のピアニスト」を観て、3時半には、十六沼公園に、愛犬の夕散歩。初対面の方との話も、熊の出没の話。何とか、人間との共生ができればいいのだが。(10/23)


◇ 水曜日。気がついたら週の半ば。月曜日は、妻のリハビリの日。先週、訓練でよろけた様で、余り無理をしないように、気を付けてのリハビリのようだった。火曜日は、zoomで海渡弁護士の「スパイ防止法」の院内での講演を聴く。新政権によって、以前廃案となったスパイ防止法の立法化が、自民・維新政権によって、強行されようとしている。この問題について、憲法塾で取り上げたいが、適切な講師を見つけないと。安閑としておれない。
 今日の水曜日、娘たちから、高血圧が酷いので、病院で臨時にせよ診察を受けるように諭され、朝一番でわたり病院へ。3週間前から、血圧の薬を朝食後から夕食後に変えて、朝一番の血圧の高さに対処しようとしてきた。しかし、なかなか下がらない、200を超すようなことがしばしばある。主治医に、相談して、高血圧の薬を、新たに1錠追加してもらった。以前に飲んでいた、アムロジピンである。長女がいうには、何種類も血圧の薬を飲んでいる人もいるらしいので、そういうことはあるらしい。ひとまず、5週間後の診察までの間、服用して、改善されればいいのだが。自分の力で、何とか正常化できるように生活を正さないと。
 帰宅後、学習協の東北北海道ブロックの会議にオンライン参加。過去の経緯があるので、なかなか県内を組織化できない。どこかツボを見つけないと、進まない。(10/22)


◇ 日曜日。土曜・日曜は、大人しく自宅で過ごしていた。血圧が高めなので、薬を飲む時間や計測する時間を変えて、測っていたが、異常に高い血圧に比して、少し低め。しかし、高血圧であることは変わりがない。まずは、睡眠不足を避けるよう、できるだけ睡眠を多くしようと努力しているが、そう簡単ではない。8週間毎の診察なので、改善の様子がなければ、早めに行って相談してみよう。
 自民党の総裁選挙は終わったが、国会での過半数を取れないというので、公明党が抜けた分、多数派工作が毎日のニュース。自民と維新の連立になりそうだが、これでも少し足りない。火曜日に、首班指名するようだが、なにか、政策論議というよりも、数合わせに終始しているようで、余り見映えが良くない。(10/19)


◇ 金曜日。午後、九条の碑を持っている団体の全国交流集会を、YouTubeで観ることができた。我々も、来年の5月3日を目標に、建立のための運動を開始した。全国の経験は、多様な経験で、その運動の先進性を感ずる。東北では、宮城に初めて九条の碑ができたが、それに見習って、福島でも始まった。平和を愛する市民に愛される九条の碑を建立したい。
 国会では、まだ、首相選出のための国会が開けないでいる。自民公明の政権から、公明が離脱して、過半数を取れない状況。自民と維新の会が、共同するようで、平和を保持する点で、最も危うい。2名の少なさを参政党が組するのだろうか。厳しい状況。平和を保持する勢力の大同団結で、平和を守らないと。(10/17)


◇ 木曜日。隣家の解体工事は進んでいる。1階分は終了し、2階の解体にかかっている。半分は終了した。私の机から窓越しに、隣家の隣の二階が見える。隠されていたものが見えてくることもあるのだ。あまり身近に感じたことはなかったが、一つの解体が、突然視野を広げることもあるのだなと思う。
 最高気温が20度を切った。肌寒い。風邪気味なのか、少し寒い。暗く成る直前に、十六沼に夕散歩。暮れかかってはいるが、犬を散歩させる人は少ない。近くに熊の出没情報が出ているせいか。互いの棲み分けができて、そこにいる限り、危害は加えられないように、なって欲しい。(10/16)


◇ 水曜日。隣家は、残念ながら、ご夫婦お二人とも亡くなって、しばらく空き家の状態。娘さんの一人が、勤めを定年退職になったとのことで、お二人で戻って来ることになったらしい。2階建ての家屋を解体して、その敷地に平屋の新築の家屋を建てるらしい。その解体工事が、始まった。私の机の前の窓から、解体用の重機が、左右に振れて、こちらに来るのではないかと、少々、ビクビク。机の前の窓から、機械が動くので落ち着かない。
 町内会でも、高齢化の中で、空き家が増えた。老夫婦二人が多いが、お一人が亡くなると、残った配偶者は、元気に一人住まいをしているが、具合が悪くなると、長期の入院、そして高齢者施設に入る。高齢者施設に入ると、また戻ってくるのは難しく、結局は、空き家になってしまう。明日は我が身だが、いろいろ覚悟しなければならないだろう。43年は、長い。子どもたちが、幼稚園、小学校、中学校、高等学校に通学しているうちは、賑やかな雰囲気で、大きすぎる自宅も、何とか塞がれていた。しかし、大学進学を契機に、物は残っているが、人は高齢者2人のみ。便利な2階も、妻は、ほとんど使わなくなる。
 目の前で、物理的に解体される我が家と同じ年数の家を観ると複雑な気持ち。堀一つ離れた隣家も、残された奥様が施設に入り、結局、解体して、新たな家族が住むようになった。我が家も、いつか(それほど長期ではなく)、決断をせざるを得ないだろう。隣家の解体作業を観ながら、我が家の将来像を想像する。半世紀も、我々家族を守ってくれた家屋、感謝して、残されて日々を、大事に使わせてもらうことになる。ありがとう。(10/15)


◇ 火曜日。次女とももちゃんは、動物病院へ。ワクチン接種。その後、次女は歯科へ。私は、午後からフォーラム福島で映画鑑賞。「『知事抹殺』の真実」。福島県知事の佐藤栄佐久氏が、弟の会社の土地の売買をめぐり、知事の地位を利用し、業者に圧力をかけたことを収賄罪とした事件。収賄の額は0円と言うこと。この逮捕を契機に、県知事を辞任。かなり訴訟としては難しい事件。原発のトラブルに、クレームを発し、原発の安全性に注文を付けていた。辞任は2006年9月だが、佐藤栄佐久氏が知事を継続していたら、2011年の原発事故は起きなかったのではないかとの論が強い。震災後の原発廃棄の集会等では、壇上から、訴えていた。
 全国の大学長の会議の際、バスの隣に座った原発立地県にある国立大学の学長(全国の原発関係の会議で栄佐久氏と同席していたらしい)との話のなかで、栄佐久氏が、会議でかなりきつい追及をしていたらしく、そのことで、彼の知事時代の原発批判が鋭いものであったことが推測できる。佐藤知事は、今年の3月85歳で亡くなったが、今回の上映は追悼週間と名付けており、映画の観客も多い。福島県の知事としては、筋の入った知事。
 彼は、道州制などにも反対しており、平成の合併にも批判的だった。私も、学部長時代に、県の幹部から、合併を検討する審議会を頼まれたが、私は、一般的に、平成の合併は反対である旨話したが、佐藤知事も反対であるということで、協力して委員を引き受けた。その結果か、宮城県が35市町村までまとまったが、福島県は59市町村にとどまった。それでも合併推進派と言われたが・・・。
 今日は、秋の到来のように肌寒い。最高気温が17℃、最低15℃。寒さが身に染みるが、飯坂温泉の聚楽の立体駐車場には、熊が入り込み、一晩、滞在して摺上川に逃げていったようだ。いつものももちゃんの散歩コースの一つ。安全を最優先だね。(10/14)


◇ 月曜日だが祝日(スポーツの日)。以前は、確か「体育の日だった」。1964年の東京オリンピックの開会式の日。晴天の日になって欲しいので、晴天率の高い日を選択したようだ。それをきっかけに「体育の日」ということになった。そして「スポーツの日」。運動会などを行うところが多い。
 祝日に関係なく、妻のリハビリのための日。いつも迎えの車まで送るので、今日は、いいよというので自粛。迎えの職員に、夫が具合会悪いのかと聞かれたらしい。というのも、9月1日に、私が具合悪くなり、リハビリの場所の妻に連絡したので、前歴がある。ところが、少し無理したのか、途中で止めなければならなかったらしい。無理はいけない。最後まで、行い戻ってきたが、少しショックだったかも。大事を取らないと。
 午後は、祝日・休日なので、ももちゃんも含めて、まったりしていた。ももちゃんのシャンプーの日。朝日の仙台の新聞記者から、女川の浜の復興計画での高台移転が、県の示す集約しないで、各浜の高台になった経緯の質問あり。竹浦あたりの復興の調査をしてはどうかとサジェストしたが、そのうちに、福島に来るだろう。14年も経つと、記憶も薄れ、また資料も散逸している。せめて資料の整理をしようかな。(10/13)


◇ 日曜日。ももちゃんが朝から来ていて賑やかな日曜日。私は、午後から「戦後80年企画・神田香織講談」「はだしのゲン‐総集編ー」<踏まれても麦のように生きろ、ゲン!>に参加。神田香織講談を聴く会の主催。神田香織の講談は、いつも、連帯の挨拶を求められ、呼ばれた集会で出されるが、いつも挨拶で帰って来るので、初めての直接聴いた。漫画中沢啓治著「はだしのゲン」は、以前、読んで大きな感動を受けた本。最近は、公的機関に置くことを断られることが話題になるが、これもまた、新しい「戦争前夜」と言われる、現在の情勢の反映かも。それだけに、講談の形であれ、聴く機会は重要。新しい「福島市市民センター大ホール」に200名ほどの参加者、ホール一杯である。漫画のような絵で伝えるものと異なり、講談のような話として伝えるのは難しいとは思ったが、なかなか迫力のある講談であった。
 講談終了後、「戦後80年、あるべき未来像について希望を語る」として、神田氏をハシリテーターに、原水協事務局長、憲法をいかす福島県民の会呼びかけ人代表、学生をパネリストとしてのパネルディスカッションを通じて、現在の段階での核兵器廃絶の意義など、有意義な討論がなされた。日曜日の午後、平和をねがう有意義な集会だった。(10/12)


◇ 土曜日。午前中から会議。いままでのNPO法人を解消し、一般団体になった「松川運動記念会」の幹事会に参加。10時開始で正午まで。松川事件の経験を大切にして、長く、生き続けて欲しい。
 だいぶ寒くなってきた、一枚多く羽織る。暑いのも閉口したが、寒さが近づいてきたのかな。健康に留意して、インフルエンザにかからないようにしたいものだ。(10/11)


◇ 木曜日。昨日の水曜日は、次女の夜勤のため、ももちゃんはJB民宿。昨日は、妻の歯科送迎。愛犬の十六沼への夕散歩。
 今日は、早朝5時からの愛犬散歩。久しぶりの笹谷界隈。久しぶりの笹谷散歩かな。飯坂とも異なるようだ。午前中は、妻のクリニック送迎。市民検診で要検査になり、その結果を聴きに行く。娘たちもいろいろ心配していたが、何とか、悪いものでもなさそう。昼休みの街頭宣伝に行く予定だったが、時間のやりくりがつかず欠席。午後から、学習協の会員研究会をzoomで視聴。労働者教育協会会長の五十嵐仁先生(法政大学名誉教授)の講演。「歴史的岐路における統一戦線運動の課題」。最近の自民党の総裁選挙の話、そして今後の国会での首班指名をめぐる動向。4時50分からのフォーラム福島で映画を観に行く。「宝島」。沖縄の実情、いつも胸が痛む。安保体制の中で、日本の負担を沖縄に押し付けている。このようなブロック軍事体制が、戦争の原因。早期に解消すべきだが。解消しないで、沖縄に押し付けている。8時10分までの3時間20分の映画だが、観客は我ひとり。1100円で、独り占め。「国宝」の方に観客は回っているようだ。支配人の阿部さんと立ち話。よい映画を宣伝して、多くの人と見たいものだ。(10/9)


◇ 火曜日。テレビは、朝から自民党新総裁(高市氏)をめぐり、自民党内の執行部の組織。幹事長は鈴木俊一氏、副総裁に麻生太郎等によってなる。麻生派の意向が、かなり色濃い。麻生太郎が動かすような感じ。連立政権問題が、大きく動きそう。自公政権の公明が離脱するか、国民民主党との連立が、かなり色濃く出てきそう。それは、労働組合・連合との関係に影響する。参政党、維新との関係がどうなるか。立憲と共産の共闘が重要になってくる。いずれにしろ、憲法改悪が急ピッチに推し進められるだろう。正念場だ。
 ノーベル生理学・医学賞に、坂口志文氏。京都大学医学部卒で、大阪大学の特別教授。成果が出ることが発揮ししているのではないので、大変な努力の結果だろう。久しぶりの明るい話題。後続の若い研究者の道を拡げるようになればいい。(10/7)


◇ 月曜日。妻は、リハビリの日。12時過ぎまで、ガッチリ運動をしてきたみたい。代休の次女は、開業の打ち合わせ。すべてを一人で行わなければならないので大変だ。午前中は、ももちゃんと私の二人(?)の留守番。隣の家は、解体して、新しい家を建築するというので、工事関係者が入っている。隣のご夫婦は、我々がここに転居して以来のお付き合い、しかし、ご主人も奥さんも、施設で入居して、そこで亡くなった。しばらく空き家だったが、娘さんが東京から転居して、その土地に新築するという。親の家が、子どもに承継されるということで、ホッとする。隣のご主人も、奥さんも喜んでいるだろう。わが身はどうなるか、ちょっと考えてしまう。
 午後、九条の会の事務局会議。先月は入院のため欠席したが、九条の碑建立、東北の交流会等、課題は多い。(10/6)


◇ 日曜日。12月から次女が開業するクリニックの新しい職員さんたちとの打ち合わせ。皆さん、転職組なので、ベテランだというが、みんな一斉に開始するので、何かと気が使うようだ。すでに出来上がっているところだと、そこに慣れる、漸次的に改善することもありうるが、よーいドンでの出発、気を遣うようだ。話し合いを密にして、目的を共有して、進むしかないね。
 福島ユナイテッド、コバルトーレ女川のサッカーの試合。リーグは異なるが、福島は勝ち、女川も勝つ。福島はJ3の11位、8位にならないとJ2への切符を獲得する試合に入れない。なかなか調子がいいので、実現するかもしれない。女川は社会人の優勝で、その上、JFLが待っている。プロ野球楽天は、オリックスに延長で敗北、4位が確定。岡島の引退セレモニーを観たが、あの日本一を再度、実現して欲しい。(10/5)


◇ 土曜日。朝、5時に、ももちゃんと朝の散歩。久しぶりの朝散歩。笹谷の周辺を回る。信陵支所でまったりして、住宅建築が進む、支所の隣のメイプルタウン住宅を通って、帰宅。もう2か月もすると、ここのクリニックが開院する。待ち遠しい。確か、140戸の住宅団地というので、賑やかになるだろう。
 午後、なんとなく、自民党の総裁選挙のテレビ中継を観る。予想通り、小泉と高市の決選投票。結果的に高市氏の勝利。新総裁は高市氏。初の女性総裁、そして初の女性首相になるのだろう。高市氏の有利な党員票の動向を、議員は尊重しようという麻生などの動きもあり、小泉以外の3人の候補者の支援議員は、高市に集められたようだ。靖国問題並びに、憲法改正等、右派色の強い議員なので、ますます日本の政治は、右向きが強まるだろう。早速、参政党が、近い考えと秋波を送っている。参政、国民民主党、維新など憲法を改正しようとする勢力との協働が強化されそうだ。靖国などで、中国や韓国などの反発も強くなるだろう。憲法9条を守る運動を強化しなければならないだろう。
 袴田事件を取り上げたNHK「新プロジェクトX」完結編はよかった。(10/4)


◇ 金曜日。次女が宿直なので、ももちゃんはJB民宿。十六沼に夕散歩。だいぶ涼しくなったので、散歩も気持ちがいい。(10/3)


◇ 木曜日。午前中、妻の大原病院通院の送迎。整形外科関連。昼頃、迎えの車。帰りに買い物をして、帰宅は12時過ぎ。
 ふくしま復興支援フォーラムの第250回のお知らせを送る。宮城の原発反対運動の中心の人を呼ぶ。福島の被害の故に、他の原発の再稼働にブレーキをかけられたらと思ったが、そうは行っていない。参政党の幹部が、日本も核兵器を持った方がいいのではという議論が公然と出される時代になった。弱者を犠牲にしても、居直りの政策が活発に出される。危険な兆候。
 クリニックの立ち上げで、いろいろと大変なようだ。新しい出発は、何ごとも大変だろうが、何とか着実なスタートを切れたらと思う。
 4時過ぎに十六沼に夕散歩。元気に歩いたせいか、帰宅後、疲れが出たみたい。眠い中、ようやく、飯坂に帰る。(10/2)


◇ 水曜日。今日から10月。8週間ぶりにかかりつけの「わたり病院」へ。循環器と糖尿病の診療科で、それぞれ診察を受ける。この間、9日間、大腸出血で入院。かかっているのはその病気ではない。現在は、朝食後7錠の薬(高血圧を含む)を飲んでいるが、朝の血圧が高いので、循環器関係の薬(5錠)は、夕食後に飲んで、朝の血圧を抑えることになった。朝食後の薬は一包化しているのだが、今度は、朝食後と夕食後の一包化をしてもらうことになった。最近、飲み忘れることがあるので、緊張して薬を飲むことにしよう。  昨夜のフォーラムの感想文等をブログにまとめて、参加者にお知らせした。取り上げるべき課題が多く、どのように収束させるか頭が痛い。(10/1)


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